【工業】R6 ものづくりマイスター事業(高校2年次)の取組み終了
2024年12月2日 18時02分10月3日(木)より実施しておりました、高校2年次のマイスター事業(旋盤作業)も終了いたしました。
2回目(10/10)以降の取組みについて報告します。
2回目・3回目(10/24)は、服部様にご指導いただきました。
授業で経験してはいるものの、
企業で取組む姿勢や作業方法の確認中
材料を取り付け、いざ切削作業!
一人が切削指導を受けている間、他者は作業の確認をしております。
作業の手順や寸法を確認しながら、作業を進めました。
2週間で、
4人とも同じ形状(3段切削)・同じ寸法になるように加工しました。
まだ荒削りの段階ですので、次からは仕上げ削りになります。
4回目以降は武田様の指導をいただき、仕上げ削り・寸法精度を上げた加工をするため、
新たな測定具(マイクロメータ)を使用しながら、切削加工を行いました。
切削の合間には加工品の寸法を確認したり、記録したりと、皆で協力して作業に取組みました。
旋盤にて、バリ取り(切削面に生じる返し除去:面取り)をし、
その後に、組ヤスリを使用して、バリ取り加工の微調整をします。
それぞれが切削加工をし、完成した製品。
荒削り時のものと変わりないようにも見えますが、指定寸法通り、加工されております。
※作業方法は、十人十色。人それぞれ、いろいろなやり方がある。
完成したものが、図面通りに加工されていれば問題ない!とのことでした。
服部様は、ものづくりの各分野で卓越した技能・技術を持つ匠をたたえる『 現代の名工 』に、今年度選出された全国138名のうちのお一人で、最年少での受賞とのことです。おめでとうございました。
武田様も、相馬事業所内での後進育成のご指導も担当しており、私たちは、大変すばらしい方々にご指導いただき貴重な時間を、良い体験をさせていただきました。
高校2年次生は事業期間中、校内行事(考査や修学旅行など)もあり、約一か月半という期間になってしまいましたが、講師を務めていただいたお二人も話しておられましたが、事故やケガをすることなく取り組めたことはよかったと思います。
お世話になりました。