サッカー部チーム紹介

今年度より、JFA公認S級コーチであり、全国高校サッカー選手権大会優勝経験もある朝岡隆蔵先生(JFA派遣)を監督として迎え、サッカー部専用人工芝グラウンドで毎日高いレベルの指導を受けることができます。またJFAメディカルセンターとの連携による医療的なサポートも含め、集中してサッカーに取り組める環境が整っています。建学の精神である「変革者たれ』のことばを胸に、復興のシンボルとして夢の実現のため、強固な意志を持ち、困難に立ち向かい、自らを変革し、未来へと挑戦する開拓者となる」というチームフィロソフィーを掲げ、多くの方に期待と応援をしてもらい、勝利を奪いとる事を目指します。

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トップアスリート詳細(系列の特色、育成環境等)

サッカー部活動報告

サッカー・ドイツ研修4日目

2019年2月21日 08時10分

4日目2/19

午前はSports Schuleで初のTRでした。
昨日のTRから得た課題をどう解決していくかをそれぞれが考えながら参加していました。
一番の課題はやはり「言葉」。
例えば「2タッチ」ということは理解できても、どこのプレーヤーが2タッチなのか、全員が必ず2タッチなのか、などの細かい指示までを理解するのはとても難しいです。ドイツ語での説明をうまく理解できずに何度か練習が止まることも、、、この時間がまた焦りを生んで、、、。
昼にはドイツ在住でスポーツライターをされている鈴木達朗さんに昨年に引き続きインタビューをさせていただきました。今のヨーロッパのサッカー事情などをネットを介さずにリアルタイムの情報を聞くことができました。サッカーに限らず、文化やインタビューの仕方など様々な視点から生徒たちは質問をぶつけていました。質問は止まらず1時間半をあっという間に過ぎてしまいました。鈴木さん、お忙しい中お時間をいただき、様々な質問に丁寧にお答えいただいて本当にありがとうございました。
夕方からはF.C.HERTHA 03 BERLIN-ZEHLENDORFの練習参加。今日は3人ともU-17の練習に参加することになりました。2回目の練習参加ということもあり、練習前から声をかけてドイツ人選手と2人でボールを蹴ってウォーミングアップをしている派遣生もおり、自分の殻を破ろうとしている気持ちを感じました。ZEHLENDORFの選手たちはコミュニケーション力がとても高く、こちらから確認しなくても監督の言っていることを向こうから派遣生に改めて説明してくれるような選手たちでした。ボールを使った練習がメインで、全員が一斉に練習できる内容だったことが印象的でした。プレー展開の早さに派遣生たちは必死についていこうという意識を持ち、最後のゲームでは攻撃の場面に存在感を出すこともありました。仲間から信頼を得ると多くボールが回ってくることも認識したと思います。
午後のZEHLENDORの練習に向かう前には、宿泊敷地内のグラウンドでHERTHA BERLINのトップチームの練習と、ヨーロッパユースリーグ(U-19)HERTHA BERLIN vs PARIS Saint-Germainの試合が行われていました。目の前でハイレベルなサッカーをすぐに見られるのも今回Sports Schuleのゲストハウスに宿泊することができたおかげです。対応いただけたことに感謝です。
〜選手感想〜
・SchuleのTRに参加したときにクロスボールやパススピードが遅いと言われた。プレッシャーの速さや体の強さを改めて感じた。
・ZEHLENDORFの練習は疲れがあったが楽しくサッカーができた。もっと呼ぶことが必要だと思った。判断が悪くて取られるところが何回かあったがそれも自分の課題だと思う。
・ライターさんに話を聞いたがとても興味深い内容が多く、とても楽しかった。
・SchuleのTRに参加したときはドイツ人のリーチの長さや瞬発的なダッシュの早さに驚いた。
・守備では冷静に対応して1vs1で勝つこともできた。今後の課題はボールを奪ったあとの切り替えを早くして味方に繋いだりゴールを狙うことだと感じた。
・鈴木さんへのインタビューでは、香川選手の移籍についてのことやドルトムントのときの話、長谷部選手の話などについてたくさん質問することができて良かった。
・ZEHLENDORFでの練習ではZEHLENDORFの選手と仲良くなれたことや縦パスを通せたり、クロスの質を良くすることができた。今後の課題は間でボールを受けてターンし、シュートを打つことができるようにすることだと感じた。
・SchuleでのTRでは、レベルが高く戸惑うことが多くうまくいかなかった。パスの質が悪く、判断が遅く、動きが止まっていた。
・鈴木さんへのインタビューでは自分の聞きたいことが聞けて素晴らしい時間となった。
・ZEHLENDORFでのTRでは昨日よりもドイツ人と話が進むようになり、プレーも昨日より良くなって良かった。

