サッカー部活動報告

サッカー部活動報告

サッカー・ドイツ研修6日目

6日目2/21

午前はZEHLENDORFでお世話になっているシャッテさんのご好意でHertha Berlin U-17のTRに参加させていただきました。日本で言えばJクラブのアカデミー。ブンデスリーガに所属するHertha Berlinのアカデミーに参加させて頂くことになるとは思ってもいませんでした。やはりレベルが高く、キックの質一つとっても違いを感じました。この中からプロ選手が出てくるのだと思うと見ていてワクワクする練習でした。監督のAndreas Neuendorfさんはブンデスリーガの元選手としてHertha BerlinやBayer 04 Leverkusenで活躍していた方でした。

〜選手感想〜

・クロスからシュートの練習が多かった。自分たちのシュートとドイツ人のシュートにはインパクトに違いがあった。ドイツ人のシュートは早く鋭いドライブシュート多く、必ずゴールの枠に入っていた。GKのレベルもかなり高かった。

・パスの強弱を意識してプレーできたが、シュートの決定力がなく、日本人とドイツ人のシュートスピードの違いがわかった。

・初めてのメンバーとのTRだったがすぐに仲良くなれて楽しくTRできた。クロスからシュートのTRではクロスの質が悪かったのでこれからTRして修正していきたい。FKのTRでも点を取れなかったのでそこも修正していきたい。

 

午後はZEHLENDORFの練習に参加。今日も3人でU-17の練習に参加させていただきました。練習の流れにも慣れ、ドイツの選手たちと一緒に動けるようになっていました。遠慮せずにプレーすることもできるようになり、ゲームで得点を奪うシーンも出てきていました。ただ、プレーの正確性と攻守の早さではまだまだドイツの選手たちと差を感じました。残す練習参加は明日の一回のみ。これまでの経験を明日の練習でどう生かしてくれるか楽しみです。

〜選手感想〜

・練習参加が3回目で仲の良い選手ができた。パスコンでは当てて落とす質が高かった。ゲームでは縦パスをどんどん入れていくサッカーだったので間で要求したが声でアピールが足りなかった。得点できたことは良かった。

・TRのパスがとても複雑で難しかったがドイツの選手が英語で教えてくれて少しずつ理解しながらTRできた。

・今日の午後はいつもより難しいTRだったが、しっかりとできた。しかし、ゲームでは全然動けず自分のプレーができなかった。明日が最後のTRなので後悔しないようにする。

 

サッカー・ドイツ研修5日目

5日目2/20


午前はSports SchuleでTR。今日のメニューはフィジカルトレーニングで した。2人組になり主にストレングストレーニングを行いました。 2人組になると体格差は一目瞭然。パワーの違いがはっきり見えま した。ドイツ人の選手とそれぞれペアとなりコミュニケーションを とりながら進めていました。コーチはメニュー、回数、セット数を 初めに伝えて、あとは選手たちが自主的に進めていきます。日本で はコーチが支持しながら管理して進めていくことが多いですがここ では自主的に行っていました。コーチは姿勢や重さなどを見ていて アドバイスを送る程度。 Schuleの選手たちは自分の課題をよく理解し、意識して取り 組んでいました。
〜選手感想〜
・午前中のTRはウエイトトレーニングだった。いつもやっている TRもあればやったことのないTRもあった。とてもきつかったで すがペアの人と協力して行うことができた。ドイツの人の中には軽 々とTRをやっている人がいて驚いた。
・ドイツ人との体格の差はあるが筋肉の所はあまり差はないのかも しれないと思った。
・言葉や食事にも慣れ、英語に興味が出てきた。強度の高い トレーニングだったが最後までやり切れたので良かった。
 

 
午後はICEに乗ってハンブルクへ。
昨年同様にハンブルガーSVを訪問させていただきました。
まずは施設の見学に、、、と思っていたところ!!対応していただ いたスタッフの方が「これから練習があるからその前に酒井高徳選 手と伊藤達哉選手をちょっと呼んでくるよ」とさらり、、、!!練 習後に会うものだと思っていた派遣生たちは急に緊張感。酒井選手 と伊藤選手が現れるとあまりの緊張にだんまり、、、(あの状況な ら誰でもきっとそうなるはず)。少し挨拶やお話をさせていただき インタビューは練習の後にお願いすることに。 驚きの出来事でした(HSVの方々はとても優しい方々でした)。
挨拶を終えてハンブルガーSVの歴史や伝統についてドイツ・トッ プチーム施設の視察を行いました。流れとしては、
①ハンブルガーSVミュージアム(成り立ち、歴史、タイトルなど )
②スタジアム(構造、ピッチメンテナンスなど)
③VIPルーム(部屋、飲食スペースなど)
④記者会見場(スタジアム内)
⑤ピッチレベル(選手入場ゲート、ベンチなど)
という内容で説明していただきました。規模の大きさと歴史の長さ を感じ、日本との大きな違いを学びました。試合時の選手入場ゲー トはスタジアムそのもののゲートの中に小さな可動式のゲートが重 ねて設置されています。ゲートの中にゲートがあるので一見不思議 な感じがします。話を聞くと「昔使っていたゲートをサイズは合わ ないけど残して使っている」ということでした。創設130年を越 えるクラブへの愛情を感じる話でした。
施設視察を終えるとグラウンドへ移動してTRの視察。日本を代表 する2選手がドイツの一流クラブでプレーしているのを見学し、自 分たちとの違いをまずプレーから感じることができました。練習を 終えるとお願いしていたインタビューへ。当初そのまま外で行う予 定でしたが2選手の気遣いでスタジアム内の部屋をお借りして行わ せていただきました(酒井選手、伊藤選手ありがとうございました )。派遣生たちはサッカーやサッカーにとどまらない質問を思い思 いにしていました。酒井選手も伊藤選手も全て笑顔で紳士に受け答 えをしてくださいました。質問がなかなか止まらず長時間のインタ ビューとなってしまいましたが嫌な顔一つせずに派遣生と向き合っ てくださいました。そして最後には派遣生の一言からプレゼントま でいただきました!!酒井高徳選手、伊藤達哉選手、練習後のお疲 れの中本当にありがとうございました!!
〜選手感想〜
・最初はとても緊張したが、話してるうちにいろいろなことを聞く ことができた。積極的に聞くことができて良かった。
・笑いを交えながら質問に答えてくれた。自分たちのためになる事 ばかりだった。ちょっとふざけた質問も聞いたけど心良く笑顔で答 えてくれた。この機会を大切にしてレベルアップしていきたい。
・サッカーのことやプライベート、代表の雰囲気のことまでたくさ ん教えてもらえた。日本にいる家族やふたば未来学園の人たちに伝 えていきたい。

