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今日の出来事 中高探究学習 中学校 スペシャリスト系列(農業 工業 商業 福祉) 海外研修・国際交流 寮生活

ふたば未来学園の日々

【高校・探究】福島県の総合学科生徒研究発表会で活躍しました!

2025年1月23日 18時16分

 1月21日(火)に開催された福島県総合学科高等学校生徒研究発表会に、本校を代表して3名の高校生が参加しました。展示発表部門では、スペシャリスト工業の生徒が廃材を利用した「ペダルカートの製作」について発表し、スペシャリスト福祉の生徒が色覚異常や視野狭窄について研究した「目の見え方で変わる日常」について発表しました。惜しくも入賞は逃しましたが2人とも素晴らしい発表でした。口頭発表部門では、スペシャリスト農業の生徒が「広野町のお菓子を作る~地域の特産品を使ったスノーボール・マカロンの製造~」について発表し、見事!最優秀賞に輝きました。これは発表した生徒の努力はもちろん、全校生が取り組む探究活動の成果であり、これにより今年10月に開催される全国産業教育フェアへの出場が決まりました。ふたば未来学園の探究活動の更なる発展が楽しみです。

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【海外研修】ドイツ研修10日目、11日目(1/15,16)

2025年1月22日 19時46分
中高海外研修・国際交流

日本へ帰る日の朝です。

朝、チェックインを済ませて外を見ると町は一面雪景色になっており、それぞれ小さな雪だるまを作ってミュンヘンでの雪景色を楽しんでいました。

行きはフランクフルト国際空港でしたが、帰りはミュンヘン国際空港からドーハを経由して成田空港へ帰りました。

パスポートコントロールやセキュリティゲートも、空港内の売店でも、生徒たちは大人の助けがなくても自分たちで対応ができるようになっています。

ホテルの最終日では、3人部屋にベッドが2つしかないというトラブルがあり、生徒自らフロントに行ってベッドを追加してもらっていました。こうしたところからも彼らの英語力があがったことを強く感じ、引率していて生徒を頼もしいと思うことが多くありました。

途中のドーハ、ハマド国際空港でも時間があったので、生徒たちはそれぞれ空港の中の美術品やジャングルのようなエリアに行って記念撮影を楽しんでいました。

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約15時間のフライトを経て、成田空港に到着したのはちょうど夕飯時でした。空港にあるフードレストランで久しぶりの日本食を楽しみました。

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成田空港近くのホテルに宿泊し、翌日に電車で学校まで戻りました。

ホテルでは、夜に最後のミーティングを行い、それぞれこの約10日間のドイツ研修を振り返り感じたことをシェアしました。ドイツに行って、実際にいろんなことを見て、聞いて、感じてきたからこその実感のこもったコメントばかりで、かれらの成長をここでもまた感じました。

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ドイツから帰国しましたが、彼らの研修はこれで終わりではありません。学校の代表としてドイツで得てきた学びを、今度は学校内や地域の方々に伝えるための準備が始まります。より多くの方々とドイツで学んできたことを共有し、対話する場を持つことができたらと考えております。

【生徒の日記 Y.Hさん】

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ホストファミリーと別れることはとても辛く悲しいですが、またドイツに来た時に帰れる場所ができたことを嬉しく思います。

飛行機内で後ろの席の別の国の方がモニターやテーブルを何度も叩いていて不快でした。海外ではそういうこともあるんだなと感じ、帰り道でも他の国の文化に触れる事ができました。

機内泊だったので機内食が3回でて、私は全部チキンのご飯にしました。美味しかったです。

帰りの飛行機は行きより4時間も短く、よく寝れたので疲れはそんなに溜まってません。

日本に着いて成田空港の中の定食屋さんに入ってソースカツ丼を食べました。久々のお米と味噌汁に感動しました。

長旅でトラブルもありましたがみんな無事に帰って来ることができました。

この研修に参加できて本当に良かったです。ありがとうございました。また絶対ホストファミリーに会いに行きます。

海外研修 ドイツ研修

【探究学習】青森県六ヶ所村・原子燃料サイクル施設の見学と現地の方との意見交換会について

2025年1月16日 09時14分
中高探究学習

2024年12月27日(金)、高校の2年次の生徒7名が、原子力に関する学びを深めるため、六ヶ所村にある原子燃料サイクル施設を見学し、その後、意見交換会を行いました。見学会と意見交換会を通じて、原子燃料サイクルに関する最新の技術や課題、また地域住民との関係について学びました。

【見学会】

見学会では、以下の4つの主要な点について学びました。

  1. 低レベル放射性廃棄物埋設センター 低レベル放射性廃棄物をコンクリートで埋設する技術や、安全性を高める取り組みを学びました。特殊な土の使用や進化した技術に触れることができました。

  2. 使用済燃料再処理工場 約3分の2が地下に埋設されており、竜巻などの災害から施設を守るための防護設備について学びました。また、国際原子力機関(IAEA)による抜き打ち検査や、厳格な安全管理体制が敷かれていることも確認しました。

  3. 施設のセキュリティ 入場時の厳重なチェックや、非常時の備え(水の確保、非常用電源)について学びました。

  4. 高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター
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【意見交換会】