 

サッカー・ドイツ研修3日目

2019年2月21日 08時05分

3日目2/18

今日からいよいよ練習参加が始まりました。
午前中はフィジカル系のTRでコンディション調整。ランニングやスプリントを行ってしっかりと身体を動かすことができました。晴天で気温も高く、気持ちの良いTRとなりました。
午後はついにF.C.HERTHA 03 BERLIN-ZEHLENDORFの練習参加。ヨーロッパは生年月日でカテゴリー分けされているため今回参加した3選手はそれぞれ1人と2人に分かれて練習することとなりました。
「いよいよ」という緊張の中、朝から落ち着かないでいると参加初日からまさかの展開となりました。「各カテゴリーの練習場所がそれぞれ異なる会場になった」という連絡が当日の午前中に入りました。本来ならば同じ施設内のグラウンドで行う予定でした。それがそれぞれ全く異なる場所となり、3人での移動が不可能となってしまいました。「3人で」という安心感が一気になくなり、より覚悟を決めて参加することが求められました。しかし、それぞれ持っている力を積極的に出して取り組んでいました。言葉の問題も自ら解決しようと意欲的に話しかけ、コミュニケーションを取ろうとする姿が最初から見られました。明日以降も練習参加は続きます。今日の反省をどう生かすか。
今回の研修はOlympiapark Berlin内にあるゲストハウスに宿泊しています。
目の前には1936年のベルリンオリンピック主会場となったOlympiastadion Berlinが構え、広大な敷地の中で、Sports Schuleとしてサッカーだけでなく水泳、テニス、馬術など多くのスポーツが毎日行われています。
ブンデスリーガに所属するヘルタ・ベルリンの練習施設にもなっており、トップチームからアカデミーまで全てのカテゴリーがこの施設でTRを行なっています。そのため、目の前で練習をすぐに観ることができます。
明日からはここのSports Schuleの練習にも参加させていただきます。サッカーに集中できる素晴らしい環境の中で生活できていることに感謝です。
〜選手感想〜
・今日のTRは1人だったのでとても緊張した。日本語が通じないので英語で何とか話してTR内容を聞いた。ゲームになるとパススピード、コンタクトが凄くて守備が難しかった。明日は今日の反省を生かしてプレーする!!
・最初は少し不安だったがチームメイトがフレンドリーでプレーしやすかった。自分からも積極的に話しかけることができた。明日はもっと良いTRにしたい!!
・楽しくコミュニケーションを英語やジェスチャーで取れた。英語力をもっとつけてしっかり会話できるようにしたいと感じた。

 

