高校1年次生が広島研修に参加しました!
2025年11月17日 12時00分11月14日(金)から2泊3日で1年次生12名が広島研修に参加してきました。
世界で初めて原子爆弾が投下された広島市は「世界の平和、そして、核なき世界を作る」という強いメッセージを発し続けています。
「震災から15年が経とうとしている今、福島に生きる私たちは震災の記憶をどのように紡ぎ、どんなメッセージを発していくべきなのか?」
これをテーマに広島市での事例を参考にしながら、平和や命の尊さ、歴史の保存や伝承、平和に関する教育の在り方について生徒それぞれの視点で学びを深めてきました。
〇1日目 国泰寺高校の生徒さんとの「探究」に関するディスカッション
国泰寺高校1~2年生の生徒のみなさんと探究活動についてのディスカッションを行いました。和やかな雰囲気の中、それぞれの探究テーマを発表しあい、指摘やアドバイスをいただきました。現在、まだ「大きな枠」でしか考えられていない探究テーマをどのように焦点化していくかについて学びを深めることができました。
〇2日目 広島平和記念資料館 語り部講話 ハチドリ舎のワークショップ
平和記念資料館で原子爆弾の悲惨さを肌で感じるとともに、語り部さんの講話では、その歴史をどのように繋いでいくのかについて考えることができました。また、午後のハチドリ舎のWSでは、広島と福島の共通点や違いを比較しながら、震災からどんなメッセージを発するべきなのか?について意見を交換しました。
。
〇3日目 袋町小学校平和資料館(被爆建物)、広島国際フェスタ
被爆建物である袋町国民学校の址を見学し、歴史的な建造物や当時の史・資料の保存、展示の仕方について学ぶことができました。
広島市では11月を「平和文化月間」として、様々なイベントを開催しています。最後に、その一環である国際フェスタに参加し、生徒それぞれの興味・関心のもとブースや展示を見学しました。
生徒一人一人にとって、充実した研修になりました。この経験を今後の学習に活かしていきたいです!