部活動紹介

2021年11月の記事一覧

【社会起業部】 東京都小金井市の中央大学附属高等学校との交流

10月29日、東京都小金井市にある

中央大学附属高等学校の2年生と交流しました。

みなさんは「教養総合」という授業で科学技術の光と影について考え、
今回福島県浜通りに来てくれました。

本校生による校舎案内のあと質疑応答の交流です。
あるグループには「福島県ってどんなイメージ」という質問をしてみました。

「申し訳なくて失礼極まりないんですが、原発事故が起きて、
ハワイアンズとかも汚染されて絶対いけないなって思ってました。

無意識に福島を責めていたけど、
自分たちも電力を使ってたし…未熟な考えでした。

偏見の目があったけど、半年以上勉強して、
2泊3日の中で事故に関わった方々などの話を聞いて
自分たちの思いを考える道しるべになりました」

「事故から数年後、一度福島を訪ねたことがあります。
瓦礫がたくさん…人の思い出が積みあがってるような気がして。
大泣きしたんですよ。避難してきた子も友達にいたし。

…自分たちが使っていた電気を作っていたんだな、って思い知って。
来れてよかった。また来たいです」

「この授業を通じて、世界中で考えなきゃいけない問題だと気づきました」

「ほんとにわたし、放射能が怖くて。
親も「絶対に被曝しないの? 調べろ」って。
ふりまわされてた。やっぱりちゃんと自分の目で見て確かめなきゃって」

部員の自分のことを話しました。
「中国のアプリゲームで、福島にいるっていうと、悪口を言われたり
「ほんとに人住んでんの?」「やめとけ」とか言われる。
知ろうとしないから。
皆さんのような高校生が来てくれて本当に嬉しく思います」

福島の実態に興味を持っていただき、ありがとうございました。

最後に附属校さん、社会起業部本部・カフェチームとで写真を撮りました。