サッカー・ドイツ研修2日目

2019年2月19日 07時55分

2日目2/17

今日はブンデスリーガの視察へ。
カードはブンデスリーガ2部の1.FC Dynamo Dresden vs SSV Jahn Regensburg。
2部リーグを日本で観れる機会はとても少なく、貴重な時間となりました。
2部リーグといってもスタジアムの素晴らしさや観客の雰囲気は日本で体感するものとは全く異なっており、ピッチで繰り広げられるサッカーの質の高さに加えて、一つ一つのプレーにサポーターが声を上げて共に戦うあの雰囲気はサッカーが文化として根付いている証でした。
「めっちゃ早くサッカーしたい」。
自然とそう口にしていた3選手たちの明日からが楽しみです。
〜選手感想〜
・今日は1.FC Dynamo Dresden vs SSV Jahn Regensburgの試合を観に行った。日本では見ることのできない野次を飛ばすくらいの熱い気持ちやサポーターの声のボリュームは日本のJ1よりも凄かった。
・試合を視察してたくさんのことを学んだ。サポーターが日本よりも熱狂的で審判のジャッジにブーイングをしたり審判に水をかけたりしていた。プレー面ではターンの技術が高く、素早いカウンターやアーリークロスの場面が多く見られた。
・ドイツでアテンド頂いている池下さんから、ドイツのスポーツシューレは世界的にレベルが高いことや特徴のある選手を上手く使える選手は評価されることなど、ドレスデンのスタジアムへ向かう途中に様々な話を学んだ。
・試合を最前列で観ることができ、サッカー専用スタジアムでファンが熱く、2部とは思えない規模の大きさに驚いた。
・ドレスデンの風景は昔のものがそのまま残っている感じがしてとても綺麗だった。
・スタジアムへ向かう際に鉄道を使ったが、改札がないことに驚いた。
・スタジアムでお茶を買おうとして「Tee」と頼んだら熱い梅味の飲み物が出てきて驚いたが良い経験ができた。
・明日からTRが始まるので気合いを入れてやる!!
・ゲームを観て早くサッカーがやりたくなった!!

 

双葉地区教育構想国際人育成プラン サッカー・ドイツ研修について(第1日目)

2019年2月18日 08時00分

1日目2/16

2/16土

男子サッカー部の3名が双葉地区教育構想国際人育成プラン「サッカー・ドイツ研修」に出発しました。目的地はベルリン。

早朝の出発にも関わらず全部員が見送りに集まってくれ、全部員の前での決意表明となりました。チームの代表として行くことに責任感を感じての出発でした。

初日は羽田〜パリ〜ベルリンの移動のみとなりましたが、国際線の移動による心身のダメージを身をもって感じたようです。今年で3回目となるドイツ研修ですが、この長距離移動によるダメージは経験した者にしかわかりません。今回の3名もこの経験からスタートです。

〜生徒感想〜

・パリで出国が遅れたりと予想外の事が多く起きた。

・移動が長くて大変だった。

・パリで搭乗券を落としてしまい慌てたが見つかって良かった。

・海外で戦う選手たちの大変さを感じることができた。

 

U-18ブータン代表との親善試合!!

2018年10月4日 10時10分

 9月20日(木)、本校舎男子サッカー部が再始動したJ-VILLAGEでキャンプを行っているU-18ブータン代表とトレーニングマッチを行いました。

ブータンは幸福度世界1位で有名な国です。緯度は沖縄県と同じくらいですが、磐梯山よりもさらに高い標高2500mの場所で生活をしているそうです。そのためか、ブータンの選手たちは標高の高い場所で生活していることで心肺機能が高く、試合終盤でも足が止まることなくプレーしていました。

試合は一時リードを許す展開となりましたが、逆転して3-2で勝利する事が出来ました。海外のチームとの試合経験はそう簡単にあるものではありません。選手たちもブータンの選手たちの走りや身体の強さに驚いていました。

試合の前後には、それぞれのチームペナントに併せて、ふたば未来学園からは校章の入ったマグネット、U-18ブータン代表からは選手全員のサインが入ったシャツをそれぞれ交換しました。このような経験をさせていただいたU-18ブータン代表の皆様、J-VILLAGEの皆様ありがとうございました。

秋本真吾氏・岩崎領氏による特別講座

2018年9月26日 14時50分

 本校の応援団である秋本真吾氏と東京学芸大学大学院からサポートに来られた岩崎領氏による走りのトレーニング講座が8月28日に広野町サッカー場で行われました。

 今年度3回目とあって前回までの復習や各自の走りのフォームを動画で確認したり、新しい練習法を部員全員で取り組みました。

 今回はタブレットを使ってフォームを撮影したものをその場で振り返り修正するだけでなく、走りの中で「どれだけ自分を追い込めるか」といったところにも重点を置いて行いました。

厳しいメニューをやり切った達成感や全員で取り組んでいるという一体感を感じることができ、生徒同士のポジティブな声かけも多く出てきたことが印象的でした。

厳しいトレーニングにも前向きに取り組む姿勢の大切さを改めて実感し、今後のトレーニングにも繋げていけるよう取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

キッズリーダーのトレーニング!!

