野球部活動報告

野球部活動報告

【野球部】未来大会2023(3年生を送る会)

11月23日(木)、本校野球部はふたば未来学園高等学校野球部7期生の3年生を送る会を行いました。

 

今年は、ポニーリーグならはスタジアムをお借りして実施いたしました。
午前中にセレモニーとベースランニングリレー競争(3年VS1・2年)、野球盤式バッティング競争、スピードガンコンテストが行われました。

セレモニーでは毎年恒例?の後輩たちから歌の贈り物や3年生からの歌(後輩へのエール)などが披露されました。
そのあとの種目でも7期生らしく明るく楽しい時間を過ごすことができました。

 

 

昼食をはさんで午後には3年生を中心に2チームを編成し、紅白戦を行いました⚾

3年生も様々なポジションに入り、楽しくプレーし、途中珍プレーがありながらもそこは真剣勝負。本気で後輩を打ち取り、本気で後輩から打つその姿、「さすが3年生」と思わせるプレーも沢山ありました。久しぶりの3年生との野球を楽しんでいた1・2年生も試合終盤には3年生との真っ向勝負に燃える姿もありました。まだまだ後輩たちには追い越されない、とそんな気概も感じられ、お互いにいい刺激になったのではないでしょうか。

 

長いようで短い高校野球生活。入学当時はまだまだ体も細く、チームとしても様々な困難に直面しながら今日までもがいてきた7期生ですが、これまでの先輩方の想いも引き継ぎ、繋いでくれました。次は8期生、9期生が受け継ぎ、さらに大きく、そして深い伝統を築きあげていって欲しいと思います。

 

7期生、これまでお疲れさまでした。そしてありがとう。

 

 

この会は毎年、これまで頑張ってきた3年生とその保護者の方々への感謝や労いを込めて開かれるもので,1・2年生の保護者の皆さまが主催をしてくださいます。いつもありがとうございます。

 

まだまだ歴史の浅い本校野球部の活動は、こうした保護者会の皆さまの御協力があってこそです。今後も感謝の気持ちを忘れず、また保護者会も含めてチーム一丸となり来シーズンを迎えたいと思います。

【野球部】花巻遠征

 11月3日(金)に本校野球部は花巻東高校と練習試合を行いました。4度目となった今年は花巻東高校グラウンドにて行われました。

 第1試合2-25、第2試合2-16と自分たちの力の無さをまざまざと痛感させられました。

しかしながら、こうして練習試合を組んでいただき、毎回たくさんのことを学ばせていただきます。全国のトップレベルのチームをグラウンドレベルで体感することは、自分たちの野球への向き合い方そのものを考えさせられる時間となります。

 遠征直前に体調不良者も発生し、チームとしてベストコンディションで臨むことができませんでした。そういった面も含めてチームとしてまだまだだと実感しました。

 また、試合後には花巻東高校の佐々木洋監督からお言葉もいただき、改めて自分たちに足りていない部分を考える機会ともさせていただきました。

 昨年の練習試合以上に技術面、技術以外の面の大きな差を感じることとなった今年の遠征でした。この貴重な経験を糧に今後の生徒たちの頑張りに期待したいと思います。

   

 

 

【野球部】秋季相双地区高等学校野球選手権大会結果報告

10月14日(土)、17日(火)の2日間で秋季相双地区高等学校野球選手権大会が行われました。

初戦の相手は伊達高校・原町高校の連合チームでした。
秋の支部予選や県大会、練習試合を経て現在の自分たちの力の無さを感じたチームはまず基本に立ち返り、目の前の瞬間にベストを尽くそうとプレーしました。
守備での連携、声掛けや打席内での工夫など、1人ひとりができること、その役割を考えてプレーしました。

