カテゴリ:その他報告
【高校 情報科学同好会活動】EVミニカートの取組み 第三弾
今回の活動報告は、10月9日(月)に開催された筑波大会後から相双大会予選会、本大会に参加した内容となります。
筑波大会終了後、参加した2台とも無事30分間走行できたことを受けて、11月27日開催の相双大会に向けた対策を検討した。
相双大会のルールには、筑波大会と大きく2点の違いがある。
①20分間の走行となる
②バッテリー容量が小さくなる( 筑波大会12V9Ah・2個 ⇒ 相双大会12V3.2Ah・2個 )
このため容量の小さいバッテリーを購入(筑波大会同メーカーのもので規格違いのため 3.0Ah)し、どれだけ走行できるかを検証する必要があった。
しかし、筑波大会が終わってすぐに球技大会( 10/12 )や合同運動会(10/13 )、探究・研修活動の準備やその取組みが始まり、11月から後期中間考査(11/2 ~ 8 )期間に入った中で、少ない活動時間を見つけて確認作業を行った。
容量が小さくなったために新しく購入したバッテリーで実走してみると、15~16分の走行が目一杯ということがわかった。
プログラムを調整して比較・検証する時間もないことを考え、予選会は、この状態で参加することにした。
迎えた、11月10日(金)。
練習走行会および予選会が、南相馬市の【 ロボットテストフィールド 】にて実施された。
予選会は曇天で、時より小雨まじりのなか1台の機体のみで参加となったが、本戦に向けた変更点の確認作業を中心に走行練習を行った。
この日は、予選会と言いながらも練習走行をかねた調整や確認の時間でもあった。
20分間の連続走行は行わなかったが、本戦に向けた確認をすることができた。
結果としては、20分走行し続けるために、それまでバッテリーを2個直列24Vとして使用していたところを並列12Vに変更し、スピードは落ちるが容量を確保し、長く走行することを目標とした。
さらに少しでも長く走行できるように、相双大会レギュレーションにあった 3.2Ahタイプのバッテリー(メーカー違い品)を新たに備えることにした。
しかし、2年生は14日から3泊4日の修学旅行に参加したほか、その他諸事情により、ほぼ取組めなかった。
確認練習はできなかったが、これまで得られた状況を検証しつつ、運転しやすい状態になるように調整を行った。
11月27日(月)第一回相双EVカート大会本戦
これまでの3回にわたる練習走行会とは打って変わって、晴天の下、浪江町にある【 ふたば自動車学校 】で本戦が開催された。
この大会は、第一回相双EVカート大会として記念すべき大会で、筑波大会を運営されたCQ出版社様をはじめ、多方面の団体様の協賛や協力をいただき開催された。
相双地区の実業校3校から、主催の小高産業技術高校5台、テクノアカデミー浜校1台、ふたば未来学園高校2台の計8台が参加した。
会場設営終了後、ドライバーミーティングが行われ、練習走行の時間となった。
競技が開始される前までの間、最終調整などのメンテナンスを行ったり、インタビューや車検を受けた。
車検は2台とも無事通過した。
本戦は、予選会の結果をもとに13:00から4台ずつ2レースに分けて、20分間で何周走行できるかを競った。
第1レースには、2年次生チームが挑んだ。
見事なスタートダッシュを見せたが、バッテリーを並列に使用したこともありスピードが出ない…
耐久性を重視したので仕方なく、次々と追い抜かれはしたが、目標通り20分走行することができた。
13:30からは、第2レースが行われ、1年次生チームが挑んだ。
2年次生チーム同様スピードはないが、安定した走行で20分間走行し、無事完走できた。
また会場内には、各参加校の取組みなどを紹介するブースやパネルが設置・展示してあり、他校の取組みや内容を知り、今後に生かせる場となったほか、小高産業技術高校の吹奏楽部が演奏し、大会を盛り上げていただいた。
結果の集計を待つ間、小高産業技術高校で取組んでいるバギーのデモンストレーションが行われた。
結果は、2年次生チームは 9周走行、1年次生チームは 8周走行することができた。
今年度、参加を予定していた大会はこれで終わりとなりましたが、まだまだ活動は続きます。
これからは今年得られた結果を検討し、次年度の取組みに生かしていきたいと思います。
【高校】薬物乱用防止教室
10月20日の4校時に、アリーナ1で薬物乱用防止教室を実施しました。
講師としていわき中央警察署浜通り少年サポートセンターの加藤美希様をお招きし、「薬物に対する正しい知識」「薬物乱用の危険性について」「薬物乱用による弊害について」等に関する講話をいただきました。
生徒の身近な話題も交え、具体的な事例を示しながらお話いただき、生徒たちも薬物乱用の危険性について実感していたようでした。
【高校 情報科学同好会活動】EVミニカートの取組み 第二弾
今回は、2回にわたる練習走行会後から、10月9日(月)に茨城県下妻市にある筑波サーキットを会場に『 2023EVミニカート筑波大会 』に参加してきた内容を報告します。
練習走行会後、9月の前期末考査が終了してから、放課後や週末の時間に職員駐車場などで安全の確保に留意しながら練習走行をし、走行会で経験したことを再確認しました。
その中で、
10月参加の筑波大会に向け、
・30分連続走行できるか?
