野球部紹介

「個」を生かすことを第一に、自主性・協調性を育て、人間的な強さを身に付けることを目指します。また、野球を深く知り、野球を通して身に付けた力で地域に貢献できる人になることを目指します。3度甲子園に出場している双葉高校を始めとした野球が盛んな双葉地域の復興を目指して頑張っています。

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野球部活動報告

【野球部】第76回秋季東北地区高等学校野球福島県大会準決勝・3位決定戦

2024年10月4日 12時00分

9月28日(土)、準決勝第1試合(@あいづ球場)で東日大昌平高校と対戦して参りました。

この日の先発のマウンドには公式戦初先発となる鈴木悠斗(2年)があがりました。

初回から5回まで毎回ランナーを出す苦しい展開でしたが、持ち味を発揮し、バックの好守にも助けられ、粘り強いピッチングで5回を無失点と最高の役割を果たします。

 

必死にアウトを積み重ねる鈴木をなんとか援護したい打線ですが、相手もベスト4まで勝ち上がった強豪私立の一角である東日大昌平。そう簡単に得点を許してはもらえません。

 

相手先発のエースに対して5回を終えて1安打に封じ込められなかなかチャンスらしいチャンスを作り出すことができません。

 

0-0で前半を折り返し、迎えた6回裏の守備。

相手の先頭バッターに2ベースヒットを許すと送りバントとレフトへの犠牲フライで1点を失い、ついに均衡が破れました。さらに2アウトから再び2ベースヒットとセンターへのタイムリーヒットを打たれこの回2点を奪われます。

 

先制点を許し、反撃に出たい直後の7回表の攻撃は、1アウトから6番氏家大和(2年)のライトへのヒットと続く熊田陽太(2年)のデッドボールで2人のランナーを出すも、後続がランナーを返すことができず、得点を奪うことができません。

 

そうなると、これ以上の失点は防ぎたい裏の守備でしたが、3本のヒットに3つの四死球と守備のエラーも重なり計5失点。0-7の7回サヨナラコールドゲームで敗戦しました。

 

強豪校相手に前半を0-0まで戦えたことはチームにとってのプラスの側面ではありましたが、攻撃の部分で相手を押し込むことができず、失点を重ね、終わってみれば7点差をつけられる大敗でした。

先発した鈴木はこれまで地道なトレーニングを積み重ね、練習や練習試合の中で着実に成長をし続けていた選手の1人です。この舞台での起用に大きなプレッシャーを感じていたと思いますが、持っている力を存分に発揮したピッチングを見せてくれました。彼の今日のピッチングは彼自身にとってもチームにとっても大きな収穫となったことは間違いありません。

チームとしては明日の3位決定戦へ向けて気持ちを切り替え、チーム全員で東北大会出場の切符を勝ち取って欲しいと思います。

準決勝もたくさんのご声援をありがとうございました。

この試合での東北大会への出場のご報告をすることはできませんでしたが、次戦の3位決定戦を精一杯戦ってまいりたいと思います。