 結果は11-1の5回コールド勝ちでした。

打撃では4イニングの攻撃で14本のヒットを放ち、効果的に得点することができました。
最終回に相手に与えた1点はフォアボールとエラーが絡んだものでした。

野球は打撃でも守備でもミスが出るスポーツだと生徒たちへは話をします。
その上で「次どうするか」を常に考えながらプレーができるとより良いプレーにつながるはずです。「考える」ということを放棄せずにより良いプレーを求めて次戦(決勝戦)も戦って欲しいと思います。

  

 

 

 

10月17日(火)、決勝戦の相手は秋季支部大会にコールドで敗れた相馬高校でした。

相馬高校は秋の県大会でベスト8へ進出しており、あの時から自分たちがどのくらい戦えるのか挑戦を込めた試合となりました。序盤から相手ペースで試合が進んでいきます。

0-1の1点ビハインドで迎えた4回表の守備、この回6本の長短打を打たれ5失点。6点のリードを許します。打線は相手のエースピッチャーを攻略できないまま失点が重なります。

 

終わってみれば1-10と大敗でした。

 

新チームスタート時はゲームの中での自身の役割、求められるプレーが明確になっていない部分も多く見受けられました。多くの部分で足りていないことが多すぎて、「何をすればよいか」がはっきりと感じ取ることができていなかった面がありました。しかし、今回は前回の相馬高校との試合とは違った感じ方をできたように思います。
もちろん、技術面・精神面など様々な部分でのレベルアップをしなければならないことは大前提で、生徒たちにはこれからの冬のトレーニング期間でどれだけ自分たちの力を高められるか、という日々を過ごしてほしいと思います。

 

また今大会をもって令和5年度の公式戦を終えました。

これから冬のトレーニング期間に入っていきます。冬を超えてレベルアップしてくる沢山の強敵たちに負けないために、「自分との闘い」に負けないよう日々の練習に取り組んでまいります。

 

今年度も各大会において様々な御支援と御協力をいただきました。

来シーズンへ向けて、各大会の結果に満足することなく、より高みを目指して日々の努力を続けてまいります。今後とも本校野球部をよろしくお願いいたします。

 

【野球部】第75回秋季東北地区高等学校野球大会結果報告

9月20日(水)、秋季福島県大会2回戦の相手は夏の大会で激闘を繰り広げた福島商業高校でした。

この試合も1点を争う展開となりました。

先発は1回戦で好投した中野紘斗(2年)です。この日もランナーを出しながらも要所を締める投球を続けます。
打線は序盤、相手ピッチャーの球威あるピッチングに打線はなかなかチャンスを作ることができませんでした。

両チーム無得点のまま迎えた4回表、先に得点したのは福島商業高校でした。

この回の先頭バッターからの3連打で1点の先制を許します。なんとか反撃の糸口をつかみたい打線は5回裏、5番熊田陽太(1年)のレフトフェンス直撃のツーベースと6番豊田悠人(1年)のヒットをきっかけに同点に追いつきます。

 

1-1のまま迎えた6回裏、本校野球部は勝ち越しに成功します。

この回先頭の9番松浦夢來(1年)のヒットから2番菅野稜真(1年)、4番藤井陽太(2年)がヒットを放ち2点を勝ち越しました。

6回に勝ち越すとそのリードを守り切り、3-1で福島商業高校に勝利しました!先発した中野は許した得点は4回の1点のみ。粘り強いピッチングで完投しました。打線も2巡目から捉えた打球が増え、少ないチャンスをものにしました。1,2回戦と接戦を勝ち切り、チームとして支部予選よりも成長した部分もあったように感じます。

ベスト8をかけた次の試合の相手は会津北嶺高校です。

 

 

 

9月23日(土)、ベスト8をかけた3回戦は会津北嶺高校と対戦しました。

この試合も1点を争う展開となりました。
しかし、接戦をものにした1、2回戦の粘り強い守備を発揮することができませんでした。

9回までにお互いの守備の乱れもあり、3-3のまま延長10回タイブレークを迎えました。
0死1・2塁から始まる10回表の守備、この回だけで2つのエラーが重なり7失点。
結局その裏の攻撃は2得点にとどまり、5-10で敗戦しました。

