学校行事
【男子サッカー部】令和5年度福島県双葉地区教育構想国際人材育成プラン スポーツ交流ドイツ研修 10・11日目
サッカー部ドイツ研修10・11日目.
朝早く外がまだ暗いうちに、お世話になったホテルの方と食堂の方へ挨拶をして出発し、デュッセルドルフ空港へ向かいました。
デュッセルドルフ空港では、予定していたデュッセルドルフからミュンヘン経由羽田の便が急遽運航キャンセルになったため、デュッセルドルフからチューリッヒ、チューリッヒから成田の便に再予約されるハプニングがありました。バタバタしながら池下さんとハリー夫妻とお別れとなってしまいました。ドイツでの研修で繋がったご縁をこれからも大切にしていきたいと思います。改めて深く感謝いたします。
チューリッヒから成田へは約13時間の長旅です。ドイツでの思い出を振り返りながら予定通り、26日にいわき駅と広野駅到着し解散。ドイツ研修全日程無事終了しました。
今回の研修に企画、準備に携わっていただいた方々、ドイツでの関わりを持てた方々、送り出していただいた保護者の皆様にこの場を借りて感謝いたします。選手3人はかけがえのない経験と財産を得る事ができました。3人にはこの経験を今後のサッカーや生活に活かす使命があります。言動でより具現化してすぐにでも表現していくことをお約束いたします。
(選手研修感想)
・ドイツ研修を通してたくさんのことを学ぶことができました。午前中のトレーニングでは細かい技術のことについて学ぶことができて良かったです。午後のチームトレーニングではドイツの選手の足元の技術の高さに驚き、観たり実際に一緒にトレーニングをしてたくさんのことを学ぶことが出来ました。サッカー以外の部分ではドイツの文化を知り、日本との違いを肌で感じる事ができてとても楽しむことができました。最後の研修で、生でめったに見ることができないブンデスリーガの試合を観戦できてとても勉強になりました。あの雰囲気と迫力を目に焼き付けました。ドイツ研修で学んだ事を忘れずに活かしていきたいと思います。またチーム等にも学んだことを必ず伝えていこうと思います。
・ドイツ研修を通して、サッカーではシュート、パス等の精度、個人技の高さなどプレーすることで感じることができました。文化では、あいさつや街並み、食事など生活をして日本との違いを体感できました。日本では学ぶことのできないようなことをたくさん経験し充実した研修にすることができました。サッカーや生活で、言葉が通じないことがとても難しい事でしたが、積極的に関わろうとする事で、多くの人とつながり、楽しく生活やプレーすることができました。この研修を、自分の成長に繋げられるよう、これからも頑張ります。
・今回の研修では、安全第一に終えることができ、日本では味わえないいろいろな経験をすることができて楽しむことができました。サッカーや文化を肌で感じることができ、サッカーでは、チームに練習参加したり個人トレーニングで、現状を知り、課題に果敢にチャレンジすることができました。ドイツはサッカーの文化がしっかりと根付いていることを体感でき、サッカー熱のすごさとその要因を知ることができました。 この研修に関わってくれた方々全員に感謝しています。 これで終わりじゃないので、感じたこと学んだことをみんなにしっかり伝えて還元していきたいです。
【男子サッカー部】令和5年度福島県双葉地区教育構想国際人材育成プラン スポーツ交流ドイツ研修 9日目
サッカー部ドイツ研修9日目
ドイツでの生活は、実質今日が最終日となります。
今日は、待ちに待ったブンデスリーガ1部試合観戦。
ブンデスリーガは世界トップクラスの集客力があり2022-23シーズンのリーグ1試合平均観客動員数42,997人は世界1位のリーグになります。
観戦する試合は、ボルシアMG(ボルシア・メンヒェングラートバッハ)vs ボーフム。
