2021年6月の記事一覧
【中学校】2学年「未来創造学」の一コマ(6/24)
中学2年生は、「双葉どうでしょう?」をテーマに、オリジナルの「探究テーマ」を「探究」しています。他者・社会にとって価値ある「ふたばの良さ」に着目し、誰に・どのように・何を発信するか探究し、企画にまとめていく段階です。
図書室では、文献を検索する生徒、司書さんに相談する生徒、黙々と文献を読む様子がありました。
また、タブレットを使って、地域の情報を入手。あるいは、高校生も含めた先輩方の探究(先行研究)を検索する姿もありました。
自力で探究テーマを探究していますが、やっぱり心強いのは、先生やカタリバの皆さんが側にいてくれるということのようです。個別に相談して、自分の探究の方向性を確認する場面を多く見かけました。先輩方の実践をベースにするのもいいでしょう。新たなことにチャレンジすることもいいでしょう。思い切り悩み、考えていきましょう!
【中学・高校】ふるさとの川の水質理解(6/12実施)
NPO法人浅見川ゆめ会議の皆さんにお声掛けをいただき、広野町を流れる浅見川・北迫川・折木川の水質調査に、本校中学生と高校生が参加させていただきました。週末は帰省することが多い寮生ですが、事前に自宅から網や長靴を持参して、この日を楽しみにしていました。
透明度や水質の測定、水生生物の調査では、ヤツメウナギやカジカ、ヤゴを採取して、観察を行いました。調査結果の意見交換も貴重な学びの場となりました。参加した生徒たちは、「とにかく水がきれい!という印象。」「思ったよりも水生生物もたくさんいて、食物連鎖がうまく循環していると感じました。」「きのこ汁、ごちそうさまでした。」
全国から通ってくる本校生にとって、地域の皆さんとの交流は本当に心の栄養です。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。生徒たちは、現在暮らしている「ふるさと」の活動にも貢献したいと意欲満々、笑顔で活動を終えました。
【中学校・入学案内】中学校説明会はじまりました!(6/22)
今年度も小学5・6年生を対象にした「中学校説明会」を県内各地で実施します。6月22日(火)、まず相双地区で実施しました。ご参会の皆様、ありがとうございました。
本校の教育活動の概要や入学者選抜のスケジュールについて丁寧に説明して参ります。
事前の参加申込みは終了しましたが、受付は継続しています。事前に電話にて連絡をお寄せください。
【中学・高校】避難訓練の実施(6/11実施)
高校の前期中間考査の終了に合わせて、避難訓練を実施しました。今回は、大規模な地震の後、火災発生という想定でした。まずは、安全確保行動訓練。職員室でも緊張感をもって机の下で安全確保、同時に通報訓練を行いました。
次に調理室からの出火。初期消火に失敗し、校庭への避難となりました。 校舎内は早歩き、外に出てから走って約束の場所に集合、人員確認・報告と進み、昨年よりも早く避難を完了することができました。
校長講話では、改めて東日本大震災と原発事故の経験に触れ、いつ起こるか分からない災害に対する心構えと行動の仕方、自助とともに共助の取組について再確認しました。また、本校開校までの経緯を再確認し、建学の精神「変革者」を志す日々の生活・学習であるよう、学園全体で思いを一にしました。
【中学校】前期中間考査!
6月17日(木)中学校では前期中間考査が実施されました。
1年生にとっては、中学生として初の考査。少し緊張した様子で登校してきました。
2・3年生は準備万端といった表情で登校です。(中には不安げな表情の生徒もいたようですが…)
前日まで授業時間はもちろんのこと、休み時間や放課後の時間も使いながら、学習に取り組んできました。
その成果を発揮すべく、全力で考査に向かっていきます。
5科目の試験が終了すると、生徒からは「疲れた~。」「終わった~。」という言葉が漏れます。
しかし、時間がたつと「あの問題ってこう解くんだよね?」「いやいやこう解けばいいんだよ。」とさっそく反省会が始まります。テストをただ受けるのではなく、次に向けての一歩が踏み出されています。素晴らしいですね!