この試合、守備では8個のエラーがありました。これだけエラーがありながら9回終了時点で3-3、「勝てるゲームだった」と考えるか、「これだけエラーがあれば勝てるゲームも勝てない」と考えるか…

当然、出た結果を受け止めてチーム全体としての安定感を高めていかないといけないと感じました。調子が悪いときにどのようなプレーができるか…

課題として、1人ひとりのレベルアップ、チーム全体の底上げが必須です。
勝負所で力を発揮するために日々の取り組みから地道な積み重ねをするしかないと思います。来春、夏とより高い場所へ行けるよう努力して参ります。

関係者の皆さま、地域の皆さまにおかれましては日頃から本校野球部の活動に多大な御支援、御協力に感謝申し上げます。

夏の大会が終了し、新チームとなった今秋もみなさまの支えがあって大会に臨むことができました。これからさらなるレベルアップを目指し、来るシーズンには成長した姿をお見せできるよう精進いたします。今後とも本校野球部をよろしくお願いいたします。

 

【野球部】第75回秋季東北地区高等学校野球大会結果報告

8月26日(土)、本校野球部は第75回秋季大会の相双支部予選を戦ってまいりました。
夏の激闘から息つく間もなく新チームの公式戦がスタートしました。

相双支部予選の1回戦の相手は相馬高校。結果は、2-9の8回コールドで敗戦しました。
ベスト8で終えた夏の大会から約1ヵ月。自分たちの現在地を思い知らされる試合となりました。

 

新チームとして初の公式戦となったこの試合で先発のマウンドを任されたのは草野龍弥(1年)でした。立ち上がり1回2回と四球や守備のエラーがありながらも危なげなく無失点のピッチングをしていました。

相手の打順が2巡目を迎え3回裏の守備、四死球と2本の長打を打たれ3失点。先制を許します。

一方、打線は前半3回を無得点で進むも先制を許した直後の4回表の攻撃で反撃に出ます。先頭の4番藤井陽太(2年)のレフトへのヒットをきっかけに相手のミスにも乗じて2点を返します。

しかし、2-3の状況で先発草野からマウンドを譲り受けた背番号1中野紘斗(2年)が安定しません。4回から登板し、4回⅓を投げ7つの四死球を与え6失点。

打線も4回の2得点以降は相手の細かい継投を攻略できず8回散発の4安打に封じ込められコールド負けを喫しました。今秋の県大会は全チーム出場のため、なんとか県大会へは出場できるもののチームとして大きな課題の残る1戦となりました。

チーム関係者の皆さま、地域の皆さまには日頃より本校野球部の活動に多大な御支援と御協力をくださり感謝申し上げます。まだまだ未熟な新チームではありますが、新キャプテン8期生の蒲生謙心を中心に来る県大会へ向けてより一層の精進に励みます。今後とも本校野球部をよろしくお願いいたします。

 

 

 

第75回秋季東北地区高等学校野球福島県大会開幕!

相双支部予選でのコールド負けから2年生を中心に改めて「試合運び」について考え直して挑む県大会となりました。

 本校野球部の初戦は9月17日(日)、郡山北工業高校との対戦でした。

県大会初戦の先発は中野紘斗(2年)でした。相双支部予選では精彩を欠いた投球が目立った中野は並々ならぬ意気込みでこの県大会に臨みました。
2回に相手打線の3連打を含む4本の単打を集められ2点を許すものの粘り強い投球を見せました。

中野だけでなく、支部大会での敗戦はチームにとって奮起する材料となりました。
決して雑にならず、相手投手に対してしぶとい打席を積み重ね、2点を許した後の3,4,5回と1点ずつを得点し逆転します。

