【探究活動】サイエンスキャッスル2024 東京・関東大会に出場してきました!
2024年12月12日 15時15分サイエンスキャッスル2024に本校生徒が参加しました!
2024年12月7日(土)、アジア最大級の中高生研究者の学会「サイエンスキャッスル2024」が日本工学院専門学校蒲田校で開催され、本校から2名の生徒(2年 木田愛々子さん、2年 渡辺友輔君)が参加しました。それぞれ、「クリオネの生態」および「化石の研究」というテーマでポスターセッションを行い、日頃の探究活動の成果を発表しました。
サイエンスキャッスルは、未来の研究者の登竜門として、全国の中高生が集い、自らの研究を発表し議論し合う場です。本大会には約500名が参加し、充実した交流と学びが行われました。
木田さんの探究の様子
これまでの探究
木田さんは、毎週火曜日の6~7校時に実施している探究の時間だけでなく、月に1回アクアマリンふくしまを訪問し、実際にクリオネの摂餌を行いました。このような校外での探究活動を通じて、クリオネの長期飼育に必要な要因の一部を明らかにすることができました。
当日の発表
探究テーマ『ハダカカメガイの摂餌行動と成長過程の研究』
当日の様子と感想
今回、クリオネに関する研究発表を行い、多くの新しい知識や貴重なアドバイスを得ることができました。他の参加者の研究レベルが非常に高く、自分の課題点を改めて認識できました。特に、発表テーマに興味を持ってくれた方々から質問やアドバイスをいただき、研究を改善するヒントを得る機会となりました。また、クリオネ研究の動機やテーマの選び方についても、多くの学びがありました。引き続き研究を深め、次回はさらに良い発表ができるよう努めたいです。
渡辺君の探究の様子
これまでの探究
渡辺君は2つの川から採取した化石を分類・分析し、それぞれの川が持つ地質や環境の特徴について考察しました。10月の中間発表では、化石から読み取れる情報をもとに、川の形成過程や歴史的背景について深い洞察を示しました。一方で、要因の特定に説得力を欠く箇所もあったので、サイエンスキャッスルまでの期間では、活動を深めるとともに、周囲の地域環境を学びました。
当日の発表
探究テーマ『広野町の化石 浅見川と北迫川の化石の違い』
当日の様子と感想
渡辺君は、上述のテーマについて研究し、ポスター発表を行いました。発表では、化石の種類や特徴、採取した地域の地質学的背景をもとに考察をまとめ、わかりやすく説明していました。特に聴衆の目を引いたのは、実際に採集した化石であったり、最終の様子を紹介した写真でした。聞いてくださった他校の生徒や教員からは、調査の方法や発見の意義について多くの質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。この活動を通じて、研究の成果を他者に伝えるスキルを養うとともに、自然科学への理解をさらに深めることができました。
本校生徒は発表を通じて多くの質問や意見をいただき、研究をさらに深めるためのヒントを得ることができました。また、他校の生徒や大学研究者の方々との対話を通じて、科学に対する視野を広げる貴重な機会となりました。
今回の経験を糧に、今後もさらに探究活動を進めていきたいと思います。本校の探究活動にご期待ください!