午後から行われた意見交換会では、六ヶ所村の歴史や地域における課題について、住民や関係者の方々と意見を交換しました。

  1. 情報伝達の難しさ 原子力や環境に関する正確な情報発信が難しいこと、また関心を持たない人々にどう情報を伝えるかが議論されました。

  2. 風評被害への対応 六ヶ所村で発生した風評被害の事例について、過去の苦しみやそれに対する対応策が共有され、地域のブランドや漁業への影響についても議論されました。

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【質疑応答】

生徒たちは、見学した施設や原子力に関するさまざまな疑問を持ち、施設のスタッフに質問をしました。特に、低レベル放射性廃棄物埋設センターや再処理工場、MOX燃料についての質問が多く、安全性や再利用の仕組みについて学びを深めました。

【参加者の反応】

参加した生徒たちは、実際に現地を訪れることで新たな視点を得られたと感じました。

  • 須藤翔磨さん:「現地での見学と住民の声を聞くことで、調べただけではわからなかったことや、施設の規模感を実感できました。」
  • 長谷川翔哉さん:「短い時間でしたが、学びが多かったです。これからさらに調べ、探究を進めたいです。」
  • 船木幸輝さん:「福島と重なる点が多い六ヶ所村をフィールドワークできて、貴重な経験でした。」
  • 青山悠珠さん:「様々な立場の方々と話し、新しい視点で景観問題を捉え直すことができました。」

今回の学びを基に、これからも生徒たちの探究活動は続きます。

【海外研修】ドイツ研修9日目(1/14)

2025年1月16日 07時04分
中高海外研修・国際交流

EMGとの交流最終日です。

この日もパートナーと一緒に登校し、スーツケースを教室に置いてから、一旦ドイツの高校生は授業へ。私たちはKonstanze先生の案内のもと、ダッハウ強制収容所へ行きました。

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事前研修で、ヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」を読んだり、白河にあるアウシュビッツ平和記念館を訪れたりしながら、当時の人々の苦しみを想像してきました。

本やインターネットだけでは分からない、肌で感じる収容所の寒さや閉塞感、たくさんの資料や展示されている遺留品から一人一人の無念さが伝わり、苦しくなりました。毎年Konstanze先生が丁寧に説明してくださいますが、事実を受け止めることが精一杯で、みんな無言で話を聞いていました。

その後は、S バーン(電車)とUバーン(地下鉄)を乗り換えてマリエン広場へ。ミュンヘンでも有名な観光地であり、街の中心部です。鉄道から地上にあがり、右手にミュンヘンのシンボル「新市庁舎」が見えるとみんな歓声を上げて写真を撮っていました。

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昼食を取り、授業終わりのパートナーと合流し、最後にショッピングを楽しみました。

その後学校に戻り、ホストファミリーのみなさんにホテルまで送っていただきました。最後は涙涙のお別れになりました。

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この研修を通して、生徒たちの英語力が格段に上がったのを感じます。翻訳などのサポートを借りずに展示の説明を聞いたり、お店で買い物をする際に店員さんと話をしたり、ホテルでも何か困ったことがあったら自分たちでフロントに尋ねたりできるまでになりました。

また、英語だけでなくチームとしての団結も強くなりました。渡航前と比べ、一緒にいるメンバーが固定しなくなりました。系列やクラスの壁を越え、コミュニケーションを取りながら協力し合う姿に成長を感じています。

ドイツでの最後の夜をそれぞれ満喫して、いよいよ次の日

【生徒の日記 M.Iさん】

今日はミュンヘンから電車に乗ってダッハウまで行き、ダッハウ強制収容所に行きました。

 ダッハウ強制収容所では、当時の状況やホロコーストに至った経緯などが細かく説明されていて、当時の悲惨さや人々の心情などをよく理解することができました。写真や当時実際に使われていた物が多く展示されており、自分がいる場所で本当にこのようなことが起きていたと考えるとすごく心が痛み、二度と起こしてはいけないことだと強く思いました。

 また、自由時間にはホストファミリーとの最後の交流として、ミュンヘンの街を案内してもらいました。

最後は笑顔でお別れをした人もいれば、ホストファミリーと抱き合い涙を流す人もいて、この数日間のホームステイで良い関係をつくることができたと思います。

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【生徒の日記 M.Sさん】

今日は私が一番関心のあったダッハウ強制収容所へ行きました。バスを降りた瞬間から空気がおもく感じられ、本当にあの時悲惨なことが行われていた場所に来たんだと実感しました。そこには当時の悲惨さがそのまま残されていました。ダッハウ強制収容所で自分の国の恥部とも言える施設を観光客に公開するドイツの国民と日本の違いを感じました。最後の教会でこの世から戦争が消え、皆が平和に暮らせますようにと強く願いました。

また、今日はホームステイ最終日でした。ミュンヘンの歴史を教えてくれたり、写真をたくさん撮ったりと最後まで私達を楽しませてくれました。でも、楽しかった分別れるときはとても辛かったです。わたしのホストファミリーが

いつでもドイツに来てねと言ってくれたので、次はもっとドイツ語を覚えて訪れたいです。不安だらけだった私の旅を最高なものにしてくれたホストファミリー、EMGの生徒、先生方、本当にありがとうございました。

