2023年12月の記事一覧
【中学校】冬季休業前集会を行いました
12月22日(金)が2023年最後の登校日でした。
全校集会を行い、学年代表からそれぞれ素晴らしい発表があり、今年を振り返る機会となりました。
また、先生方からのお話を通して来年の見通しや目標も考えることができました。
2024年もより良い1年になるように緊張感を持って過ごしましょう。
【進路指導部】令和5年度 ハイレベル講座(国語)を実施しました。
12月17日(日)、本校にてハイレベル講座(国語)を行いました。
代々木ゼミナールから太田 貴之 先生をお招きし、高校1年生から3年生まで52名が参加しました。高2・3年生の講義では共通テストに向けた演習を行い、高1・2年生の講義では現代文読解演習を中心に行いました。強風のため、JRが遅延し、急遽日程を変更して3コマで行いましたが、普段の授業とは異なる雰囲気の中、集中して講義を受けていました。それぞれの課題を明確にすることができ、今後の学習へと繋がる講義となりました。
大学模擬講義(高校1年次、2年次対象)の実施について
12月20日(水)、12月21日(木)の2日間、第一線で活躍している大学の先生方が、高校1年次、高校2年次の生徒の皆さんへ「大学に行く理由って何?大学で学ぶ意味とは」というテーマで講義を行い、熱いメッセージを送ってくださいました。
一日目は、東北大学会計大学院准教授 亀岡 恵理子 先生のお話です。会計学の賃借対照表と損益計算書の事例を基に、大学に行く理由を会計学的にお話ししてくださり、経済学という学問への理解を深めることができました。
二日目は、福島県立医科大学医療人育成・支援センター長 主任教授 大谷 晃司 先生のお話です。大谷先生との対話型の講義を通して「大学とは何か」「学問とは何か」「大学へ進学する意義とは何か」「医学部医学科へ進学するためには何が必要か」等の考えを深め、今何をするべきかを問い直し、学習意欲を高めていたようです。
お二人の先生方、お忙しい中ありがとうございました。
【高等学校】冬季休業前集会
12月19日(火)高等学校の冬季休業前集会を行いました。
集会の始めに吹奏楽部の伴奏で校歌を斉唱しました。
その後、校長先生から本校生の活躍と社会情勢についての4月からの振り返りとして、コロナ禍があけて海外研修や様々な行事が制限なく開催され、部活動の活躍が目覚ましかったこと。冬休みを有意義に過ごすために、進路希望に関わらず学び続けることが大切であること。進路活動について高校3年生はこれからが本番であることなど話がありました。また、全国的には毎年高校3年生による自動車死亡事故があることから、卒業するまで運転しない、高校生が運転する車に同乗しないということを守るなど、命と健康を大切にしてほしいという話がありました。
その後、教務主任、生徒指導主事、進路指導主事の先生方からもそれぞれ、学校生活をより良く過ごすために一緒に考えたいことや、大切にしてほしいことなどの話がありました。
20日(水)からは冬季休業になりますが課外が続く生徒が多くいます。部活動で忙しい生徒もたくさんいます。また、高校3年次は年明けに大学入学共通テストがあるので、最後の最後まで伸びることを信じて力を発揮してくれることを信じています。それぞれが充実した冬休みになるよう毎日を大切に過ごしてください。
1月9日(火)には冬季休業後集会があります。みんなが元気に登校してくることを楽しみにしています。
【中学3年生】ダンス発表会を行いました!
ダンスの発表会をみらいシアターで行いました。
自分の好きな曲に合わせて一生懸命考えた振付を一生懸命踊っていました。
どのグループもユニークで面白く、見飽きることのない楽しい2時間となりました。
お疲れ様でした!
【中学校1学年】家庭科:調理実習
中学校1年生の家庭科の授業で、調理実習を行いました。
<献立>
豚肉の生姜焼き ほうれん草のおひたし キャベツと油揚げのみそ汁 ごはん
<生徒の感想>
・みんなで頑張って作った生姜焼きは、とても美味しかったです。
・計画を立てて、その通りに作ることができました。
・3人だったけど、協力してスムーズに、美味しく作ることができました。
・班のみんなと協力して、美味しいごはんを作ることができてよかったです。
・計画通りに作れず、味が濃くなってしまったけど、班のみんなと協力して楽しく作ることができました。
・作るのがとても難しかったけど、楽しく作ることができました。
まもなく学校は冬休みに入ります。今回学んだことを、ご家庭で実践できたら幸いです。
【工業】令和5年度 ものづくりマイスター事業の取組終了
令和5年度も、高校スペシャリスト系列工業2年次生・3年次生を対象に実施してきました『 ものづくりマイスター事業 』が終了しました。
2年次生が取組んでいた【 電子機器組立て 】作業は12月5日(火)が最後でした。
生徒達は、中学校以来の作業ということもあって、はんだ作業には四苦八苦しておりました。
若干、手直ししていただいた部分もありましたが、
はんだ作業や組付けも完了し、動作確認をしました。
両者とも、時間内に問題点を改善し、無事終了することができました。
3年次生が取組んでいた【 旋盤 】作業は、12月7日(木)に終了しました。
旋盤作業も、加工が進むにつれ『 安全 』であることが第一ですが、
部品を加工・製作するうえで必要とされる『 寸法精度 』を考えながらの取組も重要となります。
作業工程表にて、
加工品の寸法精度を確認しながら、
加工状態を把握、
その測定値を見て、
切削量や次工程を決定!