・登坂は大丈夫なのか?
などを検証しながら、できる範囲で変更や調整を行いながら練習し、確認作業をしました。
短時間でも走行を繰り返したことで、乗り方にも操縦にも慣れ、理解を深めることができました。
そして、待ちに待った10月9日(月)2023EVミニカート筑波大会
生憎の雨模様。
降水確率80%、時折たたきつけるような降雨の中、競技会実施とのことで、その準備をしています。
受付。
参加30台+2台( 新カテゴリー ) 予定どおり2台( Aチーム:1年生、Bチーム:2年生 )参加。
大会は、日本電気自動車レース協会(JEVRA)主催のもと、
指定された市販の車体とバッテリー、制御基板・装置、自作ブラシレス・モーターを使用し、
1周約2Kmのコースを30分間走行し、その周回数により順位が決定します。
参加者ミーティングの後、指定部品( ブレーカー、測定装置など )に交換、取り付け。
競技開始前30分前までに車検を通過しなければなりません。
しかし、1台がマシントラブル!( 制御装置に電源が入らない )
急遽、主催の技術担当者の応急処置をうける。( 電気系統のトラブルのよう )
スタート20分前アナウンスが流れ、グリッドに向かう…
応急処置を施していただいた結果、
電源が確保され、修復マシンも、何とか3分前くらいにスタートグリッドに!
スタート時は雨足も弱まり、競技スタート!
途中、雨脚が強まるも、順調に走行を重ねることができました。
大会結果
大会規定には及ばず、順位はつかなかったものの、2台共に30分間走りきることができた。(●印)
5周(約10Km)完走でした。
ベストタイム 平均速度
Aチーム(1年生) 6’36”2 18.04Km/h
Bチーム(2年生) 5’57”2 20.26Km/h
ちなみに、
同カテゴリー1位は、8周走破
ベストタイム 3’26”1
平均速度 32.62Km/h
11月下旬には、相双EVミニカート大会が控えているので、
この大会での経験を生かして、もっと速くなるように調整していきます。
【高校 情報科学同好会活動】EVミニカートの取組み 第一弾
福島県再生可能エネルギー支援事業の助成により昨年度から始まったEVミニカートの取組みを、今年度も継続実施しています。今年度は、相双地区の実業校(主催:福島県立小高産業技術高校、福島県立テクノアカデミー浜)で、相双大会として11月下旬に実施する予定となっています。
高校の情報科学同好会は、2年生2名、1年生2名の計4名です。2年生は昨年に引き続きの活動となりますが、1年生同様、実際にEVカートを製作したり走行するのは初めてです。今回は相双大会などを前に、7月14日(金)と8月21日(月)に行われた練習走行会時の様子を報告します。
7月14日(金)の練習走行会は、南相馬市にある『 ロボットテストフィールド 』の走行路を活用して行われました。
当日は生憎の少雨もあり、制御装置などの雨天対策を施しながら、走行練習を行いました。
10月に茨城県下妻市にある『 筑波サーキット 』で開催される『 EVミニカート筑波大会 』に2台参加することになったので、2年生と1年生のドライバーを決めて、交互に走行練習を行いました。
雨天走行やその対策の仕方、メンテナンスやサポート方法なども確認することができました。はじめての練習走行としても有意義な日となりました。
8月21日(月)は、浪江町の『 ふたば自動車学校 』教習コース( 外周 )を活用し、晴天のもと2回目の練習走行会を行いました。
11月末ごろ開催される相双EVミニカート大会の会場ということもあり、走行位置や他車との状況を見極めながらの練習走行となりました。また、10月の筑波大会でのサーキット走行を見据えた取組みや、今後の対策などについても知ることができました。
日差しも厳しく、操縦者は汗だくでしたが、次の取組みに向けて、よい走行会となりました。
【探究】高校1年次・演劇WS &取材先の話し合い
5月10日(水)高校1年次の「地域創造と人間生活」の授業では、クラスや系列など混在した全20班が、講師を招いての演劇WSや、演劇を創るために必要な取材先を決めるオリエンテーションを行いました。各班、取材先を決めるために相談をしながら、震災当時を描くのか、12年経った現在を描くのか、演劇を創るゴールを見据えた話し合いをする姿は、とても頼もしく見えました。これから、取材先が決まり、直接会ってインタビューを行い、演劇創作となり、7月25日(火)には成果発表会が行われる予定です。