2017年9月の記事一覧
【英語科】授業風景
本校の英語の授業では、主体的・対話的で深い学びを意識した実践を行っています。1年生のコミュニケーション英語Ⅰのクラスではインフォメーショントランスファーという手法や生徒によるプレゼンテーションを用いて、生徒たちが対話を通して学んでいます。また、先日は2年生のコミュニケーション英語Ⅱのクラスで、ポスターセッション形式の授業が行われました。興味深い発表が多く、教室中に質問が飛び交っていました。
<コミュニケーション英語Ⅰ>
☆グループ内でプレゼンテーションをして代表者を決めています。
☆対話や読解、発表に使っているワークシートです。
<コミュニケーション英語Ⅱ>
☆ポスターセッションです。見事に聴衆を引きつけています。
手話スピーチコンテスト出場 第3位!
8月26日(土)、東京の有楽町朝日ホールにおいて手話によるスピーチコンテストが開催されました。今年度は、全国から84名の応募があり、作文による1次選考、映像による2次選考を通過し、最終選考に進んだ10名の中から、本校2年次の青木凜華さんが、第3位の表彰を受けました。
スピーチでは、手話を覚えるきっかけとなった出会いや手話の魅力、今後の願いなどを表現し、体や空間を大きく使って、豊かな表情と動きで伝える姿が印象に残るものとなりました。
発表後は、「今までで1番感情を込めて伝えることができた。順位よりも、この場に立ってスピーチできたことが嬉しい。」と話していました。
今後も、手話の魅力や大切さを、多くの人に伝えていけることを期待しています。
生徒国際イノベーションフォーラム2017に参加しました
8月2日(水)~4日(金)にかけて、東京の国立オリンピック記念青少年センターで実施された「生徒国際イノベーションフォーラム2017」に参加しました。
「生徒国際イノベーションフォーラム2017」とは、「地方創生イノベーションスクール2030」の集大成として、東北、福井、和歌山、広島、島根の各クラスターが海外の連携校とともに、2030年に予想される地域の課題(少子高齢化、移民社会、環境問題など)や地方創生について学び、活動した報告を行う国際会議です。
当日は、15の国や地域から、200名を超える中高生が参加し、本校からは12名(1年次生3名、2年次生7名、3年次生3名)が参加しました。
●1日目
開会式で、各クラスターの紹介と文化交流を行いました。
●2日目
クラスターごとにポスターセッションを実施。
ラウンドテーブルにて、
1. MIGRATION TOPICS 移民の権利について
2. Economic migrants/Inclusive growth 経済成長は誰が分け合うのか
3.Climate change 温暖化をストップするために
4.Job security 世界の将来の仕事
5.Media and Technology 報道のあり方
6.De-population/Aging issue どうやって地域を守っていくのか。
などのテーマについて議論しました。
●3日目
閉会式で「国際協働をすすめ、課題解決方法を見つけ、世界を創造していく。」という共同宣言を発表しました。
<発表したポスター>
<参加生徒の感想>
・自分じゃ出てこない意見を違う人からの考えだとまったく違ったものなどの意見を出してもらって、「なるほど」などの共感や「そういう考えもあるのか」ということが体験できてとてもタメになったと思いました。
・肌の色とか言語が違うと自分と全く違うような気がしてしまうが話してみると通じる点が多くあり、何よりもリラックスして話すことが大切。
・一方的な視点ではなく、多方的に幅広い知識を学ぶことで、海外の問題にもついていきやすくなると感じました。
・本当に重要なこと(難民問題や地球温暖化、貧困問題など)は世界の人たちと話し合わなければ解決できない。だからこそ、まずは国際交流をし、お互いの文化などを知ることが大切なのだと思う。
・自分の意見を伝え、それに海外の人がうなずいてくれた事がとてもうれしかった。
・この活動を通して、まとめる能力が成長したと周りの人から言われた。私はあまり周りの人と話すのは得意な方ではなかったが、この活動を通して、いろいろな面で成長したと思う。この成長してきたことを生かしていきたい。
・もっとうまく英語が話せればなと思いました。なので、これから英語での会話がうまく、自然にできるようになりたいと思います。もっと英語を練習していこうと思いました。