5回を終了し、3-2のまま終盤を迎えると先に得点したのは郡山北工業高校でした。2死1・3塁からサードへの打球は内野安打となり同点とされます。

攻撃では、6回から登板した相手の2番手投手の鋭いスライダーに苦戦し、6・7・8回は無得点で終わり、3-3のまま9回に突入しました。

9回表の守備を3者凡退で打ち取るとその裏の9回裏の攻撃、先頭バッターから2人が倒れ2死ランナー無しから5番熊田陽太(1年)、6番豊田悠人(1年)の1年生2人がヒットで繋ぎサヨナラの場面を演出し、打席にはここまで粘りの投球を続けてきた中野が入りました。しぶとくライト前へ運び4x-3の9回サヨナラ勝ちで初戦を突破しました。

 

【野球部】第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会準々決勝

7月21日(金)、準々決勝は聖光学院との対戦でした。
本校野球部は夏の選手権大会に限らず、公式戦では初の対戦となりました。

前日の宿舎でのミーティングでは「真正面からぶつかっていこう」と自分たちのベストを尽くしたうえで勝負をしようとチーム全体で試合に臨みました。

 

結果は…

 

0対10の5回コールドで敗戦。聖光学院との大きな差を痛感する結果となりました。
しかしながら、3年生を中心に自分たちのベストを尽くしやり切ってくれたように感じました。


打ったヒットは3本ながら、犠打などで出たランナーを得点圏に進め、チャンスを作る場面はありました。そこからあと一本を打たせてもらえない部分や精度の高い打撃から足も絡めた効率の良い攻撃、多彩な得点パターンなど肌で感じることができたことも多く、悔しさと同時に今後のチームにとって収穫も大きい1試合になったように思います。

これまでなかなか結果が伴わなかった7期生でしたが、集大成となった3年夏の大会でベスト8という結果を残すことができました。これは3年生一人ひとりの日々の努力に加え、日頃より本校野球部を支えてくださる保護者の皆さまをはじめ、応援してくださる地域の皆さま、関係者の皆さまの支えがあったからこそだと感じております。ありがとうございました。

3年生と保護者の皆さまへ感謝しております。
これまでお疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。

 

新チームは2年生4名、1年生13名の計17名でスタートします。

  「夏の借りは夏に返す」

7期生から受け取った想いを今後の成長の糧としチーム一丸となり努力して参ります。

 

 

日頃より本校野球部を支えてくださる保護者の皆さまをはじめ、地域の皆さま、関係者の皆さまにおかれましては、今大会においても多大なる御支援と御協力に感謝申し上げます。これからも「応援されるチーム作り」のため日々精進して参ります。今後も本校野球部をよろしくお願い致します。

 

【野球部】第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会

第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会2回戦
7月15日(土)、迎えた福島商業高校との2回戦。

この日の先発は背番号6の岡田琉音(3年)でした。この試合は相手投手との投げ合いとなりました。

岡田はランナーを出しながらも要所を締めるピッチングで6回を無失点と得点を許しません。
援護したい打線は相手の先発ピッチャーを捉えることができず、チャンスらしいチャンスを作れずに回を重ねてしまいます。

両チーム無得点のまま、迎えた7回表の守備。
先頭打者をフォアボールで出塁させ、バントで1死2塁も続くバッターのピッチャーゴロで2塁走者を挟殺プレーでアウトにします。チャンスを脱したかに見えましたが、その後なんとか得点圏にランナーを進めたい相手の盗塁を防げず、2死2塁と再びピンチを迎えます。迎えた9番バッターはピッチャー岡田のグラブを弾く内野安打!さらに、この打球を処理した岡田の1塁への送球が逸れ、2塁ランナーが生還!ついに試合の均衡が破れます。

先制を許した7回の攻撃。反撃に出たい打線ですが、相手ピッチャーの速球に対応しきれず3者凡退。
続く8回。先頭から打者2人の出塁を許し、ピンチを迎えると送りバントとセンターへの犠牲フライで2点目を献上。さらにセンターへのタイムリーでダメ押しの3点目を許します。

