野球部活動報告

2022年8月の記事一覧

【野球部】第104回全国高等学校野球選手権福島県大会


第104回の夏が開催されました。
本校野球部は7月9日に開幕しました第104回全国高等学校野球選手権福島県大会に参加しました。

今夏は第8シードとしての出場。また組み合わせ抽選会で井堀優陽主将(3年)が選手宣誓を引き当て、開会式での選手宣誓を行いました。
開会式では、選手たちの堂々とした行進と井堀主将の素晴らしい選手宣誓が見られました。

 

7月10日。シード校として緊張の中初戦を迎えました。
対戦相手は会津北嶺高等学校。



初回、相手の四球と4番岩佐翔多郎(3年)、5番髙橋和暉(3年)の2本の単打で幸先よく1点を先制!
先発の佐藤哉汰(3年)はリズムよく投球し、初回は3者凡退、2回は3者連続三振と試合の序盤に試合の流れを掴みました。
1対0で迎えた4回の守備、先発佐藤が制球を乱し、2つの四死球をきっかけに同点を許します。

しかし直後、1対1からの中盤5回。替わった相手投手から2死を取られた後、3番草野彰仁(3年)の2塁打から4番5番の3連打で勝ち越しに成功!
その後佐藤は持ち前の打たせて取る投球で相手に点を許しません。

中盤から打線がつながり、1番佐藤哉汰、5番髙橋に本塁打も飛び出し、8回までに大量8点を奪いました。
8回から2番手平子朝陽(3年)が登板。得意の変化球を駆使し、3者凡退でゲームセット。



序盤の均衡した展開から、中盤に打線がつながり、8対1(8C)で初戦を突破しました。
ベンチとスタンドが一体となり、自分たちらしい野球ができたと思います。


幸先よく初戦を突破した後、本校野球部で新型コロナウイルス感染が拡大。
最後の最後まで大会に出場する可能性を探りましたが、7月18日に戦うはずだった3回戦を辞退しました。

3年生の集大成となる最後の夏をこのような形で終わりを迎えてしまい、ただただ無念でなりません。
この日まで、必死に努力を続けてくれた3年生には本当に辛い結果となりました。

チーム全員が集合した7月26日、最後のミーティングを行いました。
3年生1人ひとりから新チームへ向けてメッセージをもらい、ようやく本当の意味で新チームが始動できたと感じています。

その後、3年生はそれぞれの進路へ向けた活動とともに毎日スポーツⅡの授業でグラウンドを駆け回っています。
夏の大会を出場辞退という結果に終わってしまっても3年生は自分の将来のためにそして後輩たちのためにその立派な姿を見せてくれています。1・2年生にはこの3年生の背中を見て、ふたば未来学園高等学校野球部の歴史を繋いでいって欲しいと思います。

この夏をもって、3年生は公式戦は終了。高校野球が一区切りとなりました。
3年生本当にお疲れさまでした。そして、これからは自分の人生の新たなスタートへ向けて頑張りましょう。

日頃より本校野球部の活動をご支援くださる皆さまへおかれましては、この度はこのようなご報告となり申し訳ない気持ちでいっぱいです。今後とも本校野球部の活動を温かく見守っていただけますと幸いです。

夏の借りは夏に返せるように…新チームも3年生に負けないようこれから精一杯活動していきます。