サッカー・ドイツ研修4日目

4日目2/19

午前はSports Schuleで初のTRでした。
昨日のTRから得た課題をどう解決していくかをそれぞれが考えながら参加していました。
一番の課題はやはり「言葉」。
例えば「2タッチ」ということは理解できても、どこのプレーヤーが2タッチなのか、全員が必ず2タッチなのか、などの細かい指示までを理解するのはとても難しいです。ドイツ語での説明をうまく理解できずに何度か練習が止まることも、、、この時間がまた焦りを生んで、、、。
昼にはドイツ在住でスポーツライターをされている鈴木達朗さんに昨年に引き続きインタビューをさせていただきました。今のヨーロッパのサッカー事情などをネットを介さずにリアルタイムの情報を聞くことができました。サッカーに限らず、文化やインタビューの仕方など様々な視点から生徒たちは質問をぶつけていました。質問は止まらず1時間半をあっという間に過ぎてしまいました。鈴木さん、お忙しい中お時間をいただき、様々な質問に丁寧にお答えいただいて本当にありがとうございました。
夕方からはF.C.HERTHA 03 BERLIN-ZEHLENDORFの練習参加。今日は3人ともU-17の練習に参加することになりました。2回目の練習参加ということもあり、練習前から声をかけてドイツ人選手と2人でボールを蹴ってウォーミングアップをしている派遣生もおり、自分の殻を破ろうとしている気持ちを感じました。ZEHLENDORFの選手たちはコミュニケーション力がとても高く、こちらから確認しなくても監督の言っていることを向こうから派遣生に改めて説明してくれるような選手たちでした。ボールを使った練習がメインで、全員が一斉に練習できる内容だったことが印象的でした。プレー展開の早さに派遣生たちは必死についていこうという意識を持ち、最後のゲームでは攻撃の場面に存在感を出すこともありました。仲間から信頼を得ると多くボールが回ってくることも認識したと思います。
午後のZEHLENDORの練習に向かう前には、宿泊敷地内のグラウンドでHERTHA BERLINのトップチームの練習と、ヨーロッパユースリーグ(U-19)HERTHA BERLIN vs PARIS Saint-Germainの試合が行われていました。目の前でハイレベルなサッカーをすぐに見られるのも今回Sports Schuleのゲストハウスに宿泊することができたおかげです。対応いただけたことに感謝です。
〜選手感想〜
・SchuleのTRに参加したときにクロスボールやパススピードが遅いと言われた。プレッシャーの速さや体の強さを改めて感じた。
・ZEHLENDORFの練習は疲れがあったが楽しくサッカーができた。もっと呼ぶことが必要だと思った。判断が悪くて取られるところが何回かあったがそれも自分の課題だと思う。
・ライターさんに話を聞いたがとても興味深い内容が多く、とても楽しかった。
・SchuleのTRに参加したときはドイツ人のリーチの長さや瞬発的なダッシュの早さに驚いた。
・守備では冷静に対応して1vs1で勝つこともできた。今後の課題はボールを奪ったあとの切り替えを早くして味方に繋いだりゴールを狙うことだと感じた。
・鈴木さんへのインタビューでは、香川選手の移籍についてのことやドルトムントのときの話、長谷部選手の話などについてたくさん質問することができて良かった。
・ZEHLENDORFでの練習ではZEHLENDORFの選手と仲良くなれたことや縦パスを通せたり、クロスの質を良くすることができた。今後の課題は間でボールを受けてターンし、シュートを打つことができるようにすることだと感じた。
・SchuleでのTRでは、レベルが高く戸惑うことが多くうまくいかなかった。パスの質が悪く、判断が遅く、動きが止まっていた。
・鈴木さんへのインタビューでは自分の聞きたいことが聞けて素晴らしい時間となった。
・ZEHLENDORFでのTRでは昨日よりもドイツ人と話が進むようになり、プレーも昨日より良くなって良かった。

 

