2019年10月の記事一覧
【探究】SGH通信「高校1年次・産業社会と人間・対話劇ワークショップ&フィールドワークに向けた講義」
10月27日、28日の文化祭を直前に控えての産業社会と人間ですが、今週は10月9日に引き続き、対話劇づくりに向けたワークショップを行いました。2クラスごと計10班に分かれてのワークショップでは台本が配られ、演技も行いました。国際化時代におけるコミュニケーション能力とはなにか、なぜ、演劇や芸術に触れることがコミュニケーションのツールとして重要なのか、じっくりと考え経験していきます。
演技力や表現力は、一朝一夕で身につくものではありません。今回の講演を活かして12月の発表では聴衆の胸を打ったり、共感を呼んだりするような劇を作り上げてほしいです。
【中学校】未来創造学
今年度、中学生は、「双葉ふしぎ発見」をテーマに双葉郡をフィールドとして、地域学習を進めています。各自学習課題を設定し、追究活動に取り組んできましたが、文化祭ではその中間発表会を行います。
中間発表会は、10月27日(日)に迫った文化祭の一般公開で行われます。そのために各学年、準備に取り組んでいます。
広野町グループ、お米やバナナ、童謡などの内容について追究している生徒が多い様子です。
楢葉町グループ、木戸川の鮭やここなら笑店街、ならはCANVASの謎などに迫っている様子です。
富岡町グループ、海に関することだけでなく、街の現状そのものや夜ノ森の桜に関心を持ち、その魅力を追究している様子です。
川内村グループ、モリアオガエルや草野心平さん、いわななどに関心を持ち追究している様子です。
2年生は地域のことなどを題材にした英語でのダンス上映を企画。既に収録の大半を終え、ALTのニック先生の協力を得て編集作業に取り組んでいます。3年生は発表準備をみらいシアターで行っていました。準備は非公開で行われました。27日午後から行われる発表を楽しみにしていてください!
中間発表会では追究活動の現状について発表し、お聞き頂いた方々からご意見を頂き、今後の追究に生かしたいと考えています。多くの地域の方々にお越し頂き、アドバイスを頂ければ幸いです。多くの方のお越しをお待ちしています。
SGH通信「中学1年次・グローバルスタディ(GS)」
今週のGSからは、「世界の国からこんにちは」として「高校に留学してきた2人の留学生といっしょに英語で数式を表してみよう!」を行いました。クロス・カリキュラムも進んできているところなので、とても興味深い実践です。
扱った計算はごく簡単な内容のみだったのですが、実際に自分で立てた数式を読んだり、留学生が話す数式を聞き取ったりするのはとても面白い体験でした。普段の授業では経験しない脳の動きを感じることができました。
ペアで数式を立て、問題を出し合う中で「カッコはどう読めばよいのか?」といった質問が出ました。隣室で授業を行っていたALTのダニー先生に教えてもらうことができました。実際の疑問から学びが深まったので、生徒の関心もとても強まったように感じました。
授業の最後にはフィリピン語で「さよなら」のあいさつを行い、グローバルさを最後まで味わうことができました。
SGH通信「1年・産業社会と人間・インタビュー事前調べ
台風19号の被害に遭われた皆様にお見舞い申しあげます。全力をあげて復旧に努められていると思います。一日も早い再建を願っております。復旧に向けてボランティア活動に参加する生徒も多い中、先週に引き続き演劇に関わる授業が行われました。
先週行われたオリザ先生による特別講義を受け、自分たちで対話劇をつくるためには地域に飛び出し、地域の人々の思いを知る必要があります。そこで、来月20日、27日には各班で選んだ企業や団体に訪問し、インタビューを実施します。生徒たちはアポ取りから行うので、事前の準備は欠かせません。そこで、今日の授業では訪問する企業・団体を調べ、相手に質問する内容を調べました。
調べ学習に入る前に斉藤夏菜子先生からインタビューについての事前学習が行われました。映像を用いた分かりやすい説明からはインタビューに大切な3つの要点を学ぶことができました。
① 「知りたい!」と、いう思いを伝える。
② 「何も分からないので、教えてください」と、いう謙虚な姿勢で臨む。
③ 「何が知りたいのか!?」を、明確にしたインタビューを行う。
と、いったものでした。
その後、生徒たちは各班に分かれ、図書館や協働学習スペースでの調べ学習を行いました。
【農業】ホウレンソウ成長記録(スペシャリスト系列農業)
10月16日(水)、約一ヶ月の栽培期間を経てホウレンソウの収穫を行いました。収穫したホウレンソウは豚汁の具材として残すことなく、おいしくいただきました!