ボルシア・メンヒェングラートバッハのホームスタジアムであるシュタディオン・イム・ボルシア・パルクへはドイツ鉄道で移動。道中、景色を楽しみながらホテルから約2時間かけて到着。スタジアム周辺からお祭り騒ぎの雰囲気を味わいながらスタジアム内へ。
ボルシアMGには板倉滉選手、福田師王選手が所属、ボーフムには浅野拓磨選手が所属しており、日本人選手の活躍も期待して試合観戦しました。
試合前のウォーミングアップ時からサポーターの盛り上がりに驚き圧倒されながら目が釘付けとなっていました。
試合もホームのボルシアMGが終始優勢に試合を進め5-2のスコアで試合終了。観客数は53,196人で試合後もスタジアム周辺大盛り上がりの中、帰路に着きました。本場の空気に触れて素晴らしい試合観戦ができました。
ドイツ最後の夜は、ドイツの地に来てから池下さんとともに、移動やチームへのコンタクトなどお世話になっていたハリーさんのご自宅へ招待されバーベキューをごちそうになりました。
ハリーさんからプレゼントもいただき、ハリー夫妻とともにドイツの地でサッカーにチャレンジしている日本人選手2人とも交流を深め、ドイツでの研修を終えました。
明日、明後日は移動日となります。ドイツで池下さん、ハリー夫妻、クラウスさん、各チーム、宿泊先、食堂など多くの人にお世話になりかけがえのない経験を積むことができました。感謝の気持ちしかありません。このご縁を財産として日本、チームに戻りたいと思います。
【男子サッカー部】令和5年度福島県双葉地区教育構想国際人材育成プラン スポーツ交流ドイツ研修 8日目
サッカー部ドイツ研修8日目。
昨日の悪天候から打って変わってのいい天気になりました。 ドイツに来て初の青空でした。
今日でトレーニング研修は最終日となります。
今日も午前、 午後とたくさんの事を吸収できるようにと、練習前から意欲に溢れて いました。
午前は、クラウス・パブスト氏による個人トレーニング。 トレーニング前には、 クラウスさんからプレゼントもいただきました。
トレーニングでは、普段からこだわって積み上げているキックの質、ファーストタッチを重点的に指導いただきました。こだわりを持って積み上げているつもりでも、まだまだ細部にわたる意識が薄いことを実感させられました。日常から意識して取り組むことの大切さをチームに戻っても実践できるよう強い意志が持てたと思います。
(選手コメント)
・パスをする時の軸足など、 1つのプレーの中の細かいところに意識を向けてトレーニング をすることができました。
・午前の練習ではシュート、観て判断、 頭を使うなどたくさんのことを学ぶことができました。
・ ファーストタッチやシュートなど細かい意識を学び、 トライすることができました。
午後はケルンユースフットボールスクールのU19に参加しトレー ニングしました。
1.FCケルンホームスタジアムの隣でトレーニングできる素晴らしい環境。
ケルンユースフットボールスクールは個人トレーニングでお世話になったクラウスさんが経営するチームで、ここでは、日本人コーチの米田裕也さんが指導していました。米田さんはドイツで15年以上サッカーの指導者として在住しており、日本との違いや、選手とのコミュニケーションの取り方などの貴重なお話を聞かせていただきました。
ドイツでのトレーニングも3人ケガもなく終了しました。ここからしっかり振り返りを行い、チームに戻った時に全体に還元できるようにしていくようにします。
【男子サッカー部】令和5年度福島県双葉地区教育構想国際人材育成プラン スポーツ交流ドイツ研修 7日目
サッカー部ドイツ研修7日目。
今日も午前、午後とトレーニングに打ち込む1日となりました。
午前は、本日も1.FCケルンでユースコーチや育成部長を務めた クラウス・パブスト氏による個人トレーニング。
今日は選手達からの要望を聞いていただき『シュート』 に特化したトレーニング。
身体の効果的な動かし方やそのトレーニング方法、さらには、世界の有名選手のユース時代のプレーの様子を交えて一つ一つ丁寧 にコーチングしていただきました。
