野球部紹介

「個」を生かすことを第一に、自主性・協調性を育て、人間的な強さを身に付けることを目指します。また、野球を深く知り、野球を通して身に付けた力で地域に貢献できる人になることを目指します。3度甲子園に出場している双葉高校を始めとした野球が盛んな双葉地域の復興を目指して頑張っています。

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野球部活動報告

【野球部】第42回春季相双地区高等学校野球選手権大会

2023年6月30日 12時00分

 

6月3日(土)~6月5日(月)の3日間で第42回春季相双地区高等学校野球選手権大会が開催されました。

本校野球部は4日(日)の第1試合で相馬総合高校さんと対戦しました。

 試合は初回に2アウトからのフォアボールと盗塁でピンチを迎えると相手の4番バッターに先制のタイムリーヒットを許し、追う展開となります。
 直後の2回表の攻撃。7番箱﨑正義(3年)、8番蒲生謙心(2年)のヒットで1アウト1・2塁と反撃の形を作ると9番の緑川歩幹(3年)がライトスタンドへ逆転の3ランホームラン!一振りで試合をひっくり返します。
 この勢いで試合の主導権を握りたいところでしたが、4回裏の守備。この日先発した佐藤一之成(3年)が相手の打線にフォアボールにバントヒット含む4本のヒットを打たれこの回2失点試合は3―3と振り出しに戻ります。
 前半5回を3-3で折り返し、次の点を先に奪いたいところでしたが、後半の立ち上がり6回裏に1エラーを挟んでの4連打で一挙3点を失います。
 何とか逆転したい打線でしたが、後半は6回から継投に入った相手投手を攻略できず、7回に箱崎龍聖(3年)の2ベースヒットをきっかけに返した1点のみ。
 8回の裏に相手にレフトスタンドへの特大のホームランを許すなど、守備で精彩を欠きこの回5失点。4-11の8回コールドで試合は終了しました。
 
 この大会期間中に体調不良者が続出し、急遽メンバーの入れ替えを余儀なくされ、夏の大会前のこの公式戦をチームとしてベストな状態で迎えることができませんでした。さらに昨秋の県大会ぶりの公式戦コールド負けを喫し、来る夏の大会へ危機感を持つ試合となりました。しかしながら、そのような状況の中、公式戦初出場をした1・2年生も持ち味を発揮し、チームとして今後の成長に生かせる部分も多くありました。

 

 
 日頃より本校野球部への様々なご支援とたくさんのご声援をくださる皆さまへ感謝申し上げます。来る夏の大会へ向けて、「地域に感動を与え、応援されるチーム」を目指し、より一層の精進に励みます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

【野球部】春季相双支部予選大会結果報告~令和5年度始動~

2023年5月31日 18時00分

「地域に感動を与え、応援されるチームづくり」

令和5年度がスタートし、6期生の卒業から4か月が経とうとしています。
9期生13名の新たな仲間を迎え入れた本校野球部は総勢28名(選手26名マネージャー2名)で新年度をスタートさせました。

新体制となりすぐに第75回春季東北地区高等学校野球福島県大会相双支部予選が4月22日(土)から開幕しました。

初戦は相馬総合高校との対戦でした。
先発のマウンドに上がったのは岡田琉音(3年)立ち上がりから球威・制球・テンポ良く投げ込み、スコアボードに0を並べます。
一方、打線は相手投手にしぶとく食らいつき1回の裏に幸先よく1点を先制。その後も岡田琉音(3年)が自らを援護するレフトへのホームランや佐藤一之成(3年)、川島詩音(3年)のヒットなどを足掛かりに3回4回と着実に点を重ね、5回終了時点で6-0とリード。

迎えた後半、序盤でリズムを掴んだ先発岡田は好投を続けます。自ら与えた四死球などでピンチの場面を迎えながらも7回を投げ11奪三振を奪い相手に得点を許しませんでした。8回から登板したのは箱﨑正義(3年)、先頭バッターへのフォアボールと2アウトからヒットで得点圏にランナーを背負うものの無失点で抑えます。

序盤から得点を重ねた打線ですが、相手の2番手投手からなかなか追加点を奪えずにいました。迎えた8回裏の攻撃、フォアボールとヒットで0アウト1・2塁と追加点のチャンスを作ります。打席には途中から登板した箱﨑正義(3年)。1ボールからのファーストストライクを強振すると、打球はレフトスタンドへと飛び込むサヨナラ3ランホームラン。(8回コールド)

この試合は試合前から強風が吹き、天候への対応にも苦戦しましたが、粘り強く戦うことができたと思います。

 