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【生徒の日記 I.Nさん】

今日の午前中はダッハウ強制収容所に行きました。

ダッハウ強制収容所は強制労働収容所で、季節問わず薄目の制服を着て、逃げることも出来ないまま、毎日ずっと働いていて、簡単に言ってはいけない言葉なんだろうけど、すごく当時辛かったんだなと自分の目で見て実感しました。

ベットも最初の頃は仕切りがついていたり、棚がついていたりと、作りがしっかりしていたけど、年を重ねて、人が多くなっていくことに連れて、ベットの作りが雑になっていて、人権がなくなっていくのが目に見えて心が辛くなりました。

ダッハウ強制収容所を見終わってからは、最後にホームステイ先のみんなと一緒にミュンヘンの中心都市にあたる、マリエン広場に行きました。

グループごとにみんなと一緒にお土産を見たり、買ったりしてすごく楽しかったです!

その後はEMGに戻り、お別れの時間になってしまいました。 みんなとお別れになるのはすごく悲しくて、泣きそうになってしまいました。

ホストファミリーと過ごした5日間は絶対に忘れられないぐらい最高な思い出になりました。

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海外研修 ドイツ研修

【海外研修】ドイツ研修8日目(1/13)

2025年1月15日 21時45分

この日はそれぞれが宿泊しているホームステイ先からパートナーと一緒に登校。

ドイツは冬の日照時間が短く、朝の7時はまだ夜のように真っ暗です。みんな真っ暗な中で徒歩や車、自転車などでそれぞれ学校へと向かいました。

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EMGのKonstanze先生による校内のツアーの後、日本文化や演劇についてのプレゼンを行いました。

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その後、小さなグループに分かれ、日本とドイツの学校の仕組みの違いについてもディスカッションしました。例えば、ドイツでは日本のような定期考査ではなく、教科ごとに3週間ほどかけてペーパーテスト、口頭テスト、その他抜き打ちテストなどさまざまながあり、それらの全てで40%以上できていないと留年になるそうです。日本に比べてとても厳しいと思いました。そのためか、英語に関して言えばEMGの生徒は母国語ではないのにも関わらずとても流暢に話します。また、ドイツの地理や歴史などにも詳しく、質問すると何でも答えてくれます。学びに対するモチベーションがとても高く、学んだことがきちんと実践で役に立っているように感じました。日本の生徒たちも日々勉強に一生懸命取り組んでいますが、学んだことが役に立つ場面をたくさん経験し、学びを血肉にしていきたいと思いました。何のために勉強するのかについて、改めて考えさせられました。

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学校の食堂でランチを食べ、午後はMaskeum museumというところへ行き、ミュンヘンに古くから伝わる伝統行事で使われるマスクの展示を見てきました。日本のなまはげのような怖い顔をしたお面がたくさんありました。クリスマスの時期に悪い精霊を追い払うためのものだそうです。

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そして夜は夕食会を開きました。

お互いの国の料理を作って、みんなで食べました。

我々は豚汁と手巻き寿司、天ぷらを作りました。

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どれも好評で、あっという間になくなりました。日本食が恋しくなった本校の生徒たちもたくさん食べ、中にはホームシックになって涙する生徒に、パートナーの生徒が優しく寄り添う場面もありました。

この日が最後のホームステイ先での滞在です。ホストファミリーとの最後の時間を最後まで味わってほしいと思います。

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【生徒の日記 Uさん】

今日はEMGで交流をしました。日本の文化の発表では折り紙や水引き日本のアニメなど様々なものを紹介しました。その後日本とドイツの教育方式の違いや、日々の過ごし方など会話を楽しみました。私と同じテーブルにいた生徒の方たちは折り紙にとても興味があり、一緒に鶴を折りました。日本の文化でも特に好きな折り紙に興味を持ってくれてとても嬉しかったです。お昼はEMGの食堂で食べました。ハムのようなお肉とにんじん入りのホワイトソース、マッシュポテトのプレートを食べました。各食材の味のバランスが取れていて美味しかったです。午後はドイツの伝統的なお祭りに使うなまはげに似たお面の博物館に行きました。6kgぐらいのお面をかぶりながら機敏に踊っていたり、もふもふの衣装を着たりしていて、お面の迫力をすごくてとても凄かったです。夜ご飯は日本食を自分たちで作り、EMGの生徒さんもドイツ料理を作りお互いの国の食べ物を振る舞い合いました。久々の日本食はとても美味しかったし、手巻き寿司をとても気に入ってくれてとても嬉しかったです。食事の後はヲタ芸を披露したり、ドイツのゲームをしたりしてもっと仲を深めることが出来良かったです。帰宅後、ホームステイ最後の日なので一緒にトトロの映画を見ました。明日にはお別れだと考えるととても寂しいです。明日はドイツ研修最終日なのでたくさん学び、沢山楽しみたいと思います!!!

