サッカー部活動報告

サッカー部活動報告

【トップアスリート系列】ドイツ研修③

 午前中は、TIER GARTENでランニングとアジリティートレーニングを行いました。TIER GARTENは、ドイツの王族などが狩りを行っていたといわれるベルリン中央に位置する大きな公園で、昔のままの姿を残す公園です。この公園で走り、大きなパワーをもらいました。
 午後は、いよいよF.C.HERTAH03 BERLIN-ZEHLENDORFの練習に合流しました。
生徒は、U-19とU-17にそれぞれ分かれて参加となり、言葉が通じないところや身体のサイズの違いに戸惑いながらも積極的にプレーしました。それぞれチームメイトに自分から名前を聞いたり、質問をしたりとコミュニケーションを取ることも出来ていました。
夜には、女子ドイツリーグ2部でプレーしている、富岡高校女子サッカー部4期生の西林里恵選手が、宿泊先のホテルへ足を運んでくださり、ドイツでの挑戦の話や高校時代の話など、学ぶことの多いお話を聴くことが出来ました。

〈選手感想〉

  • 初めは不安で結構緊張したが、チームのメンバーはフレンドリーでお互いに仲良しな人たちだった。ドイツ語が全然わからず指示をすぐに理解できなかったので、せめて英語でコミュニケーションを取りたい。
  • 初めてチーム練習に参加し、コミュニケーションを取る大切さがわかった。言葉が通じないだけでこれほど大変だとは思わなかった。でも、自分から話しかけたり良いところもあったのでそれは継続していきたい。
  • ドイツの選手とプレーして感じたことは身体の違いだった。しかし、自分の中でもドイツの選手と戦えそうなところがあったので、その部分を出し続けてチャレンジしていきたい。

☆TIER GARTENでの練習の様子
  
☆F.C.HERTAH03 BERLIN-ZEHLENDORFの練習に合流しました
  

  
 
☆女子ドイツリーグ2部でプレーしている西林里恵選手(富岡高校女子サッカー部4期生)との懇談
 

【トップアスリート系列】ドイツ研修②

 午前中は現地ガイドによるドイツ文化研修を行いました。
ドイツの歴史や文化に触れるため、ベルリンの壁やポツダム広場など、ベルリンの街を約3時間かけて歩きました。机の上で「学んだ」ものを現地で「感じる」ものとなり、戦争の恐ろしさを日本以外の場所で、肌で感じることで、自分たちの「今」がどれほど平和なのかを考えさせられました。
昼にはドイツの食事を街で体感し、ドイツのサッカー選手たちの強さの理由を、食事からも感じることができました。
午後はコンディション調整のためにランニングとインターバル走を行いました。
長時間移動と時差による身体への影響が、思っている以上に大きいことを初めて知るトレーニングになりました。
明日はいよいよチームへの合流です。強い気持ちを持って、臆することなくトライします!!

〈生徒感想〉

  • 文化研修で感じことは「街並みがすごく綺麗」ということです。日本にはないモダンな感じがとても魅力的でした。また、昼食時にはレジがなく、テーブルで会計を済ませるということにも文化の違いを感じました。
  • ドイツの文化や歴史などを直接見て感じることができ、第二次世界大戦で起きていたことを日本よりも詳しく残しており、しっかりと伝えていたことが印象に残りました。関係のない人を巻き込む戦争を二度と起こしてはならないと強く感じました。
  • 実際に自分の目で見ることでネットやテレビなどでの情報よりも肌で感じることができた分凄さが伝わってきた。電車や信号、店舗などの日本との違いに最初は戸惑ったが少し落ち着いてきました。
  • 午後のトレーニングは身体が重く、日本代表の海外組が行なっていることは本当に凄いことだと思いました。明日現地のチームに合流したときには、全力で積極的にトレーニングしていきたいです。
  • 明日のトレーニングで自分の本気を出し、積極的にドイツ選手と話をして一人でも多く仲良くなりたいです。

☆ドイツ文化研修の様子
 
☆戦争の傷跡を残す建物
 
☆昼食の様子
  
☆トレーニングの様子
 

【トップアスリート系列】ドイツ研修①

 双葉地区教育構想国際人育成プランスポーツ交流事業により、本校舎男子サッカー部の3名が参加します。チーム、学校の代表として何を持ち帰って来てくれるか楽しみです。
 2月17日(土)、ドイツ・ベルリンに向けて学校を予定通り出発し、無事にベルリンへ到着しました。
 明日から挑戦が始まります!!

☆出発の様子
  
☆ドイツ・ベルリンへ到着した様子
  

【サッカー部】秋本真吾氏・柴村直弥氏による特別講座

 本校のふたばの教育復興応援団である秋本真吾氏とCriacao所属の柴村直弥選手によるトレーニング講座が12月19日に広野町サッカー場で行われました。
 柴村選手は、広島県出身で広島皆実高校2年時に全国高校総体で優勝を経験。大学サッカーを経て、アルビレックス新潟シンガポールに入団しプロ生活をスタート。その後はアビスパ福岡、徳島ヴォルティス、ガイナーレ鳥取と渡り歩き、ラトビア、ウズベキスタン、ポーランドなどの海外チームでも活躍されてきました。
秋本氏と柴村選手の対談では、柴村選手のプロになってからの苦難や挫折の体験談やそこからどう道を切り拓いてきたかなどの話を聞くことができ、プロ生活の厳しさや努力して掴みとることの大切さを学ぶことができました。
 トレーニングでは守備のトレーニングを中心に行い、プレスのかけ方や身体の寄せ方、コーチングの仕方など細かい部分まで指導していただきました。一緒にトレーニングにも参加していただき、球際の厳しさや正確なコーチングなど質の高いプレーを肌で感じることができ、選手たちにも大きな刺激となりました。
 プレーだけでなく、メンタル面の成長もしていき、個人としてもチームとしてもこの経験を今後に活かしていきたいです。

☆特別講座の様子

【サッカー部】平成29年度福島県高等学校新人体育大会地区大会

平成29年度福島県高等学校新人体育大会地区大会
優 勝
《新人戦県大会出場決定》


 相馬光陽サッカー場で行われた地区大会初戦は、小高産業技術高校との試合でした。試合では、同点に追いつかれ、リードされる場面もありましたが、自分達の特徴の攻撃的なサッカーを生かし、4対2と勝ちきる事ができました。
 準決勝は相馬東高校との試合でした。1点先制され焦りのせいか、なかなか1点を取ることができませんでした。しかし、自分達の力を最後まで信じ、1点を取り延長戦まで持ち込みました。延長戦でも決着がつかず、PK戦へ持ち込み、最初の2人が外してしまい、0-2とリードされるましたが、相手も続けて2人外し、3-2と逆転勝利しました。
 決勝戦では相馬高校との試合でした。今年の選手権では、3年次生が相馬高校に0-1と破れ、涙を流し引退しました。先輩達の借りを返すため、一致団結し決勝に臨み、先輩達への想いが届いたのか自分達の攻撃力を生かし、3点を取り3-0と快勝し、3年生の借りを返し、地区大会優勝する事ができました。
 11月25日・26日・27日の3日間(いわき地区で)新人戦県大会に出場します。
先輩達が残したベスト4という結果を越えられるように頑張っていきたいと思います。

☆小高産業高校との試合のメンバー   ☆相馬高校との試合のメンバー
   
☆相馬東高校との試合のメンバー
  
☆表彰式の様子