ふたば未来学園の日々

カテゴリ:今日の出来事

【中学校・高校】後期終業式を行いました

3月19日(火)

 1年間の締めくくりとなる後期終業式を行いました。

 校長先生から、3月1日の卒業式からの2週間余りの間にも、話しきれないほどの生徒たちの活躍があったという振り返りの後、本校創立10年目となる新年度は、中高一貫の生徒が高校3年生となること、三島長陵校舎の生徒が本校舎で一緒に学びはじめることなど、本校にとって大きな節目の年であるという話がありました。

 また、「感謝」と「挑戦」の気持ちが大切であるという話がありました。素晴らしい環境の中で学業や部活動などに励み、素晴らしい成果を挙げることができることに対し、感謝の気持ちを持って人間性を高めていくことの大切さ、さまざまなことにチャレンジできるように自らチャンスをつかむことが大切さを、野口英世の「人生で変えることができるのは自分と未来だけ」という言葉を交えながらお話しされました。

 18日間の春休みを有意義に過ごし、4月8日の始業式には全ての生徒が元気な姿を見せてくれることを楽しみにしています。新年度は中学生60名、高校生160名の新入生を迎える予定です。本校開校以来の最大人数で新しい年度を迎えるので、これまで以上に学校の勢いが増していくことと思います。

 

 

東日本大震災追悼式

令和6年3月11日(月)

 東日本大震災から13回目の3月を迎えました。

 ふたば未来学園では、毎年3月11日に東日本大震災追悼式を実施しています。

 まず始めに、全校生で東日本大震災時のニュース映像等を見た後に開会となりました。

 その後、元富岡高校長の大和田修先生から講話をいただき、震災前から続く双葉地区教育構想(現在の双葉地区未来創造型リーダー育成構想)の成り立ちや、それによる富岡高校の取組、JFAアカデミー福島のこと、震災後のサテライト校のことなどをお話しいただきました。

 震災の発生した14時46分には、広野町の防災サイレンが鳴り響く中、全ての参加者で黙祷を行いました。

 最後に、生徒代表誓いの言葉をがあり、震災を知り語りついていく決意などが述べられました。

 今年は、能登地方で地震による大きな被害が発生するなど、東日本大震災後各地で大きな地震が起きています。地震、津波、原発事故という複合災害を経験した私たちは、世代を超えてこの経験を語り継いでいきたいと思います。

総合学科高等学校生徒研究発表会

1月17日(水)

 第23回福島県総合学科研究発表会が本校アリーナ1で開催され、福島北、二本松実業、光南、小野、会津学鳳、いわき総合、相馬総合、ふたば未来学園の8校の代表生徒が参加しました。

 午前中、展示発表部門が行われ、本校からはスペシャリスト系列商業3年の髙野睦斗さんが「福島の魚」、スペシャリスト系列工業3年の上田大雅さんが「廃材を使って、エレキギターを作ろう!」をテーマに発表しました。

 午後の口頭発表部門では、スペシャリスト系列農業3年の佐藤愛心さんが、「私と楢葉とさつまいも」と題し、発表しました。

 本校からの観覧者としてスペシャリスト系列の全ての生徒と、アカデミック系列1年の生徒が参加し、他校の発表も含め、多くの取組に触れました。今後の探究活動などの参考となったことと思います。

 

【大学入学共通テスト】ガンバレ高3生

1月12日(金)、明日から始まる「大学入学共通テスト」を前に、受験する高校3年生を集め、決起集会を行いました。

校長先生から「最後は自分との戦いになるので自分の気持ちを高める工夫をしてほしい。緊張する場面は長くともあと2か月、頑張ってほしい」3年次主任の竹内先生から「進路がすでに決まっている生徒も含め、明日からの共通テスト受験は大人に向かう第1歩である。このような大きな規模の試験の緊張感は初めてだと思うが、力を発揮してほしい」などと激励の言葉がありました。

その後、進路指導主事の日渡先生から受験上の注意点や心構えなどについて話があり、「全日程が終わるまで過去を振り返らないことや、受験生は最後の最後まで伸びるが早く寝ることも大切である」などとアドバイスがありました。

