野球部紹介

「個」を生かすことを第一に、自主性・協調性を育て、人間的な強さを身に付けることを目指します。また、野球を深く知り、野球を通して身に付けた力で地域に貢献できる人になることを目指します。3度甲子園に出場している双葉高校を始めとした野球が盛んな双葉地域の復興を目指して頑張っています。

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野球部活動報告

野球部活動報告

【野球部】第4回スプリントトレーニング

7月5日(金)
本校野球部は定道大成さんをお招きし、第4回のスプリントトレーニングを実施しました。今月は夏の大会直前のこのタイミングで実戦の中でより生きる走塁テクニックを指導いただきました。 

メインの指導の前に、全体指導をしていただきました。
ここ数週間ウォームアップで取り入れているアジリティトレーニングの際のポイントや注意点、コーディネーショントレーニングなどを指導いただきました。


今回のメインのトレーニングは「ベースランニング」でした。
前回の「1塁駆け抜け」から先の塁を狙う際のベースの回り方に重点を置いた内容となりました。

事前の打ち合わせの中で、「ベースを踏む(ベースへの意識)」の部分で指導者サイドも学びになることもあり、そのことも踏まえて生徒たちに指導をしていただきました。

 

前回に引き続き、生徒たちは頭と体を使って、定道さんの言葉に耳を傾けていました。
毎回、生徒が理解をしやすいように説明をしてくださったり、具体的な数字等を用いた話をいただいたりと説得力のある指導が「生徒たちの吸収しようとする姿勢」というものを引き出してくださっているように感じております。

 

 

プレーに直結する部分のトレーニングだったため、その後の練習試合の中でも生徒たちが今回の指導を意識している場面が多くみられました。

 お忙しい中、夏の大会の日程に合わせて7月の日程の調整をしていただきました。
毎回、本校野球部のために貴重なご指導をいただく定道さんには感謝申し上げます。

 

7月12日(金)、ついに第106回全国高等学校野球選手権福島大会の開会式を迎えます。
支えてくださる多くの方々へ少しでも良い報告ができるようチーム一丸となり戦ってまいります。

【野球部】43回春季相双地区高等学校野球選手権大会(5/31~6/2)


5月31日(金)から始まった今大会、本校野球部は大会2日目(6月1日(土))に初戦でした。
6月1日(土)、初戦(準決勝)の対戦相手は小高産業技術高校を破って勝ち上がってきた原町高校でした。昨秋の地区選手権大会で、伊達高校との連合チームの際に対戦はありましたが、今季初の対戦となりました。 

夏の大会前最後の公式戦となった初戦のマウンドには初の背番号1を背負う草野龍弥(2年)でした。立ち上がり3回を被安打1、打者9人無失点で最高のスタートを切ります。

一方、ピッチャーを援護したい打線は相手の好守備や先発投手をなかなか攻略することができず、4回まで内野安打の1本のみと無得点でゲームが中盤へ突入します。

迎えた5回表の攻撃。
5番遠藤碧志(2年)が1アウトからヒットで出塁すると続く6番小杉直也(2年)のヒットの間に3塁まで到達。1アウト1,3塁とチャンスを作りますが、1塁ランナーの遠藤碧志はこの走塁中に足を痛め無念の負傷交代となりました。
1アウト1.3塁から相手バッテリーのミスで3塁ランナーが生還し待望の先制点!
さらに、このバッテリーエラーの間に1塁ランナーの小杉直也が3塁まで進み、7番氏家大和(2年)のスクイズですかさず2点目を奪いました!