選手達は、シュートの課題の多さを実感しながらも、クラウスさんの具体的な指示を意識して反復することで果敢にチャレンジしていました。
(選手コメント)
・シュートでは、コースに打つためにゴールを観ておくことがとても重要だということを再認識できた。
・しっかりと枠にシュートを入れることを意識して何度もトライした。コース、強さを意識して精度の高いシュートを打てるようにしたいと思った。
・どこに打つかコースを決める時は無駄なものは観ないでスキャンしてシュートを打つことを学べました。たくさん反復練習してシュート精度を上げたいです。
午後はアレマニア・アーヘンに合流してのトレーニング3日目。
アーヘンでの練習は今日で最後の中、強風・ 突風警報が出るあいにくの天候。練習開始後、徐々に雨、風が強くなってきて、立っているのもやっとの状態になりトレーニングが1時間弱で中止となってしまいました。 せっかくの貴重な機会が少し失われてしまいましたが、今日の状況は、ドイツでも滅多にない天候だそうで、そんな中、短い時間でもトレーニングを共にしたアーヘンの選手達と団結力が深まり、ロッカールームでは、たくさん会話を交わし、写真も撮影して親睦を深めたようです。
週末に公式戦が控えているのにもかかわらず、3人の選手を温かく迎えていただき本当に感謝の気持ちでいっぱいです。アレマニア・アーヘンを今後も応援し続けていきたいと思います。
【男子サッカー部】令和5年度福島県双葉地区教育構想国際人材育成プラン スポーツ交流ドイツ研修 6日目
サッカー部ドイツ研修6日目。
今日もトレーニングに時間を費やす日となりました。
午前は、本日も1.FCケルンでユースコーチや育成部長を務めた クラウス・パブスト氏グループによる個人トレーニング。クラウス氏に直接指導していただきま した。
クラウス氏は、ブンデスリーガの名門クラブ、1.FCケルンでユースコーチや育成部長を務め、多くのブンデスリーガーを輩出した方で、彼が指導した選手のひとりに、元ドイツ代表でヴィッセル神戸にも所属していたのルーカス・ポドルスキがいます。
現在は自らのサッカースクールを立ち上げ、育成年代の指導に当っています。クラウス氏のメソッドはアヤックス、バルセロナ、リバプール、マンチェスター・ユナイテッド、クレールフォンテーヌなどで学んだものをベースに、独自の指導法を確立したもので、今回の研修では、5日間に渡り指導を受けることになっています。
今日も、視覚に刺激を入れながら観察力を最大限に引き出し基本的な技術の落とし込みをしていただきました。
クラウス氏のコーチングはシンプルで包容力があるもので、3人の選手はその魅力に瞬時に惹きつけられていました。
(選手コメント)
・たくさん頭を使うTRで少し難しい部分もあったけど、とても楽しかったです。細かい部分の技術を教えてもらえて嬉しかったです。
・よかったら褒めてくれる方でとてもやりやすかった。シンプルに楽しかった。
・今回は、周りの状況を良く観て判断し素早く決断することがトレーニングを通して大切だと思いました。サッカーを楽しみながらやれてよかったです。
午後は、2日間お世話になっていたアレマニア・アーヘンの練習が休息日のため、今日はケルンの街クラブのTuS Königsdorf 1900 eVのトレーニングに参加しました。ドイツには無数のスポーツクラブがあり、地域住民が自主的に運営し、子どもから高齢者、障害のある人もない人も様々なスポーツを愛好する人々が参加できます。ドイツでは、ブンデスリーガのチームだけではなく、地域の数多くのスポーツクラブがサッカーを支えています。Königsdorf 1900 eVには、同年代の日本人選手が2人もドイツに渡り、生活しながらサッカーにチャレンジしていました。
今日のトレーニングでは、フルコートに近いサイズでのゲームもでき、力試しの場として絶好の機会となりました。
(選手コメント)
