スペシャリスト系列農業
6月4日(火)~5日(水)、須賀川文化センターにて第38回福島県高等学校総合文化祭 農業部門 意見研究発表大会の県大会が開催されました。本校からは、3年3組 佐藤友衣さん、2年3組 青木茄奈有さん、星萌々子さんの3名が、意見発表の種目に出場しました。
結果は、青木さんの発表が県3位の「優秀賞」、星さん、佐藤さんの発表が「入賞」となり、本校の農業クラブが設立以来初めてとなる優秀賞を受賞することができました!

【優秀賞、入賞おめでとうございます!】

【開会式の様子!今年の全国大会は南東北大会で、福島が会場になります】

【他校のプロジェクト研究で実際に使用されている研究記録簿を眺めています。研究の進め方や目的、計画立て、内容、反省などが1冊に綴られています。】

【たくさん吸収して、自分の探究に活かそう♪】
中高探究学習
今年度2回目となる演劇ワークショップが1年生を対象に行われました。今回もPublicから4人の講師の先生がお越しくださいました。

今回のテーマは「インプロビゼーション(即興)」です。
座って本を読んでいる講師の先生が立たざるを得なくなるシチュエーションを生徒が演劇で考えるという内容です。ポイントは講師の先生が、90秒の制限時間内に、「自分から立ちたくなる」という条件付きで演じていること。生徒たちは3~4人一組になって作戦を考え、演劇のシナリオを作りました。監督、シナリオライターなどの裏方と実際に演じる俳優役を決めて練習しました。


本場に先立ってまずは先生方が挑戦! 結果は…秘密です(笑)

そしていよいよ本番・・・。本を読む人を演じる講師の先生は手強く、生徒たちが考えたシナリオを論じ返して、なかなか立たせることができません。

1、2組とも、迫真の演技が繰り広げられました。生徒たちの意外な側面も次々に飛び出しましたが、結果は全チーム惜敗。


今回の演劇ワークショップは、前日の哲学対話と連結させて行いました。哲学対話では「なんだかイヤな人、苦手な人」との付き合い方を哲学しましたが、それを踏まえて自分の思うように動いてくれない相手とどのように関わればよいのか、動いてもらうためにはどうしたらよいのか、今回の演劇ワークショップでは、実際に頭ではなく、心と身体を使って活動しました。私と違う相手とどう向き合っていくのか、人の心は何によって動くのか、価値観の違う人との付き合い方を考える、とても意義あるワークショップになりました。
中高探究学習
先週末からの30℃を超える季節外れの暑さも一段落し、午前中は冷たい雨が降りしきる一日でした。そうした大きな気温の変化のせいか、生徒たちの服装もブレザーを着てみたり、既に半袖であったり、ベストを着用してみたりと様々です。
さて、本日の探究の時間の報告です。1年生はスタディサプリ適性検査を行いました。残念ながら写真はないのですが、検査後には「自分のなりたかった職業についての適性が高かったので嬉しかった。」といったような生徒の感想を聞くことができました。これからのキャリア形成に生かしてほしいですね。
次に2年生です。再生可能エネルギー探究ゼミは2・3年生合同で実験を重ねていましたが、その他のゼミではゼミの特長ごとに必要な事項のインプット学習を行いました。例えば、原子力防災ゼミでは「地域・社会の理解を深める~知らないことを知る~」と、題して課題を見出し、探究テーマを探し出す活動を行いました。ワールド・カフェを採用しながら、ブレインストーミングの中で出てきたワードについて次々に共有していました。とても活発な活動で、深い対話ができていることが見て取れました。

最後に3年生です。引き続き探究活動をそれぞれのゼミやチームで進めました。今週クロ-ズ・アップするのは、スポーツと健康ゼミでミニ・ゴルフを通した人口交流を目標にしている8人組チームです。「誰を対象にするのか?」,「どこで行うのか?」など具体的になっている項目もあるのですが、サッカー部員と野球部員から構成されるこのチームにはこの時期如何せん、時間がありません。うまく部活・勉強・探究をマネジメントして欲しいものです。