2018年9月25日 10時05分

 9月18日(火)のスポーツⅡ(男子サッカー部)で、本サッカー部のキッズリーダーの資格を取得している生徒たちによるトレーニングを行いました。前日の17日(月)に相馬光陽サッカー場で相馬キッズフェスティバルがあり、指導者として数名の選手が参加をしてきました。昨年度の講習会に参加した先輩たちもおり、プレーをするだけでなく、教える側としても少しずつ成長してくれています。

アイスブレイクを中心としたプログラムで「楽しくみんなで」の活動となりました。キッズ指導者研修会で得た事を自分たちなりに工夫して、キッズではなく高校生向けにアレンジするなど、臨機応変にプログラムしていました!!チームビルディングの観点でも重要な要素が多く含まれており、チームの絆が深まる素晴らしい授業でした!!またやってもらいます!!

↓キッズ指導者講習会の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

【トップアスリート系列】ドイツ研修⑧

2018年2月27日 17時10分

 午前は今日もTIER GARTENへ向かい、戦勝記念塔の周辺でトレーニングを行いました。
 TIER GARTEN駅から戦勝記念塔までを数回往復した後に、戦勝記念塔へ登りました。戦勝記念塔の頂上には、金色の勝利の女神ヴィクトリアが建っています。そこに近づくことで、勝利のパワーを得ることができたような気がしました。塔の中は狭い螺旋階段となっており、塔の内外からベルリンの歴史を感じながらのトレーニングとなりました。
 午後はゲームの視察へ向かいました。カードはブンデスリーガ2部の1.FC Union Berlin VS SV Sandhausen。1FC Union Berlinは、ブンデスリーガ1部に所属していたこともある歴史のあるチームであり、約1ヶ月前まで日本人選手の内田篤人選手が所属していたチームとしても日本では有名です。ブンデスリーガ2部のゲームを視察しましたが、2部とは到底思えないレベルのゲームでした。サッカー専用スタジアムに約3万人が入り満員。スタンドとピッチの間がほとんどないため、激しいフィジカルコンタクトの連続が目の前で行われます。そして3万人の観客はひとつひとつのプレーに熱い視線と声援を送り続けます。選手、審判、サポーター、チームスタッフ、販売スタッフ、ボランティアなど、スタジアムにいる全ての人がサッカーを作っており、その空間全てが日本と異なっていました。あっという間に時間が過ぎ、試合が終わっても余韻がいつまでも残る素晴らしい空間でした。
 夕方はドイツ7部リーグでプレーする吉岡隼選手が、選手たちに会いに来てくれました。吉岡選手は昨年高校を卒業して、3名と同じ高体連チームから単身ドイツへ渡ったそうです。年齢が近いこともあり、3名も様々な話を聞いていました。「海外」が何となく遠くにあったものが、意外と近くにあることを知り、全ては「自分の勇気次第」なのだということを突きつけられる時間となりました。
 明日ドイツを経ちます。

〈選手感想〉

  • 午前のトレーニングは最後ということで、いつもより自分を追い込んで取組みました。塔に2回登っただけで足に力が入らなくなり、螺旋階段になっているため、目も回りました。
  • 試合の視察では、まずサポーターが日本と違ってすごく熱くて素晴らしいと思いました。そして、スタンドとピッチが近くて、選手の大きさや迫力など試合の熱を生で感じることができました。Union Berlinの17番は少し身体が小さくてもテクニックで通用していて自分にはすごく参考になった。
  • 試合の視察は、日本にはまだ無いような白熱した応援やプレーを間近で観ることができ、日本にいるだけでは感じられない緊張感がありとても新鮮でした。
  • 吉岡さんとお話をして英語の必要性や若いうちに海外挑戦して行く大切さを学びました。
  • 吉岡さんと話して思ったことは、やはり何事も挑戦することが重要だと改めて感じました。小さいなりに考えてプレーしていると聞き、自分も立ち位置や次のプレーをもっと考えることが出来ると思うので、次からは常に考えながらプレーしたいと思います。そして自分の長所を伸ばせば今よりもっと良くなるとわかったので、まず自分の長所を明確にしてこれから重点的にトレーニングしていきたいです。
  • 吉岡さんとは、高校サッカーから挑戦してということで自分に置き換えて考えられるようなお話を聞くことができ、今しか出来ないことをやることの大切さを改めて感じました。
  • ドイツ研修を通して、高校を卒業したら海外に挑戦したいという気持ちが高まったので、現実になるようにこれからとトレーニングや英語の授業などをもっと頑張っていきたいです。