サッカー・ドイツ研修3日目

3日目2/18

今日からいよいよ練習参加が始まりました。
午前中はフィジカル系のTRでコンディション調整。ランニングやスプリントを行ってしっかりと身体を動かすことができました。晴天で気温も高く、気持ちの良いTRとなりました。
午後はついにF.C.HERTHA 03 BERLIN-ZEHLENDORFの練習参加。ヨーロッパは生年月日でカテゴリー分けされているため今回参加した3選手はそれぞれ1人と2人に分かれて練習することとなりました。
「いよいよ」という緊張の中、朝から落ち着かないでいると参加初日からまさかの展開となりました。「各カテゴリーの練習場所がそれぞれ異なる会場になった」という連絡が当日の午前中に入りました。本来ならば同じ施設内のグラウンドで行う予定でした。それがそれぞれ全く異なる場所となり、3人での移動が不可能となってしまいました。「3人で」という安心感が一気になくなり、より覚悟を決めて参加することが求められました。しかし、それぞれ持っている力を積極的に出して取り組んでいました。言葉の問題も自ら解決しようと意欲的に話しかけ、コミュニケーションを取ろうとする姿が最初から見られました。明日以降も練習参加は続きます。今日の反省をどう生かすか。
今回の研修はOlympiapark Berlin内にあるゲストハウスに宿泊しています。
目の前には1936年のベルリンオリンピック主会場となったOlympiastadion Berlinが構え、広大な敷地の中で、Sports Schuleとしてサッカーだけでなく水泳、テニス、馬術など多くのスポーツが毎日行われています。
ブンデスリーガに所属するヘルタ・ベルリンの練習施設にもなっており、トップチームからアカデミーまで全てのカテゴリーがこの施設でTRを行なっています。そのため、目の前で練習をすぐに観ることができます。
明日からはここのSports Schuleの練習にも参加させていただきます。サッカーに集中できる素晴らしい環境の中で生活できていることに感謝です。
〜選手感想〜
・今日のTRは1人だったのでとても緊張した。日本語が通じないので英語で何とか話してTR内容を聞いた。ゲームになるとパススピード、コンタクトが凄くて守備が難しかった。明日は今日の反省を生かしてプレーする!!
・最初は少し不安だったがチームメイトがフレンドリーでプレーしやすかった。自分からも積極的に話しかけることができた。明日はもっと良いTRにしたい!!
・楽しくコミュニケーションを英語やジェスチャーで取れた。英語力をもっとつけてしっかり会話できるようにしたいと感じた。

 

サッカー・ドイツ研修2日目

2日目2/17

今日はブンデスリーガの視察へ。
カードはブンデスリーガ2部の1.FC Dynamo Dresden vs SSV Jahn Regensburg。
2部リーグを日本で観れる機会はとても少なく、貴重な時間となりました。
2部リーグといってもスタジアムの素晴らしさや観客の雰囲気は日本で体感するものとは全く異なっており、ピッチで繰り広げられるサッカーの質の高さに加えて、一つ一つのプレーにサポーターが声を上げて共に戦うあの雰囲気はサッカーが文化として根付いている証でした。
「めっちゃ早くサッカーしたい」。
自然とそう口にしていた3選手たちの明日からが楽しみです。
〜選手感想〜
・今日は1.FC Dynamo Dresden vs SSV Jahn Regensburgの試合を観に行った。日本では見ることのできない野次を飛ばすくらいの熱い気持ちやサポーターの声のボリュームは日本のJ1よりも凄かった。
・試合を視察してたくさんのことを学んだ。サポーターが日本よりも熱狂的で審判のジャッジにブーイングをしたり審判に水をかけたりしていた。プレー面ではターンの技術が高く、素早いカウンターやアーリークロスの場面が多く見られた。
・ドイツでアテンド頂いている池下さんから、ドイツのスポーツシューレは世界的にレベルが高いことや特徴のある選手を上手く使える選手は評価されることなど、ドレスデンのスタジアムへ向かう途中に様々な話を学んだ。
・試合を最前列で観ることができ、サッカー専用スタジアムでファンが熱く、2部とは思えない規模の大きさに驚いた。
・ドレスデンの風景は昔のものがそのまま残っている感じがしてとても綺麗だった。
・スタジアムへ向かう際に鉄道を使ったが、改札がないことに驚いた。
・スタジアムでお茶を買おうとして「Tee」と頼んだら熱い梅味の飲み物が出てきて驚いたが良い経験ができた。
・明日からTRが始まるので気合いを入れてやる!!
・ゲームを観て早くサッカーがやりたくなった!!

 

双葉地区教育構想国際人育成プラン サッカー・ドイツ研修について(第1日目)

1日目2/16

2/16土

男子サッカー部の3名が双葉地区教育構想国際人育成プラン「サッカー・ドイツ研修」に出発しました。目的地はベルリン。

早朝の出発にも関わらず全部員が見送りに集まってくれ、全部員の前での決意表明となりました。チームの代表として行くことに責任感を感じての出発でした。

初日は羽田〜パリ〜ベルリンの移動のみとなりましたが、国際線の移動による心身のダメージを身をもって感じたようです。今年で3回目となるドイツ研修ですが、この長距離移動によるダメージは経験した者にしかわかりません。今回の3名もこの経験からスタートです。

〜生徒感想〜

・パリで出国が遅れたりと予想外の事が多く起きた。

・移動が長くて大変だった。

・パリで搭乗券を落としてしまい慌てたが見つかって良かった。

・海外で戦う選手たちの大変さを感じることができた。

 

U-18ブータン代表との親善試合!!

