部活動紹介

部活動紹介

【中学校ディベート部】準優勝 パブリック・ディベートコンテスト

1月9日(日)、オンラインにて、東北経済産業局、東北パブリック・ディベート実行委員会主催の「第3回政策提案型パブリック・ディベートコンテスト」が行われ、本校特設ディベート部が出場しました。

広野駅前の「ぷらっとあっと」から参加しました。

この大会は「エネルギー問題への理解促進や省エネルギーの更なる普及啓発のため」(大会パンフレットから引用)、東北の中学生・高校生を対象に開催されました。なお、パブリック・ディベートとは「一般市民にも聴き取りやすく、理解が容易なスピーチを展開し、社会の問題を解決するための政策について討論するもの」(同)です。

今回の大会では、特に「『積極的に環境負荷の低い製品やサービスを選択する』ため消費者の行動変容を促す政策提案」について問われました。本校ディベート部の生徒は、包装容器プラスチックを減らすために国産木材を有効活用しようとの政策を提案し、その後の意見交換を含めて高く評価して頂きました。結果として、ふたば未来学園中学校として3年連続となる準優勝に輝きました。

参加した生徒たちからは「省エネについて正面から考える機会になり、また他校の皆さんの政策提言からも多くを学ぶことができました。一方で、消費者の行動変容につながるというアピールを十分伝えきることができなかったことなどの反省材料を、今後の活動に繋げていきたいです。」という声が聞かれました。

こうした学びの場を得ることができたのも、この日対戦した皆さん、そして大会を運営してくださった東北経済産業局、全国教室ディベート連盟東北支部、審判の皆さんのおかげです。どうもありがとうございました。

【社会起業部】 水俣研修

2021年12月26~28日、二泊三日で水俣研修に行ってきました。

目的は水俣病について学ぶことと、福島県のアピールです。

ホテルや市内で福島産のリンゴや本校カフェのコーヒーなどをお配りし、福島県の現状について話をしました。

水俣市内では水俣病センター相思社さんの案内で水俣病についてのフィールドワーク学習を行い、患者さんからの講話を聞きました。

詳しい内容は社会起業部のFacebookに記載しておりますので、そちらもご覧ください。
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ふたば未来学園高校社会起業部facebook

※なお、この研修は県教育庁社会教育課のチャレンジ!子どもがふみだす体験活動応援事業の助成を受けております。

【社会起業部 本部】【中学校ディベート部】 早稲田生と座談会

11月22日、早稲田大学ふくしま広野未来創造リサーチセンターが
福島復興研究ワークショップの一環として本校を訪問しました。

早稲田大学の学部生・大学院生と
本校の社会起業部員・ディベート部員が交流しました。

4つのグループに分かれてそれぞれ座談会を行い、
ふたば未来生の考えや、福島を訪れた早稲田生の感想などを話し合いました。

例えばあるテーブルでは「復興の終わりって何ですか?」という話題で
「観光客が戻ること」
「生活が戻ること」
「原発事故は障がいのようなもので、つき合っていくしかない」
などという意見が出ました。

以下は本校生の言葉を受けて
各テーブルから聞こえてきた大学生の感想です。

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復興が義務ではなく、生活の一部になっていけば理想だなって。

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原発の電気がどこに運ばれているか知らなくて、
使っていた自分たちの責任もあったなって。

福島に縁がなかったのでイメージできてなかった。
原発事故は甚大できしたが、福島の方は未来を見ていることを知れた。

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ビジネス面と安全面の議論がかみ合ってなかったと思う。
今回のフィールドワークで原発は
どう考えても導入できる分野でないな、と思いますます複雑だな、と。

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「福島産のお魚と違う所のお魚、どっちを選びますか?」
と聞かれた時、選択肢があるんなら他県のを選んでる自分がいて…。
分かるんだけど…言いにくいんだけど…。
福島に行きたくないって子もいて、矛盾もあった。
知らないってことが大きかった。
安心安全っていうけど、それは原発が建てられた時も言われた。
それは科学的な実証だけでは乗り越えられないなって。

【社会起業部(本部)】 気仙沼・石巻研修

知る・伝える・盛り上げる、をテーマに活動している社会起業部です。
11月20日~21日に、「知る」「伝える」活動のため気仙沼・石巻を訪問しました。

宮城県の方に福島県産のりんごを配布したり、
福島県産の食材を用いた豚汁を食べていただいたり、
津波のことについて語り部さんの話を聞いたり、
大川小跡を訪問したりしました。

詳細については社会起業部のFacebookをご覧ください。、
https://www.facebook.com/%E3%81%B5%E3%81%9F%E3%81%B0%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E5%AD%A6%E5%9C%92%E9%AB%98%E6%A0%A1%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E8%B5%B7%E6%A5%AD%E9%83%A8-1615123895366845

以下には生徒の感想を載せたいと思います。

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津波の被害の甚大さを、実際見て体感できた。
語り部さんの語り継ぎたい気持ちが伝わった。
自分たちも頑張ろうと思った。

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宮城県の被害は何となくしか知らなかった。
二日間で、自分の想像以上に津波の高さがあったり
語り部をやり続ける意思も感じることができた。

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大川小が海から離れていてびっくりした。
資料館でも宮城県の津波被害を改めて良く知ることができた。

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福島県は原発が主な主題で、宮城は津波。
マニュアルがしっかりしてたら、と思う。
ふたみらの避難訓練も何かできるのではと思った。

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大川小で犠牲になったのは同い年の子どもたち。
真っ黒い水を飲んで溺死したと思うと悲しい。