テストが返却されると点数に目がいきがちですが、大事なことは自分の「現在地」を理解することです。何ができて、何ができていないか。自分と対話をしていきましょう。
生徒の皆さん、前期中間考査お疲れさまでした。
【商業】道の駅ならはで実習しました。
令和3年6月16日(水)
道の駅ならはでの実習です。
平日の午前中は、人の出入りは少ないです。
時間があるときは、形もアレンジしています。
屋外でのお声かけ。
わたあめもレベルアップしてきました。
館内放送で、呼び込み。
実習終了前には、道の駅への納品作業を行います。
品だし中。
【商業】日曜カフェcha茶chaで実習しました。
令和3年6月13日(日)
富岡町の日曜カフェcha茶chaでの実習です。
まずは、広野町の直売所のらっこに納品です。
続いて、道の駅ならはへ納品です。
浜通りの高校生ブースをよろしくお願いいたします。。
開店準備。
のぼりを出したらオープンです。
まだまだ、わたあめは知名度が低いです。
先輩方の商品販売で、活動資金を調達しています。
最近、レジ袋を辞退する方が増えました。
このカフェですること。さくらタピオカ。
どうぞ、さくらタピオカです。
うわさを聞きつけて、子供たちがやってきました。
カラフルなわたあめが人気でした。
ここだけの話。「とみっぴーは、わたあめが大好きなんだって。」
【中学校】本日の給食メニューは?(6/11)
今日の献立は、昨年、ふくしまっ子ごはんコンテストで最終審査まで進出して入賞した、中学3年の古山くんが考案したメニューが登場しました。
古山くん、お昼の放送にも出演。いつも以上にニッコリ笑顔。「おばあちゃんのトマトハンバーグ」の再現に見事成功した栄養教諭の水口先生も大満足の様子。
今年も古山くんに続くメニューが開発されることを期待しています。にしても、生徒が編み出したメニューを給食に出してしまう水口先生の熱意にも感謝です。
【商業】わたあめを校内で販売しました。
令和3年6月11日(金)
校内で、わたあめの広報活動です。
練習するだけでは、ビジネスに繋がらない。
ビジネスになることで、社会問題の解決をしよう。
みんなに知ってもらうこと。はじめの一歩。
。
練習もかねてます。
放課後は、億プロのMTGです。
【中学校】6/10(木)未来創造学
高校生は考査期間中。午前中は試験に取り組み、午後は学校や自宅で勉強に全力で取り組んでいます。普段の学校よりも、少し静かな一日になっています。
そんな中、中学生は午後まで授業に取り組んでいます。校舎全体に生徒のエネルギーが響き渡ります。
午後の授業は「未来創造学」です。
1年生は質問力を高めるためのプログラム、「他己紹介」です。ペアになった生徒の趣味や好きな教科などを聞き出し、まるでの自分の事のように紹介しています。
ユーモアにあふれる紹介に、教室は大盛り上がりです。生徒の中には、「そんなことまで聞き出したのか」と先生方が驚かされるような紹介も!生徒の質問する力、表現する力に脱帽です。
2年生は次回のFW(フィールドワーク)に備え、探究について再検討中!
友だちや先生方と話し合いながら、自分の疑問を深めていきます。高校の先生方、NPOカタリバさんも強力なバックアップ!生徒達は疑問がさらに深まり、探究の世界にどっぷりとつかっています。
授業が終わり、一人の生徒が「先生見て下さい!こんなに自分の考えが深まりました!」と笑顔で報告に!
疑問が疑問をよび、自分の知識や体験と結びつき、また新たな疑問や発見につながっています!素晴らしい!
3年生は、今までの探究をまとめていきます。6月下旬には、探究の発表会の予定も!自分の探究を言葉やポスターなど、様々な「見える表現」に変えていきます。
中には、学校を飛び出し探究に取り組む生徒の姿が!
ここにはどんな生き物が?
これは……ドジョウでしょうか!?
ここから、どんな探究活動が繰り広げられていくのか楽しみです!
さて、いよいよ前期中間考査まで1週間となりました。放課後は、教室や地域協働スペース、図書館で勉強に取り組む生徒が増えてきました。探究と同じように、勉強も「なぜ」や「どうして」という疑問を大事に取り組んでいきましょう!
