地域協働スペース「双葉みらいラボ」オープニングセレモニー
2019年4月11日 08時06分4月3日12:30新校舎の大きな目玉の一つである地域協働スペース「双葉みらいラボ」のオープニングセレモニーが多くの来賓の方々と生徒、職員が見守る中、盛大に執り行われました。
セレモニーでは福島県教育委員会 鈴木淳一教育長、本校 丹野純一校長から挨拶がありました。挨拶の中で双葉郡教育復興ビジョン推進協議会、双葉郡子供未来会議、双葉郡未来会議などを通して多くの地域の方々と大人と子供たちが長い時間をかけ、復興に向けてどんな施設が必要で、そこでどのような活動が期待されるかを話し合ってきたこと、この施設に期待する思い、そしてそれを実現するためにデザインと設計を担ってきてくださった辺見・阿部設計共同体、株式会社ブルースタジオそれぞれのスタッフへの感謝と惜しみない支援をしてくださった日本財団とボートレーサーの守田俊介氏への感謝の気持ちが語られました。その後、生徒たちの掛け声でカウントダウンが行われ、いよいよ幕が上がりお披露目となりました。
引き続き、空間を設計してくださったブルースタジオ 大島 芳彦氏からこの施設から見える里山の景色と施設中央に位置する大樹をモチーフとした大きな柱についての説明がありました。セレモニーの最後には日本財団 笹川順平常務理事、ボートレーサー 守田俊介氏、広野町 遠藤智町長から祝辞をいただきました。祝辞ではそれぞれがこの施設に期待する思いを語っていただきました。
最後に、生徒を代表して生徒会長 菅野光桜さんから御礼の言葉がありました。とても素晴らしい施設で驚いていることやこれからこの施設で行っていく探究活動などにすでに胸躍る気持ちであることなど率直な言葉で伝えられました。
その後、施設を各メディアや来賓の方々が自由に見学されました。その中では社会起業部で運営する「カフェ ふぅ」についての説明もありました。5月下旬のオープンを目指しています。なお、この施設の地域の方々へのオープンはカフェのオープンと同じ5月下旬を予定していますので、今しばらくお待ちいただけますよう、よろしくお願いします。