2021年7月の記事一覧
【中学校】哲学対話(7/13)その2
3年2組の哲学対話。Bグループの様子から。
この日のBグループの問いは「困っている人を助けるのは正義?思いやり?」
「正義」と「思いやり」、なかなか対にしにくい価値を扱ってみたところに、Bグループのやる気を感じました。
対話は、「思いやり」をベースに進行。「思いやりとはよく言うけれど、おせっかいにもなり得る」「本当の思いやりとは?」「私はどちらでもない。困っている人を助ける行為は自己満足にも思える」「感謝されることで自分の存在意義を感じることもある。相手のことを考えることが大事」「僕は、自力で問題を解いていて、もう少しでできそうなのに、いらぬ助言を受けることがある。困っている相手を見てすぐ手を差し伸べるのではなく、相手が何を求めているのかまで考える必要があるのでは?」「正義は個人の価値観で、思いやりは世界共通の考えでは?」「その逆では?」「お互いの正義がぶつかり合って戦争が起きる、思いやりは平和を生む」「正義は、相手を思いやる暇がないのでは?緊急事態において人を助ける際に瞬時に起こる思いが正義では?」
対話は深まりを見せる中、ある女子生徒が「思いやりの漢字には『心』が付いているので、心を通い合わせるところが大事なのでは」と発言。この発言で、対話は、「私たちは、心を通じ合わせて生きているか?」というステージへ進行。「SNSの使い方はどうか?」「相手のことを知ることが大事」「知るためにはどうしたら良いのだろうか?」というところで終了。その後の自己対話では、振り返りシートに黙々と記述する姿がありました。
哲学対話は、今年度、特任講師として新たに堀越耀介先生をお招きしました。コロナ禍により、現在はオンラインでご指導をいただいています。また、授業後のカンファレンスでもご指導いただいています。
生徒にとっても、私たちにとっても心強い存在です。再び対面で哲学対話できる日を心待ちにしています!
【中学校】哲学対話(7/13)その1
毎週火曜日は全校で「哲学対話」に取り組んでいます。
この日の3年2組は、2グループに分かれて哲学対話を行っていました。
前回の学習を通じて、Aグループが見出した問いは、「違いを尊重することは、嫌な考えだとしても必要なのか?」でした。全体的に「ある程度尊重することは必要なのでは?」という流れで対話が進んでいたところ、この問いを提案した生徒が、「私は、『どうしても嫌な考えだとしても必要なのか?』という思いで提案したんです!」と発話。すると、全体の流れが一変。「『どうしても』ということであれば尊重する必要までには至らないのでは?」という展開へ。さらに、「だったら、どこまで尊重できるのか?」「自分に有益かで判断することになる」「正しいと思える考えならまだいいが、正しくない考え、間違っていると思う考えだったら、ちゃんと指摘すべきでは?」「相手の意見を尊重するというよりも、相手の考えを表面だけでなく、背景まで理解しようとすることの方が大切なのではないか?」「これだけは譲れないという意志を持つことが大事だ」といった発話へ。
最終的に「よく分からなくなってしまった」という生徒も。しかし、それは、思考を放棄しているのではなく、他者の価値観に触れながら熟議し、混乱している状況における発話。
いつものように、まとめることはせず、制限時間を超えたところで終了し、自己対話(振り返りシートへの記入)へ。さて、混乱し、悶々としていた生徒、どんなことを記述するかきになるところです。
【商業】”おのざき”で販売しました。
令和3年7月15日(木)
鮮場やっちゃば平店 おのざき にて販売しました。
おのざきの店頭に、富岡町産玉ねぎ【浜の輝】を使った商品が並びました。
パッケージには、生徒デザインのキャラクターが!
密にならないように、パネルを持って出入口に立ちました。
富岡町のはっぴを着用して、商品の説明をしました。
購入いただいた方には、【浜の輝】を1つプレゼントしました。
中学生が考えたメニューや浜の輝の説明POPが入っています。
潮の目食堂にも、浜の輝使っているよのポスターを掲示しました。
おのざき4代目より、締めの言葉を頂きました。
【中学校】ビクトリー生の壮行会開催(7/13)
お昼の放送で、バドミントン部とレスリング部の壮行会を行いました。
レスリング部は、7月18日(日)に茨城県で開催される中学生選抜大会に出場します。メンバーは、全員1年生です。中学生となって初めての大会出場となります。また、各大会の中止が相次ぎ、レスリング部としてもおよそ2年ぶりの大会出場となります。先輩方のくやしい思いも受けて、全力で大会に参加します!とのあいさつは堂々としていました。
バドミントン部は、7月15日(木)~17日(金)に郡山市で開催される中体連県大会に出場します。男女各部長から、メンバー紹介と目標、そして意気込みが発表されました。中体連は、やはり2年ぶりの開催。これまで試合をする機会はありましたが、中体連は、やはりプレッシャーを感じるとのこと。そんな中でも、自分を信じ、仲間を信じ、お世話になっている方への感謝の気持ちを大事にチャレンジしてきます!との力強いあいさつが印象的でした。
長い夏!となるように、全校で応援しています。頑張っていきましょう!