【中学・高校】プール清掃(6/9)
本校のプールは見る角度によって印象が変わります。西側から見れば、巨大なアリーナや校舎に囲まれた「都市型プール」、東側から見れば「森に沈むプール」といった感じでしょうか。
今年も水泳の授業に備え、プール清掃を行いました。7日(月)から排水作業をはじめ、今日は、中高の保健体育科教員が中心となって、1日がかりでピカピカに磨き上げました。
そんな様子を眺めていた生徒たちは、プールの季節になったか!と楽しみな様子。でも、その前に前期中間考査が...。高校生は考査の真っ最中。中学校は来週です。しっかりやりきって参ります。
【福祉】平支援学校との交流会
6月2日(水)、福島県立平支援学校高等部1~3学年生徒19名と本校スペシャリスト系列3年次生10名による交流会が行わました。
今年度は、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、オンラインでの実施となりました。
交流会の中では、一人ひとりの自己紹介や、それぞれの学校の生徒企画の発表、交流ダンスなどの活動が行われました。
交流会終了後には、「直接会って交流したかった。」、「クイズに当たって喜んでいる姿が見られて、嬉しかった。」、「楽しい雰囲気で交流することができて良かった。」などの感想が聞かれました。
直接の交流をすることができなかったことは残念でしたが、今回の交流をとおしてそれぞれの生徒が感じた相互理解のこころを、今後の学習でさらに深めていきたいと思います。
〇交流記念品『ボンボン飾り』を手作りして、プレゼント。当日は、平支援学校の生徒も、喜んで着けてくれていました。
〇平支援学校企画『学校紹介クイズ』 学校のつくりの違いに、驚きの連続でした。
〇本校生徒企画『イントロクイズ』 平支援学校の生徒の皆さんに喜んでもらえる曲を選んだ甲斐もあって、イントロに耳を澄ませて、真剣に答えてくれていました。
〇交流ダンス『パプリカ』 モニター越しではありましたが、ダンスをとおして同じ時を共有している感覚を味わうことができました。
【中学校】2年理科 水の電気分解(6/7)
「水を熱すると水蒸気になるけど、電気を通すとどうなる?」とのテーマの下、「水の電気分解」の実験を行っていました。水に電気を通しやすくするために、水酸化ナトリウムを扱うので、安全第一!
実験を進めていくと泡=気体が発生。「-極の方がジュワジュワって感じで、+局は泡立つって感じ」「これって水素じゃないか?」「水素って言ったら今話題の水素エンジンか?」等の会話が聞こえてきました。
「-極の方の気体の量が多いよね」「それ、いい気づきだね」(個人的に、「プーさんスイマー」と教わったことを思い出しました)
2年生の理科は、高校の先生が担当しています。本校では、理科以外でも高校の先生が中学校の授業を担当しています。高校先生方も中学生と授業ができることを楽しみにしていて、今日の実験ではもう一人の高校の先生が授業に入ってくれました。
「そう言えば、水素って爆発するよね!」「大丈夫なの?」と言いつつ、机の上に置かれたマッチをジーッと見つめる生徒。この後、どのような展開を迎えたのでしょうか?
【中学校】2学年・リーダー学の開催(6/5)
「変革者から学ぶ」をテーマに実施している本校のリーダー学。今年度第1回目は、ふたばの教育復興応援団の小泉進次郎環境大臣兼内閣府特命担当大臣(原子力防災)を講師にお招きし、オンラインで開催しました。
内容は2部構成で行われました。1部では、小泉大臣からリーダー像についてご講演をいただきました。ご自身の人生経験を話される中で、自分で自分の人生を決めていくことの大切さ、リーダーシップとフォロワーシップの関係性について熱く、かつ具体的な事例を提示しながらお話しくださいました。生徒のメモを見ると、「リーダー学を学ぶとは、リーダーになるために必要なことを学ぶのではなく、リーダーはどうやって成り立っているのかを学ぶこと!」を強調している様子もうかがえました。
講演後、生徒たちは、2部で行う哲学対話に向けて、1組・2組に分かれて「問い」出しを行いました。写真を見ても分かるように、問いがあふれ出てくる状態に。何とかまとまった「問い」を小泉大臣に提案して、2部の哲学対話へと進んでいきました。
今回、見出された問いは、「周りから理解されなくても、恐れずに自己決定をするにはどうしたらいいか?」でした。この問いには小泉大臣も「深い問いだ!」と感嘆の声が。その後60分間、対話を行いました。
本校の哲学対話は、時間内で腑に落ちる・納得!という顛末を迎えることは滅多になく、今回も悶々とした雰囲気でお時間となりました。中には、腕組みをして考え込む姿、もっと時間があれば...と悔やむ姿も。まさに、小泉大臣が最後にお話しされた「一番怖いことは、自分が決めた人生でない人生を歩んでいること。自分の人生を自分の中で探究し続けていって欲しい」の言葉通りの姿がありました。
また、はじめは「小泉大臣」と言っていた生徒たち、いつの間にか「小泉さん」へ。それも小泉大臣の人柄なのでしょうか。有意義な時間を共有することができました。
【中学校】演劇ワークショップ(6/4)
新型コロナウイルスに関連して、学校の行動基準がレベル1への移行期間となったことを踏まえ、感染症対策に留意しながら、1・2学年で、演劇ワークショップを実施しました。講師の先生とはオンラインでつないで指導をいただきました。
今日の1年生は、生徒主体のシナリオづくりで進められ、制限時間をフルに使い、自分たちで考えたシチュエーションと配役、台詞づくり、そして練習と熱心に活動していきました。
発表では、会場全体があたたかい雰囲気で囲まれていたことが印象的でした。発表前の緊張感、ハプニングを乗り越えての本番の演技、発表後のホッとした表情ややりきった表情。他の班の発表を見て、自分たちの班の発表を修正する様子、表現するって難しいよねと言いつつあそこはこうすればよかったよねと批評する様子、仲間の意外な才能に驚く様子...。毎回、観ていて飽きない演劇ワークショップは、今回も健在でした。
本校の演劇ワークショップは、はじめからつくり込まれた台本を演じる演劇ではなく、ある条件から協働で創り上げていく演劇です。活動の結果も大事ですが、むしろ演じるまでの過程に、他者理解や自己理解について大きな意味があると考えています。そのことを生徒たちとも共有しながら、次回、さらに有意義なワークショップを実施して参ります。
【商業】富岡町の玉ねぎ収穫!浜の輝
令和3年6月4日(金)
JAさんの玉ねぎ選果場を見学しました。
玉ねぎの状態で品質も違うことを知りました。
外は雨風がすごいです。せっかくの手作り防災カッパも使えませんでした。
震災後に帰還した農家さんからお話を伺いました。
なぜ玉ねぎなのか?