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【生徒の日記 Sくん】

今日はEMGとの交流でしたが、自分は諸事情で途中からの参加になり、夕食会の買い出しから始まりました。

その後、伝統的な祭りに使うマスクの博物館に行きました。少し不気味な雰囲気を醸し出していましたが、様々な歴史をしれて楽しかったです。その後は手巻き寿司と豚汁を作りました。少しバタバタとしましたが、みんな楽しんでいて美味しく食べてくれたので良かったです。そして、文化発表班がずっと練習していたヲタ芸の完成した姿をみて、少し安心しました。

その後お菓子を食べながらボードゲームなどをしたときEMGの生徒数人が一緒にやろうと誘ってくれたのが嬉しかったです。

今日帰ったあとホストファミリーがたくさんのお土産をくれました。ドイツのことを忘れないようにとマグカップなど他にも様々なものをもらい嬉しかったです。

短い間でしたが、とても充実したホームステイ生活でした。ホストファミリーには感謝してもしきれません。

明日、お別れとなりますが最後まで全力で楽しみたいと思います。

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【海外研修】ドイツ研修7日目(1/12)

2025年1月15日 08時20分
中高海外研修・国際交流

この日は日曜日なので、それぞれのホストファミリーと過ごしました。どんなことをしたのか、報告をしてくれた生徒の日記をいくつか紹介します。

【M.Sさん】

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今日は他の家族と一緒に念願のヘレンキームゼー城に行きました。

お城はキーム湖の上にあるので船で移動しました。お城の中は撮影することができないため、しっかりと脳裏に焼き付けました。

プール位の浴槽や豪華すぎる寝室など、今まで見たことのない装飾や内装に圧巻されました。将来私もこんな家に住めたらいいなと思いました。

ちなみに、この素晴らしい屋敷の建設を指示したルードヴィッヒ2世は10日間しか住まなかったそうです。

これは流石に贅沢の域を超えていると思いました。帰りはちょうど日の入りのタイミングだったので、美しい写真をたくさん撮ることができました。ドイツに来て、私が思う「美しい」をどんどん更新できて嬉しいです。

家に帰ってからは、一緒にピザを作り日本の歌を紹介しました。私の十八番であるUltra Soulを披露しました。皆ノリノリで踊ってくれました。その後、私がプレゼントした歌舞伎フェイスパックを皆でつけました。私だけ雰囲気が違うのは何故でしょうか。喜んでくれただけでなく、写真をたくさん撮ったり感謝の気持ち何回も伝えてくれました。この家にホームステイできて本当に良かったと思いました。

前回のホームステイがトラウマで、迷惑をかけてしまったらどうしようと前日まで緊張していましたが、皆明るくわかりやすい英語で会話をしてくれるのでとても救われました。残り少ないホームステイの期間を誰よりも充実したものにできるよう最後まで楽しみます!

Deutschland am besten!

【M.Hさん】

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今日は今までで1番充実していてかけがえのない日になったと思います。

これは自分が成長したから経験できたものであり、ホストファミリーが一生懸命プランを立ててくれたことで成り立ったものです。

自分の意見を素直に伝え、海外の子達の友達の輪に怖気付かず自ら入り、文法が崩れていても諦めないで最後まで自分の力で頑張れることができたから、自分の殻を破ることができたのだと思います。

ドイツに行く前父に言われた言葉があります。

「何事でも楽しめば大丈夫」

その言葉は、言いたいことが言えない時や思いどうりに行かない時に思い出して、励みました。

父だけでなく、私の日本の家族の言葉には日々助けられているということに今日改めて気が付きました。

ドイツに来て、様々なかけがえのない経験を出来ただけでなく、日本の家族の大切さも分かりました。

最高な旅です。

〈行ったところ〉

・海外の大学(セントラルステーション)

・お城

〈した事〉

・キキの家でカードゲーム(あきらのホストファミリー)

・家族みんなでピザ作り

【Uさん】

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今日は雪山に行き山の頂上にあるレストランでシュニッツェルを食べたり、そりすべりをしたりしました。私の地元では見ることの出来ない雪の量でとても感動しました。やはり、山の頂上は普通のところと比べるととても寒かったです。その後、有名なケーキ屋さんに行ったり、他の家族とボードゲーンをしたりするなど満喫することが出来ました。夜ご飯はイタリア人店主のいるイタリアンレストランに行き、パスタやピザなどを楽しみました。本格的なイタリアン料理でとても美味しかったです。1日ホストファミリーと過ごして本当の家族のようでとても楽しかったです。

【Iさん】

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今日は私の大好きなカフェ巡りINミュンヘン編をすることが出来ました。 Dinkelking e.K.とNiu asian cafe に行ってきました!

ドイツで抹茶チーズケーキを食べれるとは思ってなかったので見つけた瞬間嬉しすぎて抹茶を注文してました カフェに行った後はマリエン広場周辺をぶらぶらと歩いてました。 おうちでUNOをやったり日本とは少し違ったルールでとても楽しかったです!

【M.Iさん】

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今日は、他の家族とも一緒にヘレンキームゼー城に行きました。

 お城は湖の真ん中にあるので、そこまで船で移動しました。お城の中は金色や赤などで豪華な装飾が施されていたり、たくさんのシャンデリアがあったりと、とても美しかったです。

 夕食には、ドイツの有名なプレッツェルやソーセージをホストファミリーと一緒に食べました。食事中、日本語や日本の文化をいくつか教えたり、逆にドイツの生活や食べ物を教えてもらうなど、仲を深めることができました。

【Hさん】

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ドイツ研修7日目の今日は、他の生徒と一緒に車で1時間と船で30分ほどかけて、ヘレン・キームゼー城を見にいきました。お城はとても豪華で、今まで私が見てきたもので一番美しいとさえ感じました!

