【高校紹介】ふたば未来学園高等学校をご紹介します!
2025年2月8日 06時34分ふたば未来学園高等学校は、東日本大震災からの教育復興のシンボルとして2015年に開校した総合学科高校です。地域や世界で活躍できる生徒を育てるため、県内随一の施設・設備を備え、3つの系列の授業や活発な部活動、探究や海外交流などの特色ある教育活動を展開しています。詳しくは、以下のリンクまたはメニュー画面からご覧ください。
(他はメニュー画面からご覧ください)
ふたば未来学園高等学校は、東日本大震災からの教育復興のシンボルとして2015年に開校した総合学科高校です。地域や世界で活躍できる生徒を育てるため、県内随一の施設・設備を備え、3つの系列の授業や活発な部活動、探究や海外交流などの特色ある教育活動を展開しています。詳しくは、以下のリンクまたはメニュー画面からご覧ください。
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1/30(木)5・6時間目に、中学校最後となる演劇ワークショップがありました。
今回のお題は英語劇で、日本語を一切使わない劇にチャレンジしました!
台本には「Unbelievable!」「Just a moment.」などのセリフが書かれており、
そこからどのような物語をつくるか考え、他の英語のセリフをつくりました。
これで中学校では最後の演劇ワークショップとなりましたが、
生徒たちが作成した劇を見て、自分のやりたいことを堂々と表現する力が
とても身についたと講師の先生方からお言葉を頂きました。
これから3年生は3月のニュージーランド研修に向けて、表現力だけではなく
英語力も高めてより良い研修になるよう頑張っていきたいと思います!
1月21日(火)、スペシャリスト系列工業3年次生 2名の課題研究発表会を実施しました。
それぞれが掲げたテーマについて、1年間活動してきた内容を一つ一つ丁寧に、実演を交えながら発表しました。
1)『 ペダルカートの製作 』について
完成した『 ペダルカート 』
2)『 牛乳から生まれる未来の日常品 ~ カゼインプラスチックの挑戦 ~ 』について
完成した『 カゼインプラスチック製品 』
また、この発表会をスペシャリスト系列工業2年次生・1年次生も聴講しました。
先輩たちが取り組んできた成果について、”苦労した点”や”改善点”などについての質疑応答も行われ、今後の自らの取り組みに生かしたり参考にしたりしようと、活発な意見交換がありました。
最後に、それぞれの発表に対する講評、今後の活動・取り組みなどについてのアドバイスや総括をし終了しました。
お疲れさまでした。
1月23日(木)に今年度最後の演劇ワークショップを行いました。
今回は英語での劇に挑戦しました。
英語の台本づくりやセリフの暗記に悪戦苦闘する姿も見られましたが、班で協力しアイディアを出し合いながら楽しく取り組む様子が印象的でした。
発表では、工夫を凝らした演技や英語でのセリフのやりとりに、中学2年生の成長が感じられる素晴らしい劇となりました。
1月22日(水)スペシャリスト農業 3年次 8名による課題研究発表会が地域協働スペースにおいて行われました。生徒は、課題研究の授業で2年間取り組んだ研究テーマを発表し、自分で設定したテーマに対しての調査や実験の研究成果を発表しました。例年よりもそれぞれの生徒の発表時間が長く、設定時間をオーバーしてしまった場面も見られましたが、自分の取り組みをわかりやすく丁寧に発表しました。
内容や写真、製品展示、アンケート結果などから考察できること、研究内容の精選ができていない生徒が多かったので、来年度の課題にしてほしいと思いました。
生徒の皆さん、お疲れ様でした。
1月21日(火)に開催された福島県総合学科高等学校生徒研究発表会に、本校を代表して3名の高校生が参加しました。展示発表部門では、スペシャリスト工業の生徒が廃材を利用した「ペダルカートの製作」について発表し、スペシャリスト福祉の生徒が色覚異常や視野狭窄について研究した「目の見え方で変わる日常」について発表しました。惜しくも入賞は逃しましたが2人とも素晴らしい発表でした。口頭発表部門では、スペシャリスト農業の生徒が「広野町のお菓子を作る~地域の特産品を使ったスノーボール・マカロンの製造~」について発表し、見事!最優秀賞に輝きました。これは発表した生徒の努力はもちろん、全校生が取り組む探究活動の成果であり、これにより今年10月に開催される全国産業教育フェアへの出場が決まりました。ふたば未来学園の探究活動の更なる発展が楽しみです。
日本へ帰る日の朝です。
