ふたば未来学園の日々

カテゴリ:中高探究学習

第5回 東北クラスタースクール 報告

 2017年3月24日(金)~26日(日)本校生徒13名(2年生9名、1年生4名)が
宮城県志津川自然の家で行われた第5回東北クラスタースクールに参加した。
2017年8月に東京で開催される国際会議に向けて、中高生を合わせた小グループに分かれて話し合いを持った。東北クラスターは、開会行事、異文化交流、コミュニケーションスペース、夜のパーティー、閉会行事を担当することになった。
 名称は『生徒国際イノベーションフォーラム2017』に決まった。
 本番に向けて、他クラスターと海外のパートナー校と連絡を取り合い、準備していく。
 2日目の午後には、大阪府立大学の井伊直比呂先生から2014年に開催したESD国際会議の進め方についての具体的な話をいただいた。先生からの質問に対して、生徒たちは自分の言葉で表現していた。
<講義の内容>
・東北クラスターの役割は、お皿の役割であり重要である。なぜなら、交流がうまくいかなければ、海外からのゲストの不安を払拭できずに議論がうまくできなくなる。
・企画やイベントも大事だが、基になる気持ちが大切である。一人ひとりを大切にする。
・挙手しても指名されない人がでないように留意する。
・小遣いが持てない国もあるので、いつでも水を飲むことができるようにした。
・議論は勝ち負けだと思っている人がいるので、共創的ディスカッションを楽しむ。
・共創的ディスカッションとは、参加者が「考え(知)」と「経験」を出し合って、共通する「考え(知)」や「経験」などを探し出す。
・自分の優位性を示したり、相手を否定したりするのではなく、それぞれの考えをどのように自分の考えや成長に生かす。
・ディベートで負けた方は、悔しさしか残らない。
・「どうせ」と思わせてはいけない。「だる」はやる気を失くすので言わない。
・発表は学習発表や紹介だけではなく、何が問題だと思うか(課題提示)と自分たちはどう思う(主張)を書くと意見を寄せてもらえる。

野村総合研究所の岸浩聡氏さんからの講義
<講義の内容>
・2030年の仕事と働き方
・労働力人口800万人減少
・日本にいる外国人はなかなか増えていない。→働き手に獲得競争が起こる。
・人工知能(AI)で49%の仕事はできる。事務職、会計士もなくなる。
・日本はAIの発展をpositiveに受け入れられている。
・物流、倉庫でAIが活用されている。自動運転で、幹線道路を運転。2020年~2025年。
・AIと共存し、新しい仕事、新しい仕事を生み出す。
・AIの導入は、経済合理性、社会の受容性に左右される。
・人間にしかできない仕事は、創造性・協調性・非定型の仕事である。
・必要なスキルは、ネゴシエーター、カリスマ、火消し役(問題処理)である。
<2日目夜>
広島クラスターとSkypeでつなぎ、フォーラムの流れと目的を共有した。
ふたば未来学園は、閉会行事と異文化交流を担当することになった。

<3日目>
学校ごとに8月までのロードマップを考えた。
ルーブリックを記入した。自己評価の後に周りの生徒から客観的な評価を受けた。
帰路の途中で代表生徒が、津波の被害が大きかった石巻市立大川小学校を訪問し、犠牲者に対して焼香し、黙とうした。その校舎には、一輪車が得意な小学生が元気で生活していたことを心に刻んだ。

全体を通して、2年生は後輩に引き継ぐために、わかりやすく説明しようとする姿が見られた。1年生は今後のスクールを支えていこうとする覚悟が育っていくのが感じられた。
研修の成果を全校生徒に伝え、本校の未来創造探究を進めるうえでのリーダーになっていってほしい。

<活動の様子>
  
  

第4回東北クラスタースクールが行われました

 平成28年12月26日~28日まで2泊3日で、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターで実施された第4回東北クラスタースクールに参加しました。来年8月に実施する「国際会議」の目的・意義を知り、デザインすることが本研修の大きな目標です。
 1日目の午後は、3つのチーム(福島市・気仙沼・ふたば未来)の活動の発表をした後に、株式会社ウインズ・インターナショナルの中島昭雄氏から「企画の立て方」についての講義を受けました。