お昼ご飯は近くのレストランに行き、私は念願のカーリーヴルストを食べることができました!とても美味しかったです。

少し島を散策してから船に乗り、家へ帰りました。夜ご飯はトマト料理が出て、どれも最高の味でした!

【M.Iさん】

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今日は朝ごはんを食べてミュンヘンにあるニンフェンブルク城に行きました。とても人がいて驚きました。

ニンフェンブルク城に行ったら、友達に会うこともできて嬉しかったです。

その後に家に帰り、ホストファミリーにちらし寿司とかに玉を作ってあげました。私のホストファミリーはお寿司がとても好きと聞いていたので、ちらし寿司の味に「とても寿司に似てる」と喜んでいました。また、おいでと言われました。とても好評で嬉しかったです。その後ホストファミリーの子とskip-poというゲームで遊びまくったりしました。私が弱すぎて笑われました。

夕食はみんなでドイツの料理のダンプリングとアヒルのお肉を食べました。めっちゃ美味しかったです。

明日も楽しみです

【Sくん】

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朝は豪華な朝食を摂りました。量が多くて少し驚きましたがおいしかったです。

その後、オーストリアとの国境近くにあるブルクハウゼン城に行きました。ヨーロッパの歴史的建造物を見れてとても貴重な経験になりました。何より、行きと帰りに高速道路で170km/h近くで爆走したのには驚きました。

夜はレストランで夕食をとり、とても充実した1日になりました。

【Y.Hさん】

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今日は家から30分くらいのところにあるTegernseeという所に行きました。昨日より気温は高いそうですが、そこでは雪がたくさん降っていました。

大きな湖があって晴れていたら水が透き通って美しいそうです。ゴンドラに乗り山に登り、昼食をとりました。とても寒かったですが景色や建物がきれいで楽しかったです。

明日はいよいよ、学校にて文化交流があります。日本で準備してきた日本文化の紹介や、学校生活の違いについてディスカッションをします。それぞれの違いを面白がりつつ、楽しく充実した交流になればと思います。

海外研修 ドイツ研修

【海外研修】ドイツ研修6日目(1/11)

2025年1月15日 08時04分
中高海外研修・国際交流

昨晩はそれぞれがホームステイ先で楽しく一晩を過ごすことができたようです。

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今日の予定はオーストリアのザルツブルク訪問です。早朝に集合場所の駅にだんだんと集まり、みんなそれぞれのホームステイ先でどんな過ごし方をしたかを話していました。

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電車を乗り継ぎながらザルツブルクへ向かいました。オーストリアも公用語はドイツ語です。街並みを楽しみながら歩き、モーツァルトが住んでいた家に作られたMuseumを見学したり、昔ながらのパン屋さんでパンを買ったりしました。その後はいくつかのグループに別れて自由行動を楽しみました。

寒かったですが、昨日までと違って天候に恵まれ、ドイツとはまた違った雰囲気を感じることができた一日でした。明日はそれぞれのホームステイ先によって異なる日程になります。生徒の感想もぜひお楽しみに。

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【生徒の日記 Hさん】

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ドイツ6日目である今日は、初めてのホストファミリーとの朝食から始まりました。朝7時でもまだ薄暗い光景はまだ慣れませんが、ホストファザーがパン屋で沢山の種類のパンを買ってきてくれました。私が一番気に入ったのは、レーズンが入っていたパンです。果物のジャムやヌテラなどをつけて食べるのか習慣だそうです。ホストファミリーの姿を真似しながら色んな味に挑戦しました。どれもとても美味しかったです!

朝ごはんを食べ終わったら、ホストマザーの運転で駅へ向かいました。乗り換えを2.3回行なって2時間ほどで、オーストリアのザルツブルクに到着しました!

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ザルツブルクといえば、モーツァルトが生まれ育った場所であり、現在もその生家が残されています。そこを見学させていただき、肖像画や彼が身につけていた装飾品、使ってきた楽器などを見ることができました。

その後、大きな教会を見学してから少人数に分かれてのグループ散策を行いました!そこで、白いヴルストやパンなど沢山のものを食べました。どれもとても美味しくてお腹が一杯になってしまうのがもったいなく感じました。ホストシスターもザルツブルクに来るのは初めてらしく一緒に色んなところを歩いて、見て、感じてきました!

最後にみんなで集合してEMGの先生の案内の元で庭園を見ました。冬なのでお花はあまり見れませんでしたが彫刻が美しく、中世の世界に迷い込んだかのような気持ちになりました!

お家に帰ると、ホストファミリーがドイツの伝統的な料理のカルトッフェル・ズッペというじゃがいものポタージュのようなものを作ってくれていました。とても美味しかったです!

