JICAの「貿易ゲーム」を実施しました!(1年次)
2019年2月1日 15時14分1月23日(水)5・6校時、「産業社会と人間」では、1年生を対象に“世界を知る”ことを目的に、JICA職員による貿易ゲームを行いました。
*貿易ゲーム:貿易ゲームは、国によってもともと所有している資源や技術力が異なり、その中でより良い国づくりを目指すゲームです。情報格差、技術格差など様々な格差が存在する世界で他国と協力したり、場合によっては青年海外協力隊の力を借りながら、なんとか製品を作り出し、財を得ていきます。
このゲームを通して、世界のモノ・カネのしくみ(経済)や、構造的貧困を模擬体験することができます。
↑入場時に国分けのくじをひいて、いざ貿易ゲームの世界へ!
↑JICA職員の坂本さんによるルールの説明!
↑紙とハサミで製品を生み出している最中です。資源(紙)がたくさんあるけど、よく見ると切り方(生産方法)が無駄なところも。もったいない!
↑銀行に製品を売っている様子です。銀行は国の信用度によって、対応に差がありました。
↑製品販売で得たお金で、食料や教育などの各種カードを買う様子。国内の充実を図る。
↑国づくりボードに、各種カードを張っていく様子。
↑JICA版貿易ゲームの仕掛けであるトランプ。働かずに遊んでしまう人たちが出現してしまうことも。これもリアリティです。
↑振り返りの様子。様々な仕掛けを明かした時、生徒からは「あ、そうだったんだ!」「なるほど」と言った声も上がりました。
《参加した生徒の声》
「私は今回のゲームを通して、たくさんのことを思いました。世界のことはあまり分かっていませんでしたが、このゲームで貧しい国と裕福な国があり、できることとできないことがあるなと思いました。何もない国に教えたり、あげたりすることが大切なんじゃないかと思いました。」
「今日の貿易ゲームを通じて、経済力、資源、情報力の格差などを知ることができて良かったです。また、“協力することで発展していく国が増えて世界が比較的豊かにすることができるのかな”と思いました。」