 

2点を先制し、その裏の守備。
先頭バッターに右中間への2ベースを打たれると、送りバントとライトへの犠牲フライで1点を返されます。

試合はその後、再び膠着状態に入ると両チームこの5回の得点以外はスコアボードに0が並びます。

1点差のまま迎えた9回表の攻撃。
先頭の4番豊田優悠人(2年)がセンターへの鋭い当たりを放ち、0アウトから出塁します。
5番途中出場の平宗次朗(1年)と6番小杉直也の内野ゴロの間に豊田悠人は3塁まで進み、フォアボールを挟み、2アウト1,3塁と追加点のチャンスを迎えると、ここで代打熊田陽太(2年)が起用されます。熊田陽太は相手投手の低めの変化球を拾い、センターの前へしぶとく落ちるタイムリーヒット!3-1と大きな1点をチームへもたらします。

2点差のまま迎えた9回裏、マウンドには1年生ながら、先日の春季県大会から試合の終盤を任されるようになった邉見頼虎(1年)が登板します。

先頭バッターに1,2塁間へ転がされ、セカンドの菅野稜真(2年)はこの難しい打球に追いつくも送球が逸れて0アウトでランナーを許します。

続くバッターのピッチャーゴロで2塁を封殺すると三振で2アウト、最後のバッターをファーストフライで仕留め、逃げ切りに成功。3-1で勝利しました。

この試合、草野龍弥(2年)→新妻悠平(1年)→中野紘斗(3年)→邉見頼虎(1年)と4投手の継投でロースコアの展開をものにしました。

明日の決勝戦。相馬高校とこのチームで4度目の対戦となります。
夏の大会へ向けて、チームとしても弾みをつけたい1戦となります。

 

6月2日(日)の朝、予報では天気が心配されていましたが、青空が広がり決勝戦を迎えることができました。

大事な決勝戦の先発マウンドへは中野紘斗(3年)が上がりました。しかし、立ち上がりからペースを掴めません。

1回表の相手の先頭打者をデッドボールで出塁させると、2盗と守備のミスの間に3塁まで進まれます。続く2番バッターの犠牲フライであっという間に1点を先制されます。その後も四死球とヒットが重なり、1回表に大きな4点を失います。 

反撃に出たい打線は、2回、3回と相手のミスもありながら、得点を返し3回終わって2-4と追いかけます。

2点差に迫って迎えた4回表の守備。

1アウトからヒットとバッテリーエラーで2塁にランナーを進められるとフォアボールの後、5番バッターにセンターオーバーの2ベースを打たれます。先発中野紘斗はここで降板。新妻悠平(1年)にマウンドを譲ります。2アウト2塁から登板した新妻悠平は後続を打ち取り、このイニング2失点で何とか切り抜けます。

再び4点差に広げられ、4回裏の攻撃。相馬高校は背番号1のピッチャーが4回裏からマウンドへ上がります。先頭バッターは、この日サードで先発出場の7番蒲生謙心(3年)でした。デッドボールで出塁するとさらに2つのフォアボールを選び、0アウト満塁と絶好の場面で1番草野龍弥(2年)が打席へ向かいました。ショートゴロのゲッツー崩れの間に1点を返し、三振で2アウトとなるも3番藤井陽太(3年)がレフトへのタイムリーヒットを放ち、4-6と食らいつきます。

 4-6で迎えた6回表、後半戦の立ち上がりに2番手新妻悠平がこのイニング2つのフォアボールと2本のヒット、さらにバッテリーミスも絡み3失点。4-9と大きく引き離されます。3番手の邉見頼虎が8回に1点を奪われ4-10となります。

打線は相手エースピッチャーの立ち上がりに奪った2得点だけにとどまり、5回以降は無得点。結局、4-10と大きく突き放され4度目の対戦となった今回も完敗でした。

この大会が終了し、3年生に残された大会は7月12日(金)に開幕予定の第106回全国高等学校野球選手権福島大会のみとなりました。

昨年度、第105回福島大会のベスト8の成績を超えられるように、さらにその先へ1つでも多く勝ち進めるよう残りの時間をチームとして大切に過ごしていきたいと思います。

 

日頃より本野球部の活動に多大なる御支援と御協力をくださる関係者の皆さま、今大会も沢山の御支援感謝申し上げます。

8期生4名の最後の大会へ向け、今後とも本校野球部を何卒よろしくお願い申し上げます。

 