・ドリブルを有効的に使うチームだったので全員の個のレベルが高かった。そこから自分自身に吸収できることがたくさんあり、とても勉強になった。
・ドリブルの個人技が高く攻撃的だった。守備の強度をもっと上げて攻撃力に対応するべきだった。
・しなやかな動きで個人のドリブルの技術が高いと感じました。自分も頑張ろうと思いました
【男子サッカー部】令和5年度福島県双葉地区教育構想国際人材育成プラン スポーツ交流ドイツ研修 5日目
サッカー部ドイツ研修5日目。
昨日に引き続きトレーニングに時間を費やす日となりました。
午前は、本日も1.FCケルンでユースコーチや育成部長を務めた クラウス・パブスト氏グループによる個人トレーニング。
今日のコーチは、ボーフムというチームで実践しているトレーニング内容を指導してくれました。
ボーフムはドイツのブンデスリーガに所属するサッカークラブで日本代表の浅野拓磨選手が所属するクラブです。
基本的な止める、蹴る、運ぶ、観る動作などたくさんのバリエーションを取り入れながら、トレーニング指導していただきました。
(選手コメント)
・今までやったことのないトレーニングができてとても勉強になった。
・最初は少し緊張してたけど、どんどん和らいでいってとても楽しいTRにすることができました。
・緊張してたけど少しずつ楽しみながら練習することができました。
午後はアレマニア・アーヘンに合流してのトレーニング2日目。
トレーニングの内容やコーチの指示の言葉を理解しようとするのに必死で、プレーするのがやっとの状態。少しずつ慣れてくると個々の特長を見せられるようになってきました。最低限の言葉を理解するとともに、もっともっと周囲の選手と関わっていく姿を増やしていくことが課題となりました。
(選手コメント)
・ドイツ語を理解するのが大変でしたが、チームメイトに教えてもらったり、単語を理解してTRすることができました。
・上手くコミュニケーションをとるのが難しかったけど、少しずつ理解しながら練習することができて良かった。
・言葉の壁があった。練習内容を理解するのが難しかった。
ドイツ研修もあっという間に半分が終了。 時間が過ぎるのがとても早く、自分達の力を存分に試しながら、 課題と現在の立ち位置を把握できる充実した時間を過ごしています 。 残りの貴重な時間を無駄にする事なくチャレンジし続けていきます 。
【男子サッカー部】令和5年度福島県双葉地区教育構想国際人材育成プラン スポーツ交流ドイツ研修 4日目
サッカー部ドイツ研修4日目。
本格的なサッカートレーニングの開始となりました。
午前は、1.FCケルンでユースコーチや育成部長を務めたクラウス・パブスト氏グループによる個人トレーニング。
最初は緊張もあり、動きが固かったですが、普段のチームトレーニングからも求められている個人戦術や技術の部分を、より脳や判断に対して負荷と刺激を入れられて強度が一気に上がっていました。ドイツ語や英語を交えた指示もしっかり感じ取りながら理解し、頭も身体も一気にトップギアに入って動き出しました。
午後はケルンから1時間ほどかけてアーヘンへ移動して、アレマニア・アーヘンに合流してのトレーニング。
アレマニア・アーヘンは1900年創設のドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州・アーヘンに本拠地を置くサッカークラブです。現在アレマニア・アーヘンはブンデスリーガ4部に所属していますが、32,960人収容のスタジアムを持ち、スタジアム脇の素晴らしい環境のもと、今回はU-17カテゴリーのチームに合流させていただき練習参加しました。
U-17チームは、公式戦翌日とあり、今日のトレーニングは、リカバリートレーニングのため比較的軽めの内容。そんな中でも、強度と技術の高さに置いて行かれないように3人は必死に食らいついていました。体格の差は周りから見ても明らかで、その差を判断・技術・スピードでどれだけ自分たちの特長を出せるか明日からのトレーニングのポイントとなっていきそうです。通訳もいない中、トレーニング内容を理解するためにアーヘンの選手たちと積極的にコミュニケーションをとっていた姿はとても頼もしいものでした。