明日以降の研修も、体調に気をつけて沢山の経験をしていきたいです。

【生徒の日記 Aさん】

1月11日

今日はザルツベルクに行きました。

初めてのホームステイの子とお出かけですごく緊張しましたが、日本人の子もいたので、すごく心強かったです。

そこで一緒にお出かけして気づいたのはドイツの人は、たくさん食べて、たくさん動けてすごいなと思いました。たくさん食べるのにあんな細い体なのが羨ましくてしょうがなかったです。

私は帰る時にみんなと同じ駅で止まらないで一駅プラスしており、組体操のショーを見に行きました。

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ホームステイのお姉さんに、「成功しなくても、それは悪いことではない」と言われました。たしかに失敗してた時はあったけど、必ずみんな拍手していて、会場全体が暖かったです。

項目が一つ終わるごとに拍手していて、みんな優しかったです。組体操のショーもすごくて、トイレ行きたいのを忘れるほど、楽しめました。

帰る時に車でkpopの音楽を聴きながら帰って楽しかったです。

【生徒の日記 Y.Hさん】

今日はホームステイが始まって2日目です。最初に滞在していたフライブルクと比べホームステイ先のミュンヘンは気温が低くとても寒かったです。

朝はホストファミリーとシリアルやトーストなどそれぞれ朝食を食べました。

ザルツブルクの道中では電車のチケットのメンバーごとに別れての行動で、他のホストファミリーの生徒とも交流ができて良かったです。

最初に向かったMirabell Palaceという庭園のある宮殿でプロポーズしている人に遭遇しました。指輪を受け取った時に通行人みんなで一緒に喜んでいて日本との国民性の違いに驚きました。

町を散策して古いパン屋さんやモーツァルトの家に行きました。モーツァルトの肖像画やバイオリンなどの貴重な見学ができました。

自由時間もありパートナーや友達と一緒に昼食をとったり、お土産を買ったりできました。

どの建物もカラフルで歴史がありどこを見ても興味深く楽しかったです。

フライブルクの街中にはトラムがたくさんありましたがザルツブルクには電気で走るバスが走っていました。

帰りの電車で違う号車に乗ってしまって戸惑いましたが大きなトラブルもなくホストファミリーの元へ帰ることができました。

帰りはホストファミリーと一緒に買い物に行きました。ドイツ特有の食べ物やお菓子をたくさん買ってもらいました。

私が正月飾りをあげたのでドイツのニューイヤーの時に買う豚のお菓子をもらいました。豚は幸運の動物だそうです。

ドイツ研修ももう半分なので体調に気をつけて存分に楽しんで行きたいと思います!

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海外研修 ドイツ研修

【海外研修】ドイツ研修5日目(1/10)

2025年1月15日 07時19分
中高海外研修・国際交流

この日は朝フライブルクを出発して、いよいよミュンヘンへと移動しました。

移動時間は約6時間でしたが、その間ドイツの速度制限のない高速道路を走り、横を走り去っていく車のスピードの速さに驚きました。

高速

途中高速道路のサービスエリアで休憩をしましたが、日本とは違ったシステムになっていて、それをみんな楽しんでいました。詳しくは生徒による日記をご覧ください。

そして16時半頃に交流先であるErnst Mach Gymnasiumに到着。ホームステイのパートナーと対面しました。

EMGバス降りて

EMG玄関

学校に近づく車内では緊張していた生徒たちでしたが、学校の前にバスが到着すると、玄関からパートナーの生徒たちが両手を振って出てきてくれて、一気に緊張が解けたようです。抱き合って初めての対面を喜んでいました。

教室で歓迎会を開いてくださり、お菓子を食べてお茶を飲みながらしばらく過ごした後、いよいよそれぞれホストファミリーのお迎えのもと、各家庭に帰っていきました。

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これから4日間、1人1家族のホームステイになります。とにかく楽しんで、何にでも挑戦してほしいと思います。4日後の成長を期待します!

【生徒の日記 M.Hさん】

6時間かけてバスに乗り、ミュンヘンに向かいました。途中のパーキングで昼食は取り、初めてのマックの注文に少し緊張しましたが出来たので少し成長できたな!と感じました。1ユーロの有料トイレに入ると店内で1ユーロ割引出来るカードが貰えて、「ドイツって新しいな」と感動しました。

バスを降りるとみんなのホストファミリーが出迎えてくれていて今までの緊張もスっと消えました。

学校ではお菓子パーティーをしてみんなと仲良くなり、なにより自分から積極的にコミュニケーションをとる大切さを学びました。

また、ドイツのバレーボールクラブに行ったり、ディナーをおばあちゃんの家で作って一緒に食べたり、いい経験になりました。

バレークラブでは友達を作ることができ、でも結構日本と練習方式が少し違うので驚いたのを覚えてます。

また、ホストファミリーのおばあちゃんの家はジブリに出てくるような幻想的な家で、コミュニケーションを取りながら、一緒に食事を作ったのは、忘れられない素敵な思い出になりました。

私は英語が苦手だけど、一生懸命頑張ってホストファミリーと打ち解けられるように頑張ります。

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【生徒の日記 M.Iさん】

6時間近くをかけてフライブルクからミュンヘンに到着をしました。移動する際に地図を見た時にミュンヘンとフライブルクは一直線上にあることが分かり、とても驚きました。EMGに着くと私たちのホストファミリーが迎えに来てくれて、抱きしめあったりしました。DMなどで会話などはしていましたが、実際に会うのは初めてだったのでとても嬉しかったです。その後にお菓子を食べて会話したりしてとても楽しい時間を過ごすことができました。

その後にホストファミリーの家に連れていって貰いました。私のホストファミリーは4人家族で、着いた際にはUNOをしたりしました。ドイツと日本では少しルールが異なっていてとても驚きました。でも、おおよそは変わらなかったので楽しく行うことができました。ホストファミリーと仲が良くなるように頑張りたいと思います!