 9月20日(木)、本校舎男子サッカー部が再始動したJ-VILLAGEでキャンプを行っているU-18ブータン代表とトレーニングマッチを行いました。

ブータンは幸福度世界1位で有名な国です。緯度は沖縄県と同じくらいですが、磐梯山よりもさらに高い標高2500mの場所で生活をしているそうです。そのためか、ブータンの選手たちは標高の高い場所で生活していることで心肺機能が高く、試合終盤でも足が止まることなくプレーしていました。

試合は一時リードを許す展開となりましたが、逆転して3-2で勝利する事が出来ました。海外のチームとの試合経験はそう簡単にあるものではありません。選手たちもブータンの選手たちの走りや身体の強さに驚いていました。

試合の前後には、それぞれのチームペナントに併せて、ふたば未来学園からは校章の入ったマグネット、U-18ブータン代表からは選手全員のサインが入ったシャツをそれぞれ交換しました。このような経験をさせていただいたU-18ブータン代表の皆様、J-VILLAGEの皆様ありがとうございました。

秋本真吾氏・岩崎領氏による特別講座

 本校の応援団である秋本真吾氏と東京学芸大学大学院からサポートに来られた岩崎領氏による走りのトレーニング講座が8月28日に広野町サッカー場で行われました。

 今年度3回目とあって前回までの復習や各自の走りのフォームを動画で確認したり、新しい練習法を部員全員で取り組みました。

 今回はタブレットを使ってフォームを撮影したものをその場で振り返り修正するだけでなく、走りの中で「どれだけ自分を追い込めるか」といったところにも重点を置いて行いました。

厳しいメニューをやり切った達成感や全員で取り組んでいるという一体感を感じることができ、生徒同士のポジティブな声かけも多く出てきたことが印象的でした。

厳しいトレーニングにも前向きに取り組む姿勢の大切さを改めて実感し、今後のトレーニングにも繋げていけるよう取り組んでいきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

キッズリーダーのトレーニング!!

 9月18日(火)のスポーツⅡ(男子サッカー部)で、本サッカー部のキッズリーダーの資格を取得している生徒たちによるトレーニングを行いました。前日の17日(月)に相馬光陽サッカー場で相馬キッズフェスティバルがあり、指導者として数名の選手が参加をしてきました。昨年度の講習会に参加した先輩たちもおり、プレーをするだけでなく、教える側としても少しずつ成長してくれています。

アイスブレイクを中心としたプログラムで「楽しくみんなで」の活動となりました。キッズ指導者研修会で得た事を自分たちなりに工夫して、キッズではなく高校生向けにアレンジするなど、臨機応変にプログラムしていました!!チームビルディングの観点でも重要な要素が多く含まれており、チームの絆が深まる素晴らしい授業でした!!またやってもらいます!!

↓キッズ指導者講習会の様子↓

 

 

 

 

 

 

 

【トップアスリート系列】ドイツ研修⑧

 午前は今日もTIER GARTENへ向かい、戦勝記念塔の周辺でトレーニングを行いました。
 TIER GARTEN駅から戦勝記念塔までを数回往復した後に、戦勝記念塔へ登りました。戦勝記念塔の頂上には、金色の勝利の女神ヴィクトリアが建っています。そこに近づくことで、勝利のパワーを得ることができたような気がしました。塔の中は狭い螺旋階段となっており、塔の内外からベルリンの歴史を感じながらのトレーニングとなりました。
 午後はゲームの視察へ向かいました。カードはブンデスリーガ2部の1.FC Union Berlin VS SV Sandhausen。1FC Union Berlinは、ブンデスリーガ1部に所属していたこともある歴史のあるチームであり、約1ヶ月前まで日本人選手の内田篤人選手が所属していたチームとしても日本では有名です。ブンデスリーガ2部のゲームを視察しましたが、2部とは到底思えないレベルのゲームでした。サッカー専用スタジアムに約3万人が入り満員。スタンドとピッチの間がほとんどないため、激しいフィジカルコンタクトの連続が目の前で行われます。そして3万人の観客はひとつひとつのプレーに熱い視線と声援を送り続けます。選手、審判、サポーター、チームスタッフ、販売スタッフ、ボランティアなど、スタジアムにいる全ての人がサッカーを作っており、その空間全てが日本と異なっていました。あっという間に時間が過ぎ、試合が終わっても余韻がいつまでも残る素晴らしい空間でした。
 夕方はドイツ7部リーグでプレーする吉岡隼選手が、選手たちに会いに来てくれました。吉岡選手は昨年高校を卒業して、3名と同じ高体連チームから単身ドイツへ渡ったそうです。年齢が近いこともあり、3名も様々な話を聞いていました。「海外」が何となく遠くにあったものが、意外と近くにあることを知り、全ては「自分の勇気次第」なのだということを突きつけられる時間となりました。
 明日ドイツを経ちます。

〈選手感想〉

  • 午前のトレーニングは最後ということで、いつもより自分を追い込んで取組みました。塔に2回登っただけで足に力が入らなくなり、螺旋階段になっているため、目も回りました。
  • 試合の視察では、まずサポーターが日本と違ってすごく熱くて素晴らしいと思いました。そして、スタンドとピッチが近くて、選手の大きさや迫力など試合の熱を生で感じることができました。Union Berlinの17番は少し身体が小さくてもテクニックで通用していて自分にはすごく参考になった。
  • 試合の視察は、日本にはまだ無いような白熱した応援やプレーを間近で観ることができ、日本にいるだけでは感じられない緊張感がありとても新鮮でした。
  • 吉岡さんとお話をして英語の必要性や若いうちに海外挑戦して行く大切さを学びました。
  • 吉岡さんと話して思ったことは、やはり何事も挑戦することが重要だと改めて感じました。小さいなりに考えてプレーしていると聞き、自分も立ち位置や次のプレーをもっと考えることが出来ると思うので、次からは常に考えながらプレーしたいと思います。そして自分の長所を伸ばせば今よりもっと良くなるとわかったので、まず自分の長所を明確にしてこれから重点的にトレーニングしていきたいです。
  • 吉岡さんとは、高校サッカーから挑戦してということで自分に置き換えて考えられるようなお話を聞くことができ、今しか出来ないことをやることの大切さを改めて感じました。
  • ドイツ研修を通して、高校を卒業したら海外に挑戦したいという気持ちが高まったので、現実になるようにこれからとトレーニングや英語の授業などをもっと頑張っていきたいです。