【野球部】第3回スプリントトレーニング

6月14日(金)、本校野球部は定道大成さんをお招きし、第3回のスプリントトレーニングを実施していただきました。 

今回は、1年生が学校行事のため主に2・3年生に対してご指導をいただきました。
ウォーミングアップの中で、切り返しのトレーニングをしていただき、その後前回同様に設置した走塁ブースでは「1塁駆け抜け」をメインで見ていただきました。 

1塁ベースまでの間にミニハードルを設置したり、バッターボックスからの塁間でのスプリントの意識の置き方であったり、ベースに到達する際の注意点なども細かくご指導いただきました。

「打ったら走る」と当たり前の部分ですが、その「当たり前」にどれだけ意識を向けられるか、どれだけ高めることができるか、改めて1つ1つのプレーを丁寧に行わなければならないと実感いたしました。

定期的にご指導いただくことで、スプリントに対する生徒たちの理解度とプレー中における走塁面の意識レベルも向上している場面も見受けられ、大変に貴重な機会をいただいていることに感謝しております。大会直前の7月初めに第4回の実施を予定しております。また、このような貴重な機会を設定するにあたり、様々な方にご尽力をいただいております。

 

7月12日(金)から開幕する第106回全国高等学校野球選手権福島大会へ向け、支えてくださる全ての方への感謝の気持ちを持ち、少しでもレベルアップを重ねた状態で夏の大会に臨みたいと思います。

 

【野球部】大会結果報告【第76回春季東北地区高等学校野球福島県大会】

5月18日(土)~5月19日(日)と本野球部は春の県大会に出場してまいりました。

直近の2大会ではいずれも初戦敗退しており、生徒たちは先輩たちのリベンジの思いも胸に戦ってまいりました。

5/18(土)は白河グリーンスタジアムでの1回戦でした。相手は福島東高校(県北地区代表)。
ふたば未来の先攻、福島東の後攻で試合が始まりました。

試合は序盤から動きます。

 1回表、2アウト1塁からこの試合先発出場した1塁ランナー坂本一颯(2年)の盗塁で2進、バッテリーミスの間に3塁を陥れ、2アウト3塁のチャンスを作ります。この場面で打席には4番熊田陽太(2年)。3塁線へ鋭いゴロを放つと相手のエラーを誘い1点を先制します。

その裏、県大会初戦のマウンドに上がったのは、草野龍弥(2年)でした。
1回裏、福島東に対して守備のエラーと2つのフォアボールで初回から2アウト満塁のピンチを招きます。しかし、相手の6番バッターを三振に切って取り、立ち上がりを何とか0点でしのぎました。

ピンチをしのいだ2回表の攻撃。
先頭バッターの6番矢吹龍雅(2年)がフォアボールを選び、0アウトから出塁します。
しかし、初回の攻撃同様、バントでランナーを進められません。ランナーが入れ替わり、1アウト1塁から8番蒲生謙心(3年)がフォアボールを選び、ランナー1,2塁。続く小杉直也(2年)が送りバントで1番草野龍弥(2年)に繋ぎます。

チャンスで打席に立った草野龍弥は積極的にスイングし、三遊間への鋭い当たりで相手ショートのグラブを弾き、2点目を奪います。

前半戦の主導権を握ったかに思いましたが、3回4回の守備でエラー絡みの失点を重ね、試合は4回終了時2-2の同点で中盤、終盤へ突入します。

前半の攻防から一転、2番手でマウンドへ上がった新妻悠平(1年)の好リリーフと相手ピッチャーの好投もあり、お互い9回まで両チーム得点することができず、2-2のまま9回を終了し、延長戦(10回からタイブレーク)へ入りました。

10回表0アウト1.2塁からの攻撃。先頭の3番坂本一颯のセカンドゴロで2塁封殺されますが、1アウト1,3塁とランナーを進めます。続く4番熊田陽太の打席で、1塁ランナーの坂本一颯が盗塁を決め、1アウト2,3塁とします。バッターの熊田陽太がショートゴロを放ち、その間に3塁ランナーが生還し、3-2と1点を勝ち越します。

