野球部紹介

「個」を生かすことを第一に、自主性・協調性を育て、人間的な強さを身に付けることを目指します。また、野球を深く知り、野球を通して身に付けた力で地域に貢献できる人になることを目指します。3度甲子園に出場している双葉高校を始めとした野球が盛んな双葉地域の復興を目指して頑張っています。

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野球部活動報告

【野球部】43回春季相双地区高等学校野球選手権大会(5/31~6/2)

2024年6月28日 12時00分


5月31日(金)から始まった今大会、本校野球部は大会2日目(6月1日(土))に初戦でした。
6月1日(土)、初戦(準決勝)の対戦相手は小高産業技術高校を破って勝ち上がってきた原町高校でした。昨秋の地区選手権大会で、伊達高校との連合チームの際に対戦はありましたが、今季初の対戦となりました。 

夏の大会前最後の公式戦となった初戦のマウンドには初の背番号1を背負う草野龍弥(2年)でした。立ち上がり3回を被安打1、打者9人無失点で最高のスタートを切ります。

一方、ピッチャーを援護したい打線は相手の好守備や先発投手をなかなか攻略することができず、4回まで内野安打の1本のみと無得点でゲームが中盤へ突入します。

迎えた5回表の攻撃。
5番遠藤碧志(2年)が1アウトからヒットで出塁すると続く6番小杉直也(2年)のヒットの間に3塁まで到達。1アウト1,3塁とチャンスを作りますが、1塁ランナーの遠藤碧志はこの走塁中に足を痛め無念の負傷交代となりました。
1アウト1.3塁から相手バッテリーのミスで3塁ランナーが生還し待望の先制点!
さらに、このバッテリーエラーの間に1塁ランナーの小杉直也が3塁まで進み、7番氏家大和(2年)のスクイズですかさず2点目を奪いました!

 

2点を先制し、その裏の守備。
先頭バッターに右中間への2ベースを打たれると、送りバントとライトへの犠牲フライで1点を返されます。

試合はその後、再び膠着状態に入ると両チームこの5回の得点以外はスコアボードに0が並びます。

1点差のまま迎えた9回表の攻撃。
先頭の4番豊田優悠人(2年)がセンターへの鋭い当たりを放ち、0アウトから出塁します。
5番途中出場の平宗次朗(1年)と6番小杉直也の内野ゴロの間に豊田悠人は3塁まで進み、フォアボールを挟み、2アウト1,3塁と追加点のチャンスを迎えると、ここで代打熊田陽太(2年)が起用されます。熊田陽太は相手投手の低めの変化球を拾い、センターの前へしぶとく落ちるタイムリーヒット!3-1と大きな1点をチームへもたらします。

2点差のまま迎えた9回裏、マウンドには1年生ながら、先日の春季県大会から試合の終盤を任されるようになった邉見頼虎(1年)が登板します。

先頭バッターに1,2塁間へ転がされ、セカンドの菅野稜真(2年)はこの難しい打球に追いつくも送球が逸れて0アウトでランナーを許します。

続くバッターのピッチャーゴロで2塁を封殺すると三振で2アウト、最後のバッターをファーストフライで仕留め、逃げ切りに成功。3-1で勝利しました。

この試合、草野龍弥(2年)→新妻悠平(1年)→中野紘斗(3年)→邉見頼虎(1年)と4投手の継投でロースコアの展開をものにしました。

明日の決勝戦。相馬高校とこのチームで4度目の対戦となります。
夏の大会へ向けて、チームとしても弾みをつけたい1戦となります。