【男子サッカー部】令和5年度福島県双葉地区教育構想国際人材育成プラン スポーツ交流ドイツ研修 3日目
サッカー部ドイツ研修3日目は、昨日までの長時間移動で固まった体をほぐすために、宿泊先周辺の散歩からスタート。今回お世話になる宿泊先は、 ケルンドイツスポーツ大学のゲストハウス。
ここは、多種多様な競技のスポーツ施設と木々に囲まれた環境。この施設を見ただけでも、ドイツのスポーツ環境がとても整っていて素晴らしいことが十分わかります。
朝食後は、今回現地でコーディネートしていただく池下さんから、ドイツの現状、池下さんがドイツでチャレンジしてきたことの話をはじめ、豊かさとは何かという問いもいただきました。人と人とのつながりの大切さを深く実感できる貴重なお話を聞くことができました。
午前中は、宿泊地隣の午前中は、広大な芝生のグラウンドにて軽めのトレーニングで調整し、明日からのトレーニングに備えました。そのグラウンドでは、子供から大人まで幅広い年齢層の人たちが集まり、サッカー、ランニング、馬術などのスポーツで日曜日の時間をみんなで楽しむ姿が見られました。
午後は、宿泊地から徒歩で移動できる距離にある、ラインエネルギーシュタディオンを見学。ここは、ドイツ・ブンデススリーガ初代チャンピオンでもあり、日本人海外移籍の先駆者、奥寺康彦さんはじめ、大迫選手、槙野選手も所属していた1.FCケルンが使用しているホームスタジアム。
サッカー専用スタジアムだけあり、臨場感あふれ、雰囲気がしっかり伝わってきました。 3人の選手もテンションが一気に上がりました。
スタジアム見学後、トラム(路面電車)を利用して市内観光。
世界遺産でもあるケルン大聖堂に圧倒されながら、ケルンの街並みを堪能しました。
明日から、午前は、1.FCケルンでユースコーチや育成部長を務めたクラウス・パブスト氏による個人トレーニング。午後はアレマニア・アーヘンに合流してのトレーニングとサッカー漬けの日々が始まります。
ドイツの地で力試しをするとともに、多くのことを吸収できるように準備したいと思います。
【男子サッカー部】令和令和5年度福島県双葉地区教育構想国際人材育成プラン スポーツ交流ドイツ研修 2日目
男子サッカー部ドイツ研修2日目は、いよいよドイツの地へと向かいました。
慣れない搭乗手続きも3人が先導し、スムーズに進みました。羽田空港からミュンヘンへ約14時間、ミュンヘンから乗り継ぎデュッセルドルフへ飛行機で約1時間、デュッセルドルフから車でさらに1時間かけてドイツ時間22時すぎ、ようやく今回の研修拠点地であるケルンの宿泊先へ到着。研修2日目は、1日がかりの移動日となりました。
移動の疲れも見せず3人の生徒はドイツの空気を肌で感じ興奮気味でした。
ドイツでお世話になる池下さんとも合流し、明日から本格的な研修が始まります。
大きな期待を胸に、明日からの研修にのぞみます。
【男子サッカー部】令和5年度福島県双葉地区教育構想国際人材育成プラン スポーツ交流ドイツ研修第1日目
令和元年度以降、コロナの影響で実施できていなかった福島県双葉地区教育構想国際人材育成プランスポーツ交流男子サッカー部ドイツ研修が5年ぶりに再開し、本日、本校を出発しました。
この事業は、日本サッカー協会と福島県が「双葉地区教育構想」で協同し、双葉郡の富岡高校(震災の影響で休校)において、授業でのサッカー競技力トレーニングやフランスナショナルフットボール学院への短期留学を取り入れ、真の国際人として社会をリードする人材の育成を進めてきた取り組みを背景としています。現在、東日本大震災・福島第一原子力発電所事故を経て、さらにその取り組みを加速することとしており、震災後に復興の核として開校したふたば未来学園において、原発事故による避難を経験した双葉郡出身の生徒のみならず、全県から生徒が集まり「トップアスリート系列」として、授業内でもサッカーのトレーニングに取り組んでいる生徒たちの人材育成の一環として、ふたば未来学園においてもサッカーを専攻する生徒の海外研修を引き続き実施することとなっているものです。