続く4月29日(土)の相馬高校戦は決勝戦となりました。

この日の先発は瀬谷蒼羽(3年)序盤から相手投手との投手戦となります。
序盤からバント処理のミスもあり、再三ピンチを背負いますが、守備にも助けられ相手に得点を許しませんでした。

粘り強く投げる投手を援護したい打線ですが、なかなか相手投手を攻略することができません。5回まで散発3安打に封じられます。何とか得点したい打線は後半6回の裏、相手のエラーとフォアボールをきっかけにチャンスを作るとこの試合5番に入った中野紘斗(2年)がライトオーバーのタイムリー2ベースで待望の先制点を奪います。その後も一進一退の攻防を繰り返し、迎えた8回裏の攻撃、最終回へ向けて追加点が欲しい場面で2番の岡田琉音(3年)が自身今大会第2号(2試合連続)のソロホームランで2点目が入ります。

2点リードで迎えた最終回の守り、ここまで相手打線を0点に抑えてきた瀬谷が9回も志願しマウンドへ上がります。先頭打者にデッドボールを与え出塁を許すものの後続を断ち見事完封勝利!

日頃より本校野球部への多大なるご支援とご協力を賜る皆様のおかげ様で昨年度の同大会の初優勝から2連覇を達成。昨年度秋季支部大会から3季連続での支部大会制覇となりました。

相双支部第1代表として5月13日(土)から会津をメイン会場とする県大会への出場権を獲得することができました。
沢山のご声援をありがとうございました!今後とも何卒宜しくお願い致します。

【野球部】トレーニング講習会

2022年12月16日 12時00分

 

本校野球部は12月5日(月)のスポーツⅡの時間に本校専属アスレティックトレーナーである久保さんに講習会を実施していただきました。

先日の栄養講習会でのお話と関連させながら、怪我をしないためのトレーニングやパフォーマンス向上のためのトレーニング、レベル別体幹トレーニングのいくつかの実践を交えたお話をしていただきました。

現在野球部では、ウォーミングアップと練習後のダウンのストレッチをトレーナーの久保さんにメニューを組んでいただき継続して取り組んでおります。

何事においても近道はなく、1人ひとりの日常の取り組み、積み重ねが自身のレベルアップに最重要であることを再確認し毎日のトレーニングに励んでほしいと思います。

【野球部】栄養講習会

2022年11月25日 12時00分

 

本校野球部は11月15日(火)のスポーツⅡの時間に今年も栄養講習会を実施いたしました。今回も株式会社明治様より管理栄養士の橋本さんを講師にお招きし、これからの冬のトレーニング期間の食事・栄養面で大切なことをお話いただきました。

2年生は2度目、1年生は初めての栄養講習会となりました。
普段行っているトレーニングをしっかりと身にするために土台となる体づくり(食事)の重要性を改めて確認させていただきました。また、理想の食事に近づけるための日常行える工夫や「何をいつ食べるか」という細かい部分まで丁寧にお話していただきました。

生徒たちは日頃の自分たちの食事を振り返りながら、よりよい食事にするための改善点などを考えることができ大変充実した時間を過ごすことができたようです。

 

 

【野球部】3年生を送る会

2022年11月18日 12時00分

 

11月13日(日)
ふたば未来学園高等学校野球部の3年生を送る会を実施いたしました。

第1部 セレモニー(アリーナ1)

久しぶりの公式戦用ユニフォームに袖を通し、3年生18名の堂々とした入場から開式しました。3年生代表の井堀優陽主将の素晴らしい挨拶や1・2年生から3年生へのメッセージ、また、3年生全員から1・2年生へのエールもあり、3年生らしい温かい会となりました。

 

第2部 ホームラン競争・スピードガンコンテスト(本校グラウンド)

前半のホームラン競争では、強風でコンディションが厳しい中…
同率1位で髙橋和輝と草野真優が並び優勝は草野真優という結果となりました!!

後半のスピードガンコンテストでは、3年生がその実力を発揮しました。
多くが130・140キロを計測したハイレベルな争いを制したのは夏にエースナンバーを背負った佐藤哉汰。11月の寒空の下、流石といったパフォーマンスを全員が見せてくれました!!