☆戦勝記念塔の周辺でのトレーニングの様子
  
☆ブンデスリーガ2部の1.FC Union Berlin VS SV Sandhausenのゲームの視察
  
☆ドイツ7部リーグでプレーする吉岡隼選手へのインタビュー
  

【トップアスリート系列】ドイツ研修⑦

2018年2月27日 17時05分

 午前中は、トレーニングのために再びTIER GARTENへ向かいました。今日のベルリンの気温は-5℃で、走ると肌を刺すような鋭い寒さがありましたが、3名は元気にトレーニングを積みました。
 昼には、ベルリンでサッカーライターをされている鈴木氏にインタビューを行いました。そこで、ライターは、サッカーを「観る」「支える」という観点でなくてはならない仕事であり、サッカーの魅力を多くの人に伝える大切な仕事とおっしゃっていました。
 鈴木氏は、ドイツを中心に世界のサッカーを追っており、選手たちからの鋭い質問に様々な角度からお答えをいただき、「ヨーロッパのサッカー事情」や「世界から見た日本」など、普段日本にいるだけではわからない「感覚」を知ることができました。お話の中では、プレーヤーの話だけではなく、サッカービジネスや移籍に関すること、さらには今年行われるロシアW杯に関することなどがあり、サッカーの楽しさを実感する時間でした。
 普段、雑誌やインターネットでサッカーの記事を目にしている反面、「ライター」という仕事がどういうものなのかを私たちは意外と知りませんでしたが、今回のインタビューは、サッカーの様々な観点を知ることができ、時間が許すならばいつまでもサッカーの話をしていたいと思うとても楽しい時間となりました。
 午後はF.C. HERTA03 BERLIN-ZEHLENDORFのトレーニングで、今日が最終日です。
 今日は、U-16 のトレーニングに3名での参加となりました。昨日のU-19のトレーニングで出た多くの課題をどう修正していけるかがポイントであり、最後に自分をどれだけ表現できるかがテーマでした。選手たちは「言葉がわからない」や「トレーニングについていけない」という姿勢ではなく、すぐに周囲の動きを観察してどういうことをコーチが伝えようとしているのかを感じ取りながらプレーしていました。自分の力で乗り越えていく強さを感じ、課題に対して逃げずに立ち向かう強さが見えました。
 練習後には、F.C. HERTA03 BERLIN-ZEHLENDORFの選手と連絡先を交換したり、記念写真を撮ったりと自分たちから友達を作っていました。これは練習参加を通じて常に自分から積極的なコミュニケーションを取ろうと心掛けたことでZEHLENDORFの選手たちに何かが伝わった結果だと思います。練習場から最寄りのバス停までも、ZEHLENDORFの選手と一緒に話をしながら帰るまでの仲となりました。
 帰国後も繋がりを大切にしてもらいたいと思います。