朝、チェックインを済ませて外を見ると町は一面雪景色になっており、それぞれ小さな雪だるまを作ってミュンヘンでの雪景色を楽しんでいました。
行きはフランクフルト国際空港でしたが、帰りはミュンヘン国際空港からドーハを経由して成田空港へ帰りました。
パスポートコントロールやセキュリティゲートも、空港内の売店でも、生徒たちは大人の助けがなくても自分たちで対応ができるようになっています。
ホテルの最終日では、3人部屋にベッドが2つしかないというトラブルがあり、生徒自らフロントに行ってベッドを追加してもらっていました。こうしたところからも彼らの英語力があがったことを強く感じ、引率していて生徒を頼もしいと思うことが多くありました。
途中のドーハ、ハマド国際空港でも時間があったので、生徒たちはそれぞれ空港の中の美術品やジャングルのようなエリアに行って記念撮影を楽しんでいました。
約15時間のフライトを経て、成田空港に到着したのはちょうど夕飯時でした。空港にあるフードレストランで久しぶりの日本食を楽しみました。
成田空港近くのホテルに宿泊し、翌日に電車で学校まで戻りました。
ホテルでは、夜に最後のミーティングを行い、それぞれこの約10日間のドイツ研修を振り返り感じたことをシェアしました。ドイツに行って、実際にいろんなことを見て、聞いて、感じてきたからこその実感のこもったコメントばかりで、かれらの成長をここでもまた感じました。
ドイツから帰国しましたが、彼らの研修はこれで終わりではありません。学校の代表としてドイツで得てきた学びを、今度は学校内や地域の方々に伝えるための準備が始まります。より多くの方々とドイツで学んできたことを共有し、対話する場を持つことができたらと考えております。
【生徒の日記 Y.Hさん】
ホストファミリーと別れることはとても辛く悲しいですが、またドイツに来た時に帰れる場所ができたことを嬉しく思います。
飛行機内で後ろの席の中国の方がモニターやテーブルを何度も叩いていて不快でした。海外ではそういうこともあるんだなと感じ、帰り道でも他の国の文化に触れる事ができました。
機内泊だったので機内食が3回でて、私は全部チキンのご飯にしました。美味しかったです。
帰りの飛行機は行きより4時間も短く、よく寝れたので疲れはそんなに溜まってません。
日本に着いて成田空港の中の定食屋さんに入ってソースカツ丼を食べました。久々のお米と味噌汁に感動しました。
長旅でトラブルもありましたがみんな無事に帰って来ることができました。
この研修に参加できて本当に良かったです。ありがとうございました。また絶対ホストファミリーに会いに行きます。
海外研修 ドイツ研修2024年12月27日(金)、高校の2年次の生徒7名が、原子力に関する学びを深めるため、六ヶ所村にある原子燃料サイクル施設を見学し、その後、意見交換会を行いました。見学会と意見交換会を通じて、原子燃料サイクルに関する最新の技術や課題、また地域住民との関係について学びました。
見学会では、以下の4つの主要な点について学びました。
低レベル放射性廃棄物埋設センター 低レベル放射性廃棄物をコンクリートで埋設する技術や、安全性を高める取り組みを学びました。特殊な土の使用や進化した技術に触れることができました。
使用済燃料再処理工場 約3分の2が地下に埋設されており、竜巻などの災害から施設を守るための防護設備について学びました。また、国際原子力機関(IAEA)による抜き打ち検査や、厳格な安全管理体制が敷かれていることも確認しました。
施設のセキュリティ 入場時の厳重なチェックや、非常時の備え(水の確保、非常用電源)について学びました。
高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター
午後から行われた意見交換会では、六ヶ所村の歴史や地域における課題について、住民や関係者の方々と意見を交換しました。
情報伝達の難しさ 原子力や環境に関する正確な情報発信が難しいこと、また関心を持たない人々にどう情報を伝えるかが議論されました。
風評被害への対応 六ヶ所村で発生した風評被害の事例について、過去の苦しみやそれに対する対応策が共有され、地域のブランドや漁業への影響についても議論されました。
生徒たちは、見学した施設や原子力に関するさまざまな疑問を持ち、施設のスタッフに質問をしました。特に、低レベル放射性廃棄物埋設センターや再処理工場、MOX燃料についての質問が多く、安全性や再利用の仕組みについて学びを深めました。
参加した生徒たちは、実際に現地を訪れることで新たな視点を得られたと感じました。