 

第3部 3年生同士のラストゲーム⚾(SOSO.Rならはスタジアム)

3年生が2チームに分かれ、久しぶりの試合でした。保護者の方の前で思いっきり楽しんで野球をしている姿を見せることができたと思います。白熱した展開となった試合の行方は…3対3の引き分けで終了。両チーム好プレーが多く飛び出し、改めて3年生の力を見せてくれました!ナイスゲームでした⚾

 

試合後は3年生1人ひとりから家族への感謝の気持ちを込めたキャッチボール。
これまでの苦労やさまざまな思い、そして言葉では表しきれないたくさんの感謝のありのままを言葉にしていました。

3年生にとって困難の多かった高校野球生活。しかしながら、1人ひとりが着実に歩みを進め、「強い学年」になってくれました。どんな時も前向きで明るく優しいこの学年のカラーはキャプテンを中心に自然と作り上げられたものだと感じています。1・2年生はこの偉大な3年生の背中を見て、これから自分たちのカラーを出したチーム作りをして欲しいと思います。

【野球部】花巻遠征活動報告(10/29)

2022年11月4日 12時00分

 

本校野球部は今年も花巻東高校さんと練習試合をしていただきました。
今回は高校グラウンドではなく、初めて球場を使用させていただいての試合となりました。

 第1試合 2対11
 第2試合 5対11

練習試合の結果を上記の通りです。

全国で戦うチームとの試合では得点差以上にその内容の差を痛感し、たくさんのことを学ばせていただきます。特に今回はこれまでと違い球場での試合ということで初めて花巻東高校さんの球場入りから練習試合前のウォーミングアップや試合の準備の様子、また試合中にどのようなことを確認しているのかを間近で感じることができました。

生徒たちは試合中はもちろんのこと試合以外の部分でも自分たちに足りないものを感じることができたと思います。

また、試合後には佐々木監督からお話もいただき、改めてこれからの時期の重要性を再認識させていただきました。今回の経験を生かして今後の冬のシーズンにしっかりと力をつけたいと思います。

 

【野球部】野球部へバスを寄贈いただきました

2022年9月30日 12時00分


日頃より本校野球部の活動に多大なるご支援をいただいております、いわきタクシーグループ株式会社報徳バス様よりこの度、本校野球部へバスを寄贈していただきました。
9月11日に顧問の藤田憲一様、運輸主任の小野隆弘様にご臨席を賜り、本校にてバスの贈呈式を執り行いました。

式の中で藤田様より今回寄贈いただいた経緯や本校野球部へのエールとともに贈呈をしていただきました。
新チーム主将の川島詩音(2年)が「いただいたバスとともに勝利へ向かって進んでいきたい」とお礼の言葉を述べました。

いわきタクシーグループ株式会社報徳バス様、本当にありがとうございました。
まだまだ歴史の浅い本校野球部にとってこのようなご支援をいただけることに関書の気持ちを忘れずに
バスのナンバーである「1」、県内No.1を目標にこれからも精一杯活動していきたいと思います。





【野球部】第74回秋季東北地区高等学校野球大会 結果報告

2022年9月30日 12時00分

 

本校野球部は第74回秋季東北地区高等学校野球大会(相双支部予選8月25日~、福島県大会9月17日~)に参加して参りました。

3年生の最後のミーティングから約1ヵ月。「3年生を超える」と目標を掲げスタートした新チームは、あっという間に秋の大会を迎えました。

 

8月25日、相双支部予選の初戦は相馬高校との対戦でした。

初戦の緊張感もあり細かいミスはありましたが、3回表の攻撃で先頭1番キャプテン川島詩音(2年)のヒットをきっかけに相手のミスにも乗じて先制した4点を先発の箱﨑正義(2年)、2番手瀬谷蒼羽(2年)の継投で守り抜き、5対3で辛くも勝利を収めました。新チーム初の公式戦ということもあり攻守ともに細かいミスはありました。

 

8月29日、続く相手は相馬総合高校。

この試合は序盤から相手打線の猛攻を受け、3回までに6点を奪われます。何とか点数を返したい打線は相手投手をなかなか攻略できずに前半5回を無得点で試合は進んでいきました。
これ以上失点を許したくない守備では、5回から2番手で登板した瀬谷蒼羽(2年)が好投。5回から8回まで相手打線を0点に抑えます。

試合終盤、ようやく打線がつながり6回から少しずつ得点を重ね8回終了時点で4対6とその差を2点に縮めて9回の攻防。

守りのミスが出て痛い2失点。4対8で9回裏の攻撃に入りました。先頭の蒲生謙心(1年)がセンターへのヒットを放ち、勢いづくと箱﨑正義(2年)、川島詩音(2年)も続き、得点を返します。岡田琉音(2年)、瀬谷蒼羽(2年)もヒットでつなぎ、送りバントを1つ挟みここまで5連打。一気に同点に追いつきました。2死2塁のサヨナラのチャンスに中野紘斗(1年)がしぶとくショート脇への内野安打を放つとこの間に2塁ランナーが一気にホームへ生還!一時最大6点差あった試合をひっくり返し9対8の逆転サヨナラ勝ち!決勝戦へと駒を進めました。