最後に、白色の双葉だるまの左目を書き入れ、皆の健闘、受験合格を祈願しました。大学共通テスト、緊張すると思いますが、受験生みんな同じ気持ちです。自分の努力に自信を持って試験に臨んてほしいと思います。

【中高】冬季休業後集会

1月9日(火)

 中学校、高等学校合同の冬季休業後集会を行いました。

 校長先生からのお話の中で今年の目標に「感謝と挑戦」が掲げられ、「感謝」については、本校の開校以来、多方面から支えてくださった皆様への感謝の気持ちの大切さや、人に感謝をすることにより「やろうという気持ち」が起きて自分自身が強くなるということが話されました。「挑戦」については、今年4月に三島長陵校舎の生徒が本校舎に合流するとともに中高一貫の生徒が高校3年生になり形としては完成の年度となるが、今後も挑戦を継続して発展させていく必要があること。大きな失敗をしないために小さな挑戦を繰り返し、チャンスを逃さず掴むことの大切さなどが話されました。

 今年度も残り3か月となりました。すでに高校1年生のドイツ研修が始まっていますが、今月末の三島長陵校舎の終了式、2月からの高校3年次自宅学習、3月の卒業式、東日本大震災追悼式、TGG研修、ブリティッシュヒルズ研修、ニュージーランド研修、ニューヨーク研修など年度末に向けて行事が目白押しです。

 皆さんの学校生活がますます充実していくことを期待いたします。

【中学・高校】第2回避難訓練

11月29日(水)今年度2回目となる防災避難訓練を実施しました。

大きな地震が発生した後に、教室棟1階の調理実習室から出火したという想定で、大きな地震が発生した後の安全確保行動と火災発生時の避難経路を確認し、全ての生徒と教職員が実際にグラウンドに避難しました。

全員が真剣に訓練に取り組んでおり、怪我により移動が困難な生徒に寄り添う生徒の姿も見られるなど、自助だけではなく、共助の精神が身に付いている様子が見られました。避難終了後は、各学級、各ホームルームの長などが本部に速やかに避難者数を報告し、全員の無事を確認しました。

また、今回の避難訓練では、災害救助などでも活躍する防衛省自衛隊相双地域事務所長の森様から御講話をいただきました。地震発生後の火災は多いこと、日頃から家具の転倒防止や避難生活となった場合の備えをすること、大きな地震が起こった際は身を守る行動をとるとともに、火の元を確認し、ガスや電気を止めること、知っていることもやらなけらば知らないことと同じであることなどをお話しいただきました。

【中学・高校】令和5年度 中高合同運動会

 10月13日(金)に、広野町グラウンドで中高合同運動会を実施しました。天候にも恵まれ、心地よい秋晴れの下運動会を行うことができました。

 中学生から高校生まで4色の縦割り班とし、各色での得点を競いながら競技を通して交流を深めました。借り物競走・綱引き・玉入れ・部活動対抗リレー・中高合同リレーの5種目を行いました。静岡県の三島長陵校舎にいるJFAアカデミー福島の生徒も含め、全校生での運動会を大成功に終えることができました。

【図書】京都トヨペット様図書寄贈式

 7月12日(水)、 今年度8年目となる学校図書寄贈式を図書室にて行いました。

 本校の開校以来、 毎年たくさんの学校図書を寄贈してくださっている 京都トヨペット株式会社の代表取締役会長 澤井孝之様、 秘書室 室長の前田のり様がはるばる京都よりおいでくださり、 本校副校長をはじめ教員と、 生徒を代表して中高の図書委員会の役員6名がお迎えしました。

 澤井会長様が、東北・ 福島への震災復興支援として始まった図書寄贈の経緯、そして今、 本校で学び「変革者」 を目指す子どもたちへの熱い想いを話してくださり、 どの生徒も真剣な表情で聞き入っていました。

 今年も中高図書委員長が、 お礼の言葉とともに図書委員会全員のメッセージを載せた感謝状を お渡しました。 最後に笑顔で集合写真を撮って式典を締めくくることができました 。

 当日お披露目された書架には、 中高生の心に響くような幅広いジャンルの書籍がずらりとディスプ レイされ、 参加した生徒からは驚きと歓声の声が上がっていました。 ミステリーや恋愛小説の最新刊から詩集、ドキュメンタリー、 科学、キャリア教育、実用書、 イラストの専門書など幅広くご寄贈いただいております。