研修1日目は、明日午前の航空便に備えて、空港近辺への移動日となりました。
出発前に、校長、副校長、教頭はじめ、多くの先生方からの激励の言葉を受けて、ドイツ研修に向かう男子サッカー部の3名の生徒は期待に胸を膨らませて出発しました。
本校の海外研修では、添乗員は同行しません。そのため、引率である大人はなるべく生徒たちの後ろを歩くようにしています。電車の乗り継ぎやその他、空港での両替をそれぞれ生徒自身でクリアしていきました。
今回の経験が当たり前のことではなく、学校やチームの代表として行っていることを理解し、研修で学びを深め様々なことを吸収し、未来へとつないでいこうと思います。ここまで、支えてくださった先生方、そして両親にこの場を借りて感謝いたします。
明日はいよいよドイツの地へ向かいます。学び続ける姿勢を常に持って出発してきます。
【高校】修学旅行第4日目11月17日(金)
長かった修学旅行も最終日を迎えました。
本日午前中は、大阪市の大阪城・道頓堀を巡る班と神戸市のノエビアスタジアム神戸を巡る班に分かれました。
大阪城では天守閣を始めとするその堅牢な城の構造、戦国時代から江戸時代にかけての豊臣家と徳川家にまつわる激動の歴史を学び、歴史の壮大さに改めて感銘を受けました。
また、ノエビアスタジアム神戸はJリーグヴィッセル神戸のホームスタジアムとして、普段は一般人は入ることのできないピッチ・ロッカールーム等を見学する事ができ、また、阪神淡路大震災後の復興のシンボルとして立ち上がったチームの歴史等を学ぶことができました。
午前中の全行程を終えた一団は新大阪駅で再集合し、13時過ぎの新幹線およびひたち号でいわき市・広野町へと帰路に立ち、4日間の全ての行程を無事終了しました。
【高校】修学旅行第3日目11月16日(木)
3日目の午前中は奈良の東大寺を訪れ、 1300年前の古都の歴史の深さと壮大さに圧倒されました。
また、お昼から夜8時頃までは大阪にあるUSJにて、 最後の閉園間近まで思う存分楽しんできました。
長かった旅もいよいよ明日で最後となります。
【高校】修学旅行第2日目11月15日(水)
2日目は終日自主研修を行いました。 各班ごとに自分たちで行き先・交通手段等を確認しながら、 京都市内の観光地散策をそれぞれに楽しみました。 各班とも充実した一日を過ごせたようです。本日も体調不良者なく無事に行程を終えることができました。
【高校】修学旅行第1日目11月14日(火)
冬の到来を感じさせる肌寒い朝、高校8期生はいわき駅から修学旅行に出発しました。
まずは7時3分発のひたち号で東京駅に、さらにのぞみ号で新大阪駅まで約6時間かけて移動しました。
その後、大阪市にある国登録有形文化財である山本能楽堂にて能楽・ 上方落語を鑑賞しました。
能の厳かさ・能楽の歴史・ 囃子で使われる楽器の歴史の長さ等に感銘を受け、また、落語の奥深さと面白さを楽しみながら学ぶことができました。
山本能楽堂の後は、 本校貸切で天台宗総本山の比叡山延暦寺で夜間の特別説法および坐禅体験を行いました。 1200年の歴史の重みと日々の生活のありがたみを再認識しつつ 、比叡山から望む京都市の夜景の美しさを堪能しました。
夜景の余韻を残しながら、 京都山科のホテルに無事辿り着きました。
朝早い出発で疲れを見せている生徒もいましたが、 体調不良者も出ず1日目を無事終えることができました。
令和5年度 入学式挙行
4月10日、多くの保護者、来賓の皆様をお迎えし、ふたば未来学園中学校・高等学校 令和5年度入学式を挙行しました。
中学生60名、高校生160名の220名が夢と希望を膨らませ入学いたしました。