☆戦勝記念塔の周辺でのトレーニングの様子
  
☆ブンデスリーガ2部の1.FC Union Berlin VS SV Sandhausenのゲームの視察
  
☆ドイツ7部リーグでプレーする吉岡隼選手へのインタビュー
  

【トップアスリート系列】ドイツ研修⑦

 午前中は、トレーニングのために再びTIER GARTENへ向かいました。今日のベルリンの気温は-5℃で、走ると肌を刺すような鋭い寒さがありましたが、3名は元気にトレーニングを積みました。
 昼には、ベルリンでサッカーライターをされている鈴木氏にインタビューを行いました。そこで、ライターは、サッカーを「観る」「支える」という観点でなくてはならない仕事であり、サッカーの魅力を多くの人に伝える大切な仕事とおっしゃっていました。
 鈴木氏は、ドイツを中心に世界のサッカーを追っており、選手たちからの鋭い質問に様々な角度からお答えをいただき、「ヨーロッパのサッカー事情」や「世界から見た日本」など、普段日本にいるだけではわからない「感覚」を知ることができました。お話の中では、プレーヤーの話だけではなく、サッカービジネスや移籍に関すること、さらには今年行われるロシアW杯に関することなどがあり、サッカーの楽しさを実感する時間でした。
 普段、雑誌やインターネットでサッカーの記事を目にしている反面、「ライター」という仕事がどういうものなのかを私たちは意外と知りませんでしたが、今回のインタビューは、サッカーの様々な観点を知ることができ、時間が許すならばいつまでもサッカーの話をしていたいと思うとても楽しい時間となりました。
 午後はF.C. HERTA03 BERLIN-ZEHLENDORFのトレーニングで、今日が最終日です。
 今日は、U-16 のトレーニングに3名での参加となりました。昨日のU-19のトレーニングで出た多くの課題をどう修正していけるかがポイントであり、最後に自分をどれだけ表現できるかがテーマでした。選手たちは「言葉がわからない」や「トレーニングについていけない」という姿勢ではなく、すぐに周囲の動きを観察してどういうことをコーチが伝えようとしているのかを感じ取りながらプレーしていました。自分の力で乗り越えていく強さを感じ、課題に対して逃げずに立ち向かう強さが見えました。
 練習後には、F.C. HERTA03 BERLIN-ZEHLENDORFの選手と連絡先を交換したり、記念写真を撮ったりと自分たちから友達を作っていました。これは練習参加を通じて常に自分から積極的なコミュニケーションを取ろうと心掛けたことでZEHLENDORFの選手たちに何かが伝わった結果だと思います。練習場から最寄りのバス停までも、ZEHLENDORFの選手と一緒に話をしながら帰るまでの仲となりました。
 帰国後も繋がりを大切にしてもらいたいと思います。

〈選手感想〉

  • 鈴木氏へのインタビューでは、選手へのコンタクト経路や今のサッカー事情などの詳しいお話を聞くことができ、これから先サッカー関係に関わっていく人として良い機会となりました。
  • 練習参加は毎回自分の課題を見つけることができ、素晴らしい経験になっていると感じました。今経験出来ていることが数年後、いろいろな場面で糧となって現れてくるように、最後までしっかり学んでいきたいと思います。
  • 今日は最後のトレーニング参加日でした。昨日の反省を生かして、パススピードなどを改善出来たと思います。しかし、まだダイレクトプレーなどの技術が足りないと感じたので、日本で改善していきたいと思います。そしてチームに課題を持ち帰り、チームがレベルアップ出来るように貢献していきたいと思います。
  • ライターの鈴木氏からは、メッシやロナウドが世界最高峰の選手である理由など、サッカーのいろいろな話を聞くことが出来てとても参考になりました。自分も将来世界を魅了出来るような選手となり、鈴木氏にインタビューしてもらえるような選手になりたいと思います。
  • 鈴木氏へのインタビューでは、ライプツィヒやバイエルンなどのドイツサッカーの普段聞くことのできない詳しい話を聞くことが出来てとても楽しかったです。
  • 最後のトレーニングに参加して、もっと出来るところはあったかなと思いました。ボールを受けてパスまでの速さやパスを出した後の動きの速さなど、まだまだ足りないことばかりでしたが、自分の良いところでもある縦パスを入れることや相手の前に身体を入れてボールを保持することなど、通用した部分もありました。今回のトレーニングに参加して、自分に足りないことやもっと伸ばしていけるところなど、たくさんの収穫があったと思います。そして、最後に友達が出来て良かったです。これからもSNSなどを利用して関わっていきたいと思います。

