学校行事

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【男子サッカー部】令和5年度福島県双葉地区教育構想国際人材育成プラン スポーツ交流ドイツ研修第1日目

令和元年度以降、コロナの影響で実施できていなかった福島県双葉地区教育構想国際人材育成プランスポーツ交流男子サッカー部ドイツ研修が5年ぶりに再開し、本日、本校を出発しました。

この事業は、日本サッカー協会と福島県が「双葉地区教育構想」で協同し、双葉郡の富岡高校(震災の影響で休校)において、授業でのサッカー競技力トレーニングやフランスナショナルフットボール学院への短期留学を取り入れ、真の国際人として社会をリードする人材の育成を進めてきた取り組みを背景としています。現在、東日本大震災・福島第一原子力発電所事故を経て、さらにその取り組みを加速することとしており、震災後に復興の核として開校したふたば未来学園において、原発事故による避難を経験した双葉郡出身の生徒のみならず、全県から生徒が集まり「トップアスリート系列」として、授業内でもサッカーのトレーニングに取り組んでいる生徒たちの人材育成の一環として、ふたば未来学園においてもサッカーを専攻する生徒の海外研修を引き続き実施することとなっているものです。

研修1日目は、明日午前の航空便に備えて、空港近辺への移動日となりました。

出発前に、校長、副校長、教頭はじめ、多くの先生方からの激励の言葉を受けて、ドイツ研修に向かう男子サッカー部の3名の生徒は期待に胸を膨らませて出発しました。

本校の海外研修では、添乗員は同行しません。そのため、引率である大人はなるべく生徒たちの後ろを歩くようにしています。電車の乗り継ぎやその他、空港での両替をそれぞれ生徒自身でクリアしていきました。

今回の経験が当たり前のことではなく、学校やチームの代表として行っていることを理解し、研修で学びを深め様々なことを吸収し、未来へとつないでいこうと思います。ここまで、支えてくださった先生方、そして両親にこの場を借りて感謝いたします。

明日はいよいよドイツの地へ向かいます。学び続ける姿勢を常に持って出発してきます。