野球部活動報告

野球部活動報告

【野球部】花巻遠征活動報告(10/29)

 

本校野球部は今年も花巻東高校さんと練習試合をしていただきました。
今回は高校グラウンドではなく、初めて球場を使用させていただいての試合となりました。

 第1試合 2対11
 第2試合 5対11

練習試合の結果を上記の通りです。

全国で戦うチームとの試合では得点差以上にその内容の差を痛感し、たくさんのことを学ばせていただきます。特に今回はこれまでと違い球場での試合ということで初めて花巻東高校さんの球場入りから練習試合前のウォーミングアップや試合の準備の様子、また試合中にどのようなことを確認しているのかを間近で感じることができました。

生徒たちは試合中はもちろんのこと試合以外の部分でも自分たちに足りないものを感じることができたと思います。

また、試合後には佐々木監督からお話もいただき、改めてこれからの時期の重要性を再認識させていただきました。今回の経験を生かして今後の冬のシーズンにしっかりと力をつけたいと思います。

 

【野球部】第74回秋季東北地区高等学校野球大会 結果報告

 

本校野球部は第74回秋季東北地区高等学校野球大会(相双支部予選8月25日~、福島県大会9月17日~)に参加して参りました。

3年生の最後のミーティングから約1ヵ月。「3年生を超える」と目標を掲げスタートした新チームは、あっという間に秋の大会を迎えました。

 

8月25日、相双支部予選の初戦は相馬高校との対戦でした。

初戦の緊張感もあり細かいミスはありましたが、3回表の攻撃で先頭1番キャプテン川島詩音(2年)のヒットをきっかけに相手のミスにも乗じて先制した4点を先発の箱﨑正義(2年)、2番手瀬谷蒼羽(2年)の継投で守り抜き、5対3で辛くも勝利を収めました。新チーム初の公式戦ということもあり攻守ともに細かいミスはありました。

 

8月29日、続く相手は相馬総合高校。

この試合は序盤から相手打線の猛攻を受け、3回までに6点を奪われます。何とか点数を返したい打線は相手投手をなかなか攻略できずに前半5回を無得点で試合は進んでいきました。
これ以上失点を許したくない守備では、5回から2番手で登板した瀬谷蒼羽(2年)が好投。5回から8回まで相手打線を0点に抑えます。

試合終盤、ようやく打線がつながり6回から少しずつ得点を重ね8回終了時点で4対6とその差を2点に縮めて9回の攻防。

守りのミスが出て痛い2失点。4対8で9回裏の攻撃に入りました。先頭の蒲生謙心(1年)がセンターへのヒットを放ち、勢いづくと箱﨑正義(2年)、川島詩音(2年)も続き、得点を返します。岡田琉音(2年)、瀬谷蒼羽(2年)もヒットでつなぎ、送りバントを1つ挟みここまで5連打。一気に同点に追いつきました。2死2塁のサヨナラのチャンスに中野紘斗(1年)がしぶとくショート脇への内野安打を放つとこの間に2塁ランナーが一気にホームへ生還!一時最大6点差あった試合をひっくり返し9対8の逆転サヨナラ勝ち!決勝戦へと駒を進めました。

 

9月3日、厳しい試合を勝ち抜き迎えた決勝戦の相手は小高産業技術高校。

前の試合の勢いそのままに4番岡田琉音(2年)のホームランなどで序盤から小刻みに得点を重ねます。
後半6回の守備、相手のホームランや犠牲フライで3点を返されますが、直後の攻撃、3番佐藤一之成(2年)が四球を選ぶと相手のミスと岡田琉音(2年)のタイムリーツーベースで2点を追加。相手にリードを許すことなく、7対3で勝利しました。

この試合、岡田琉音(2年)がサイクル安打を達成しました。

 チームとして3年ぶりの秋の相双支部予選を制覇!
しかし、3試合を通してチームの課題が多く見つかり、まだまだ成長できる部分を確認できた今大会となりました。

 

 

9月18日。あいづ球場にて福島県大会の初戦、相手はいわき地区を第2代表で勝ち進んできたいわき光洋高校。

この試合、相手投手の緩急を駆使した投球に打線が苦しみました、前半5回までの得点は相手のミスであげた1点のみ。

一方、守備ではしぶとく食らいつく相手打線に対して粘り強く守り抜くことができず、3回までに7点を失います。

なんとか反撃したい後半でしたが、6回裏の守りで途中強まった雨の影響もあったためか投手の制球が安定せず、四死球にエラーが重なり4失点。結局何もさせてもらえないまま1対11の6回コールドで敗戦しました。

 

「3年生越え」を果たすべく出場した県大会でしたが、初戦で大敗を喫しました。

思っていた以上に力の差は大きく、現時点での自分たちの実力を痛感する1敗となりました。

試合後のミーティングでは「負けたことを受け入れることが強さへの第一歩」という話もありました。

公式戦での1敗はチームのレベルアップのための大切な材料にしなければなりません。
来春、夏にこの雪辱を晴らすためこの負けを糧とし今後の練習に繋げていきたいと思います。

【野球部】野球部へバスを寄贈いただきました


日頃より本校野球部の活動に多大なるご支援をいただいております、いわきタクシーグループ株式会社報徳バス様よりこの度、本校野球部へバスを寄贈していただきました。
9月11日に顧問の藤田憲一様、運輸主任の小野隆弘様にご臨席を賜り、本校にてバスの贈呈式を執り行いました。

