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【給食】広野町のみかんを給食で提供~そして、高校生のみかんの皮を使った化粧品の開発に協力~
2021.12.14(火)
「酸味が特徴的な、おいしい広野町のみかん!」
広野町では、オレンジ色に色づいたみかんの収穫が始まっています。先週、スペシャリスト系列【商業】3年の選択者が、広野町のみかんを収穫してきました。そのみかんを使って、アグリビジネス(農産物を使ったビジネス)の探究をしている高校2年生の山内さんは、みかんの皮を使った化粧水の開発を進めています。化粧水を開発するためには、大量のみかんの皮が必要になります。そこで、学校給食にみかんを提供し、みかんの皮を回収することにしました。
山内さんは、ポスターの作成、中学校フロアでのZoom配信での呼びかけ、高校寮生への放送を行い、みかんの皮の回収を呼びかけました。
生徒がおいしそうにみかんを頬張る姿は、なんとも微笑ましいです。
広野町のみかんは、小ぶりで皮が薄く、酸味が強いようでした。「酸っぱい~!」「レモンのようなみかん!」との感想が多く聞かれました。
その他、「広野町のどこで栽培されたみかんなのかな。」と関心を持ち、山内さんに質問する姿も見られました。中高一貫校の本校ならではの光景です。
中学生の地域の食材への興味関心も高まりました。
山内さん、貴重な機会をありがとうございました。
探究活動が深まりますように、中学生一同、応援しています!
【給食】生徒祖父母の果樹農園のりんごを提供part2~生産・消費への意識を持って~
2021.11.29(月)
先月に引き続き、本校3年1組の菅野胡桃さんのお祖父様とお祖母様の果樹園「まごころ農園(福島市)」から、真っ赤なりんごが届きました。今回の品種は、“ふじ”。
お祖父様からお話を伺うと、“ふじりんご”にも細かく分類があるそう。菅野さんは、昔ながらの品種の“ふじ”にこだわって栽培しており、「手間がかかっても本来のおいしさを味わってほしい」と語り、♡まごころ♡のこもったお仕事をされているのがわかります。
例年に比べると、寒さが厳しくないようで、「味はおいしいですが、見た目が真っ赤になったりんごを納品できるかな」と心配されていました。しかし、そんな心配もよそに、貴重な真っ赤なりんごが納品され、こだわりのりんごはよく洗い、皮ごと切り分け、提供させていただきました。(写真は調理室内の様子です)
給食時間の放送では、胡桃さんは「りんごが苦手な人は、食べられる人にあげてほしいです。残さないでほしいです!」とコメントしていました。りんごの提供を一ヶ月前から楽しみにしていた生徒もおり、「おいしい~~!」「また食べたいです!」と、笑顔いっぱいでした。(生徒の写真がありません・・・ごめんなさい)
また、この日の給食は「ベジマンデー献立※ぺスコベジタリアン食」でした。ベジマンデー献立では、地産地消などを通して、食品の購入・消費にも目を向けられるように配慮しています。
『色が真っ赤じゃなくたって、品質に大きな違いがないこと』を伝え、生徒たちが生産者や農家の方の思いをくみ取り、商品を選べるようになってほしいなと思いました。