10回裏の守備、9回からマウンドへ上がった邉見頼虎(1年)は0アウト1,2塁の場面から相手先頭の4番バッターをセンターフライで打ち取り1アウト。続く5番バッターを6-4-3のダブルプレーに抑えゲームセット。9回からのリリーフを完璧に投げ切り3-2の1点差のゲームを勝利に結びつけました。

本校野球部としては71回大会(令和元年)のベスト4進出時以来の春の県大会での勝利となりました。※72回大会(令和2年度)は中止

次戦、5/19(日)は磐城高校(いわき地区第1代表)との2回戦となります。
シード校として登場する強豪校ですが、相手に立ち向かう姿勢を1試合通じて発揮してもらいたいと思います。

5月19日(日)

本校野球部は春の県大会2回戦を戦ってまいりました。

相手はいわき地区第1代表の磐城高校。
定期的に練習試合を組んでいただいていますが、ふたば未来学園高校野球部として公式戦で対戦するのは今回が初めてでした。伝統ある強豪県立高校との対戦は本校野球部にとっても結果以上に学ぶことの多い1試合となりました。

先攻が磐城、高校がふたば未来でスタートしたこの試合。
1回戦に引き続き先発のマウンドに上がった草野龍弥(2年)は初回を三者凡退で抑えます。
その裏、初回の攻撃では先頭バッターの草野龍弥がヒットで出塁しますが、後続が続かず0点で初回の攻防を終えました。

2回表、4番バッターから始まるこの回の先頭を打ち取るも1アウトからヒットと盗塁、ピッチャーのボークやフォアボールも絡み、2点の先制を許します。

反撃に出たいその裏、6番吉田陽(1年)が1アウトからフォアボールを選び、2アウト2塁から8番小杉直也(2年)がしぶとく野手の間に打球を落とし1点を返します。

しかし、3回裏。
先発の草野龍弥が磐城高校の強力打線につかまります。先頭バッターをフォアボールで出塁させるとバントヒットや盗塁など、足を絡めた攻撃を展開されます。フォアボールと守備のエラーも絡み、イニング途中で降板となります。マウンドを引き継いだ新妻悠平(1年)もなかなかこの流れを止めることができず、相手3番バッターにレフトオーバーの3ベースを打たれさらに失点が重なります。この回5失点と大きく引き離されます。

1-7となってから、3~5回まで3者凡退で攻撃を切られ、なかなか反撃の流れを掴むことができません。
4回にも2失点、さらに6回に登板した中野紘斗(3年)が2失点を喫し、6回裏の攻撃開始時点で1-11と10点差をつけられます。

6回裏、この回なんとか1点でも返したい打線は1番から始まる好打順も簡単に2アウトを取られます。万事休す、、、かと思われましたが、この試合途中出場の3番鈴木慎之介(1年)がフォアボールで出塁、さらに続く4番熊田陽太(2年)のレフト前ヒット、5番遠藤碧志(2年)の左中間を破る2ベースヒットで1点を返し、なんとか試合をつなぎます。

7回表から登板した4番手邉見頼虎(1年)が無失点に抑え、9点差で7回裏を迎えました。
この回、先頭の7番氏家大和(2年)がヒットで出塁し、2アウト2塁で1番草野龍弥にまわります。ここでレフトオーバーへの2ベースヒットを放ち8点差としますが、続く藤井陽太(3年)が三振に倒れゲームセット。6,7回と意地を見せましたが、序盤の得点差を跳ね返すことができず7回コールド、ベスト16で敗退となりました。

この試合では、相手に立ち向かう姿勢や最後まで諦めずにベンチから声を出すこと、ミスも含めて自分たちが持っているものを発揮した試合だったと思います。そのうえで全てにおいて相手が上だった。と体感することができました。「自分たちの何が悪かったのか」と悲観的な反省ではなく、「もっと力を付けないと戦えない」と分かりやすい課題が見えたように感じています。当然、パワーやスピードという分かりやすい力だけでなく、チームとしての一体感、まとまりなどやることは沢山あります。これまでと変わらず一つ一つを丁寧に、さらにこれまで以上に取り組むことで上位チームとこれまで以上に戦えるようにまだまだ精進してまいります。