 講義の中では、「イベントは99%準備で決まるこ
と」「情報の収集・選択そして遮断が大切」「企画を立
てたら一度必ず壊して、再構築すること」「BSworld
 newsで各国のトップニュースを見ること」などのお
話がありました。
 そして、3つのチームの国際ラウンドテーブル担当
生徒は、別室で和歌山クラスター、広島クラスターの生徒と意見交換を行いました。
 広島クラスターの生徒は、国際会議へのイメージをすでに持っており、東北クラスターの生徒も各自が主体性を持って取り組まなければならないという危機感を持ちました。3チームの活動もさらにブラッシュアップをし、世界に訴えるコアメッセージを考えなければならないと思いました。

 2日目の午前は、国立研究開発法人理化学研究所理事の加藤重治氏から講義を受けました。
 2014年に日本の岡山市と名古屋市で行われた「ESD(持続可能な開発のための教育)に関するユネスコ世界会議」についての話を聴き、国際会議をするための進め方、組み立て方を教わりました。高校生フォーラムでは、共創的ディスカッションと日本の高校生の手作りなど本番に向けて周到な準備をしたことを学びました。

 午後は、「異文化体験の実践をしよう」という題で、国際会議にインドとフランスから来た外国の方に英語で自分たちの活動を紹介しました。自分たちの活動を英語で表現することで、改めて内容を深く把握するとともに、発表に関する専門用語を英語でインプットすることができた。
 また、地域の活動を再構成し、プレゼンテーションとしてまとめました。自分たちの活動のモチベーションを自分の言葉で表現することができ、今後主体性を持って取り組んでいくことができることを確信しました。
 別会場では、国際会議実行委員会が行われました。「地方創生イノベーションスクール2030の成果の発信」と「2030年の学校・教育イノベーションを考えること」のどちらを発表するかは明確になりませんでしたが、高校生が主役で、優先順位をつけながら高校生がやりたいことを見つけてあげること、同士を募りゴールを目指すことなどが確認されました。
 午後の部が終わってから、それぞれの会場の内容を共有し、和歌山クラスターの「カナダ研修で学んだ日本とカナダの学校教育の違い」の報告を聴いたり、チームごとの打合せをしたりしました。

 第5回東北クラスタースクールは、平成29年3月24日(金)~26日(日)宮城県志津川町で実施することになりました。

ふるさと創造学サミットが開催されました

12月3日(日)、郡山市ビックパレットでふるさと創造学サミットが開催されました。
1年次生は、「産業社会と人間」の授業で作成した演劇を発表しました。演劇の台本は、地域の課題をテーマとし、地域での取材をもとに作成したものです。発表内容は、原発事故後、県外と地元感覚の違い、県内での捉え方の温度差、当事者でしかわからない苦悩を表現したものです。
2年次生は、未来創造探究の取組みについて、6つの探究班の代表として原子力防災探究班の佐藤勇樹が発表を行いました。発表内容は、地元の畑で栽培した野菜を通じて、コミュニティの再生を図ろうというものです。

☆演劇発表の様子             ☆未来創造探究の活動について紹介
  

☆クロージングセレモニーの様子

「ふるさと創造学」の演劇を紹介します

 「ふるさと創造学」とは、子どもたちが主体的に参加し、仲間と深く考えながら課題を解決しようとする教育活動です。双葉郡の中学校などと連携し、課題が山積する地域の未来を切り開く学びです。本校では、1年次の「産業社会と人間」で、地域の課題を調査するために、現地を訪問し、フィールドワークで現地を取材訪問して、自分たちが考えたことを演劇で表現します。

〈フィールドワークの様子〉
富岡町土木事務所              レストラン アルパインローズ
  
〈演劇指導の様子〉
インタビュー練習
  

長野県上田高等学校生と交流しました

 スーパーグローバルハイスクールに指定されている長野県上田高等学校の2年生10名が来校しました。
 本校の南郷副校長から学校概要の説明後、丹野校長からSGH課題研究に取り組む高校生の共通点として、①自分たちの未来は自分で作っていること。②共通の価値(多様性、人権など)を見出し、協同しようとしていること。③世界とつながろうとしていること。を挙げていただきました。
 その後、本校生から授業で実施している探究活動の再生可能エネルギー探究班、スポーツと健康探究班、福祉と健康探究班の説明がありました。
 上田高校からは、学校概要の説明や台湾研修旅行、フィリピンスタディワーク、課題研究の『災害と地名の関連性』の発表があり、調査が細かいところまでされていることがわかり、今後の本校生の探究活動の参考となりました。
 交流会の最後には、自由にディスカッションする時間を設けられ、文化祭や修学旅行の話もありましたが、原発や原発の再稼動について意見を出し合う場面も見られ、有意義な時間となりました。

<活動の様子>

  
  