8回裏1点でも返したい攻撃では1アウトから代打の尾島健太(3年)を投入するも相手投手を捉えきれず三振に倒れるなど無得点に終わります。9回表の相手の攻撃を無失点で切り抜け、迎えた9回裏、3点を追う攻撃。選手たちは全く諦めていませんでした。

先頭の佐藤一之成(3年)のレフト線への2ベースを足掛かりにこの回3本の長短打を集め2点を返します!なおも1死1・3塁のチャンスで箱崎正義(3年)の内野ゴロの間に同点!土壇場で試合を振り出しに戻します!2アウトを取られるものの続くチャンスで代打に藤原知也(3年)が登場。一気に決めるか、と思われましたがここはショートゴロに倒れ、同点で9回を終了します。

同点のまま延長10回へ突入すると9回裏の攻撃の勢いそのままに0死1・2塁から始まるタイブレークのピンチを感じさせず先発岡田琉音がこの回を無失点で切り抜け、10回裏の攻撃へ繋げます。

10回裏タイブレークの0死1・2塁から始まる攻撃の先頭はここまで好投を続けてきた岡田琉音。レフトへ打った打球は相手レフトの攻守に阻まれ1アウト。しかし、続く佐藤一之成がレフトへのヒットで1死満塁とサヨナラの大チャンス!ここで打席にはキャプテンの川島詩音(3年)、追い込まれながらも低めのボールを上手く拾ってレフトへのサヨナラタイムリー!延長タイブレークまでもつれた試合に終止符を打ったのは頼れるキャプテンの一打でした。この試合ではぎりぎりまで追い込まれた9回の攻撃では藤井陽太(2年)、草野龍弥(1年) の下級生スタメンがヒットを放ち、3年生の決定打に繋げる活躍もあり、チームとしても大きな収穫のあるゲームとなりました。

1回戦に続き、チーム一丸となり2回戦突破を決めた本校野球部の続く3回戦は7月19日(水)となります。4年ぶりのベスト8進出をかけて安達高校との試合です!

日頃より本校野球部への多大なる御支援と御協力ををいただく関係者の皆さま、本日もありがとうございました。引き続き本校野球部へのご声援をよろしくお願いいたします。

第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会3回戦

7月19日(水)、ベスト8をかけた安達高校との試合でした。

先攻で始まったこの試合、開始早々、岡田琉音(3年)、佐藤一之成(3年)の1・2番コンビの連打で幸先よく1点を先制します。

先制した後の守り。
この日は今大会もここまで打線を牽引してきた佐藤一之成(3年)が先発を託されました。この夏初マウンドの緊張もあり、先頭バッターをフォアボールで歩かせるものの危なげなく初回を無失点で切り抜けます。

続く2回表の攻撃では、先制点にも絡んだ岡田琉音のライトへのホームランなどもあり3点を追加しました!
先発の佐藤一之成は打たせて取るピッチングで4回を1失点と先発の役割を果たします。

5回にも3点を追加すると終始リードして試合を展開し、箱崎正義(3年)、門馬聖弥(3年)の継投でリードを守り切り、7回コールドで3回戦を制しました!

昨年第8シードとして出場した6期生が出場を断念せざるを得なかった3回戦。卒業した6期生も沢山球場へ応援に来てくれました。特別な思いも持ちながら3年生を中心に戦い抜きました。

またこの試合は全校応援を実施してくださり、学校から大応援団が球場へ駆けつけてくれました。普段はなかなか野球場へ足を運ぶ機会の少ない生徒たちも大きな声援を送ってくれました!

改めて、学校内外で沢山の方に支えていただいてこうして活動ができることに感謝の思いでいっぱいです。
そして、応援に応える好ゲームを届けることができて良かったです!