☆ベルリンの様子
 
☆F.C. HERTA03 BERLIN-ZEHLENDORFのトレーニングの様子
  
☆練習場から最寄りのバス停までの様子
 
☆サッカーライターのすずきたつろう氏へのインタビューの様子
  

【トップアスリート系列】ドイツ研修⑥

 午前中は文化研修を行いました。
 ベルリンの中央へ行き、ドイツのスポーツショップなどを廻り店舗の規模や日本にはないブランドや品物などからスポーツ文化の違いを感じました。ドイツでは、スポーツが生活の中心にあり「スポーツをする」「スポーツを観る」「スポーツを支える」のそれぞれの役割がしっかりと繋がっていました。
 午後はF.C. HERTA03 BERLIN- ZEHLEN DORFのトレーニングへ参加しました。
 今日はU-19のトレーニングへ3人で参加。3名のうち2名にとっては、ヨーロッパのカテゴリー分けでは上のカテゴリーに当たるU-19。先日参加したU-16.17とは体格やスピードが全く異なり、自分を生かすためにはプレーしながら常に工夫が求められる状況でした。しかし、その今まで経験したことのない環境や状況を経験するためにドイツへ来ました。この驚きと悔しさが明日からの生活に生きて行きます。
 派遣選手3名は時間と行き先さえ伝えれば、常に先を歩くようになり、途中わからなくなっても自分たちで解決する姿が多くなってきました。全く知らない地で自立が目に見えるようになりました。

 ハンブルガーSV公式Twitterにて、本校のドイツ研修についてツイートしていただきました。
 ●ハンブルガーSV公式Twitter ※外部リンク

〈選手感想〉
・U-16、U-17と違ってスピードやパワーがあり、少しメンタル面で怯んだ部分がありました。そこをまず改善し、パススピードなども向上させていきたいです。最後の練習は日本人に頼らず、今までよりもさらに一人で来ているつもりでがんばりたいです。
・練習では自分との違いを改めて感じさせられました。身体の小さい日本人は世界でどのように戦うかを考えさせられる練習になり、日本でプレーするサッカーとは違うサッカーの戦い方でないといけないと学ぶことができました。
・自分の一つや二つ上のカテゴリーでトレーニングをして、今までと違って自分からコミュニケーションを取れなかったり、不安になって一緒に来たメンバーと話すことが多くなったことに驚きました。
そのため、自分のプレーが出来なくて焦ってしまいました。自分のパススピードが遅く、パスを出した後の動きにほとんどついていけませんでした。このような経験が出来たことでメンタルの保ち方などが自分に足りないことを明確に知ることが出来たので意識的に変えていきたいです。その中でも狭い所のダイレクトプレーのワンツーなど、出来る所もあったのでそこは自信を持っていきたいです。

☆ドイツの文化研修        ☆ドイツのスポーツショップにて
  
☆F.C. HERTA03 BERLIN- ZEHLEN DORFのトレーニングに参加の様子
  

【トップアスリート系列】ドイツ研修⑤

 今日は早朝ランニングからスタートしました。身体にもやや疲れが出始めた頃ですが、少しずつ慣れ始めたここからが大切です。
 朝食を終えるとすぐにホテルを出発し、ICEに乗って向かう先は港町ハンブルク。目的はドイツ1部リーグのブンデスリーガに所属する「ハンブルガーSV」の訪問です。
 訪問内容は、スタジアムとミュージアムの見学、育成部門に関するお話、トップチームのトレーニングの見学、そしてハンブルガーSVに所属する酒井高徳選手と伊藤達哉選手へのインタビューです。
ハンブルガーSVは、約130年の歴史があり、ブンデスリーガが立ち上がってから54年間、一度も降格したことのない唯一のチームです。
今回は、ゴール裏に椅子のないスタジアムやカテゴリーごとにメソッドが組まれている育成部門を見学させていただき、世界との差を実感しました。トップチームのトレーニング見学では、各国の代表選手の激しいプレーを目の前で観ることができ、自分たちの日常に、どうしていかなければならないのかを考えさせられました。
練習後には、酒井高徳選手と伊藤達哉選手へインタビューをする時間をいただき、これからのサッカー人生に繋がるありがたいアドバイスをたくさんいただきました。インタビューの中では、トレーニング前にピッチへ向かう際には、わざわざ「終わったら挨拶に伺いますね」と笑顔で言って下さるなど、お二人とも優しく丁寧に対応していただきました。
酒井選手は、ハンブルガーSVのキャプテンでもあり、キャプテンを任されている人間力が、インタビューに答えていただく姿から滲み出ていました。伊藤選手はまだ20歳で、高校を出てドイツへ渡り、1部リーグで活躍しています。自分たちもそうなりたいと感じたひと時でした。
ドイツ研修も折り返しとなり、今日の経験をまた明日からのトレーニングに生かしていきます。

〈選手感想〉

  • HSVの歴史とスタジアムの凄さに驚きました。育成の話では、選手をプロに育てるためにどのようなことが大切かなどを聞き、良い経験となりました。伊藤達哉選手は、実際にお会いすると身長が低いけれど、スピードもあり技術がありました。酒井高徳選手はプレーにパワーがあり、チームを引っ張っている感じがしました。
  • 記者会見ルームの椅子に座れたり、スタジアムの中に入れたりなど、とても貴重な体験ができました。日本とは違い、すごく設備が良くて驚きました。スタジアムはとても大きく、ユースが使用する施設も整っていました。
  • 育成部門では栄養面に気を使い、ビタミンや炭水化物が大切だと知りました。ピッチが寮の各部屋から見えるように設計されており、サッカーを常に中心に置いて生活しているのだなと思いました。勉強もできる設備も整っており素晴らしいと思いました。
  • 57,000人収容の大きなスタジアムを所有しており、日本にはないクラブだと思いました。年代別にトレーニング内容が考えられていることも知りました。
  • トップチームのトレーニング見学では、フィニッシュの正確さやプレーがスピーディーで精度が高く、ゴール前の激しさもあり、さすがブンデスリーガ1部だと感じました。
  • 酒井選手と伊藤選手へのインタビューでは、これからのサッカー人生に繋がる良いアドバイスをいただき、すごく貴重な体験をすることができました。

