【海外研修】ドイツ研修8日目(1/13)
2025年1月15日 21時45分この日はそれぞれが宿泊しているホームステイ先からパートナーと一緒に登校。
ドイツは冬の日照時間が短く、朝の7時はまだ夜のように真っ暗です。みんな真っ暗な中で徒歩や車、自転車などでそれぞれ学校へと向かいました。
EMGのKonstanze先生による校内のツアーの後、日本文化や演劇についてのプレゼンを行いました。
その後、小さなグループに分かれ、日本とドイツの学校の仕組みの違いについてもディスカッションしました。例えば、ドイツでは日本のような定期考査ではなく、教科ごとに3週間ほどかけてペーパーテスト、口頭テスト、その他抜き打ちテストなどさまざまながあり、それらの全てで40%以上できていないと留年になるそうです。日本に比べてとても厳しいと思いました。そのためか、英語に関して言えばEMGの生徒は母国語ではないのにも関わらずとても流暢に話します。また、ドイツの地理や歴史などにも詳しく、質問すると何でも答えてくれます。学びに対するモチベーションがとても高く、学んだことがきちんと実践で役に立っているように感じました。日本の生徒たちも日々勉強に一生懸命取り組んでいますが、学んだことが役に立つ場面をたくさん経験し、学びを血肉にしていきたいと思いました。何のために勉強するのかについて、改めて考えさせられました。
学校の食堂でランチを食べ、午後はMaskeum museumというところへ行き、ミュンヘンに古くから伝わる伝統行事で使われるマスクの展示を見てきました。日本のなまはげのような怖い顔をしたお面がたくさんありました。クリスマスの時期に悪い精霊を追い払うためのものだそうです。
そして夜は夕食会を開きました。
お互いの国の料理を作って、みんなで食べました。
我々は豚汁と手巻き寿司、天ぷらを作りました。
どれも好評で、あっという間になくなりました。日本食が恋しくなった本校の生徒たちもたくさん食べ、中にはホームシックになって涙する生徒に、パートナーの生徒が優しく寄り添う場面もありました。
この日が最後のホームステイ先での滞在です。ホストファミリーとの最後の時間を最後まで味わってほしいと思います。
【生徒の日記 Uさん】
今日はEMGで交流をしました。日本の文化の発表では折り紙や水引き日本のアニメなど様々なものを紹介しました。その後日本とドイツの教育方式の違いや、日々の過ごし方など会話を楽しみました。私と同じテーブルにいた生徒の方たちは折り紙にとても興味があり、一緒に鶴を折りました。日本の文化でも特に好きな折り紙に興味を持ってくれてとても嬉しかったです。お昼はEMGの食堂で食べました。ハムのようなお肉とにんじん入りのホワイトソース、マッシュポテトのプレートを食べました。各食材の味のバランスが取れていて美味しかったです。午後はドイツの伝統的なお祭りに使うなまはげに似たお面の博物館に行きました。6kgぐらいのお面をかぶりながら機敏に踊っていたり、もふもふの衣装を着たりしていて、お面の迫力をすごくてとても凄かったです。夜ご飯は日本食を自分たちで作り、EMGの生徒さんもドイツ料理を作りお互いの国の食べ物を振る舞い合いました。久々の日本食はとても美味しかったし、手巻き寿司をとても気に入ってくれてとても嬉しかったです。食事の後はヲタ芸を披露したり、ドイツのゲームをしたりしてもっと仲を深めることが出来良かったです。帰宅後、ホームステイ最後の日なので一緒にトトロの映画を見ました。明日にはお別れだと考えるととても寂しいです。明日はドイツ研修最終日なのでたくさん学び、沢山楽しみたいと思います!!!
【生徒の日記 Sくん】
今日はEMGとの交流でしたが、自分は諸事情で途中からの参加になり、夕食会の買い出しから始まりました。
その後、伝統的な祭りに使うマスクの博物館に行きました。少し不気味な雰囲気を醸し出していましたが、様々な歴史をしれて楽しかったです。その後は手巻き寿司と豚汁を作りました。少しバタバタとしましたが、みんな楽しんでいて美味しく食べてくれたので良かったです。そして、文化発表班がずっと練習していたヲタ芸の完成した姿をみて、少し安心しました。
その後お菓子を食べながらボードゲームなどをしたときEMGの生徒数人が一緒にやろうと誘ってくれたのが嬉しかったです。
今日帰ったあとホストファミリーがたくさんのお土産をくれました。ドイツのことを忘れないようにとマグカップなど他にも様々なものをもらい嬉しかったです。
短い間でしたが、とても充実したホームステイ生活でした。ホストファミリーには感謝してもしきれません。
明日、お別れとなりますが最後まで全力で楽しみたいと思います。