生徒会
【中学・高校】臨時生徒会総会 部活動原則入部の改正
本校の校則では、高校生の部活動入部について以下のように示されています。
第36条 部は生徒会員によって構成され、会員は少なくとも1つの部に所属するものとする。それぞれ顧問を置かなければならない。
この校則により、現時点では部活動に加入することが義務付けられています。
この校則を見直し、部活動への加入の在り方について全校生に対してアンケートを実施しました。アンケートでは、様々な意見が出されました。
【改正に賛成】
・放課後の時間を有意義に使いたいから。
・必ずしも自分のやりたいことが部活動の中にあるとは思えないから。
・原則入部だと真面目に活動をしない人がでて、ちゃんとやっている人に失礼だから。
・強制という縛りは校風にあっていない。
・部活動はあくまで「自主的な活動」だから。
・多様性を尊重するべき。無理やり入部させて生徒のやりたいことを奪うのはもってのほか。
【どちらでもいい】
・やりたい部活がないときに、強制的に入らないといけないのは違うと思う。しかし、入部しなければ他学年との交流の場が無くなってしまう。
・部活以外の活動に力を入れることができるのは良いが、部活の人数維持についてどう対策をとるのかを考えなくてはならない。
・廃止するなら、部活動への参加を推奨するというふうにしてほしい。
【改正に反対】
・入部する生徒が減少し、廃部になる部活動がでるかもしれないから。
・運動不足の人が増えてしまう。
・人間関係を学べる大切な機会だから。
・興味をもっていろんなことにチャレンジした方がいいと思う。
・部活動に入ることによってやりがいや目標を見つけられるケースもある。
多くの意見をいただいた上で、生徒会役員・中高連携幹事で改正案を作成しました。
第36条 部は生徒会員によって構成され、それぞれ顧問を置かなければならない。会員は、どれか1つの部に任意で所属してよいものとする。ただし、顧問の承認があれば、他の部と兼任して構わない。
この改正案について臨時生徒会総会を開いたところ、総会出席者の8割以上から賛成票が投じられました。
生徒たちの意見をまとめた改正案は、後日生徒会長から校長先生へ提案しました。
生徒たちが思い描く、ふたば未来学園の実現に向けて、これからも役員・連携幹事で活動を進めていきます。