野球部紹介

「個」を生かすことを第一に、自主性・協調性を育て、人間的な強さを身に付けることを目指します。また、野球を深く知り、野球を通して身に付けた力で地域に貢献できる人になることを目指します。3度甲子園に出場している双葉高校を始めとした野球が盛んな双葉地域の復興を目指して頑張っています。

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野球部活動報告

【野球部】大会結果報告【第76回春季東北地区高等学校野球福島県大会】

2024年5月24日 12時00分

5月18日(土)~5月19日(日)と本野球部は春の県大会に出場してまいりました。

直近の2大会ではいずれも初戦敗退しており、生徒たちは先輩たちのリベンジの思いも胸に戦ってまいりました。

5/18(土)は白河グリーンスタジアムでの1回戦でした。相手は福島東高校(県北地区代表)。
ふたば未来の先攻、福島東の後攻で試合が始まりました。

試合は序盤から動きます。

 1回表、2アウト1塁からこの試合先発出場した1塁ランナー坂本一颯(2年)の盗塁で2進、バッテリーミスの間に3塁を陥れ、2アウト3塁のチャンスを作ります。この場面で打席には4番熊田陽太(2年)。3塁線へ鋭いゴロを放つと相手のエラーを誘い1点を先制します。

その裏、県大会初戦のマウンドに上がったのは、草野龍弥(2年)でした。
1回裏、福島東に対して守備のエラーと2つのフォアボールで初回から2アウト満塁のピンチを招きます。しかし、相手の6番バッターを三振に切って取り、立ち上がりを何とか0点でしのぎました。

ピンチをしのいだ2回表の攻撃。
先頭バッターの6番矢吹龍雅(2年)がフォアボールを選び、0アウトから出塁します。
しかし、初回の攻撃同様、バントでランナーを進められません。ランナーが入れ替わり、1アウト1塁から8番蒲生謙心(3年)がフォアボールを選び、ランナー1,2塁。続く小杉直也(2年)が送りバントで1番草野龍弥(2年)に繋ぎます。

チャンスで打席に立った草野龍弥は積極的にスイングし、三遊間への鋭い当たりで相手ショートのグラブを弾き、2点目を奪います。

前半戦の主導権を握ったかに思いましたが、3回4回の守備でエラー絡みの失点を重ね、試合は4回終了時2-2の同点で中盤、終盤へ突入します。

前半の攻防から一転、2番手でマウンドへ上がった新妻悠平(1年)の好リリーフと相手ピッチャーの好投もあり、お互い9回まで両チーム得点することができず、2-2のまま9回を終了し、延長戦(10回からタイブレーク)へ入りました。

10回表0アウト1.2塁からの攻撃。先頭の3番坂本一颯のセカンドゴロで2塁封殺されますが、1アウト1,3塁とランナーを進めます。続く4番熊田陽太の打席で、1塁ランナーの坂本一颯が盗塁を決め、1アウト2,3塁とします。バッターの熊田陽太がショートゴロを放ち、その間に3塁ランナーが生還し、3-2と1点を勝ち越します。

10回裏の守備、9回からマウンドへ上がった邉見頼虎(1年)は0アウト1,2塁の場面から相手先頭の4番バッターをセンターフライで打ち取り1アウト。続く5番バッターを6-4-3のダブルプレーに抑えゲームセット。9回からのリリーフを完璧に投げ切り3-2の1点差のゲームを勝利に結びつけました。

本校野球部としては71回大会(令和元年)のベスト4進出時以来の春の県大会での勝利となりました。※72回大会(令和2年度)は中止

次戦、5/19(日)は磐城高校(いわき地区第1代表)との2回戦となります。
シード校として登場する強豪校ですが、相手に立ち向かう姿勢を1試合通じて発揮してもらいたいと思います。