IEA-RETDワークショップに参加しました

 郡山市ホテルハマツでIEA-RETD(International Energy Agency-Renewable Energy Technology Deployment)ワークショップが開催されました。
 本校からは、再生可能エネルギー探究班で活動している生徒2名が参加して、フランス、ノルウェー、アイルランド、ドイツの再生可能エネルギー政策を聴きました。その後、「再生可能エネルギー活用による地域経済活性化の優良政策ケーススタディ」を聴き、今後の探究活動の大きなヒントにすることができました。
 再生可能エネルギー電力のガス化利用の成果が発表されました。ヨーロッパは、水素利用が進んでおり、計画も野心的でした。
 海外の研修者に遠藤健次くん(2年2組)が質問しました。
「原子力をなくして、電力は不足しないのか?」
「段階的に原子力発電を少なくしていくのと同時に、再生可能エネルギーの普及していくことにより、十分な電力を賄える試算がされています。」
との解答。変革者は自分たち、それをやるだけだという気持ちを強く持てた研修でした。

   
   

太陽光パネルをつくりました

 いわきおてんとSUN企業組合の御協力により、未来創造探究の時間に再生可能エネルギー探求班の生徒20名が参加し、ソーラーパネルを作成しました。

    街中でも見かけるようになり、身近になってきたソーラーパネルも、発電の仕組みや電圧、電流、接続のしくみなど知らないことが多いことがわかりました。
また、ネパールの電力事情の話を聞くことができ、世界へ視野を広げることができました。作ったパネルは、探究後、ネパールに届けることも決めました。

  中学校の技術の授業で使用した、はんだごてで、ソーラーパネルの配線を接続していきます。
 プラスとマイナスをショートさせると、パネル全体が使えなくなるため、集中力を高めて作業をしました。

 
    電源車の中のプレートを使い、140℃以上の熱でプレスして、配線を接続したパネルをラミネートします。
 車内はとても熱くなり、ものづくりの大変さを実感することができました。

広野町メガソーラー・福島県環境創造センターを見学しました

 広野町メガソーラーと福島県環境創造センター(南相馬市)を見学しました。
 未来創造探究の再生可能エネルギー探究班で学習している生徒8名、教員1名が参加しました。

  広野町メガソーラーを見学しました。山の上の小高い場所に設置されていました。

 福島県の目標である2040年に電力の100%を再生可能エネルギーで賄う事業の一環として、広野町でも町有地の有効利用をしていることを学びました。
 
   環境創造センターでは、福島県環境共生課の職員から「地球温暖化問題について」の講義、県エネルギー課の職員から「再生可能エネルギー先駆けの地アクションプランの主な成果」の講義をいただきました。

 グローバルな視点で考えることができ、これから再生可能エネルギーが、ますます重要になることが、よくわかりました。

 研修の最後には、広野町役場内で、本多副町長から、一人ずつ研修の感想を求められました。
 「広野町に住んでいながら、はじめて町のメガソーラーを見た。広野町の良い気候を上手に活かした施設だと思った。」

など全員が自分の言葉で、感想を述べました。

 

再生可能エネルギー研修を実施しました

 南相馬市の再生可能エネルギー関連の施設を訪問しました。
 施設訪問には、生徒1名、未来創造探究の再生可能エネルギー探究班、原子力防災探究班のそれぞれの担当教員1名が参加しました。

 まず、電気を発電するために多くの動力を必要であることを体験しました。

 人力よりも水力の方が、安定して長時間発電ができることを体験しました。

 山がちな地形で、川の流れが速い日本や福島県において、マイクロ水力発電の可能性を実感できました。
 
   太陽光発電は、曇りの日でも発電できることが、わかりました。パネルの向きや角度を変化させると、発電量も変化することがわかりました。

 太陽光発電と併用して、蓄電システムや電気分解の水素による貯蔵ができれば安定供給につながると思いました。
 藻類培養研究所を訪問しました。藻から石油を取る設備があり、世界で1台しかない機械も見ることができました。
 光合成する藻から燃料を得ることができれば、二酸化炭素も増えることなく、地球環境にやさしいエネルギーになると思いました。
 今後は、コスト削減に取り組む必要があります。
 
   午後からは、原町高校自然科学部のメンバーと一緒に太陽光パネルを制作しました。
 太陽光パネルは、身近になってきましたが、その原理と構造を改めて学習することができました。
 原町高校のみなさん、ありがとうございました。

