【工業・商業】&【高校探究】~双葉郡の地で、大熊の梨が育っています~
2020年8月19日 07時00分令和2年3月1日(日)
・福島県立ふたば未来学園中学校・高等学校の正門をくぐると左手に、Ⅱ期生が未来創造探究アグリビジネス班(大熊の梨チーム)で取り組んでいた「フルーツガーデン関本さんの梨の苗木」がありました。
Ⅱ期生の卒業証書授与式(H31.3.1)の来賓祝辞より
『避難先の千葉県において、「大熊の梨」を見事に復活させ、一昨年ご逝去された関本信之さんが育てた梨の苗木が、先日、ふたば未来学園に移植されました。これも、ふるさとの食材について学ぶ授業を通じて、関本さんのことを知ったみなさんが発案されたことだと聞きました。その苗木に宿ったみなさんの想いは、必ずや、頼もしい後輩たちへと引き継がれていくだろうと思います。将来、この苗木にも豊かに梨の果実が実ることでしょう。同じように、「変革者」たる皆さんが社会で活躍し、実らせる果実は、苗木に実った梨と同じように、将来、顔も名前も知らない人たちの頬を緩ませることと思います。』
さすがに1年で実は尽きませんでした。葉っぱも散って寂しくなった梨の木に、Ⅲ期生(工業・商業)は梨のイルミネーションにチャレンジしました。支柱をつけ、イルミネーションをつけ、麻紐で梨の実を作り、ソーラーパネルを取り付けました。途中からⅣ期生に作業を引き継いでもらいました。
令和2年3月3日(火)
・探究活動を行ったゼミメンバーによって、双葉郡の地に地植えされました。
台風や病気への対策を考え、大熊町で梨の栽培をされていた方のお庭をお借りすることにしました。
令和2年6月6日(土)
・一本の梨の木に5つの実がついていました。
令和2年7月15日(水)
・昨年度に世話をしていたメンバー(商業3年次)が、移植後に初めて訪問しました。
3密を避けるため、半分に分けて訪問しています。
居残り組にはオンラインで中継しています。
梨の実が4つになっていました。
令和2年7月22日(水)
・昨年度に世話をしていたメンバー(商業3年次)が、訪問しました。
梨のほかにも、牛なども見せていただきました。
梨の実が、すくすく育っています。
まだ、品種がわかりません。
次回は9月の報告となります。
これまでの取組みはこちらをご覧ください。