令和4年度 卒業証書授与式挙行
令和5年3月1日、ふたば未来学園中学校・高等学校 令和4年度卒業証書授与式を挙行いたしました。
中学生60名、高校生145名の205名が新たな道へと旅立ちました。
中学校3年1組
中学校3年2組
高校3年1組
高校3年2組
高校3年3組
高校3年4組
高校3年A組
中学校代表挨拶
送辞
答辞
これまで、温かいご支援とご鞭撻をいただき、ありがとうございました。
ふたば未来学園で学んだことを次のステップへ生かして、活動・活躍していただきたいと思います。
引続き、ふたば未来学園中学校・高等学校活動へのご協力をお願い申し上げます。
【学校行事】冬季休業後集会を行いました(1/10)
令和5年のスタートです。
冬季休業中大きなケガや事故なく、中高生ともに元気に登校してくれました。
令和5年4月より校則が改正され、1月より施行期間として運用されるため、校則改正について周知しました。この校則改正は、昨年度より生徒会役員を中心に全校生徒が考え話し合ってきた結果です。卒業した先輩が議論して定めた宣言文「ふたば未来学園生徒の心得」を体現する行動は素晴らしいものでした。
【中学校】「第9回ふるさと創造学サミット」に参加しました(12/3)
3日(土)、双葉郡8町村の小・中学校がこれまでの探究的な学習活動を振り返り、その取組を発表し合う「ふるさと創造学サミット」に全校生が参加しました。
第9回となる今回は、メイン会場(発表者:富岡町文化交流センター)とサテライト会場(視聴者:各小・中学校でオンライン視聴)に分かれ、本校からは3年生3名がメイン会場で発表を行いました。
発表者:鈴木里桜さん、吉田はるかさん、林花音さん
内 容:桜染めの魅力の発信(「未来創造学」で探究を続けている内容)
発表者以外の生徒はオンラインで視聴しました。双葉郡の学校の特色や取組について理解を深めることができ、今後の学びや探究活動につながるヒントをたくさん得ることができました。
【高校2年次】修学旅行最終日
12月2日(金)修学旅行最終日
高校2年次の修学旅行最終日となりました。
最終日は宿舎から那覇空港、羽田空港を経由して、夕方に学校に到着するという移動の日でしたが、旅行の全期間を通して大きく体調を崩す生徒もなく、無事に全員で帰着することができました。
旅行中の様々な人々との貴重なふれあいや、沖縄の歴史・文化・産業などを実際に見聞き、体験することにより、級友との楽しい思い出を作ることだけではなく、一人一人が幅広い知見を養うことができたのではないかと思います。
保護者の皆様を始め、この旅行に関わられたすべての皆様に御礼申し上げます。
【高校2年次】修学旅行3日目
12月1日(木)修学旅行3日目
12月になり、バスガイドさんが寒くなったとお話をされていましたが、それでも20度を超える気温があります。
お昼過ぎに民泊でお世話になったお父さん、お母さんとお別れとなりました。退村式では、生徒代表が感謝の気持ちを述べ、皆さんにお見送りいただきました。ご家庭ごとに観光に連れて行ってくださったり、サーターアンダギーづくりやフォトフレームづくりの体験をさせてくださったりと、大変よくしていただいたようで、生徒たちは別れを惜しんでいました。
午後はコース別の体験となりました。強風の影響で内容が一部変更となりましたが、「かりゆし水族館見学」「カヌー体験とマングローブ観察」「東南植物楽園での体験」の3つに分かれて行動しました。
それぞれの体験の後は、那覇市のメインストリート「国際通り」散策です。たくさんのお土産を買いこんだ生徒たちが多くみられ、物産を通して沖縄の文化を感じてきたようです。
本日の宿舎は、国際通り東端にあるヒューイットリゾート那覇です。部屋長会議を行った後、全員でライブキッチン風のレストランでバイキングをいただき、お腹がいっぱいになりました。
明日はいよいよ最終日となります。一回り成長した姿で帰ることができるとよいと思います。