式の中で藤田様より今回寄贈いただいた経緯や本校野球部へのエールとともに贈呈をしていただきました。
新チーム主将の川島詩音(2年)が「いただいたバスとともに勝利へ向かって進んでいきたい」とお礼の言葉を述べました。

いわきタクシーグループ株式会社報徳バス様、本当にありがとうございました。
まだまだ歴史の浅い本校野球部にとってこのようなご支援をいただけることに関書の気持ちを忘れずに
バスのナンバーである「1」、県内No.1を目標にこれからも精一杯活動していきたいと思います。





【野球部】第104回全国高等学校野球選手権福島県大会


第104回の夏が開催されました。
本校野球部は7月9日に開幕しました第104回全国高等学校野球選手権福島県大会に参加しました。

今夏は第8シードとしての出場。また組み合わせ抽選会で井堀優陽主将(3年)が選手宣誓を引き当て、開会式での選手宣誓を行いました。
開会式では、選手たちの堂々とした行進と井堀主将の素晴らしい選手宣誓が見られました。

 

7月10日。シード校として緊張の中初戦を迎えました。
対戦相手は会津北嶺高等学校。



初回、相手の四球と4番岩佐翔多郎(3年)、5番髙橋和暉(3年)の2本の単打で幸先よく1点を先制!
先発の佐藤哉汰(3年)はリズムよく投球し、初回は3者凡退、2回は3者連続三振と試合の序盤に試合の流れを掴みました。
1対0で迎えた4回の守備、先発佐藤が制球を乱し、2つの四死球をきっかけに同点を許します。

しかし直後、1対1からの中盤5回。替わった相手投手から2死を取られた後、3番草野彰仁(3年)の2塁打から4番5番の3連打で勝ち越しに成功!
その後佐藤は持ち前の打たせて取る投球で相手に点を許しません。

中盤から打線がつながり、1番佐藤哉汰、5番髙橋に本塁打も飛び出し、8回までに大量8点を奪いました。
8回から2番手平子朝陽(3年)が登板。得意の変化球を駆使し、3者凡退でゲームセット。



序盤の均衡した展開から、中盤に打線がつながり、8対1(8C)で初戦を突破しました。
ベンチとスタンドが一体となり、自分たちらしい野球ができたと思います。


幸先よく初戦を突破した後、本校野球部で新型コロナウイルス感染が拡大。
最後の最後まで大会に出場する可能性を探りましたが、7月18日に戦うはずだった3回戦を辞退しました。

3年生の集大成となる最後の夏をこのような形で終わりを迎えてしまい、ただただ無念でなりません。
この日まで、必死に努力を続けてくれた3年生には本当に辛い結果となりました。

チーム全員が集合した7月26日、最後のミーティングを行いました。
3年生1人ひとりから新チームへ向けてメッセージをもらい、ようやく本当の意味で新チームが始動できたと感じています。

その後、3年生はそれぞれの進路へ向けた活動とともに毎日スポーツⅡの授業でグラウンドを駆け回っています。
夏の大会を出場辞退という結果に終わってしまっても3年生は自分の将来のためにそして後輩たちのためにその立派な姿を見せてくれています。1・2年生にはこの3年生の背中を見て、ふたば未来学園高等学校野球部の歴史を繋いでいって欲しいと思います。

この夏をもって、3年生は公式戦は終了。高校野球が一区切りとなりました。
3年生本当にお疲れさまでした。そして、これからは自分の人生の新たなスタートへ向けて頑張りましょう。

日頃より本校野球部の活動をご支援くださる皆さまへおかれましては、この度はこのようなご報告となり申し訳ない気持ちでいっぱいです。今後とも本校野球部の活動を温かく見守っていただけますと幸いです。

夏の借りは夏に返せるように…新チームも3年生に負けないようこれから精一杯活動していきます。

【野球部】第41回春季相双地区高等学校野球選手権大会結果報告

6月2日、4日、5日の3日間で第41回春季相双地区高等学校野球選手権大会が行われました。
結果は以下の通りです。

  準決勝  対 相馬総合高校  (3-5)
3位決定戦  対 小高産業技術高校(9-1) ※第3位‼

夏の大会直前の大切な公式戦でした。2試合を通して、ベンチメンバー20人全員が出場し、チームとしての結果を求めるとともに「公式戦」という緊張感の中でいかに自身のプレーを発揮することができるか。ということも大きなポイントでした。結果としては第3位に終わってしまいましたが、価値のある2試合を戦うことができたと感じております。

準決勝の相馬総合高校戦では、今シーズン公式戦初先発の3年生が立ち上がりに失点を許したものの、2回3回は無失点と修正し、継投に入りました。後を引き継いだ投手も粘り強く投げながらも追加点を許し、3人の継投で5失点でした。
一方、攻撃陣は1回の表に3連打で幸先よく先制したものの尻上がりに調子を上げる相手投手から追加点を奪えず、3-5で敗れました。

迎えた3位決定戦。序盤から両チーム先発投手の好投もあり、5回終了時点で1-0でリードと厳しい展開でした。
6回表に7本の長短打を集め一挙8得点で突き放し、9-1の7回コールドで勝利することができました。 

また大会終了時に各校の3年生マネジャーへの感謝状贈呈式が行われました。
日頃の献身的なサポートや大会時のアナウンスなど円滑な大会運営に大きく貢献してくれました。夏の大会まで本当に限られた日数となってきました。これからもチームの一員として最後まで一緒に戦い抜いてほしいと思います。選手たちもこれまで支えてくれたマネージャーのためにも夏の大会を精一杯頑張ってほしいと思います。