続く試合は第1シード聖光学院高校との準々決勝です。

ふたば未来学園としては春秋も含めて公式戦で初めての対戦となります。自分たちのベストをぶつけるためにもいい準備をして試合に臨みたいと思います。

3回戦も沢山のご声援を送ってくださった関係者のみなさま、本日もありがとうございます。
続く試合でもご声援に応えられるように頑張ります。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

【野球部】第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会開幕


6期生の3回戦出場辞退の夏からもうすぐ1年が経とうとしていた2023年7月8日(土)に7期生11人の最後の夏が開幕しました。
開会式では真っ直ぐ前を向き堂々と入場行進を行いました。その表情はこれから始まる熱い夏への期待と不安が入り混じったように見受けられました。
本校の初戦は7月9日(日)、いわきグリーンスタジアムで只見高校との試合となります。応援よろしくお願いします!

【第105回全国高等学校野球選手権記念福島大会1回戦】

夏の開会式の翌日7月9日(日)、本校野球部は只見高校との夏の初戦を戦ってまいりました。

大事な初戦の先発を任されたのは背番号1の瀬谷蒼羽(3年)です。
その立ち上がり、初戦の緊張からか制球が定まらず、先頭バッターにデッドボールを与えてしまいます。三振と犠打で2死2塁となり相手の4番バッターを迎えます。甘く入ったボールを捉えられ左中間への2ベースを打たれ先制を許します。その後ピンチが続くも後続を打ち取り、初回を1失点で終えました。

1回裏の攻撃。こちらも先頭の岡田琉音(3年)がデッドボールで出塁すると2番佐藤一之成(3年)がセンターへのヒットでチャンスを広げます。3番川島詩音(3年)の犠打で1死2,3塁とチャンスを作ります。4番箱﨑龍聖(3年)の内野ゴロの間に同点、5番藤井陽太(2年)のタイムリーで逆転に成功します。

序盤から点数を取り合う展開となったこの試合は中盤にも試合が大きく動きました。
立ち上がりからなかなか自分のリズムを掴めない先発瀬谷は3回4回にも失点し、4回4失点で2番手岡田にマウンドを託しました。

ふたたびリードを許した打線はすぐに反撃に出ます。2点差を追う4回裏の攻撃、相手ピッチャーの制球の乱れから各打者が粘り強く四死球を選び同点、続く5回には先頭6番草野龍弥(1年)の右中間への2ベースをきっかけに4本の長短打を集め2点を勝ち越します。

2番手でマウンドに上がった岡田は直球と変化球を組み合わせ相手に的を絞らせないピッチングを披露します。最終回に1点を失うものの4回途中から9回までのロングリリーフも中盤で奪ったリードを守り切り、7対5で初戦を突破しました!

初戦から厳しい戦いとなりましたが、途中監督からの声掛けもあり、粘り強く初戦を勝利することができました。次戦は7月15日(土)、福島商業高校との2回戦となります。

沢山の応援ありがとうございました!次戦もよろしくお願いします!

【野球部】第42回春季相双地区高等学校野球選手権大会

 

6月3日(土)~6月5日(月)の3日間で第42回春季相双地区高等学校野球選手権大会が開催されました。

本校野球部は4日(日)の第1試合で相馬総合高校さんと対戦しました。

 試合は初回に2アウトからのフォアボールと盗塁でピンチを迎えると相手の4番バッターに先制のタイムリーヒットを許し、追う展開となります。
 直後の2回表の攻撃。7番箱﨑正義(3年)、8番蒲生謙心(2年)のヒットで1アウト1・2塁と反撃の形を作ると9番の緑川歩幹(3年)がライトスタンドへ逆転の3ランホームラン!一振りで試合をひっくり返します。
 この勢いで試合の主導権を握りたいところでしたが、4回裏の守備。この日先発した佐藤一之成(3年)が相手の打線にフォアボールにバントヒット含む4本のヒットを打たれこの回2失点試合は3―3と振り出しに戻ります。
 前半5回を3-3で折り返し、次の点を先に奪いたいところでしたが、後半の立ち上がり6回裏に1エラーを挟んでの4連打で一挙3点を失います。
 何とか逆転したい打線でしたが、後半は6回から継投に入った相手投手を攻略できず、7回に箱崎龍聖(3年)の2ベースヒットをきっかけに返した1点のみ。
 8回の裏に相手にレフトスタンドへの特大のホームランを許すなど、守備で精彩を欠きこの回5失点。4-11の8回コールドで試合は終了しました。
 