今日の出来事
広野町主催による学習塾の開講式が開催されました。講師は、震災以降、継続して学生団体「AAO」(代表:慶應義塾大学の石井俊太郎さん)の皆さんが携わっています。広野町では、今年度開校した本校にも門戸を広げてくださり、広野町外から通う生徒も含め10名が参加させていただくことになりました。広野町の遠藤町長より、「未来を担う皆さんが、人生の先輩であり、これから世界で活躍しようとしている大学生と一緒に、知識だけでなく、物事の見方や考え方、生き方についても勉強していきましょう。」とのごあいさつをいただきました。
開講式後は、講師4名の皆さんとさっそく顔合わせからスタート。生徒たちは、「英語の使い方の勉強を教えてほしいです。」「家での勉強方法の相談をしたいです。」「ざっくり世界について話を聞いてみたいです。」と、とても意欲的です。これから月1回程度の塾を通して、さらに成長していくきっかけをつかんでいくことと思います。
19日(日)には、広野町の五社山登山にも参加し、町民の方とのふれあいの場を持つことができました。「初めての登山、暑かったけどみんなで登れてうれしかったです。」「広野町は海も山も川もあって自然豊かな町だと思いました。」「山頂でいただいた豚汁は熱かったけど、とても美味しかったです。」「ふたば未来学園にくわしい方のお話が聞けてよかったです。」との声。広野町の皆さん、生徒たちのためにありがとうございます。

スペシャリスト系列農業
スペシャリスト系列農業2年次が栽培している「春まきホウレンソウ」が収穫の時期を迎えました。今回の授業では、無農薬栽培のホウレンソウを収穫し、調理~会食を通して、生物に感謝する心を学びました。

【全員集合!はじめて学ぶ農業の授業で、収穫を初体験♪】

【花芽(はなめ)が出ていますが、全部おいしくいただきます!】


【ホウレンソウは豚汁の具材になりました】
~実習の記録に書かれた生徒の感想~
・とても小さかったホウレンソウが大きく成長してすごい。そして真ん中に新しい葉が生えていたのは、葉じゃなくて花だったんだな思いました。自分たちで播種したものが食べられるってすごいなと思いました。
・今日はホウレンソウを収穫しました。その後、豚汁にして食べました。自分でとったホウレンソウなのでとてもおいしく感じました。他の小ネギやピーマンも頑張って育てていきたいです。
スペシャリスト系列農業
第38回福島県高等学校総合文化祭 農業部門 意見研究発表大会に出場する3名の生徒による練習が放課後行われています。今年は初めてとなる種目での出場ですが、妥協することなく毎日練習しています。





中学校
本日の哲学対話は、「なんだかイヤな人、苦手な人」とどう付き合うかを考えました。

外部講師の神戸先生が行う哲学対話の授業でははじめて、生徒が前を向いた状態で授業を進めています。
これまでの対話で培った考える力を生かし、先生の問いかけにも、前提条件や定義を詳細に質問しています。

グループワークも深まりました。
来週は今回の議論を生かし、さらに対話を深めます。
中高探究学習
豪雨の爪痕は造成中の野球場に水溜りとして残るだけで、昨日の雨が嘘のように今日は朝から快晴でした。新校舎は開放的で、いたるところに大きな窓や木枠の扉があるのですが、そこから吹き込む風もとても爽やかでした。
さて、本日の探究活動報告です。1年次生は先週から引き続いての履修指導を行いました。履修指導と聞くと、「あまり探究活動と関連がないのでは?」と、思う方もいらっしゃるかもしれませんが、履修指導を通して将来の進路とこれからの2年間の学習を結び付けていくキャリア形成はとても大切なことです。そうして熟考された科目選択と探究活動を体系的に組み合わせることができれば、AO入試に代表される高校時代の成長や特長を生かした進路実現を図っていくこともできます。生徒の皆さんは系列ごとに分かれ、パソコンや書籍を用いて自分自身の進路について調べ、ワークシートを完成させていました。

次に2年次生です。今日が探究ゼミごとに分かれての活動の初回です。クラスメートも先生も旧知である場合がほとんどなのですが、こうして水曜の5・6校時に改めて顔合わせをすることで新鮮さを感じている生徒も多くいました。

最後に3年次生です。ゼミごとに4月に行ったルーブリックについて探究活動の合間にゼミの先生と面談したり、友人とピアレビューを行ったりしました。スポーツと健康探究ゼミではピアレビューを実施しました。行った生徒にインタビューしてみたところ「普段よりしっかりと考えることができた。」といった前向きな回答が得られました。


スペシャリスト系列農業
スペシャリスト系列農業で栽培を選択する3年生3名が開校式でいただいた花を活用し、ハンギング法によるドライフラワーの作成をしました。
バラやカスミソウのほかアンスリウムやグラジオラスなど多くの種類の花を直射日光が当たらないように4月から約1ヶ月半乾燥させてきました。
ようやく完成したドライフラワーを活用し、スワッグを作りました。作ったスワッグは図書館など校内に飾る予定です。
いただいた花を種類ごとに仕分ける様子


長さや葉を調整した花を吊るしている様子

ハンギング法によるドライフラワーの作成

1か月半乾燥させた花の様子

きれいに仕上がったドライフラワー

スワッグの作成

完成したスワッグ