 ぜひ生徒の皆さんには、 夏休み中にもたくさん図書室に足を運んでもらい、 寄贈図書をはじめたくさんの素晴らしい本との出会いを楽しんでい ただきたいと思います。

 

記念撮影

 

 図書目録のご寄贈(京都トヨペット株式会社の代表取締役会長 澤井孝之様と 對馬俊晴 副校長)

 

 感謝状贈呈 高校図書委員長 山内永遠 さん
       中学図書委員長 市川眞央 さん 

 

 

 2人とも澤井会長さんの想いを受けて、 自分なりの言葉で堂々とお礼の言葉をお伝えすることができました 。 感謝状も含めて会長さんが笑顔で大変喜んでくださったのが印象的 です。

 

 

 寄贈図書の一部と昨年いただいた電子モニター(司書の齋藤さんがお披露目にあわせてディスプレイしてくださっています)

 

 子どもたちは早く新しい本を読んでみたくてワクワクしています。

 

【中学・高校】避難訓練を実施しました

 6月14日(水)に地震からの火災発生を想定した避難訓練を、事前に天候を把握し避難先をグラウンドから体育館へと変更して行いました。どの生徒も真剣かつ速やかに避難を完了することができました。

 富岡消防署の方から、しっかりした避難の様子であったとの講評をいただき、その後、生徒たちは防火講話を真剣に聞き、災害への備えの大切さを確認していました。



 

 

 

 

 

 

 

【高校2年次】世界史×演劇×哲学対話の授業です。(その2)

 高校2年次アカデミック文系の生徒を対象に、世界史×演劇×哲学対話で体験と対話を通じた学びを行っています。

 前回の演劇で共和政や民主政、独裁制などの政治体制の特徴について、演劇で表現しました。

 本日は哲学対話です。今回はそれをもとにて議論をします。本日の問いは生徒から出された『民主政・共和政・独裁制の中で、もっともよいのはどれか?』というテーマでした。そもそも、政治的に「よい」とはどのようなことから議論を始め、意思決定のスピードや意見の多様性について吟味しました。

 高校に入って初めて哲学対話にチャレンジした生徒も半分ぐらいいたため、生徒たちの中から哲学対話の作法などを自分たちで確認したり、論点を整理したりする流れもあり、初めて参加した生徒も心理的安全圏の中で、議論に参加することができました。

 授業中に政治学者の丸山真男の言葉「ローマ史には人類の経験が凝縮されている」「ローマ史は社会科学の実験場である」を紹介しました。演劇×哲学対話でその言葉を実感できたでしょうか…。

 

【中学校】5/11(木)1・2学年演劇ワークショップ

 5月11日(木)に演劇ワークショップを実施しました。

 1学年は4月の新入生オリエンテーション合宿以来の演劇ワークショップでした。今回は、オリエンテーション合宿と同様に、グループ内で自分のやりたい役を挙げて、劇を創作しました。前回のやり方を踏まえて、もっと面白くする工夫をしていました。今回は創作の時間と発表の時間が計2時間しかない中での創作だったため、準備に苦戦する姿もありましたが、アドリブ要素を加えるなどの工夫をしながら、発表を盛り上げていました。




 2学年は、昨年のオリエンテーション合宿で行った設定で演劇を行いました。昨年は演劇を0から創作することが苦手な様子でしたが、今年は面白い演劇をつくろうと最後まで楽しみながら創作していました。社会に対する鋭い目や感覚も見られるようになり、作品に深みが出ていました。2年生として成長が見られた演劇でした。




 

 

 

【中学校】陸上部地区大会壮行会

本日4時間目に陸上地区大会壮行会を行いました。

生徒会のメンバーと応援委員会が中心となって会を運営しました。

陸上部のメンバーから一言

 

応援委員会と全校生徒からの力強い応援

 

陸上部部長から一言

 

中学校開校以来初めて、全校生徒180人が集合して壮行会を行うことができました。

 みんなからの熱い声援を直接感じることができる素晴らしい機会でした。

 

陸上部の皆さん、自分の力を出し切ってきてください!

学校一丸となって応援しています!