 この大会期間中に体調不良者が続出し、急遽メンバーの入れ替えを余儀なくされ、夏の大会前のこの公式戦をチームとしてベストな状態で迎えることができませんでした。さらに昨秋の県大会ぶりの公式戦コールド負けを喫し、来る夏の大会へ危機感を持つ試合となりました。しかしながら、そのような状況の中、公式戦初出場をした1・2年生も持ち味を発揮し、チームとして今後の成長に生かせる部分も多くありました。

 

 
 日頃より本校野球部への様々なご支援とたくさんのご声援をくださる皆さまへ感謝申し上げます。来る夏の大会へ向けて、「地域に感動を与え、応援されるチーム」を目指し、より一層の精進に励みます。今後とも何卒よろしくお願いいたします。

 

 また今大会では、地域の子どもたちとティーボールで楽しんでもらう「キッズボールフェスタ」と3年生マネージャーへのこれまでの感謝を伝えるための「感謝状贈呈式」が行われました。

 キッズボールフェスタでは各校の高校生たちがグラウンドを駆け回る子どもたちに翻弄されながらも楽しく交流する様子が見られました!

 3年生マネージャーへの感謝状贈呈式では、各校の選手たちに囲まれながらこれまで選手とともに頑張ってきた相双地区の3年生マネージャー4名が感謝状を受け取りました。選手たちはこれまで支えてくれたマネージャーのためにもチーム一丸となり夏の大会へ向かっていって欲しいと思います!

【野球部】春季相双支部予選大会結果報告~令和5年度始動~

「地域に感動を与え、応援されるチームづくり」

令和5年度がスタートし、6期生の卒業から4か月が経とうとしています。
9期生13名の新たな仲間を迎え入れた本校野球部は総勢28名(選手26名マネージャー2名)で新年度をスタートさせました。

新体制となりすぐに第75回春季東北地区高等学校野球福島県大会相双支部予選が4月22日(土)から開幕しました。

初戦は相馬総合高校との対戦でした。
先発のマウンドに上がったのは岡田琉音(3年)立ち上がりから球威・制球・テンポ良く投げ込み、スコアボードに0を並べます。
一方、打線は相手投手にしぶとく食らいつき1回の裏に幸先よく1点を先制。その後も岡田琉音(3年)が自らを援護するレフトへのホームランや佐藤一之成(3年)、川島詩音(3年)のヒットなどを足掛かりに3回4回と着実に点を重ね、5回終了時点で6-0とリード。

迎えた後半、序盤でリズムを掴んだ先発岡田は好投を続けます。自ら与えた四死球などでピンチの場面を迎えながらも7回を投げ11奪三振を奪い相手に得点を許しませんでした。8回から登板したのは箱﨑正義(3年)、先頭バッターへのフォアボールと2アウトからヒットで得点圏にランナーを背負うものの無失点で抑えます。

序盤から得点を重ねた打線ですが、相手の2番手投手からなかなか追加点を奪えずにいました。迎えた8回裏の攻撃、フォアボールとヒットで0アウト1・2塁と追加点のチャンスを作ります。打席には途中から登板した箱﨑正義(3年)。1ボールからのファーストストライクを強振すると、打球はレフトスタンドへと飛び込むサヨナラ3ランホームラン。(8回コールド)

この試合は試合前から強風が吹き、天候への対応にも苦戦しましたが、粘り強く戦うことができたと思います。

 

