ふたば未来学園の日々

カテゴリ:中高海外研修・国際交流

ベラルーシ研修へ出発

 福島子どもの未来を考える会inベラルーシ研修に、本校の1年次生10名が参加しました。
 8月1日(月)には、この研修に参加する、県内の中高生45名が、郡山駅西口広場に集合し、結団式が行われました。

 この研修では、「原子力災害からの復興を果たすグローバルリーダー」の育成を目指す2年次以降の課題研究に向けてベラルーシを訪問し、チェルノブイリ原発事故後の復興と再生可能エネルギーについての取り組みを学習することを目的としています。

<結団式の様子>
  
 

ベラルーシ研修について

1.目 的
 原子力災害からの復興を果たすグローバルリーダー」の育成を目指す2年次以降の課題研究に向けてベラルーシを訪問し、原発事故の被害からの復興と再生可能エネルギーについての取り組みについて学習する。
2.主 催
 一般社団法人 福島子どもの未来を考える会
3.研修地
 ベラルーシ共和国・ミンスク市他 (宿泊地:国営保養施設ズブリョーノク)
4.日 程
 平成28年8月1日(月)~11日(木) 11日間
5.参加生徒
 本校生10名を含む県内の中学生、高校生総勢45名

ニュージーランドの先生方が来校しました

 福島県とニュージーランドは、平成8年10月の地域間交流推進に関する合意に基づいて、交流事業の一環で、ニュージーランドの先生方を受け入れてきました。震災以降、休止していた事業でしたが、本年度より再開され、今回SGH指定校でもある本校で受け入れる運びになりました。
 先生方2名が来校して、ニュージーランドの民族舞踊に挑戦したり、ニュージーランドの社会や文化をゲーム形式で学ぶなどの授業をしていただきました。
 生徒にとって、短い時間ではありましたが、とても有意義なものとなりました。

<授業の様子>
    

タイ研修最終日

タイ研修最終日は、バンコクの象徴である「暁の寺」「涅槃寺」「エメラルド寺院と王宮」を巡り、その後大型ショッピングモールでの買い物をしました。
全員無事、バンコク空港から日本へ向けて出発しました。
タイの皆様、そしてバンコク、ありがとうございました!!

ドイツ研修最終日

ドイツ研修最終日は、フライブルク街歩きでした。大聖堂、市庁舎、石畳、水路、市場、信仰。全員、元気に研修を終え、たった今、ミュンヘン空港も無事乗り換えて、羽田へ向かいます。さよなら、ありがとう、ドイツ。

ドイツ研修4日目

ドイツ研修4日目は、NPOエコステーションを訪問し、フライブルク大学の学生やインターナショナルスクールの高校生と交流し、生徒は、福島の現状と自分たちの構想している未来の町について、プレゼンテーションを行いました。また、記念植樹を行い、この木を何十年かけて、大きく育てようと誓い合いました。最後に生徒代表から、所長に対し、ダルマを贈り、福島は絶対にあきらめず、何度でも起き上がります!と伝えました。
次に、フライブルクのトラム乗車体験をし、車のないまちの賑わいを実感しました。
次に、フライブルク大学を見学して、図書館のカフェでお茶をしたり、あちらこちらでさかんにディスカッションする学生の姿に深い印象を受けました。







夜は、ホームスティ先の皆さんや地元の市長と感謝パーティーで、感謝の気持ちを伝えました。

タイ研修4日目

タイ研修4日目です!(1月8日)
午前中はチュラロンコン大学の学生の皆さんとのディスカッションを行いました。
「タイと日本の似ているところ、違うところ」「今後、双方が力を合わせていけること」についてプレゼンテーションを行いました。そこでは、「再生可能エネルギーの共同開発」や「女性の社会進出」についての話題が出されました。
午後は、バンコク市内の寺院にて「タイ仏教式瞑想」を体験し、タイ文化の一端を味わいました。
夜は、この研修でお世話になったチュラロンコン大学の先生方と学生の皆さん、そしてホストファミリーの皆さんに御出席いただき Farewell Party を行いました。
写真は、ホストファミリーの皆さんの前で、ふたば未来学園高校の校歌を披露している様子です。

チュラロンコン大学にてディスカッション



タイ仏教式瞑想体験


Farewell Party

タイ研修3日目

タイ研修3日目(1月7日)
午前中はチュラロンコン大学の日本人学生の方々とのワークショップを行いました。皆様にお話しいただいた後、生徒一人一人が、新しい発見や感じ取った事などを発表しました。
午後は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の古川善規氏(アジア地域総代表バンコク事務所長)からスマートコミュニティー実現に向けた課題と取り組みについてお話をいただきました。
その後、バンコク市内の市場にて、生徒二人組のチームで、タイ語で伝えられた4つの品物を買ってくるという「買い物ゲーム」をしました。
夕食では、現地の日本企業で活躍されている、白水氏(いすず自動車)、及川氏(三菱商事)、木村氏(トランスコスモス)とお会いし、現在のお仕事や高校時代のこと、さらには将来の夢などについて懇談させていただきました。

チュラロンコン大学の学生さんとのワークショップ

「NEDO」古川氏による講義

バンコク市内の市場での「買い物ゲーム!」

現地企業の皆様と夕食懇談

ドイツ研修3日目

ドイツ研修3日目は、フライブルクといえばこの方、前田成子氏のコーディネートのもと、環境先進都市フライブルクで、みっちり学びました。
 まず、フライブルクの環境政策を28年間担われた、ヴェルナー博士からレクチャーをいただきました。持続可能な社会をつくる、原発に依存しないなどの目標の社会的な合意をもとに、経済性をはじめとした「合理性」を何より重視しながら、多様な人、やり方で、いろいろなことをつなげて、トータルに、ローカルに取り組む。博士と前田さんの、変革の明確な意志と合理的思考とやり抜く実践力、そして叡智に、圧倒されました。



