2019年9月の記事一覧
【中学校】 未来創造学 9月25日
本日の未来創造学も、各学年探究活動に取り組みました。中学1年は双葉地区についての学習課題の追究に取り組んでいます。
そのうえで、追究の途中経過発表を行っています。少人数で率直に、現在抱えている追究の悩みについて語り合います。追究活動は個々人で行っていても、学び合いは集団のチカラを存分に生かして進めています。
生徒相互のアドバイスを聞いていると、その成長に驚きます。
「その事例のデータが無くても、似た事例を探してデータを集めて推測すれば・・・」
「なるほど! すると、この事例ならば・・・」
これまでの取り組みから、生徒は多くのことを蓄積しています。そうした蓄積を生かし、探究活動に取り組んでいる様子が伺えます。
2年生の活動は、表現系探究活動です。双葉地区を紹介したダンスを英語なども用いて文化祭で発表するために、その内容について話し合っています。最後まで粘り強く考える様子から、生徒の資質・能力が高まっていることを感じます。この後早速、具体的な表現活動に取り組んでいました。
3年生は、自分たちと地域とのかかわりについて追及しています。自分たちがこのふたば未来学園で競技に取り組む意味。そして学校生活を送る中で大切にしたいことを、率直に話し合っています。
生徒たちは今後も引き続き、双葉地区をフィールドに、自分と、そして世界と向き合っていきます。
【中学校】 哲学対話 9月19日
本日の中学1年、哲学対話のテーマは「考える」です。「考える」方法には、一人で考える方法と他の人と考える方法がありますが、今日は「一人で考えるより、みんなで考えたほうが先に行ける。」ことを実感するため「チームワークで考えていく練習」をしました。
グループを作り、制限時間内で順番に質問をしていきます。
質問を受けることで、それまでになかった視点で考えることができ、またぼんやりと考えていたことを、きちんと考えて話すことができます。
対話後の生徒の感想からは、対話を経て、思考の階段を一段高く昇れた様子が伺えました。
来週以降の哲学対話でも引き続き思考を深めていきます。
【中学校】1年生ながら双葉地区中学校英語弁論大会優勝・福島県下中学校英語弁論大会6位入賞
本校中学1年生の大内萌楓さんと岡村麻里華さんの2名が、8月28日に楢葉町コミュニティーセンターにて行われた双葉地区英語弁論大会に参加しました。大内さんは「Malala Yousafzai: Education First」、岡村さんは「Tom Has to Work on Saturday」という題で暗唱の部に出場しました。2名とも夏休み中は猛暑にも負けず登校し、熱心に練習に励んでいました。夏休み明けの中学校集会にて、全生徒と教職員の前で度胸付けにスピーチを披露した際は、先生方と生徒たちから「中学1年生なのに、こんなにできるの?」「感動した」という驚きと称賛の声が聞こえてきました。本番当日の朝は緊張した面持ちでしたが、いざ登壇し演台に立ったときの姿は堂々としており、練習の成果を存分に発揮しました。他校では2,3年生が中心に出場している中で、岡村さんは優勝、大内さんは2位という素晴らしい結果を収めました。優勝した岡村さんは、9月6日に伊達市ふるさと会館にて行われた福島県下中学校英語弁論大会へ出場し、県という大きな舞台でも6位入賞を果たしました。
今回、英語弁論大会に参加した2名の生徒の姿に、「今度は私も弁論やってみたい」という気持ちを持った生徒も少なくありません。そのような前向きな気持ちで英語の学習に取り組む生徒が増えてくれたらうれしく思います。Enjoy English!!
【中学校】 未来創造学 9月18日
夏休み明けの未来創造学では、夏休み中に設定した「双葉ふしぎ発見」の学習課題追究活動に入っています。
今日は、課題追究の現状から、テーマの再設定なども含めた今後の見通しについて、担当の先生との個別面談を実施。
各グループごと、一人一人丁寧に面談しています。
面談で話を進めるうちに、新しいアイデアが見つかった様子。
話をすることで自分の考えが整理され、自分が本当に疑問に思っていた「ふしぎ」は何なのか、の核心に近づくことができます。
先生方にとっても、生徒の持つ熱い思いを受け止める面談は、大きな学びの場です。
毎週少しだけ「解決」するふしぎと、調べれば調べるほど「増えていく」ふしぎ。増えていくほうが断然いいのです。
今後も学習課題を追究することを通し、自分と向き合っていきましょう!
【商業】高校生ビジネスプラングランプリに向けて外部講師をお呼びしました。
現在スペシャリスト系列商業2・3年生は、「第7回高校生ビジネスプラン・グランプリ」の応募に向けて、日本公庫の職員の方に出張授業をしていただきました。
今回は、ビジネスプランの作成の仕方や収支計算のしかたなどを金融のプロの視点からアドバイスしていただきました。
生徒たちは、地域の資源を利用した商品の開発・販売に関するプランやおひとり様サービス関連のビジネス、通学中の高校生をターゲットにしたビジネスプランなどを発表しました。今日のアドバイスを受けてさらに内容に磨きをかけ、エントリーしていく予定です。日本公庫のみなさま本当にありがとうございました。