続く4月29日(土)の相馬高校戦は決勝戦となりました。

この日の先発は瀬谷蒼羽(3年)序盤から相手投手との投手戦となります。
序盤からバント処理のミスもあり、再三ピンチを背負いますが、守備にも助けられ相手に得点を許しませんでした。

粘り強く投げる投手を援護したい打線ですが、なかなか相手投手を攻略することができません。5回まで散発3安打に封じられます。何とか得点したい打線は後半6回の裏、相手のエラーとフォアボールをきっかけにチャンスを作るとこの試合5番に入った中野紘斗(2年)がライトオーバーのタイムリー2ベースで待望の先制点を奪います。その後も一進一退の攻防を繰り返し、迎えた8回裏の攻撃、最終回へ向けて追加点が欲しい場面で2番の岡田琉音(3年)が自身今大会第2号(2試合連続)のソロホームランで2点目が入ります。

2点リードで迎えた最終回の守り、ここまで相手打線を0点に抑えてきた瀬谷が9回も志願しマウンドへ上がります。先頭打者にデッドボールを与え出塁を許すものの後続を断ち見事完封勝利!

日頃より本校野球部への多大なるご支援とご協力を賜る皆様のおかげ様で昨年度の同大会の初優勝から2連覇を達成。昨年度秋季支部大会から3季連続での支部大会制覇となりました。

相双支部第1代表として5月13日(土)から会津をメイン会場とする県大会への出場権を獲得することができました。
沢山のご声援をありがとうございました!今後とも何卒宜しくお願い致します。

春季福島県大会結果報告

あいづ球場をメイン会場とし、5月13日(土)より第75回春季東北地区高等学校野球福島県大会が開幕しました。
相双支部第1代表として出場した本校野球部の初戦は13日(土)白河グリーンスタジアムでの第2試合で白河高校との試合でした。

地区予選に続き、県大会の初戦の先発マウンドへ上がったのは岡田琉音(3年)でした。初回にランナーを1人出したのの得点を許さず、2回も三者凡退で上々の滑り出しでした。
試合が動いたのは3回。表の攻撃で相手のエラーをきっかけにチャンスを作り、先発の岡田がレフト線へしぶとく運びタイムリー2ベース!1点を先制します。
その裏の守り。岡田の制球が乱れ、2本のヒットに3つのフォアボールが絡み2点を失い逆転を許します。
逆転を許した直後、4回表の攻撃。先頭箱崎龍聖(3年)のセンター前ヒットからチャンスを広げ、1死3塁として打席には中野紘斗(2年)が入りました、カウント3-2から3バントスクイズを決め同点に追いつきます。

2ー2で迎えた後半の6回表。。先頭の佐藤一之成(3年)がフォアボールを選び出塁するとこの日ライトで先発出場した藤原知也(3年)が起用に応える左中間へのタイムリー3ベース!1点を勝ち越します。
藤原を3塁へ置き、続く中野がセンターへの犠牲フライを放ちこの回2点目!

試合の流れを掴んだかに見えた7回裏、先頭バッターをエラーで出塁されるとバッテリーミスと2本の長打を含む3本のヒットを集められ、この回あっという間に4失点。4ー6と試合をひっくり返されます。

何とか反撃に出たい打線ですが、相手の2番手投手を攻略することができずそのままゲームセット。
4ー6で初戦敗退となりました。

昨秋の初戦敗退と内容は異なり、随所に粘り強さも見せてくれましたが、力及ばず…県大会上位進出を目指すにはまだまだ足りないものが多いことを痛感しました。
春の地区選手権を控えるものの残りは夏のみ…残りの期間、チーム全体と個人のレベルアップはもちろん、チーム一体となり夏へ向けて取り組んでいきたいと思います。

日頃より本校野球部への多大なるご支援ご声援をくださる皆さま、今大会も沢山のご声援をありがとうございました。夏へ向けてさらに成長した姿を見ていただけるようより一層精進いたします。