↑【9月10日(火)播種】
↑【10月2日(水)間引き前】
↑【10月16日(水)収穫】
【2年アグリビジネス探究ゼミ】大熊町フィールドワーク
10月9日(水)、大熊町の魅力を発信したい!と考えている生徒達が大熊町フィールドワークを行いました。この日は、一般社団法人おおくままちづくり公社の佐藤亜紀さんのご自宅を訪問し、自宅で栽培しているキウイの収穫をお手伝いさせていただきました。
佐藤さんへのインタビューでは、震災前と震災後の大熊町の様子や、復興でみる広野町と大熊町の比較、全国に広がっている大熊町民のコミュニティの存在など、貴重なお話を伺うことができました。
【農業】稲刈り実習およびライスセンター見学
10月9日(水)「有限会社フロンティアひろの」の所有水田にて稲刈り実習および施設見学をしました。
スペシャリスト系列農業を選択する3年生3名がヤンマーアグリジャパン株式会社鈴木健二さんの指導の下、コンバインによる稲刈り実習が行われました。刈り取られた稲がどのように脱穀されるかなどコンバインの構造について説明を受けたあと、生徒たちは実際にコンバインを操作し、稲刈りを行いました。その後ライスセンターへ移動し、芳賀吉幸代表取締役から、収穫後に乾燥・もみすり調整・包装を行うライスセンターについての説明やコメの全袋検査などについての話がありました。
参加した生徒たちは、田植え・稲刈りを体験し、主食であるコメがどのように栽培され収穫・出荷されているかを知り、農業の大切さを学びました。
収穫されたコメは有限会社フロンティアひろのさんよりご提供いただき、11月に本校で行われる収穫祭で農業を選択する生徒たちに振る舞われる予定です。
コンバインの構造の説明
コンバインを操作し稲刈りを行う生徒
籾をコンバインから排出する様子
ライスセンターの説明
【農業】小泉進次郎環境大臣「すごくおいしい、桃の香りがすごいね」
10月4日(金)、環境省を訪問し、本校生徒が製造した桃のマドレーヌとフィナンシェを小泉環境大臣に召し上がっていただきました。使用した桃は、本来廃棄される規格外の桃を伊達市からお譲りいただき、農業の実習授業で製造を行いました。開発した生徒は「何度も試作を重ね、桃のピューレを手作りすることで“桃感(ももかん)”を出しました」と言っていました。小泉環境大臣にも「すごくおいしい、桃の香りがすごいね」と言っていただき大好評でした。
10月5日(土)、6日(日)には、環境省主催「GTFグリーンチャレンジデー in 新宿御苑」に参加し、来場されたお客様に桃のマドレーヌとフィナンシェをお配り、完売することができました!
【10月4日(金)in 環境省】
【10月5日(土)・6日(日)in 新宿御苑】
▲今回桃をお譲りいただいた、伊達市農政課課長 梅津様
▲規格外桃×ふたば未来×環境省のコラボスイーツをSNSで発信しています!
【農業】ジャック・オー・ランタンの作成および展示
本校のスペシャリスト系列農業2年生は、ハロウィンに向けてハロウィンカボチャを栽培し、ジャック・オー・ランタンに仕立て、本校舎の正面入口に展示しました。約1ヶ月間展示するために中をくり抜かずに紙を貼り、黒マルチなどの農業資材を活用した装飾に仕立てました。
10月27日(日)の双来祭では、中をくり抜いたジャック・オー・ランタンにLEDライトを点灯させ展示する予定です。
半年間かけて作り上げたジャック・オー・ランタンに生徒達は、栽培・管理・収穫・加工・展示する課程で農業のもつ楽しさや可能性を学びました。
【国際交流】 ニュージーランド日本語教員来校
9/26(木)にニュージーランド日本語教員の2名が来校され、生徒と交流を行いました。お昼の放送では、お越しいただいてすぐに特別ゲストとしてお話しいただき、5時間目と6時間目に授業内で生徒と交流を行いました。
5時間目は、1年生のコミュニケーション英語Ⅰの授業2つと、3年生の英語表現Ⅰのクラスで交流を行いました。1年生フロアでは、本校の生徒同士も学年をまたいで交流を深めました。日本文化のプレゼンテーションを行うクラスや、クイズを行うクラスなど、様々な活動で交流を深めました。
6時間目は、2年生の英語表現Ⅱの授業の中で交流を行いました。マオリ語の言葉を教えていただいたり、現地のお菓子をいただき、味から名前を当てるゲームをしたりして交流を深めました。
7時間目は、本校の英語科教員とニュージーランドの教員とがディスカッションを行いました。今後のさらなる交流に向けた協働の形を話し合い、授業の中で交流が続けられそうです。
放課後、お二人は部活動を見学され、演劇部員と交流しました。
今回お土産にいただいた本のしおりやCD、ニュージーランドの鳥の旗を選択4教室に置きました。ぜひご覧ください。