〈選手感想〉

  • 鈴木氏へのインタビューでは、選手へのコンタクト経路や今のサッカー事情などの詳しいお話を聞くことができ、これから先サッカー関係に関わっていく人として良い機会となりました。
  • 練習参加は毎回自分の課題を見つけることができ、素晴らしい経験になっていると感じました。今経験出来ていることが数年後、いろいろな場面で糧となって現れてくるように、最後までしっかり学んでいきたいと思います。
  • 今日は最後のトレーニング参加日でした。昨日の反省を生かして、パススピードなどを改善出来たと思います。しかし、まだダイレクトプレーなどの技術が足りないと感じたので、日本で改善していきたいと思います。そしてチームに課題を持ち帰り、チームがレベルアップ出来るように貢献していきたいと思います。
  • ライターの鈴木氏からは、メッシやロナウドが世界最高峰の選手である理由など、サッカーのいろいろな話を聞くことが出来てとても参考になりました。自分も将来世界を魅了出来るような選手となり、鈴木氏にインタビューしてもらえるような選手になりたいと思います。
  • 鈴木氏へのインタビューでは、ライプツィヒやバイエルンなどのドイツサッカーの普段聞くことのできない詳しい話を聞くことが出来てとても楽しかったです。
  • 最後のトレーニングに参加して、もっと出来るところはあったかなと思いました。ボールを受けてパスまでの速さやパスを出した後の動きの速さなど、まだまだ足りないことばかりでしたが、自分の良いところでもある縦パスを入れることや相手の前に身体を入れてボールを保持することなど、通用した部分もありました。今回のトレーニングに参加して、自分に足りないことやもっと伸ばしていけるところなど、たくさんの収穫があったと思います。そして、最後に友達が出来て良かったです。これからもSNSなどを利用して関わっていきたいと思います。

☆ベルリンの様子
 
☆F.C. HERTA03 BERLIN-ZEHLENDORFのトレーニングの様子
  
☆練習場から最寄りのバス停までの様子
 
☆サッカーライターのすずきたつろう氏へのインタビューの様子
  

【トップアスリート系列】ドイツ研修⑥

2018年2月26日 19時40分

 午前中は文化研修を行いました。
 ベルリンの中央へ行き、ドイツのスポーツショップなどを廻り店舗の規模や日本にはないブランドや品物などからスポーツ文化の違いを感じました。ドイツでは、スポーツが生活の中心にあり「スポーツをする」「スポーツを観る」「スポーツを支える」のそれぞれの役割がしっかりと繋がっていました。
 午後はF.C. HERTA03 BERLIN- ZEHLEN DORFのトレーニングへ参加しました。
 今日はU-19のトレーニングへ3人で参加。3名のうち2名にとっては、ヨーロッパのカテゴリー分けでは上のカテゴリーに当たるU-19。先日参加したU-16.17とは体格やスピードが全く異なり、自分を生かすためにはプレーしながら常に工夫が求められる状況でした。しかし、その今まで経験したことのない環境や状況を経験するためにドイツへ来ました。この驚きと悔しさが明日からの生活に生きて行きます。
 派遣選手3名は時間と行き先さえ伝えれば、常に先を歩くようになり、途中わからなくなっても自分たちで解決する姿が多くなってきました。全く知らない地で自立が目に見えるようになりました。

 ハンブルガーSV公式Twitterにて、本校のドイツ研修についてツイートしていただきました。
 ●ハンブルガーSV公式Twitter ※外部リンク

〈選手感想〉
・U-16、U-17と違ってスピードやパワーがあり、少しメンタル面で怯んだ部分がありました。そこをまず改善し、パススピードなども向上させていきたいです。最後の練習は日本人に頼らず、今までよりもさらに一人で来ているつもりでがんばりたいです。
・練習では自分との違いを改めて感じさせられました。身体の小さい日本人は世界でどのように戦うかを考えさせられる練習になり、日本でプレーするサッカーとは違うサッカーの戦い方でないといけないと学ぶことができました。
・自分の一つや二つ上のカテゴリーでトレーニングをして、今までと違って自分からコミュニケーションを取れなかったり、不安になって一緒に来たメンバーと話すことが多くなったことに驚きました。
そのため、自分のプレーが出来なくて焦ってしまいました。自分のパススピードが遅く、パスを出した後の動きにほとんどついていけませんでした。このような経験が出来たことでメンタルの保ち方などが自分に足りないことを明確に知ることが出来たので意識的に変えていきたいです。その中でも狭い所のダイレクトプレーのワンツーなど、出来る所もあったのでそこは自信を持っていきたいです。

☆ドイツの文化研修        ☆ドイツのスポーツショップにて
  
☆F.C. HERTA03 BERLIN- ZEHLEN DORFのトレーニングに参加の様子
  

サッカー部