男子サッカー部 イギリス・マンチェスター研修 4日目(令和6年度福島県双葉地区教育構想国際人材育成プラン スポーツ交流)
2025年2月18日 06時55分
研修4日目は、いよいよ待ちに待ったチームトレーニングのスタート。朝8時過ぎに練習場へ移動開始。
今回の研修での移動はほとんどがトラムを利用。路線図もしっかり把握し、目的までの移動もだいぶ様になってきました。
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チームトレーニングでお世話になるのはオールダムAFC。
オールダムAFCは、1895年に設立されたマンチェスターオールダム地区を本拠地とする歴史あるクラブチーム。
1910年代から1920年代前半まではトップディビジョンに定着し1914-15シーズンにはクラブ史上最高成績となる2位を記録するが、1923年に降格してからは長らくトップディビジョンの舞台からは遠ざかってしまいました。 1989-90シーズンにFAカップでベスト4、リーグカップで準優勝。その翌シーズンとなる1990-91シーズンにはセカンドディビジョンで優勝し、68年ぶりとなるトップディビジョン復帰を果たしたが、3年後、プレミアリーグが開幕して2年目の1993-94シーズンに降格。それ以降はトップディビジョンへの復帰は果たせていません。
2022-23シーズンはナショナルリーグ(5部相当)に所属。
ユースチームは4部降格から3年を経過したため、プロアカデミーというステータスが剥奪されて、ディベロップメントという育成組織という位置付けになっており、今年は昨年アカデミー生として入った選手と昨年と今年にディベロップメント生として入った選手のミックスのチームになっている。
5部所属とは思えない所有のスタジアムに驚きを隠せず、プロフェッショナルなチームであることが理解できました
午前は、ユースチームにディベロップメント生として所属するためのトライアウトに参加させてもらいトレーニングをし、午後には、U-18チームのトレーニングに参加しました。3人は、トライアウトでは周囲のなんとしても選ばれようとする強い意志のプレーを感じ、U-18のトレーニングでは強度、スピード、コンタクトスキルを体感しながらも自分自身のプレーを積極的に表現しようとトライしていました。
コーチ陣に3人「Good player」とのお褒めの言葉をいただき、明日トライすることを整理していました。
トレーニング終了後は、世界のトップレベルのスポーツ環境・トレーニング環境の視察としてマンシチェスターシティのホームスタジアムであるエティハド・スタジアム内を見学。
映像でしか見たことがないスタジアム内一つ一つの部屋などを興奮しながら見学しました。
本日も、充実した研修ができただけにとどまらず、明日への課題をしっかり把握することができました。
【選手コメント】
・今日、オールダムのトレーニングに参加させてもらって、海外の選手は体が大きく、足も速くて、フィジカルベースが日本人より高いと感じました。その中でシンプルにプレーして少し手応えもあったのでよかったです。コミュニケーションの部分で難しいところがあるので理解できるようにがんばりたいです。
・昨日初めてトレーニングに参加してみてやっぱり海外の選手はみんなフィジカルのベースが高くスピードもパワーも全然違うと感じました。そして1番難しかったのはコミュニケーションで、理解するのも伝えるのも難しかったです。これからもっとコミュニケーションのところを頑張りたいです。
・海外の人達が集まる集団の中で自分が初めて練習参加という立場で参加させてもらって1番に感じたことはフィジカル的な部分です。その中で自分は消極的になってしまって自分のポジションでチャレンジすることができなかったり、コミュニケーションをとれていなかったりしてしまっていたので、次のトレーニングからはこの集団の中でもチャレンジして自分のプレーに自信を持てるように頑張りたいです。