【商業】フクラム基金で商品開発
令和3年7月14日(水)
本校にて
県観光交流局県産品振興戦略課 加藤課長と名刺交換をしました。
フクラムカード推進協議会 大沼委員より フクラムカード事業の説明を受けました。
本校2期生石井さん(一社結び葉代表理事)へFukurum法人カード企業表彰を受けました。
石井先輩も、在学中はフクラム基金を受けて商品開発を行いました。
私たち5期生も、フクラム基金での商品開発を進めていきます。
一つ一つ実現していきます。
生徒たちの意気込みは、以下のリンク先よりご確認ください。
【中学・高校】スタンフォード大学 池野文昭先生 来校
へき地医療の専門家でもあり、現在スタンフォード大学で医療機器ベンチャー起業の支援などに取り組まれている、池野文昭先生が来校され、高校2年生2名、中学3年生4名の生徒と意見交換を行いました。
今回参加した生徒たちは医療系の関心が強く、自己紹介とともに、それぞれが探究活動で取り組んでいる「へき地医療の課題解決の取り組み」や「脳の信号と身体の信号を結び付ける研究(ブレイン・マシン・インターフェース)」、「地場産品を生かした食事を通して健康増進をはかる実践」等の紹介を行いました。
生徒の発表を受けて池野先生からは、各国に比して圧倒的に高い高齢化率を誇る日本の現状や2040年~2050年に日本全国の高齢化率が現在の双葉郡と同等の40%になることを踏まえ、双葉郡で今生徒たちが取り組んでいる課題解決の取り組みは、まさに日本や世界の未来を作る取り組みであるとのお話がありました。
そのうえで、一人一人の生徒たちに対して、探究のプロジェクトや医療の道を志すうえでの助言など、丁寧にアドバイスをいただきました。
あっと言う間に予定の90分が過ぎて閉会となろうとした時、どうしてももう一つ聞きたいと、とある生徒から質問がありました。
「この地域を医療を通して再生したいと考えているが、一方で、へき地で働くことが、最新の情報や、同じ志を持つ医師との交流などの面でハンデにならないか心配もある。どう思われますか。」
池野先生は自治医大を卒業後、へき地での医療に従事されてきたご経験があります。「例えば心臓のバイパス手術など、手術や手技の能力が問われる分野は症例の少ないへき地は不利。しかしながら内科やプライマリーケアのドクターはへき地で不利にならない。コロナ禍によって世界中の学会はすべてオンラインになり、意欲があれば最新の情報は手に入るし、対面での学会参加の際も代診医の派遣の仕組みも整っているから問題ない!」と背中をおしていただきました。
「みんな医療に携わる人間としてのEQ(Emotional intelligence Quotien)が備わっている。引き続き努力をすれば絶対に目標をかなえられる」と力説頂き、それぞれが勇気をいただいた、とても良い時間となりました。
【中学校】7月10日(土)オンライン学校紹介!
小学生を対象に、オンライン学校紹介を実施しました!
生徒が主体となって準備を続けてきました。
今日は、午前中から最終打ち合わせ・リハーサルと最高の発表となるように準備に力を注いでいました!
そして、いよいよ本番です。
生徒は上手く発表できるかと不安な表情。それでも明るく発表しようと笑顔で声を掛け合っていました。
発表が進むにつれて、生徒の緊張もほぐれ、元気で明るい発表が進みます。
そして給食の説明では、給食を語らせたらNO.1というこの方も登場してくれました。
本校の給食の魅力を全力でPRします!
生徒も負けじと学校の魅力・良さを全力で発信!
参加していただいた方にも魅力・良さが伝わったはずです!
そして、無事にオンライン学校紹介を終えることができました。
生徒の顔には、達成感と充実感があふれていました。
7月31日(土)には一般生向け、8月28日(土)にはスポーツ生向けのオープンキャンパス(小学6年生のみ)が実施されます。学校で会えることを楽しみにしています。
今後も探究活動や部活動など様々な取り組みを通して、学校の魅力・良さを発信していきたいと思います!
本日のオンライン学校紹介に参加してくださった皆様ありがとうございました。
【商業】セレクトギフトに玉ねぎ込めて
令和3年7月10日(土)
製造する商品数は、私たちだけではさばききれません。
おのざきに協力をお願いしました。
まずは、おのざき4代目と名刺交換しました。
富岡町産の玉ねぎ【浜の輝】の思いを伝えました。
買いに来られない方用に、ネットショップ用のセレクトギフトを提案し、一緒に考えました。
四代目より「冷凍品と冷蔵品は一緒には送れないよ!」
また、隣接する潮の目食堂でのメニューの提案を行いました。
あら汁に富岡町産の玉ねぎはいかがですか?
お店のSNSにも紹介していただき、ありがとうございます。
東日本大震災後に衰退した第1次産業。
今回は、農業と水産業の応援に繋がりました。
一つ一つ実現する福島です。
【商業】玉ねぎで商品開発しました!
令和3年7月10日(土)
丸又蒲鉾製造を訪問しました。
東日本大震災の時の状況をお伺いしました。
かまぼこの製造過程の説明を受けました。
私たちの玉ねぎも、ここで加工されました。
先週、佐藤商店にカットを依頼した玉ねぎ【浜の輝】を使った厚揚ソフトスティックの試作品が完成していました。
会長と工場長から、商品について説明を受けました。
かまぼこに対する情熱を受け取ることが出来ました。
商品開発を通して、それぞれの思いを受け取りました。
あとは、私たちがお客様への販売で伝えていきます。
【商業】寮に出店しました。
令和3年7月6日(水)立志寮
寮の夏祭りに出店しました。
寮生の友達に喜んでもらえるような”わたあめ”を作るぞ!
今年はお祭りが少ないので、皆さん楽しんでくださいね。
令和3年7月7日(木)海風寮
本校には2つの寮があります。
段々慣れてきたら、わたあめもすごくなりました!
本日、誕生日の方はラッキー!
自分たちでやってみたい!という要望にもお応えしました。
自分でやるのも楽しいね。