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海外研修 ドイツ研修

【海外研修】ドイツ研修4日目

2025年1月10日 13時53分

本日はフライブルクの研修2日目です。街を歩いてまわりながら、昨日からお世話になっている独日協会のマティアスさんに街の歴史やつくり(構造)について解説をしていただきました。フライブルク大聖堂を中心に、歴史的な建造物や全体的な景観を守りながら繁栄している街の様子を詳しく見ることができました。

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ふらいぶるく2

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その後、40分ほどバスで移動して「ブライトナウ村」への視察に向かいました。ここではcogeneration systemというものに村全体で取り組んでおり、村内で手に入る木材チップを燃やして発電し、その熱を冷却する際に得られる温水の熱を特殊なパイプで村全体に供給しています。就任して1年ほどの新しい村長•マークスさんに迎え入れられ、村の施設や実際のヒーティングセンターの稼働の様子を見学させていただきました。

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はつでんしょ

ばいおます期

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夕食会では、この2日間フライブルクでの研修でお世話になった前田さん、マティアスさんをはじめとする独日協会の方々と一緒に山奥のレストランで楽しいひと時を過ごしました。多くの方々のご厚意に支えられてできている研修であるということを改めて強く感じた一日でした。

食事夜

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食事夜3

明日からはミュンヘンへ移動し、学生との交流•ホームステイが始まります!

【生徒の日記 Mさん】

午前中は、フライブルクの町の様子を見学しました。フライブルクは、日本ではあまり見られないような石畳の歩道やその両側に並ぶお店など、ドイツの昔ながらの街並みを感じさせるようなとても綺麗な町でした。また、歩道には一定の間隔ごとに花壇が設置されていて、周りの建物の外壁もカラフルなので、全体的に華やかな街並みでした。また、車よりも自転車やトラムを使っている人のほうが圧倒的に多く、ドイツの人々の環境に対する意識の高さを感じることができました。

もとみ2

その後フライブルクからブライトナウ村に移動し、村長さんと一緒にランチを食べました。ブライトナウ村では、村長をはじめたくさんの村民が環境を考えたエネルギーづくりをしているという話がとても印象に残りました。実際にどのような取り組みを行っているか、村民の方に話を聞けて、とてもいい経験になりました。

【生徒の日記 Hさん】

ドイツ研修4日目の今日は、独日協会のマティウスさんガイドでのフライブルク見学からスタートしました。私たちが見学したのはold town(旧市街地)と呼ばれるところで中世の街並みをそのまま残すとても素敵な所でした!マティウスさんによると、フライブルクは交易の街として栄え、また黒い森にも近いためフランスなどの国に何回も侵攻されたそうです。そのため20m程の城壁が作られ、土地を守ってきました。その城壁は一部を除き取り壊されてしまったのですが、門は残されており、とても華やかな建築でカッコよかったです!現代と中世が隣り合うフライブルクという都市は様々な人の思いが詰まった美しい場所だと感じました!

旧市街地見学の後は、バスで40分ほどかけてブライトナウ村に向かいました。村長さんが直々に村を案内してくださり、1700年台に建てられた教会、外遊び中の幼稚園、伝統的なお家などを見ました。村の組合員さんが運営するヒーティングセンターでは、企業に依存しない電力、暖房供給の姿を見ることができました。日本ではあまり見られない光景でとても新鮮でした!

夜はこれまでお世話になった、前田さん、マティウスさんをはじめとする独日協会の皆さんと一緒にご飯を食べました。日本の文学についての話やドイツと日本の食文化の話などたくさんの話をさせていただきとても楽しく、そして勉強になりました!

明日からはホームステイが始まるので、一瞬一瞬を大切に悔いの残らない研修にしていきたいです。

ひなこ1

ひなこ2

海外研修 ドイツ研修

【海外研修】ドイツ研修3日目(1/8)

2025年1月9日 16時36分

フライブルクはあいにくの雨です。

生徒たちはしっかり睡眠を取り、体力を回復できたようです。

朝食もドイツならではの食べ物が多く、朝からしっかり朝食を楽しみました。 

いよいよ今日はフライブルクでの研修1日目です。

2日間の研修プログラムです。

独日協会の前田成子さんにご案内いただきました。

前田さんホテル

前田さんは、約50年に渡りドイツにて、環境分野における日本とフライブルクの交流のコーディネーターを担っており、ふたば未来生としては1期生の時からお世話になっている、私たちの研修にはなくてはならない方です。そして、昨年に引き続き、同じくマティウスさん(独日協会)も参加してくださいました。マティウスさんは10年以上日本の居合道をやっている方で、私たちよりも日本の文化に詳しい方です。

トラムに乗って、まずはフライブルク市庁舎を見学しました。

この市庁舎では、エネルギーを自給自足するために建物の外壁がソーラーパネルで覆われています。しかし、建物の大部分がガラス張りになっているため圧迫感は感じず、デザイン性も高いです。また、使われている木材はシュバルツバルトの森の木材で、地産地消の建築物でもあります。