玉ねぎ畑で説明を受けました。
雨のため、機械ではなく手作業で収穫しました。
根切りも一緒に行いました。
この玉ねぎをどうやったら多くの人に伝えられるでしょうか?
【中学校】前期中間考査に向けて(6/3)
昨日に引き続き、相双地区中体連総合大会へソフトテニス部・卓球部が出場しました。その様子は後日お知らせします。
学校は中体連総合大会に伴い、3校時までの授業・午前中で下校となりました。そんな中、学校に残って学習に取り組む生徒の姿が!
地域協働スペースで、前期中間考査に向けて自主的に学習に取り組んでいます。地域協働スペースでは、常駐している「NPOカタリバ」さんが質問に対して優しく丁寧にアドバイスをしてくれます。頼りになります。生徒は安心して意欲的に学習に取り組んでいます。
前期中間考査は6月17日(木)・2週間後です。計画的に学習に取り組み、満足できる成績を目指そう!
【商業】防災カッパづくり
令和3年6月3日(木)
プラスチックは必要か不要か?
震災後にプラスチック製品はどのように活用されたのか?
今回は、防災カッパを作成します。
あの当時は、小学2年生でした。
つくってもらった世代から、作ってあげられる世代へ。
【中学校】English Day スタート!(6/2)
今日から、相双地区中体連総合大会がスタート!ソフトテニス部と卓球部が出場します。その様子は後日お知らせします。
学校では、中学校生徒会が提案した「English Day」がスタートしました。この取組は、生徒会役員選挙の折、とある立候補者の公約として提案され、生徒会執行部で計画を練り上げて実現しました。「これから英語は大事になっていく。もっと日常的に英語を使って、英語力を高めていきましょう!」との志のもと、毎週水曜日に実施していきます。
実は、以前から、毎週水曜日の放課後、本校のALT2名が地域協働スペースで英会話教室を開いていました。ALTは本当に熱心に、そして丁寧に英語を教えてくれています。
気がつけば、校舎内の至る所に英語表示が設置されていたり、短学活では進行表が英語になっていたりと、周到な準備の様子が見て取れました。
職員室に入る際、調べてきたのでしょう、メモを手にして「Excuse me.I'm ~.」と入室する姿があり、応対した教員の方が慌てる姿が印象的でした。
また、ある学級の担任Nは、短学活で、英語で必死に話をしようとしていたのですが、自然とジェスチャーが表出し始め、最後はオーバーリアクションばかりが目立っていました。「やっぱり英語はリアクションだよね!」。決して言い訳ではありません!
本校の人材育成要件・ルーブリックにおける評価項目に「英語活用力」があります。例年、この項目の数値が低い傾向があります。こういった取組が、英語に親しみを感じ、チャレンジする意欲の向上につながっていくことを期待します。N先生の成長とともに、今後の活動が楽しみです!
【商業】有機JASのゆず剪定 校内のみかんも剪定しました。
令和3年6月2日(水)
楢葉町のゆず農家松本さんのゆずの剪定に伺いました。
いつもは収穫だけですが、初めてユズの花を見ることが出来ました。
松本さんのゆずは有機JASに認定されました。
ユズの葉は、特徴がありますね。
農家さんとの交流が増えるたびに、収穫する果実への思いも増えていきます。
ひとつひとつ実現していきます。
学んだことを、学校のみかんの木で実践しました。
摘果することで、おいしいミカンが実ります。