【海外研修】ドイツ研修4日目
2025年1月10日 13時53分本日はフライブルクの研修2日目です。街を歩いてまわりながら、昨日からお世話になっている独日協会のマティアスさんに街の歴史やつくり(構造)について解説をしていただきました。フライブルク大聖堂を中心に、歴史的な建造物や全体的な景観を守りながら繁栄している街の様子を詳しく見ることができました。
その後、40分ほどバスで移動して「ブライトナウ村」への視察に向かいました。ここではcogeneration systemというものに村全体で取り組んでおり、村内で手に入る木材チップを燃やして発電し、その熱を冷却する際に得られる温水の熱を特殊なパイプで村全体に供給しています。就任して1年ほどの新しい村長•マークスさんに迎え入れられ、村の施設や実際のヒーティングセンターの稼働の様子を見学させていただきました。
夕食会では、この2日間フライブルクでの研修でお世話になった前田さん、マティアスさんをはじめとする独日協会の方々と一緒に山奥のレストランで楽しいひと時を過ごしました。多くの方々のご厚意に支えられてできている研修であるということを改めて強く感じた一日でした。
明日からはミュンヘンへ移動し、学生との交流•ホームステイが始まります!
【生徒の日記 Mさん】
午前中は、フライブルクの町の様子を見学しました。フライブルクは、日本ではあまり見られないような石畳の歩道やその両側に並ぶお店など、ドイツの昔ながらの街並みを感じさせるようなとても綺麗な町でした。また、歩道には一定の間隔ごとに花壇が設置されていて、周りの建物の外壁もカラフルなので、全体的に華やかな街並みでした。また、車よりも自転車やトラムを使っている人のほうが圧倒的に多く、ドイツの人々の環境に対する意識の高さを感じることができました。
その後フライブルクからブライトナウ村に移動し、村長さんと一緒にランチを食べました。ブライトナウ村では、村長をはじめたくさんの村民が環境を考えたエネルギーづくりをしているという話がとても印象に残りました。実際にどのような取り組みを行っているか、村民の方に話を聞けて、とてもいい経験になりました。
【生徒の日記 Hさん】
ドイツ研修4日目の今日は、独日協会のマティウスさんガイドでのフライブルク見学からスタートしました。私たちが見学したのはold town(旧市街地)と呼ばれるところで中世の街並みをそのまま残すとても素敵な所でした!マティウスさんによると、フライブルクは交易の街として栄え、また黒い森にも近いためフランスなどの国に何回も侵攻されたそうです。そのため20m程の城壁が作られ、土地を守ってきました。その城壁は一部を除き取り壊されてしまったのですが、門は残されており、とても華やかな建築でカッコよかったです!現代と中世が隣り合うフライブルクという都市は様々な人の思いが詰まった美しい場所だと感じました!
旧市街地見学の後は、バスで40分ほどかけてブライトナウ村に向かいました。村長さんが直々に村を案内してくださり、1700年台に建てられた教会、外遊び中の幼稚園、伝統的なお家などを見ました。村の組合員さんが運営するヒーティングセンターでは、企業に依存しない電力、暖房供給の姿を見ることができました。日本ではあまり見られない光景でとても新鮮でした!
夜はこれまでお世話になった、前田さん、マティウスさんをはじめとする独日協会の皆さんと一緒にご飯を食べました。日本の文学についての話やドイツと日本の食文化の話などたくさんの話をさせていただきとても楽しく、そして勉強になりました!
明日からはホームステイが始まるので、一瞬一瞬を大切に悔いの残らない研修にしていきたいです。
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