旋盤作業者も、怪我無く、事故なく、指定された寸法内に完成し、作業を終えることができました。
どちらの作業も各5回、総時間数は15時間程度ではありましたが、普段の授業とは違い作業現場ならではのより専門的な内容も関連してお話いただくなど、良い刺激を受けながらの取組となりました。
生徒達には、今後の活動に生かしてほしいと思います。
令和5年度 ハイレベル講座(数学)を実施しました。
12月10日(日)
ハイレベル講座(数学)を行いました。
代々木ゼミナールから森谷慎司先生をお招きし、高校1年生から3年生まで58名が参加しました。
高2・3年生の講義では共通テストに向けた演習を、高1・2年生の講義では国公立大2次試験の演習を中心に行い,参加した生徒たちは普段の授業とは異なる雰囲気の中で集中して講義を受けていました。
それぞれの課題を明確にすることができ、今後の学習へと繋がる良い機会となりました。
【探究活動】福島イノベーション・コースト構想シンポジウムで生徒が発表しました。
本日(令和5年12月9日(土))、本校を会場にして、福島イノベーション・コースト構想シンポジウムが開催されました。シンポジウムのテーマは「イノベ機構が拓く未来、惹きつける地域に向けて」で、地域の発展や活性化に必要な人やモノを「惹きつける地域」をつくるためにどのようにしていけばいいのかを考えました。ベンチャー企業の方や地域の活性化に取り組んでいる方などのお話がありました。
本校からは、2年生の林 佳瑞(かずい)君が、これまで行ってきた探究活動「未来創造探究」の実践について発表しました。「双葉郡の水生昆虫と環境保全」というテーマで、復興のために開発は必要なものの、貴重な昆虫類をどうにかして守りたいという内容でした。自然と調和した開発をすることが福島の強みになる、魅力になるという主張は、特に印象的でした。直向きに探究する姿勢と200名の大人の皆様の前で一生懸命発表する様子に、多くの方から温かいお言葉をいただきました。ありがとうございました。
また、郡司校長がトークセッションに加わり、本校の取組について発表し、多くの方から応援のお言葉をいただきました。
ところで、シンポジウム前、平木大作 復興副大臣が本校cafeふーを訪ねてくださり、コーヒーをお召し上がりになりました。部活動で頑張る生徒たちを励ましてくださりました。ありがとうございました。
【進路指導部】令和5年度 ハイレベル講座(英語)を実施しました。
12月3日(日)、本校にてハイレベル講座(英語)を行いました。
代々木ゼミナールから谷川 学 先生をお招きし、高校1年生から3年生まで77名が参加しました。高2・3年生の講義では共通テストに向けた演習を行い、高1・2年生の講義では長文読解の演習を中心に行いました。普段の授業とは異なる雰囲気の中、集中して講義を受けていました。それぞれの課題を明確にすることができ、今後の学習へと繋がる講義となりました。
【中学校2年生】福島イノベーションコースト構想体験ツアー
12月1日(金)に、イノベーションコースト構想について学ぶ体験ツアーを行い、楢葉町にある「JAEA楢葉遠隔技術開発センター」と、浪江町にある「福島水素エネルギー研究フィールド」を視察しました。
遠隔技術開発センターでは、福島第一原子力発電所を廃炉にするための技術を研究しています。高さ40mもある大きな実験棟を見学させてもらったり、VRを用いて原子炉建屋の状況を見させていただいたりしました。ロボットの操作体験も行い、生徒たちは最先端の技術に触れることができました。
水素エネルギー研究フィールドでは、水素を新しいエネルギーとして活用し、他の再生可能エネルギーよりも安定したエネルギー供給を行う方法について研究しています。施設の中で、現状のエネルギー問題や水素の活用方法について学び、水素を発生させる設備や各地へ水素を運搬するトレーラーなども実際に見ることができました。
福島で学ぶ生徒として、イノベーションコースト構想について深く知り、未来について考える機会とすることができました。
【高校 情報科学同好会活動】EVミニカートの取組み 第三弾
今回の活動報告は、10月9日(月)に開催された筑波大会後から相双大会予選会、本大会に参加した内容となります。
筑波大会終了後、参加した2台とも無事30分間走行できたことを受けて、11月27日開催の相双大会に向けた対策を検討した。
相双大会のルールには、筑波大会と大きく2点の違いがある。
