2022年11月の記事一覧
【中学校】授業のようす(11/30)
本日4校時、1年1組で七海先生が研修の一環として国語の授業を行いました。
竹取物語の「蓬莱の玉の枝」を題材に、物語の描写をもとにかぐや姫の心情を読み深める学習でした。
生徒たちは、真剣な表情で物語に向き合い、考えを深めていました。
【海外研修】ニュージーランド研修(最終日)
今回は、3月に行く中学校の研修旅行の先遣チームとして、高校1年生のメンバー9名によるニュージーランド研修を実施しました。研修全体を通して、今後の学校生活で大切にしたいと感じたのは以下のような点です。(引率者目線の感想です。今後、参加者による事後研修の中でもっと深い内容が議論される予定です。)
まず、自分が分からない時は分からないということをごまかさずに相手に伝えることです。分かり合おうとしているよ、という姿勢を相手に知ってもらうこと。一緒に過ごせる大切な時間が無駄にならないよう、相手の文化などについてあらかじめ調べておくことは必須です。
次に、自分が話すだけではなく聴き手への配慮を欠かさないことです。本校のこれまでの海外研修でも苦労してきたことはListeningです。「英語を話せる」ことばかりに集中しすぎて、相手の話を聞いていないようでは、意思「疎通」にはなりません。普段の授業から積極的傾聴を心がけていきたいものです。
そして最後に、一歩踏み出して、非日常を楽しもうとすること。そして相手の立場になって考えることが必要です。今回のように相手校を訪問する場合は、受け入れる側の立場で考えてみるとよいと思います。相手の方は、どのような相手と仲良くなりたい・話しかけたいと思うでしょうか。
今回の研修で学んだことを振り返り、中学生が分かるように伝えていくことになりますが、伝えるが最終目的ではありません。どのような「未来」を「創造」しようと思うのか。普段の生活の中でも、学びの成果を発揮して、学校や地域、世界で輝いてほしいと思います。そして、中学生の渡航団には交流のさらなる深化を期待します。
最後に、帰りの飛行機が1時間遅れたにも関わらず、無事帰ってこられましたのは、関係各位のご尽力の賜物です。また、夜間の帰着にもかかわらず、駅まで迎えに来ていただいた保護者の皆様にも深く感謝申し上げます。ありがとうございました。(渡航団一同)
【高校:福祉】入浴介助の学習
介護職員初任者研修で、入浴介助の実習を行いました。
以下は、生徒の感想です。
入浴介助では、授業で学習した移動の介助技術が生かされ、やりやすかったです。初めは不安定で滑ってしまったり、手順が分からなくなったりしていたけれど、回数を重ねるごとに安定していき自信が出てきました。実際の介助では浮力もあるのでよりやりやすいと聞き安心しました。
【中学校】授業のようす(11/25)
福島大学生活協同組合の職員3名が来校し、3年1組国語科の授業を参観しました。
学校現場で一人一台端末(タブレットPC)がどのように活用されているのか、これから教職を目指す学生に向けて教示できることを学びたい、とのことでした。
本時は、教科書の題材である「私を束ねないで(新川和江)」に出てくる事柄について、その言葉にどのような印象を持ったかを「Google Jamboard(ホワイトボード機能)」に各自が示したり、事柄をインターネットで調べたりするなどして、端末を使ってより良く学習を進めることができました。※WiFi回線接続の影響でノートに記述しながら学ぶ生徒もいました。
本校では、国語だけでなく、様々な教科で一人一台端末を効果的に活用しています。
【探究活動】3年次探究活動・情報科学同好会イベント参加
3年次探究活動・情報科学同好会において、福島県主催で11/19・20両日Jビレッジを会場に開催された「あそべあつまれゼロカーボンフェス in Jビレッジ」に参加してきました。次のリンクから参加の様子をご覧ください。⇒ Jビレッジ - イベント参加の様子.pdf
【工業】ものづくりマイスター事業の取組み
【中学校】(2・3年スポーツ生)「ウォーミングアップ・クールダウン・ストレッチ講座」(11/24)
医療創生大学・健康医療科学部助教授で、福島県認定アスレティックトレーナーの今野裕樹先生をお招きして、2・3年スポーツ生を対象に「ウォーミングアップ・クールダウン・ストレッチ講座」を実施しました。
スポーツ生が日常的に行っている【静】と【動】の動きについて、その意味合いや効果的な実施方法について理解を深めたり、実際に実技を行ったりして、今後のトレーニングのブラッシュアップを図りました。
今野先生の言葉「言われたままにやるよりも、その理由を考えながらやったほうが効果的である。」
【中学校】清掃のようす(11/24)
給食・SHRの後は「清掃」の時間です。
心を落ち着かせながら、目の前のゴミ・汚れと対峙します。
生徒たちの活動により、校舎はいつもピカピカです!