 

日頃より本校野球部に多大なる御支援、御協力をいただく皆様へ置かれましては、今大会も大変お世話になりました。チームとしてはベスト16という悔しい結果となりましたが、今回の結果を真摯に受け止め、すぐそこまで迫っている夏に向けて取り組んでまいります。今後も本校野球部の応援をよろしくお願いいたします。

【野球部】5/17(金)定道大成さんスプリントトレーニング②

 

5月17日(金)にスプリントコーチの定道大成さんをお招きし、第2回のスプリントトレーニングを行いました。

4月の第1回は「スプリント」の基礎知識と実践を全体指導の形でご指導いただきました。

今回の第2回は「野球の練習の中にスプリントトレーニングを組み込む」といった形でご指導いただきました(試合日程の都合等もあり定道さんにご対応いただきました)。

通常練習の中に「スプリント(走塁)」のブースを設定し、小グループをローテーションで見ていただきました。

今回のテーマは「スタート(盗塁)」でした。
リードの構え方や重心の置き方、動き出してから足の軌道…今回も沢山の技術と知識をご指導いただきました。

通常練習の中に組み込む方法もスムーズに進行し、小グループだからこそ1人ひとりをより見ていただくことができました。

また、グループ指導中のみならず指導終了後の生徒の質問に対しても丁寧に対応してくださり、改めて貴重な機会を作っていただいていることを実感いたしました。

今後は、全体指導とともに今回の形での指導もお願いをしながら生徒1人ひとりのレベルアップのためにご指導をいただきたいと考えております。

お忙しいなか本野球部のために貴重な時間を割いてくださる定道さんには改めて感謝申し上げます。

生徒たちは改めて沢山の方々にご支援とご協力をいただいていることを実感しております。
今回ご指導いただいたことを日々の練習での意識付け・継続して取り組んでまいります。

 

【野球部】第76回春季東北地区高等学校野球福島県大会相双支部予選

4/27(土)
本校野球部は春の支部予選の初戦を戦ってまいりました。(大会は4/26に開幕)

初戦(準決勝)は、相馬総合高校との対戦でした。
0-0で迎えた3回表の守備、エラーをきっかけに2点の先制を許し、追いかける展開となりました。

5回裏の攻撃、2アウトから7番蒲生謙心(3年・主将)のレフト前ヒットと続く8番小杉直也(2年)のライトオーバーの3ベースの2連打でようやく1点を返します。

1-2で迎えた6回裏の攻撃、先頭バッター豊田悠人(2年)のヒットをきっかけに、2番藤井陽太(3年)の右中間への2ベースと相手のミスもあり同点に追いつきます。

さらに、同点で迎えた7回の攻防、相手の攻撃を3人で終えるとその裏、2つの四死球と9番氏家大和(2年)、1番豊田、3番宍戸元気(3年)の3本のヒットを集め、この回2点の勝ち越しに成功します。

リードを広げたい8回裏の攻撃、2アウトからランナー1塁から、9番1番2番の3連打で2点を追加し、これで6-2とし、9回の守りを迎えます。

9回表の守備、四球やエラーに2本のヒットと相手の粘りに何とか耐え、6-4で勝利しました。

この試合、怪我人や体調不良者もおり厳しい戦いとなりましたが、集中を切らすことなく逆転勝利を収めることができました。

次戦は決勝戦。相馬高校との対戦が決定しております。
春の地区予選3連覇を目指し、一体感を持って戦いたいと思います。

 

4/30(火)
校野球部は春の支部予選、決勝戦を戦ってまいりました。
決勝戦の相手は相馬高校。相馬高校は昨秋、相双地区では負けなしでした。
私たち野球部も昨秋の支部大会と支部選手権大会で完敗でした。一冬超えて自分たちがどこまで戦えるかをはかるには絶好の相手だと意気込んでいました。