☆ICEで港町ハンブルクへ向かう様子      
 
☆HSVのスタジアムを見学
  
☆HSVのミュージアムを見学
 
☆HSVの酒井高徳選手と伊藤達哉選手との記念写真
 

【トップアスリート系列】ドイツ研修④

 午前中は公園で、フィジカルトレーニングを行いました。昨日の反省を生かし、高い集中力で行いました。いつもと違った環境でも、自分たちでどのようにメンタル面を高めていけるか、日々体感しています。
 午後はF.C. HERTA03 BERLIN-ZEHLENDORFのトレーニングへ参加しました。今日は、U-16 に3名で参加しました。下の年齢でも体格差は変わらず、テクニックでも差を感じる局面はありましたが、3名は昨日の経験を生かして、積極的なプレーが多くできたと思います。自分のプレーの中で、通用するところもあり、自信も出てきたと思います。

〈選手感想〉

  • 昨日に比べて自分のプレーをすることが出来たが、コミュニケーションもまだ少なく、目立つ存在になれていないのでもっと積極的にアピールしたいです。具体的にはもっと中間ポジションを意識してボールを受けられればアピールに繋がると思います。
  • もっと他の選手とコミュニケーションを取っていかなければいけないと感じました。自分の戦えるものをどんどん伸ばしてアピールしていきたいです。
  • 昨日の経験を生かし、練習前の時間などではドイツの選手に自分から話しかけてパス交換などを行いました。監督やチームの選手が練習の内容を親切に教えてくれてとてもわかりやすかったです。次の練習では練習の中心でプレー出来るように発言と目立つプレーを意識していきたいです。

☆公園でのフィジカルトレーニングの様子
  
☆F.C. HERTA03 BERLIN-ZEHLENDORFのU-16のチームでの練習の様子
  

 

【トップアスリート系列】ドイツ研修③

 午前中は、TIER GARTENでランニングとアジリティートレーニングを行いました。TIER GARTENは、ドイツの王族などが狩りを行っていたといわれるベルリン中央に位置する大きな公園で、昔のままの姿を残す公園です。この公園で走り、大きなパワーをもらいました。
 午後は、いよいよF.C.HERTAH03 BERLIN-ZEHLENDORFの練習に合流しました。
生徒は、U-19とU-17にそれぞれ分かれて参加となり、言葉が通じないところや身体のサイズの違いに戸惑いながらも積極的にプレーしました。それぞれチームメイトに自分から名前を聞いたり、質問をしたりとコミュニケーションを取ることも出来ていました。
夜には、女子ドイツリーグ2部でプレーしている、富岡高校女子サッカー部4期生の西林里恵選手が、宿泊先のホテルへ足を運んでくださり、ドイツでの挑戦の話や高校時代の話など、学ぶことの多いお話を聴くことが出来ました。

〈選手感想〉

  • 初めは不安で結構緊張したが、チームのメンバーはフレンドリーでお互いに仲良しな人たちだった。ドイツ語が全然わからず指示をすぐに理解できなかったので、せめて英語でコミュニケーションを取りたい。
  • 初めてチーム練習に参加し、コミュニケーションを取る大切さがわかった。言葉が通じないだけでこれほど大変だとは思わなかった。でも、自分から話しかけたり良いところもあったのでそれは継続していきたい。
  • ドイツの選手とプレーして感じたことは身体の違いだった。しかし、自分の中でもドイツの選手と戦えそうなところがあったので、その部分を出し続けてチャレンジしていきたい。

☆TIER GARTENでの練習の様子
  
☆F.C.HERTAH03 BERLIN-ZEHLENDORFの練習に合流しました
  

  
 
☆女子ドイツリーグ2部でプレーしている西林里恵選手(富岡高校女子サッカー部4期生)との懇談
 

【トップアスリート系列】ドイツ研修②

 午前中は現地ガイドによるドイツ文化研修を行いました。
ドイツの歴史や文化に触れるため、ベルリンの壁やポツダム広場など、ベルリンの街を約3時間かけて歩きました。机の上で「学んだ」ものを現地で「感じる」ものとなり、戦争の恐ろしさを日本以外の場所で、肌で感じることで、自分たちの「今」がどれほど平和なのかを考えさせられました。
昼にはドイツの食事を街で体感し、ドイツのサッカー選手たちの強さの理由を、食事からも感じることができました。
午後はコンディション調整のためにランニングとインターバル走を行いました。
長時間移動と時差による身体への影響が、思っている以上に大きいことを初めて知るトレーニングになりました。
明日はいよいよチームへの合流です。強い気持ちを持って、臆することなくトライします!!