今回の学びを基に、これからも生徒たちの探究活動は続きます。
EMGとの交流最終日です。
この日もパートナーと一緒に登校し、スーツケースを教室に置いてから、一旦ドイツの高校生は授業へ。私たちはKonstanze先生の案内のもと、ダッハウ強制収容所へ行きました。
事前研修で、ヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読んだり、白河にあるアウシュビッツ平和記念館を訪れたりしながら、当時の人々の苦しみを想像してきました。
本やインターネットだけでは分からない、肌で感じる収容所の寒さや閉塞感、たくさんの資料や展示されている遺留品から一人一人の無念さが伝わり、苦しくなりました。毎年Konstanze先生が丁寧に説明してくださいますが、事実を受け止めることが精一杯で、みんな無言で話を聞いていました。
その後は、S バーン(電車)とUバーン(地下鉄)を乗り換えてマリエン広場へ。ミュンヘンでも有名な観光地であり、街の中心部です。鉄道から地上にあがり、右手にミュンヘンのシンボル「新市庁舎」が見えるとみんな歓声を上げて写真を撮っていました。
昼食を取り、授業終わりのパートナーと合流し、最後にショッピングを楽しみました。
その後学校に戻り、ホストファミリーのみなさんにホテルまで送っていただきました。最後は涙涙のお別れになりました。
この研修を通して、生徒たちの英語力が格段に上がったのを感じます。翻訳などのサポートを借りずに展示の説明を聞いたり、お店で買い物をする際に店員さんと話をしたり、ホテルでも何か困ったことがあったら自分たちでフロントに尋ねたりできるまでになりました。
また、英語だけでなくチームとしての団結も強くなりました。渡航前と比べ、一緒にいるメンバーが固定しなくなりました。系列やクラスの壁を越え、コミュニケーションを取りながら協力し合う姿に成長を感じています。
ドイツでの最後の夜をそれぞれ満喫して、いよいよ次の日
【生徒の日記 M.Iさん】
今日はミュンヘンから電車に乗ってダッハウまで行き、ダッハウ強制収容所に行きました。
ダッハウ強制収容所では、当時の状況やホロコーストに至った経緯などが細かく説明されていて、当時の悲惨さや人々の心情などをよく理解することができました。写真や当時実際に使われていた物が多く展示されており、自分がいる場所で本当にこのようなことが起きていたと考えるとすごく心が痛み、二度と起こしてはいけないことだと強く思いました。
また、自由時間にはホストファミリーとの最後の交流として、ミュンヘンの街を案内してもらいました。
最後は笑顔でお別れをした人もいれば、ホストファミリーと抱き合い涙を流す人もいて、この数日間のホームステイで良い関係をつくることができたと思います。
【生徒の日記 M.Sさん】
今日は私が一番関心のあったダッハウ強制収容所へ行きました。バスを降りた瞬間から空気がおもく感じられ、本当にあの時悲惨なことが行われていた場所に来たんだと実感しました。そこには当時の悲惨さがそのまま残されていました。ダッハウ強制収容所で自分の国の恥部とも言える施設を観光客に公開するドイツの国民と日本の違いを感じました。最後の教会でこの世から戦争が消え、皆が平和に暮らせますようにと強く願いました。
また、今日はホームステイ最終日でした。ミュンヘンの歴史を教えてくれたり、写真をたくさん撮ったりと最後まで私達を楽しませてくれました。でも、楽しかった分別れるときはとても辛かったです。わたしのホストファミリーが
いつでもドイツに来てねと言ってくれたので、次はもっとドイツ語を覚えて訪れたいです。不安だらけだった私の旅を最高なものにしてくれたホストファミリー、EMGの生徒、先生方、本当にありがとうございました。
【生徒の日記 I.Nさん】
今日の午前中はダッハウ強制収容所に行きました。
ダッハウ強制収容所は強制労働収容所で、季節問わず薄目の制服を着て、逃げることも出来ないまま、毎日ずっと働いていて、簡単に言ってはいけない言葉なんだろうけど、すごく当時辛かったんだなと自分の目で見て実感しました。
ベットも最初の頃は仕切りがついていたり、棚がついていたりと、作りがしっかりしていたけど、年を重ねて、人が多くなっていくことに連れて、ベットの作りが雑になっていて、人権がなくなっていくのが目に見えて心が辛くなりました。
ダッハウ強制収容所を見終わってからは、最後にホームステイ先のみんなと一緒にミュンヘンの中心都市にあたる、マリエン広場に行きました。
グループごとにみんなと一緒にお土産を見たり、買ったりしてすごく楽しかったです!