相馬高校の先攻始まった決勝戦は、初回から動きます。
決勝戦のマウンドに登ったのは中野紘斗(3年)、先頭バッターに内野安打で出塁されるとフォアボールとさらに内野安打を打たれ2点の先制を許します。
反撃に出たい打線ですが、相手の先発ピッチャーを前に3回までチャンスらしいチャンスを作り出せません。2点ビハインドのまま、3回4回にも1点ずつを奪われ、0-4で4回裏の攻撃迎えます。

1アウトから3番草野龍弥(2年)がフォアボールで出塁をすると、相手バッテリーのミスが続き、生還し、4-1と1点を返します。

1点を返して迎えた5回表、2番手としてマウンドには鈴木悠斗(2年)が今大会初マウンドでした。先頭の4番バッターにヒットを許し、0アウトでランナーを背負います。ここからコントロールが安定せず、5つの四死球と4本の長短打を集められ、この回8点を失います。

その裏、何とか1点を返すものの2-12で5回を折り返します。
グラウンド整備の間、ベンチでは「最後の最後までできること、やるべきことに集中しよう」と後半戦に臨みました。

6回からマウンドへ上がったのは新妻悠平(1年)でした。

2番手鈴木悠斗に続き、今大会(公式戦)初登板の1年生でしたが、相馬高校を相手に6回からの4イニングを1失点で凌ぎました。

1年生の奮闘に応えたい打線は後半4イニングで9本のヒットを放ち後半だけで6得点します。

しかし…5回の8失点は大きく、7-13で大会3連覇を逃しました。

得点差を見れば大敗でしたが、チームとしては最後の最後まで諦めない姿勢を貫くことができたように思います。県大会へは5チーム中2チームが出場できます。本校野球部はこの敗戦の結果、5/2の第2代表決定戦にまわることとなりました。相手は再び相馬総合高校。初戦で戦った相手ですが、県大会の切符をかけた負けられない戦いに向け、チーム一丸となり必勝を誓います。

 

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迎えた5月2日の第2代表決定戦の朝。
勝ったチームが県大会出場、負ければ支部予選敗退の大きな1戦を迎え、選手たちにも緊張の色が見えたように感じました。
「様々な準備・想定をした上で、常にベストを尽くすこと。結果はその先にしかついてこないもの。」と改めて確認をし、大事な1戦に臨みました。


この日も初回からゲームが動きます。
1回表の守備。相手の先頭バッターをエラーで出塁させると盗塁と2つのバントで1点を先制されます。

追いかける1回裏の攻撃。1アウトから2番藤井陽太(3年)と4番熊田陽太(2年)がともに四死球で出塁すると5番遠藤碧志(2年)のレフト線への2ベースと相手投手のボークで2点を取りすぐさま逆転に成功します。

さらに3回裏、1アウトから3番吉田陽(1年)のレフト前ヒットをきっかけに、4番熊田陽太(2年)、5番遠藤碧志の3連打で1点追加。

4回裏、9番氏家大和(2年)、1番草野龍弥(2年)の連続2ベースで1点追加。その後、6回8回にも1点ずつをとり、計6得点。

この試合は中野紘斗(3年)が完投。5つの四死球を与えたものの9回を投げ、散発5安打で4失点にまとめました。

県大会をかけたこの1戦を6-4で勝利し、第2代表での県大会の切符を掴み取りました!

 結局この大会期間中、1度もベストメンバーが揃うことはありませんでした。しかし、2・3年生の上級生としての意地や1年生の新戦力の台頭もあり、チーム一丸となり数少ない県大会への出場枠を獲得することができました。

県大会ではさらに厳しい戦いが予想されます。

選手・スタッフ・保護者と皆様からいただく応援の力を終結させ、一戦必勝で戦ってまいります。また、相双支部代表の名に恥じぬよう、ゲームだけでなく、その他の行動でも代表としてふさわしい行動を心がけ精進してまいります。