〈生徒感想〉

  • 文化研修で感じことは「街並みがすごく綺麗」ということです。日本にはないモダンな感じがとても魅力的でした。また、昼食時にはレジがなく、テーブルで会計を済ませるということにも文化の違いを感じました。
  • ドイツの文化や歴史などを直接見て感じることができ、第二次世界大戦で起きていたことを日本よりも詳しく残しており、しっかりと伝えていたことが印象に残りました。関係のない人を巻き込む戦争を二度と起こしてはならないと強く感じました。
  • 実際に自分の目で見ることでネットやテレビなどでの情報よりも肌で感じることができた分凄さが伝わってきた。電車や信号、店舗などの日本との違いに最初は戸惑ったが少し落ち着いてきました。
  • 午後のトレーニングは身体が重く、日本代表の海外組が行なっていることは本当に凄いことだと思いました。明日現地のチームに合流したときには、全力で積極的にトレーニングしていきたいです。
  • 明日のトレーニングで自分の本気を出し、積極的にドイツ選手と話をして一人でも多く仲良くなりたいです。

☆ドイツ文化研修の様子
 
☆戦争の傷跡を残す建物
 
☆昼食の様子
  
☆トレーニングの様子
 

【トップアスリート系列】ドイツ研修①

 双葉地区教育構想国際人育成プランスポーツ交流事業により、本校舎男子サッカー部の3名が参加します。チーム、学校の代表として何を持ち帰って来てくれるか楽しみです。
 2月17日(土)、ドイツ・ベルリンに向けて学校を予定通り出発し、無事にベルリンへ到着しました。
 明日から挑戦が始まります!!

☆出発の様子
  
☆ドイツ・ベルリンへ到着した様子
  

【サッカー部】秋本真吾氏・柴村直弥氏による特別講座

 本校のふたばの教育復興応援団である秋本真吾氏とCriacao所属の柴村直弥選手によるトレーニング講座が12月19日に広野町サッカー場で行われました。
 柴村選手は、広島県出身で広島皆実高校2年時に全国高校総体で優勝を経験。大学サッカーを経て、アルビレックス新潟シンガポールに入団しプロ生活をスタート。その後はアビスパ福岡、徳島ヴォルティス、ガイナーレ鳥取と渡り歩き、ラトビア、ウズベキスタン、ポーランドなどの海外チームでも活躍されてきました。
秋本氏と柴村選手の対談では、柴村選手のプロになってからの苦難や挫折の体験談やそこからどう道を切り拓いてきたかなどの話を聞くことができ、プロ生活の厳しさや努力して掴みとることの大切さを学ぶことができました。
 トレーニングでは守備のトレーニングを中心に行い、プレスのかけ方や身体の寄せ方、コーチングの仕方など細かい部分まで指導していただきました。一緒にトレーニングにも参加していただき、球際の厳しさや正確なコーチングなど質の高いプレーを肌で感じることができ、選手たちにも大きな刺激となりました。
 プレーだけでなく、メンタル面の成長もしていき、個人としてもチームとしてもこの経験を今後に活かしていきたいです。

☆特別講座の様子

【サッカー部】平成29年度福島県高等学校新人体育大会地区大会

平成29年度福島県高等学校新人体育大会地区大会
優 勝
《新人戦県大会出場決定》


 相馬光陽サッカー場で行われた地区大会初戦は、小高産業技術高校との試合でした。試合では、同点に追いつかれ、リードされる場面もありましたが、自分達の特徴の攻撃的なサッカーを生かし、4対2と勝ちきる事ができました。
 準決勝は相馬東高校との試合でした。1点先制され焦りのせいか、なかなか1点を取ることができませんでした。しかし、自分達の力を最後まで信じ、1点を取り延長戦まで持ち込みました。延長戦でも決着がつかず、PK戦へ持ち込み、最初の2人が外してしまい、0-2とリードされるましたが、相手も続けて2人外し、3-2と逆転勝利しました。
 決勝戦では相馬高校との試合でした。今年の選手権では、3年次生が相馬高校に0-1と破れ、涙を流し引退しました。先輩達の借りを返すため、一致団結し決勝に臨み、先輩達への想いが届いたのか自分達の攻撃力を生かし、3点を取り3-0と快勝し、3年生の借りを返し、地区大会優勝する事ができました。
 11月25日・26日・27日の3日間(いわき地区で)新人戦県大会に出場します。
先輩達が残したベスト4という結果を越えられるように頑張っていきたいと思います。

☆小高産業高校との試合のメンバー   ☆相馬高校との試合のメンバー
   
☆相馬東高校との試合のメンバー
  
☆表彰式の様子
 
  

30年度県リーグ1部へ昇格決定!

高円宮杯U-18サッカーリーグ2017福島県サッカーリーグ2部
10勝5敗3分 リーグ3位  《来年度の県リーグ1部の昇格が決定》

リーグ前半戦は、自分たちのペースで試合が出来ず、勝ちきれないゲームが多くありました。
自分たちの目指す攻撃的なサッカーが少しずつチームに浸透していき、全18節を戦い、リーグ2位の54得点を上げ、成績も後半戦は7勝1敗3分と巻き返し、勝ち点を積み上げて参入1年目での県リーグ1部昇格を決めました。
1期生にとって目標の一つであった「県リーグ一部昇格」を達成でき、来年度の新たなステージへの挑戦権を得ることができました。県リーグ1部参入に向けて更なるチーム・個人の強化を図っていきます。
全国高校サッカー選手権大会も一次大会を突破し、10月14日から行われる二次大会へと駒を進めました。リーグ戦での流れを大切にしながら、一つでも上位にあがれるようチーム一丸となって闘っていきます。

☆試合の様子