その後はEMGに戻り、お別れの時間になってしまいました。 みんなとお別れになるのはすごく悲しくて、泣きそうになってしまいました。
ホストファミリーと過ごした5日間は絶対に忘れられないぐらい最高な思い出になりました。
この日はそれぞれが宿泊しているホームステイ先からパートナーと一緒に登校。
ドイツは冬の日照時間が短く、朝の7時はまだ夜のように真っ暗です。みんな真っ暗な中で徒歩や車、自転車などでそれぞれ学校へと向かいました。
EMGのKonstanze先生による校内のツアーの後、日本文化や演劇についてのプレゼンを行いました。
その後、小さなグループに分かれ、日本とドイツの学校の仕組みの違いについてもディスカッションしました。例えば、ドイツでは日本のような定期考査ではなく、教科ごとに3週間ほどかけてペーパーテスト、口頭テスト、その他抜き打ちテストなどさまざまながあり、それらの全てで40%以上できていないと留年になるそうです。日本に比べてとても厳しいと思いました。そのためか、英語に関して言えばEMGの生徒は母国語ではないのにも関わらずとても流暢に話します。また、ドイツの地理や歴史などにも詳しく、質問すると何でも答えてくれます。学びに対するモチベーションがとても高く、学んだことがきちんと実践で役に立っているように感じました。日本の生徒たちも日々勉強に一生懸命取り組んでいますが、学んだことが役に立つ場面をたくさん経験し、学びを血肉にしていきたいと思いました。何のために勉強するのかについて、改めて考えさせられました。
学校の食堂でランチを食べ、午後はMaskeum museumというところへ行き、ミュンヘンに古くから伝わる伝統行事で使われるマスクの展示を見てきました。日本のなまはげのような怖い顔をしたお面がたくさんありました。クリスマスの時期に悪い精霊を追い払うためのものだそうです。
そして夜は夕食会を開きました。
お互いの国の料理を作って、みんなで食べました。
我々は豚汁と手巻き寿司、天ぷらを作りました。
どれも好評で、あっという間になくなりました。日本食が恋しくなった本校の生徒たちもたくさん食べ、中にはホームシックになって涙する生徒に、パートナーの生徒が優しく寄り添う場面もありました。
この日が最後のホームステイ先での滞在です。ホストファミリーとの最後の時間を最後まで味わってほしいと思います。
【生徒の日記 Uさん】
今日はEMGで交流をしました。日本の文化の発表では折り紙や水引き日本のアニメなど様々なものを紹介しました。その後日本とドイツの教育方式の違いや、日々の過ごし方など会話を楽しみました。私と同じテーブルにいた生徒の方たちは折り紙にとても興味があり、一緒に鶴を折りました。日本の文化でも特に好きな折り紙に興味を持ってくれてとても嬉しかったです。お昼はEMGの食堂で食べました。ハムのようなお肉とにんじん入りのホワイトソース、マッシュポテトのプレートを食べました。各食材の味のバランスが取れていて美味しかったです。午後はドイツの伝統的なお祭りに使うなまはげに似たお面の博物館に行きました。6kgぐらいのお面をかぶりながら機敏に踊っていたり、もふもふの衣装を着たりしていて、お面の迫力をすごくてとても凄かったです。夜ご飯は日本食を自分たちで作り、EMGの生徒さんもドイツ料理を作りお互いの国の食べ物を振る舞い合いました。久々の日本食はとても美味しかったし、手巻き寿司をとても気に入ってくれてとても嬉しかったです。食事の後はヲタ芸を披露したり、ドイツのゲームをしたりしてもっと仲を深めることが出来良かったです。帰宅後、ホームステイ最後の日なので一緒にトトロの映画を見ました。明日にはお別れだと考えるととても寂しいです。明日はドイツ研修最終日なのでたくさん学び、沢山楽しみたいと思います!!!
【生徒の日記 Sくん】
今日はEMGとの交流でしたが、自分は諸事情で途中からの参加になり、夕食会の買い出しから始まりました。
その後、伝統的な祭りに使うマスクの博物館に行きました。少し不気味な雰囲気を醸し出していましたが、様々な歴史をしれて楽しかったです。その後は手巻き寿司と豚汁を作りました。少しバタバタとしましたが、みんな楽しんでいて美味しく食べてくれたので良かったです。そして、文化発表班がずっと練習していたヲタ芸の完成した姿をみて、少し安心しました。
その後お菓子を食べながらボードゲームなどをしたときEMGの生徒数人が一緒にやろうと誘ってくれたのが嬉しかったです。
今日帰ったあとホストファミリーがたくさんのお土産をくれました。ドイツのことを忘れないようにとマグカップなど他にも様々なものをもらい嬉しかったです。
短い間でしたが、とても充実したホームステイ生活でした。ホストファミリーには感謝してもしきれません。
明日、お別れとなりますが最後まで全力で楽しみたいと思います。