日頃より本校野球部の活動に多大なるご支援をくださる関係者の皆様におかれましては、今大会もたくさんのご支援、ご声援ありがとうございました。来る県大会へ向け、より一層精進し、個人技能とチーム力の向上を目指します。今後とも本校野球部をよろしくお願いいたします。

県大会は5/18(土)開幕です。

 

 

 

【野球部】4月活動報告

 

新年度が始まり、早1カ月が経過しました。
今年度14名の新入生を迎え、32名(マネージャー含め)で新たなスタートを切りました。

新体制がスタートし、慌ただしく活動している中、目の前に春の大会が控えています。

毎週末練習試合を組んでいただき、大会へ向けて実戦も増えると同時に新入生が加わり、チームにも新たな活気が生まれています。人数も増え、まずはチーム内の競争、互いに高め合う雰囲気作りを目指します。

32名チーム一丸となり今年も頑張ります!!

TA系列30名(他女子MG2名)

【野球部】スプリントトレーニング①(4/16)

 

4月16日(火)
スプリントコーチの定道大成さんを講師としてお招きし、野球部初のスプリントトレーニングを実施していただきました。

本野球部では以前より、「走りの学校」の理論をもとにトレーニングしていた部分はありましたが、今回定道さんに指導していただいたことによって、多くの生徒のフォームの改善やスピードの向上が見られました。

「速く走る」ために、動作の仕組みだけでなく、生徒が理解しやすいように「〇〇のイメージをで!」という指導もあり、一指導者としても学びになることが沢山ありました。

実施後は、これまで取り組んでいたことが結び付いた、という声も上がり、限られた時間ではありましたが、大変貴重な時間を過ごさせていただきました。

何事も継続継続継続…今回ご指導いただいたことをどれだけ日々のトレーニングの中で意識することができるか、がこれからのポイントだと感じております。

改めましてお忙しい中、今回スプリントトレーニングを実施していただき、定道さんには大変感謝しております。ありがとうございました。今後も継続的にご指導いただき、走塁面のみならず、様々な部分で更なるレベルアップに繋げていきたいと考えております。

【野球部】2024年初練習

 

 

2024年1月7日(日)、新年初めの練習を行いました!
今年もグラウンドのお清めから始まり、野球の神様へ1年間の抱負・目標を決意し元気よくスタートしました。

各個人が年末年始のオフの間もトレーニングをしていた様子も見受けられ、天気にも恵まれて、いいスタートを切れたように思います。

 本校は今年で開校10周年を迎えます。野球部としてもこれまでの先輩方の想いも背負い悲願の甲子園出場を目指して一体感を持って精進してまいります。

 本校野球部の活動に御支援と御協力をいただいております皆さまへおかれましては、2023年も大変お世話になりました。2024年も本校野球部を何卒よろしくお願いいたします。

 

【野球部】仙台大学野球技術講習会

 

12月2日(土)に今年も相双地区の高校生を対象に仙台大学硬式野球部のみなさんに技術講習会を実施していただきました。

 

大学野球全国トップレベルのプレー学ぶ機会はとても貴重であり、選手たちも積極的に大学生の技術論に耳を傾けていました。各ポジションで細かいポイントを教わることでこれからの練習の材料にすることができたと思います。

 

また、高校生だけのシートノックを行い、大学生に盛り上げてもらいながら高校生たちも教わったことを発揮しようと一生懸命にプレーしていました。その中で、「もっと元気よく!」「ダッシュで!」など、プレー以前に野球への向き合い方、取り組み方の面でも沢山のことを教えていただきました。最後には大学生のデモンストレーションとしてのシートノックを披露していただき、高校生レベルではなかなか見ることのできないスピード感のあるプレーや力強いプレーを目の前で見せていただきました。

楽しくプレーしている中に「本気度」が伝わり、大学生の野球を見させていただきました。

 チームとしてより高みを目指す本校野球部にとってもこういったチーム・選手たちと同じグラウンドでプレーをさせていただき大変良い経験をさせていただきました。

今後の活動のモチベーションにもなり、有意義な時間を過ごすことができました。

 

仙台大学硬式野球部のみなさま、ありがとうございました。