 

9月3日、厳しい試合を勝ち抜き迎えた決勝戦の相手は小高産業技術高校。

前の試合の勢いそのままに4番岡田琉音(2年)のホームランなどで序盤から小刻みに得点を重ねます。
後半6回の守備、相手のホームランや犠牲フライで3点を返されますが、直後の攻撃、3番佐藤一之成(2年)が四球を選ぶと相手のミスと岡田琉音(2年)のタイムリーツーベースで2点を追加。相手にリードを許すことなく、7対3で勝利しました。

この試合、岡田琉音(2年)がサイクル安打を達成しました。

 チームとして3年ぶりの秋の相双支部予選を制覇!
しかし、3試合を通してチームの課題が多く見つかり、まだまだ成長できる部分を確認できた今大会となりました。

 

【野球部】第104回全国高等学校野球選手権福島県大会

2022年8月31日 12時00分


第104回の夏が開催されました。
本校野球部は7月9日に開幕しました第104回全国高等学校野球選手権福島県大会に参加しました。

今夏は第8シードとしての出場。また組み合わせ抽選会で井堀優陽主将(3年)が選手宣誓を引き当て、開会式での選手宣誓を行いました。
開会式では、選手たちの堂々とした行進と井堀主将の素晴らしい選手宣誓が見られました。

 

7月10日。シード校として緊張の中初戦を迎えました。
対戦相手は会津北嶺高等学校。



初回、相手の四球と4番岩佐翔多郎(3年)、5番髙橋和暉(3年)の2本の単打で幸先よく1点を先制!
先発の佐藤哉汰(3年)はリズムよく投球し、初回は3者凡退、2回は3者連続三振と試合の序盤に試合の流れを掴みました。
1対0で迎えた4回の守備、先発佐藤が制球を乱し、2つの四死球をきっかけに同点を許します。

しかし直後、1対1からの中盤5回。替わった相手投手から2死を取られた後、3番草野彰仁(3年)の2塁打から4番5番の3連打で勝ち越しに成功!
その後佐藤は持ち前の打たせて取る投球で相手に点を許しません。

中盤から打線がつながり、1番佐藤哉汰、5番髙橋に本塁打も飛び出し、8回までに大量8点を奪いました。
8回から2番手平子朝陽(3年)が登板。得意の変化球を駆使し、3者凡退でゲームセット。



序盤の均衡した展開から、中盤に打線がつながり、8対1(8C)で初戦を突破しました。
ベンチとスタンドが一体となり、自分たちらしい野球ができたと思います。

【野球部】第41回春季相双地区高等学校野球選手権大会結果報告

2022年6月10日 10時00分

6月2日、4日、5日の3日間で第41回春季相双地区高等学校野球選手権大会が行われました。
結果は以下の通りです。

  準決勝  対 相馬総合高校  (3-5)
3位決定戦  対 小高産業技術高校(9-1) ※第3位‼

夏の大会直前の大切な公式戦でした。2試合を通して、ベンチメンバー20人全員が出場し、チームとしての結果を求めるとともに「公式戦」という緊張感の中でいかに自身のプレーを発揮することができるか。ということも大きなポイントでした。結果としては第3位に終わってしまいましたが、価値のある2試合を戦うことができたと感じております。

準決勝の相馬総合高校戦では、今シーズン公式戦初先発の3年生が立ち上がりに失点を許したものの、2回3回は無失点と修正し、継投に入りました。後を引き継いだ投手も粘り強く投げながらも追加点を許し、3人の継投で5失点でした。
一方、攻撃陣は1回の表に3連打で幸先よく先制したものの尻上がりに調子を上げる相手投手から追加点を奪えず、3-5で敗れました。

迎えた3位決定戦。序盤から両チーム先発投手の好投もあり、5回終了時点で1-0でリードと厳しい展開でした。
6回表に7本の長短打を集め一挙8得点で突き放し、9-1の7回コールドで勝利することができました。 

また大会終了時に各校の3年生マネジャーへの感謝状贈呈式が行われました。
日頃の献身的なサポートや大会時のアナウンスなど円滑な大会運営に大きく貢献してくれました。夏の大会まで本当に限られた日数となってきました。これからもチームの一員として最後まで一緒に戦い抜いてほしいと思います。選手たちもこれまで支えてくれたマネージャーのためにも夏の大会を精一杯頑張ってほしいと思います。