ヴォーバン地区






水力発電


パーク&ライド


水素自動車ステーション


バイオガス工場

ドイツ研修2日目

2日目も無事終了!
 キリスト教の祝日のハイデルベルクからいったん離れ、隣のヘッセン州のスーパーで、ゴミの分別、資源としての再利用、徹底的にゴミをつくらないシステム見学。ペットボトルを入れると、25セント返ってくるのを試しました。その後、ゴミ処理場で市民が次々と持ち込むゴミを、徹底的に分別し資源に変えていく様子を見ました。
 ハイデルベルクに帰ってきて、最高に美味しいソーセージをいただきました。そしてハイデルベルク散策です。ヘーゲル、マックスウェーバー、ゲーテ、シューマンが歩いた石畳!美しい水力発電、パッシブハウスの街。生徒たちは深い印象を受けた様子でした。


パッシブハウスの街


ヘッセン州のスーパーで


デポジットシステム体験


ハイデルベルクのレストラン


ハイデルベルク大学広場


ハイデルベルク城をのぞむ

タイ研修2日目

タイ研修2日目(1月6日)、順調に日程が進んでいます!

午前中、バンコク市内にある在タイ日本大使館を訪問し、英語でのプレゼンテーションを行いました。一等書記官の寺島さんからは、タイの経済や文化について講義をしていただきました。午後はチュラロンコン大学を訪問し、英語でのプレゼンの後、大学のKate先生からタイと日本の違いについてなどの講義を受けました。大変分かりやすく「違いがあるからこそ面白い」「違いがあるからこそお互いに学ぶことができる」という内容で講義をしていただきました。


大使館にて


大使館にて英語でのプレゼン


チュラロンコン大学にて

タイ研修1日目


タイ研修1日目無事終了しました!

 学校から成田空港、そしてバンコクへ約15時間。
バンコク市内のレストランでは、福島県立富岡高校OBで元Jリーガーの本田愼之介さんにお会いし、お話を聴くことができました。本田さんは、ジュビロ磐田からタイのプレミアリーグに移籍し、現在は引退しタイで活動されています。
 バンコク市内のホテルに入り、タイでの1日目が終了しました!





ドイツ研修1日目

ドイツ研修1日目、無事終了しました!

いわき駅を早朝出発し、20時間近くかけて、ハイデルベルクに到着しました。レストランで食事、スーパーで買い物をして、1日目を無事終了しました。みんな元気です!



【事前研修】海外研修へ向けて 本の紹介プレゼン

ドイツ、タイ研修へ向けて、参加生徒による参考図書の紹介がありました。ドイツのエネルギー政策、風車、ドイツの環境政策、フライブルクのまちづくり、ドイツの食文化、低炭素社会、バイオマス利用、原発に依存する財政、自然の猛威と恵み、タイ、創造都市、地域デザイン、根っこ作りの経営、バイオマテリアル、隠岐の地域戦略、持続可能な開発、成長の限界、変革のための経営戦略・・・。 生徒一人一人の中に、一番最初の「なぜ?」が生まれる瞬間というのは、大げさに言えば歴史が動き出す瞬間になり得ます。今朝のプレゼンでも、キラリと光る言葉が発せられました。生徒一人一人が心にとめた様々な観点、問題意識をスーツケースにしまって出発しよう!

【事前研修】海外研修の事前研修が始まりました!

来年1月に実施する、ドイツ研修、タイ研修の事前研修が始まりました。ふたば未来でのここまでの学習を通して生徒たちがつかんだ地域の課題とその解決策等について、発表がありました。人口減少、高齢化、エネルギー問題などについて発表する生徒や、水素自動車「MIRAI」に試乗した体験リポートをするグループ、再生可能エネルギーの推進の観点から水素自動車を実際に組み立てて走らせた動画を見せる社会起業部、地域と協働しての商品開発についてプレゼンする生徒。みな、それぞれの課題をより掘り下げて、ドイツ、タイへ向かいます。早朝の事前学習はまだまだ続きます。


アメリカ合衆国環境保護庁長官来校

アメリカ合衆国の環境保護庁長官が来日し、本校を訪問していただきました。校長から、米国の支援に対して謝意を示すとともに、本校が取り組む、「変革者」育成のビジョン、カリキュラムの紹介を行った後に、生徒と昼食をとりながら懇談いただきました。長官からは、「ふるさとを失う事例は世界中にあり、いずれ皆さんの取り組みの教訓が我々に共有され役立つと思う。すばらしい学校だ。」とのお言葉をいただきました。






ベラルーシ 2日目 楽しそう!

ベラルーシ2日目です。楽しそうな生徒たち(先生も)です。見学ばかりではなく、英語で発表する対話劇の練習にも余念がありません。また、山田君がテレビ局のインタビューを受けて、旧ソヴィエト圏の国で放映されたという情報が入ってきました!すごいぞ、ふたば未来!

ベラルーシへ出発!

2015年7月28日14時30分 ふたば未来学園から7名の生徒が、ベラルーシへ向けて出発しました!8月7日まで、ミンスク、ズブリョノックをまわり、国際交流、見学を行うほか、何百人ものベラルーシの方を前に、4月以降平田オリザさんの指導のもと作り上げてきた、福島の現状や課題、矛盾を表現した対話劇を英語で上演してきます!がんばれ!