【広島研修】 高校1・2年次が参加しました
10月28~30日に高校1・2年の希望者で広島研修に行きました。
この研修の目的は原爆被害から復興をなした広島を学ぶことです。
例年は高校2年次が参加する行事ですが、
本年は1年次にも参加を呼びかけ計25名での参加です。
初日は広島県の国泰寺高校の2年生と30分の交流と
平和記念資料館の見学です。
じっくり時間をかけて原爆被害について学びました。
二日目の午前中は国泰寺高校有志と交流しました。
9人の生徒が来てくださり、
こちらの5班に1~2人入ってディスカッションをしました。
全体テーマを
「ヒロシマとフクシマの高校生でいること
~復興・継承・未来について~」とし、
あっちの生徒に「福島のイメージ、小中のころの平和教育、
ヒロシマの高校生だと意識する体験」
本校生から「広島のイメージ、平和資料館の感想」を出し合い、
フリーディスカッションでは
「そもそも何のために後世に伝えていくのだろう?」
「「最後の話者」がいなくなる広島の伝承」
「自分たちの世代がフクシマを伝える「最後の話者」であること」
について話してもらいました。
広島で福島で生まれたからってそういうのを期待されるのも重い、
という意見や伝承する意味ってあるの、という意見も出ました。
教員からは「人間の愚かさを舐めないほうがいい(だから伝えていかなければ)」とコメントがありました。
13時からは被爆体験講話です。
メッセージ性の強い重みのある話をされる方で、
終了後も生徒からは質問が挙がりました。
次いでボランティアガイドさんによる公園案内です。
被爆アオギリ、骨塚、韓国人慰霊碑、原爆ドーム、爆心地など見ました。
市内南東のほうに移動して陸軍被服支廠跡もガイドしてもらいました。
二日目は午前中に「別に伝承せんでも」と出たところで、
被爆者の方から「伝えていくべき!」と訴えられ、
最後の被服支廠では「残したものをどう活用するか」
を考える展開になりました。
三日目は宮島を見学し帰路につきました。
【中学校】授業のようす(11/22)
本日は、中学校全学年で道徳の授業を行いました。
1年生は「礼儀 社会的公正とは?」の内容で、これまでの学習から挙げられた8つの問いから以下の3つを選び、次時でそれぞれの問いについてグループをつくり哲学対話を行います。
1組:①場の空気が読める言動をするには?
②差別・偏見がなく、争いがない社会をつくるには?
③日本の礼儀を世界に活かすには?
2組:①もしも日本に礼儀がなかったらどうなっていた?
②差別・偏見がなく、争いがない社会をつくるには?
③日本の礼儀を世界に活かすには?
2年生は、それぞれの学級で以下のテーマをもとに次時の哲学対話に向けた「問い出し」の対話をしました。
1組:「友情と信頼関係について」
2組:「自分の失敗した経験について」
3年生は、学級を超えて以下の問いに対して「哲学対話」を行いました。
3年①:「働くことで『やりがい』と『もらえるお金』どちらが大切?」
3年②:「労力と年収がつりあっていないのはなぜ?」
目の前の「問い」に対して、自らの経験や考えを述べる。
相手の考えを傾聴し、自分の考えと照らし合わせる。
そして、自らを大切にしつつ、多様な考え方を受け入れる。
これは、本校の人材育成要件「ルーブリック」にもつながる大切な活動です。
ルーブリック評価D【表現・発信力】
・どのような場でも、自分の考えを共感してもらえるように発信できる。
ルーブリック評価E【他者との協働力】
・異なる考えの人でも協力し互いに高め合う行動がとれる。
ルーブリック評価H【寛容さ】
・異なる考えや立場の人のことも気づかい、受け入れ、互いに高め合える。