【中学校】授業参観を行いました

 本日授業参観がありました。

 

中学1年生 総合の発表会

  緊張しながらも、たくさんの人の前で堂々と発表していました。

 

中学2年生 哲学対話

 「年上って偉いの?」「中学校になると上下関係がはっきりするのはなんで?」という問いをそれぞれのクラスで出し、各クラス2グループに分かれて対話を進めました。

 どの生徒もいつにもまして真剣に悩み、考える姿が見られました。

 

中学3年生 3-1社会・3-2数学

 3-1社会は第一次世界大戦後の世界に関して学習しました。

 グループでプリントをまとめたり意見を出し合ったりと助け合って学習を進めていました。

3-2は数学で数列に関してを学習しました。石取りゲームでの必勝法を考える姿が真剣でした。

 

 本日はお足元が悪い中、御来校いただき誠にありがとうございました。

 今年度も多岐に渡って御協力いただくと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

【中学1年】総合発表会

本日6,7校時に総合の「地元発表会」がありました。

春休みの課題に各自、自分の出身地の魅力を発見する課題に取り組んでおり、その発表会を行いました。

日本各地色々な場所から本校に入学してきています。

一人一人、自分の出身地の魅力を1年生の仲間に一生懸命伝えていました。

最初は緊張する様子も見られましたが、しっかり発表できました。

聞いている生徒も積極的に質問したり感想を言ったりする様子が見られました。

メモもしっかり取っています。

これから本格的に始まる探究活動がとても楽しみです。

 

【中3】演劇ワークショップ1回目

本日5,6時間目に、中学校3年生になって初めての演劇ワークショップがありました。

「秘密を持っている主人公」で、”匂わせる”演劇をするという今日のお題。

どのチームも楽しそうに内容を考えていました。

最終的に、個性豊かな作品がたくさん登場しました。

思わずクスリと笑ってしまったり、「えーっ!」と声が出るような内容も。

最後にワークショップの先生方から、「今までの経験が生きてきてどんどん良くなっている」とお言葉をいただきました。

中学3年生の今後の成長がとても楽しみです。

次の演劇ワークショップも楽しみですね。

 

 

【中2】GS(グローバル・スタディ)の授業風景

4月25日(火)、中学校2年生のGlobal Study(グローバルスタディ)の授業の様子です。

グループに分かれて、SDGsのインフォグラフィックスを作成しています。
今日は、調べてまとめたものをみらいシアターで発表しました。
どの班もSDGsを自分事としてとらえて、自分たちに何ができるかしっかり考えることができました。
まとめ方にも工夫を凝らしていて、素晴らしかったです。

3人のネイティブスピーカーの先生からコメントを貰ったり、クラスメイトから質問を受けたりしながら、
皆で学びを深めることができました。

今後も世界の一員としてgolobalに物事を見ていけたらいいですね。

 

【中3】美術の授業風景

4月25日(火)、5時間目の中学校3年生の美術の授業の様子です。

今日はタブレットを使用してオリジナルの自己紹介カードを作成していました。

一人ひとり、個性的な作品を作っていました。

完成がとても楽しみです。

【中学2,3年生】哲学対話を行いました。

本日5時間目に、道徳の授業がありました。

2,3年生共に先週から引き続き「あいさつ」について哲学対話を行いました。

どのクラスもどれぞれの問いに真剣に向き合っている様子がとても印象的でした。

来週は「あいさつ」がテーマの哲学対話最終回です。

それぞれが、腑に落ちるまで考える有意義な時間になるといいですね。

 

【職員研修】未来研究会&着任者双葉郡課題把握オリエンテーション

4月6日、新年度を迎え、全職員で職員研修会「未来研究会」を行いました。

今年度よりワールド・ワイド・ラーニング(WWL)コンソーシアム構築支援事業が始まるため、

全教員で目線合わせをし、「探究と教科の往還」をテーマにグループワークや対話をしました。

午後には今年度着任された先生方が「双葉郡課題把握オリエンテーション」に参加しました。

震災から12年たった双葉郡の各地を、富岡町の藤田大さんの案内でバスで回りフィールドワークを行い、

ふたば未来学園で取り組むべき課題についての学びを深めました。

 

ふたば未来学園は、先生自身も「探究」しています。