しやくしょ

 この設備のおかげで、フライブルク市役所ではエネルギー収支をゼロ以下にする「ゼロエネルギー」を達成しただけでなく、プラスエネルギーハウスとしてこの市役所で作られたエネルギーの一部が、周辺地域でも活用されています。

また、すぐ近くに職員の子供が通うことができる保育園があり、さらに子育て世帯の職員向けの住居もその隣に建設中でした。トラムや自転車専用道路がきちんと整備されており、車を乗らなくても良い仕組みができていました。ここまで配慮されていたら、子供を持ちながら働く人が増えるのではないでしょうか。日本も見習いたいところです。

次はボーバン団地を見学しました。ここは、2007年に完成した環境配慮した住宅街です。

エネルギーコンセプトや省エネ住宅、カーフリーなど、各分野において持続可能な社会を構築するための新しい取り組みを住民主導で行ってきた地域です。

ぼーばん

そのあと、お昼休憩にフライブルク大聖堂に移動しました。

初めて見る大聖堂の迫力に歓声があがっていました。

お昼はホットドックスタンドで本場のホットドックを堪能し、大聖堂の中を見学もしました。

だいせいどう

ほっとどっく

ほっとどっく2

だいせいどう3人いす

 午後は今日のメインイベントとなるエコステーションでのプレゼンがありました。

エコステーションとは、1986年に設立された環境教育施設です。この建物も自然素材や地産地消、屋上緑化、ソーラーパネルなど、環境に良い住まいとなっていました。

ここでは職員のウルリさんによる講義もあり、CO2 Footprintという概念を学びました。私たちが個人レベルで二酸化炭素排出を減らすためにはどのような行動を選択するべきか、輸入された野菜を買うのではなく庭で栽培するとか、冷凍食品を買うのではなく自分で料理をするとか、そういった今すぐにでも実践できそうなことをたくさん教えていただきました。

こうぎ1

こうぎ2

しせつえこ

ふらみらのき

また、マティウスさんもこの日のためにシュバルツバルトの森における放射線についての講義もしてくださいました。シュバルツバルトでも、ウラン鉱山があることから被曝についての議論があったそうで、日本との共通点を教えてもらいました。

この後、いよいよ生徒たちによるプレゼンでした。

プレゼン

 日本のエネルギー問題について、ドイツのみなさんと議論することができました。

私たちは、大規模なところでの再生可能エネルギーの普及について言及しましたが、ドイツの方々からは「まずは自分たちのレベルでできることを」という具体的な実践例やアドバイスをいただき、自分たちに足りなかった視点に気付かされました。ここでの学びは必ず帰国後に生かしたいと思います。

夜はホテル近くのレストランにて食事をしました。

プレゼンテーションの大役を終えたみんなも、ほっとした様子でバイエルンの料理を楽しんでいました。

【生徒の日記 Hくん】

ホテルで一晩過ごし、しっかり疲れを取り、朝食を取ったあと散歩に行き買い物をすることができました。今日は朝から雨が降り、傘を差しながらの移動になりましたが、ドイツの雰囲気を存分に感じることができました。

初めはフライブルク市庁舎にいき大量のソーラーパネルに囲まれた建物をみることができました。

その後、ボーバン団地に行き環境に配慮された住宅を見た後、フライブルグ大聖堂に行き周辺でホットドッグを食べたりなどそれぞれ楽しむことができました。

エコステーションでは再生可能エネルギーについての話を聞いたり、工夫された建物などについて学んだりすることができました。最後に私を含め3人の環境班は日本のエネルギーについての発表を行いました。それぞれ様々な反省がありましたが、エコステーションの方々に意見をもらうなどとても貴重な経験になりました。他にも今日の移動には徒歩とトラムを使い、トラムの普及に驚きこれもまた環境に配慮された取り組みだなと感じました。

本日の最後には、皆でレストランに行き夕食を取りました。とあることを研修の楽しみにしていた生徒も目的を達成でき良かったと思います。

明日も今日よりさらに学びの多い1日になるように頑張ります。

集合写真

 

【生徒の日記 Mさん】

ホテルで美味しい朝ご飯を食べた後、トラムに乗ってボーバン団地へ移動しました。

トラムはドイツの路面電車のようなもので、車や電車よりもトラムを利用する事がメジャーな事に驚きました。

最初はそんな違いに驚いているだけでしたが、ボーバン団地に行き現地ガイドの前田さんとマティウスさんのお話を聞くうちに日本とドイツの外観の違いも次第に分かってきて腑に落ちました。

例えば、フランス軍が占領していた居住地を今も外装を変えて利用したり車を使わないような街の構造にしたり地域参画型で再エネ発電をしていた所です。

その後、昼ご飯は現地のホットドックを食べてドイ ツと日本のクオリティの違いを感じました。また、映画の中の世界にあるような大聖堂に行きロウソクを照らして願い事をしました。叶いますように。

だいせいどうもも

本日の締めはエコステーション。

発表は悔いの残る部分もありましたが、今の自分のベストは尽くせたと思います。これからもっと成長できるよう、このドイツ研修を有意義なものにしたいと思っています。