カテゴリ:中高探究学習
【探究スタートアップラボ】
10月8日(火)に、全国13校から約50名の高校教員がふたば未來学園に来校し、探究学習に関する研修を行いました。
この取り組みは認定NPO法人カタリバが三菱みらい育成財団の助成を受けて実施しており、ふたば未來学園高校と協働で高校教員向けの探究指導プログラムを研究・開発しています。
今回の研修では先進校フィールドワークと伴走力強化をテーマとして、本校の探究の授業を見学していただき、各学校のカリキュラムの見直しなどを行いました。
【WWL探究 山形県立東桜学館中学校・高等学校の中間発表会に参加しました】
10月9日に山形県立東桜学館中学校・高等学校の2年生中間発表会に本校生徒3名が参加しました。
東桜学館は本校のWWL事業の県外事業連携校となっており、昨年から相互に発表会に参加しています。
本校生は「福島県広野町の化石~浅見川と北迫川の化石の違い」「紙芝居による伝承活動~魅力的な紙芝居にするためには~」「高齢者と若者の交流」の3つをポスターで発表しました。
東桜学館はSSH指定校でもあるので理系の発表が多いですが、ふたば未來学園の生徒は地域課題の発表が中心でした。
発表会後は参加した学校の生徒での生徒交流会にも参加し、充実した発表会となりました。
【広島・事前研修】1F視察&第11回1F地域塾
広島研修とドイツ研修に参加する本校1年生の事前研修を兼ねて、福島第一原子力発電所(1F)の視察と第11回1F地域塾(早稲田大学と共催)を開催しました。本校生15名を含む59名の参加者がありました。
廃炉とその先の地域の将来像を考えるために地域の住民や大学の研究者、電気事業関係者、大学生などなどの方々と対話を続けてきています。
基調講演の後の対話では「廃炉の多様な将来像」について、グループに分かれて対話をしました。
【参加した高校生からのコメント】
○対話の名の下に「科学的に正しい」を押し付けることは新たな住民の分断につながる
○住民との対話がアリバイ作りになっていることが多く、誰が対話の場を設定するかは重要
○探究=問題を自分ごと化するために、さまざまなことを「切り口」にして考える
○1Fの視察で「安心・安全」が強要されている気がする。疑問やモヤモヤがもっとできてもいいはず。そういうモヤモヤを共有できる対話の場があってよかった。
○遺構が残ることが将来の人たちの自分ごとになって考える/みんなで考える/現地に行って感じるなど考える場の提供につながる
○「私はそうは思えない」と気軽に言える場が欲しい
○情報発信、若い人に伝えるとかいうけど、若い人だけじゃなくて偏見のある大人にむけても発信しないと
【中学3年】イベントを開催しました!
中学3年生の総合の学習では、グループで探究活動を行っています。
今回は広野町での体験活動について探究しているグループが、
4月28日(日)に、多世代交流スペースぷらっとあっとにて開催された
「まちなかマルシェ」に出店をし、トートバッグ作り体験を行いました!
イベントの開催にあたりチラシを作成して広野小学校に配布もしました。
チラシを見て参加して頂いた皆様ありがとうございました。
また、このような活動を行っていきたいと考えておりますので、
次の機会も参加をぜひよろしくお願いします!
【福島再生塾】福島の復興に向けた対話会で地域住民や専門家と生徒が意見交換
4月13日(土)
福島の復興に向けて、当校と早稲田大学が連携し、研究者や東京電力職員、民間企業の関係者とともに、有意義な対話が2021年以来、行われてきました。
対話会では、福島の現状と復興に関する専門知識を持つ専門家や関係者からの貴重な意見が交わされました。地震や原子力災害がもたらした課題や影響についての理解が深まると同時に、その解決策や復興の方向性についても活発な議論が行われました。
生徒たちは、専門家や大人の経験に学びながら、自らの視点や考えを積極的に発信しました。また、早稲田大学等の関係者との交流を通じて、学術的な視点や専門知識を得ることができました。
この対話会は、異なる立場や専門性を持つ参加者が協力し合い、福島の復興に向けた包括的なアプローチを模索する良い機会となりました。今後も、地域や社会全体が協力し合いながら、福島の復興を支援していくことが重要であるという共通認識が確認されました。