野球部紹介

「個」を生かすことを第一に、自主性・協調性を育て、人間的な強さを身に付けることを目指します。また、野球を深く知り、野球を通して身に付けた力で地域に貢献できる人になることを目指します。3度甲子園に出場している双葉高校を始めとした野球が盛んな双葉地域の復興を目指して頑張っています。

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野球部活動報告

第106回全国高等学校野球選手権福島大会

2024年7月22日 12時00分

 

7月12日(金)、本校野球部は第106回全国高等学校野球選手権福島大会の開会式に参加して参りました。8期生4人にとって、ここまでの時間は長かったような、短かったような…

それぞれこれまでの時間を振り返りながら、さまざまな想いを持って、今日この日を迎えたと思います。

開会式の入場行進は全校・全チームが参加し、毎年この瞬間に「今年もついに始まった」と実感させられます。

体調不良者もおり、全員そろっての開会式とはなりませんでしたが、行進をしたメンバーも今回は夏のベンチ入りが叶わなかったメンバーも立派な姿勢で開会式に参加することができました。

本校野球部の初戦は7月14日(日)、ヨークいわきスタジアムの第2試合、石川・船引高校との対戦となります。1戦必勝で戦って参ります。

 

7月14日(日)、本校野球部は夏の大会の1回戦を戦って参りました。
初戦の対戦相手は石川・船引高校でした。

今夏の初戦。大事な先発のマウンドを任されたのは、井堀陽弥(2年)でした。
チームの思いを背負い、立ち上がりから打たせて取るピッチングで1回、2回を0点で抑え、先発の役割を果たしてくれました。

先取点を取って、流れに乗りたい打線は、初回から得点を奪います。

1回裏の攻撃。先頭の草野龍弥(2年)が内野ゴロで凡退するも、2番鈴木慎之介(1年)、3番藤井陽太(3年)、4番熊田陽太(2年)、5番小杉直也(2年)、6番氏家大和(2年)が相手のエラーを1つ挟み、打者5人で4本の長短打を集め主導権を握りました。結局初回に4点を先制しました。

2回、3回の攻撃でも1点ずつを加え、3回を終え6-0とリードしました。
この試合先発の井堀陽弥→新妻悠平(1年)→邉見頼虎(1年)→中野紘斗(3年)と4人の投手リレーで相手を完封します。

打線は6-0の4回に集中打を見せます。

この回打者12人の猛攻で、8得点。その間、代打の宍戸元気(3年)も代打で出場し、ライト前へヒットを放ちました。

14-0とリードし迎えた5回表の守備。
前の回に代打で出場したキャプテンの蒲生謙心(3年)が最後のアウトを取りゲームセット。

この試合は、先制打の藤井陽太、代打でヒットの宍戸元気、終盤にマウンドへ上がった中野紘斗、そして最後の内野ゴロをさばいたキャプテンの蒲生謙心と3年生がそれぞれ活躍を見せました。

さらに1,2年生も攻守で思い切りの良さを見せ、3年生を盛り立てているように思えました。
多くの選手が交代で出場しながら、役割を果たし、チームの良い部分を出すことができた初戦となったように感じます。

 

2回戦は7月17日(水)、第2シード学法石川高校との対戦となります。強豪校相手に正面からぶつかっていきたいと思います。

今年も夏が始まりました。これまで沢山の御支援、御協力をいただいて、ここまで来ることができました。まずは何とか初戦突破。日頃から支えてくださる沢山の関係者の皆さまへ少しでも良い報告ができるよう次戦も一体感を持って臨みます。