①20分間の走行となる
②バッテリー容量が小さくなる( 筑波大会12V9Ah・2個 ⇒ 相双大会12V3.2Ah・2個 )
このため容量の小さいバッテリーを購入(筑波大会同メーカーのもので規格違いのため 3.0Ah)し、どれだけ走行できるかを検証する必要があった。
しかし、筑波大会が終わってすぐに球技大会( 10/12 )や合同運動会(10/13 )、探究・研修活動の準備やその取組みが始まり、11月から後期中間考査(11/2 ~ 8 )期間に入った中で、少ない活動時間を見つけて確認作業を行った。
容量が小さくなったために新しく購入したバッテリーで実走してみると、15~16分の走行が目一杯ということがわかった。
プログラムを調整して比較・検証する時間もないことを考え、予選会は、この状態で参加することにした。
迎えた、11月10日(金)。
練習走行会および予選会が、南相馬市の【 ロボットテストフィールド 】にて実施された。
予選会は曇天で、時より小雨まじりのなか1台の機体のみで参加となったが、本戦に向けた変更点の確認作業を中心に走行練習を行った。
この日は、予選会と言いながらも練習走行をかねた調整や確認の時間でもあった。
20分間の連続走行は行わなかったが、本戦に向けた確認をすることができた。
結果としては、20分走行し続けるために、それまでバッテリーを2個直列24Vとして使用していたところを並列12Vに変更し、スピードは落ちるが容量を確保し、長く走行することを目標とした。
さらに少しでも長く走行できるように、相双大会レギュレーションにあった 3.2Ahタイプのバッテリー(メーカー違い品)を新たに備えることにした。
しかし、2年生は14日から3泊4日の修学旅行に参加したほか、その他諸事情により、ほぼ取組めなかった。
確認練習はできなかったが、これまで得られた状況を検証しつつ、運転しやすい状態になるように調整を行った。
11月27日(月)第一回相双EVカート大会本戦
これまでの3回にわたる練習走行会とは打って変わって、晴天の下、浪江町にある【 ふたば自動車学校 】で本戦が開催された。
この大会は、第一回相双EVカート大会として記念すべき大会で、筑波大会を運営されたCQ出版社様をはじめ、多方面の団体様の協賛や協力をいただき開催された。
相双地区の実業校3校から、主催の小高産業技術高校5台、テクノアカデミー浜校1台、ふたば未来学園高校2台の計8台が参加した。
会場設営終了後、ドライバーミーティングが行われ、練習走行の時間となった。
競技が開始される前までの間、最終調整などのメンテナンスを行ったり、インタビューや車検を受けた。
車検は2台とも無事通過した。
本戦は、予選会の結果をもとに13:00から4台ずつ2レースに分けて、20分間で何周走行できるかを競った。
第1レースには、2年次生チームが挑んだ。
見事なスタートダッシュを見せたが、バッテリーを並列に使用したこともありスピードが出ない…
耐久性を重視したので仕方なく、次々と追い抜かれはしたが、目標通り20分走行することができた。
13:30からは、第2レースが行われ、1年次生チームが挑んだ。
2年次生チーム同様スピードはないが、安定した走行で20分間走行し、無事完走できた。
また会場内には、各参加校の取組みなどを紹介するブースやパネルが設置・展示してあり、他校の取組みや内容を知り、今後に生かせる場となったほか、小高産業技術高校の吹奏楽部が演奏し、大会を盛り上げていただいた。
結果の集計を待つ間、小高産業技術高校で取組んでいるバギーのデモンストレーションが行われた。
結果は、2年次生チームは 9周走行、1年次生チームは 8周走行することができた。
今年度、参加を予定していた大会はこれで終わりとなりましたが、まだまだ活動は続きます。
これからは今年得られた結果を検討し、次年度の取組みに生かしていきたいと思います。
【中学3年生】原子力災害伝承館へ行ってきました!
東日本大震災・原子力災害伝承館へ行ってきました。
私たちの住む福島県で何があったのか、なぜ私たちは学校で地域の魅力の発信プロジェクトを行っているのか、改めて深く考え知る素晴らしい機会となりました。どの生徒も真剣に1つ1つの展示をじっくり見たり、ガイドの方のお話に耳を傾けたりと有意義な時間を過ごしていました。この学習で学んだことをしっかりと胸に刻んで日々過ごしてほしいと思います。