サッカー部チーム紹介

今年度より、JFA公認S級コーチであり、全国高校サッカー選手権大会優勝経験もある朝岡隆蔵先生(JFA派遣)を監督として迎え、サッカー部専用人工芝グラウンドで毎日高いレベルの指導を受けることができます。またJFAメディカルセンターとの連携による医療的なサポートも含め、集中してサッカーに取り組める環境が整っています。建学の精神である「変革者たれ』のことばを胸に、復興のシンボルとして夢の実現のため、強固な意志を持ち、困難に立ち向かい、自らを変革し、未来へと挑戦する開拓者となる」というチームフィロソフィーを掲げ、多くの方に期待と応援をしてもらい、勝利を奪いとる事を目指します。

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サッカー部活動報告

男子サッカー部 イギリス・マンチェスター研修 7日目(令和6年度福島県双葉地区教育構想国際人材育成プラン スポーツ交流)

2025年2月21日 23時37分
研修7日目、今日から2日間はチェスター大学でのトレーニングに参加させていただく。
チェスター大学には、有識者インタビューでも取材させていただくジョンダイク氏のチームでもある。
ジョン氏は、元米国マンチェスターシティサッカーアカデミーのアカデミー運営ディレクターであり、マンチェスターシティグループ前には、マンチェスターユナイテッドでサッカースクールの国際プレジェクトマネージャーを歴任していた経歴の持ち主である。
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昨年夏に、Jヴィレッジでジョン氏の指導者講習会を開催した時に、本校選手がサポートプレーヤーとして参加したご縁もある。年齢、体格、パワー、スピードも上の選手にどう立ち向かうかが試された。
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午前のトレーニングでは、ビルドアップをテーマに行われた。トレーニングの方法、目的の理解は問題ないが、初日からの課題となっている表現の部分はまだまだうまくいかない模様。要求の仕方、タイミングなどいまひとつ積極性が不足してしまう。
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午後は、フィニッシュをテーマにトレーニング参加。
いいシュートを打ってるのに感情表現も乏しく、コミニケーションの部分ではどうしても受け身になってしまっているのが拭えない。
練習後は、ジョン氏へのインタビューを兼ねてトレーニングの振り返りとアドバイスを受けた。他のコーチ陣からも、3人の選手にストロングポイント、ウィークポイントを話してくださりアドバイスを受けた。その中でも、「レジリアンス」という言葉をいただき強く印象に残った。

心の回復力という意味で、エラーが起きてもチャレンジするのが大切であるとのこと。どんな行動においても、また課題においても積極的に取組むのはあたりまえのように大切なのは充分認識しているはず。積極性をどう表現し、どのくらい表現するのかを3人の選手には考えて、明日の練習にのぞんでほしい。

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本日、もう一つの研修は、海外で活動する日本人選手への取材として、マンチェスター・シティーに所属している清水梨紗選手とのインタビュー。
3人の選手は、インタビュー前からだいぶ緊張した様子でしたが、お会いした瞬間から、気さくな感じで話しかけてくださる清水選手の魅力にみんなで引き込まれてしまいました。
技術面の話、メンタル面に関することなど、自身の経験も踏まえて、たくさんのアドバイスをもらう事ができあっというまに時間が過ぎていきました。
世界で活躍する選手のパーソナリティの高さを感じ、今後の人生において大きな財産となるインタビューになりました。
貴重な時間をいただき、お話ししてくださり本当にありがとうございました。清水選手のこれからの活躍をみんなで心から応援していきたいと思います。
【選手コメント】
・チェスター大学の練習に参加して、自分はなかなかパスがもらえなくて自分のプレーを出すことができませんでした。パスをもらっても何かいいことをしようとしてまたミスを繰り返してしまい自分の未熟さに気付くことができました。大学生相手でももっと自分の色を出せるようにどうすればうまく行くかどうすればミスを減らせるかよく考えてプレーできるようにしたいです。
清水梨紗選手のインタビューでは、最初はすごく緊張していたけれど、清水選手から話しかけてくれてすごく話しやすかったです。このような機会は滅多にないことなので聞いたことをしっかりと理解し、それを実行できるようにしたいです。
・チェスター大学のトレーニングでは、コーチの指示やチームメイトとの話の中でまだまだ理解できないことが多く大変だったがキーパーの人がとても優しく話してくれて楽しくプレーすることができた。そしてキーパーコーチからも良いフィードバックも貰えたので今後に活かしていきたい。
清水梨紗選手のインタビューでは、とても優しい方で質問も逆にたくさんしてくれたのであまり緊張もせず色々話すことができた。このような経験は滅多にないので教えていただいたことをしっかりと活かしていきたい。
・チェスター大学でトレーニングをして、プレーテンポが早くてパスをもらう回数が少なく、自分のプレーを出せなかった。コーチの人にはカットインからのシュートが良かったと言われたがもっと打ち込んで、自分の武器にしていけるようにしたいと思った。
清水梨紗選手のインタビューでは、映像をみることやどんな選手が味方にいたらやりやすいかなど、ためになる話をたくさん聞くことができたので、自分のプレーに活かしてもっといい選手になりたい。

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