地方創生イノベーションスクール2030第3回東北クラスターに参加しました

 8月16日(火)~19日(金)地方創生イノベーションスクール2030第3回東北クラスターが開催されました。本校から15名(2年生9名、1年生6名)、福島市チームから16名(岳陽中、福島二中)、気仙沼チームから13名(鹿折中、松岩中、唐桑中、気仙沼中、津谷中、大島中、気仙沼高校)が参加しました。

<1日目>
 3月に実施した第2回東北クラスター以降の活動報告がありました。
福島市チームは、福島市の魅力を伝える観光ツアーを実施したことが報告され、本校からは、復興を大テーマに活動している6つの探究班(原子力防災探究、メディアコミュニケーション探究、再生可能エネルギー探究、アグリビジネス探究、スポーツと健康探究、健康と福祉探究)の課題探究内容を報告しました。
次に、第3回東北クラスターに初めて参加する気仙沼チームにこれまでのスクールで学んだことを生徒が報告しました。「2030年の課題」「外国と日本の比較」「海外の先進事例」などを報告しました。
 この日の夜は、スクール内で「海外連携担当」「産官学連携担当」「PRコミュニケーション担当」「映像記録担当」「会議コンテンツ担当」のチームに分かれて、打合せを行いました。

<2日目>
 法政大学の坂本旬先生より、「映像制作で何が重要か考えよう」をテーマに講義をしていただき、メッセージ性のある映像をつくるには、どのような材料が必要かを学びました。
 続いて、ドイツ大使館から講師を招き、「ドイツの環境・エネルギー政策」について講演をしていただき、脱原発を決断したドイツの政策は、2030年のエネルギー問題を考えるために大いに参考となるものでした。
 午後からは、被災地の現状、復興の様子を自分の目で見るために
・広野町 株式会社新妻有機農園
・小名浜 小名浜機船底曳網漁業協同組合
・湯本  古滝屋旅館
の3つのグループに分かれて取材し、「未来を担う子どもたちに対する話」「復興に向けて努力している現状」「思うように復興が進まない現状」など貴重なお話を聞くことができました。

<3日目>
 スクールを通して何が成長できたのか、相手に何を伝えたいかを考えた、セルフ・ストーリーを組み立てました。
この組み立てには、学生や大人も入って支援し、内面にあった想いを、時間をかけて表現することができました。夜遅くまで、作業をしていた生徒も多くいました。

<4日目>
 完成した「デジタルストーリーテリング」を発表しました。それぞれ自分に向き合って、未来へ向けての生き方を考える、幸せとは何かを考える、良い作品ばかりでした。

 今回のスクールを通して、個人から社会へ考えることを身に付け、誰も経験したことのない時代をどう生きるかを考えることのできる人材に成長していってほしいと思います。

<活動の様子>
   
   
   
   
   

千葉県浦安市の中学生と交流しました

 8月18日(木)千葉県浦安市の中学生27名が「ふるさとうらやす立志塾」の活動として広野町を訪れ、本校生と交流しました。
中学生と一緒に広野町フィールドワークに参加した後、昼食をとりながら互いの地域について話したり、フィールドワークで感じたことを共有したりしました。続いて本校の丹野校長から、ふたば未来学園高校設立の経緯等について講話がありました。その後はグループに分かれ、本校生が東日本大震災の経験を語ったり、ふるさとのために今自分たちができることは何かなどについて対話、意見交換をしたりしました。
交流を通じて、ふるさとへの想いを改めて感じることができました。ありがとうございました。

<活動の様子>
   
   

産業総合研究所福島再生可能エネルギー研究所で研修しました

 再生可能エネルギー探究班10名で、郡山市にある産業総合研究所福島再生可能エネルギー研究所を訪れました。 
1 風車タワーの内部
2 地中熱利用システムの実証試験場
3 ナノワイヤー太陽電池技術
4 太陽電池製造ライン
の4箇所を見学し、説明を受けました。
また、福島高等学校スーパーサイエンス部の「マグネシウム二次電池の研究~自給可能な資源による電池を目指して~」の発表を聞き、生徒たちは、大きな刺激を受けました。

<活動の様子>
     
   

「東北発☆未来塾」企画『高校生のチカラ』が放送されました

 2016年7月「東北発☆未来塾」企画『高校生のチカラ』が、NHKのEテレにて放送されました。
 この放送では本校生が塾生となり、島根県海土町の島前高校の「高校魅力化プロジェクト」に携わった岩本悠氏の案内によって、島前高校の高校生と交流して、高校生の力が地域を魅力的にするアイデアを探りました。
 塾生は、そのヒントをもとに、自分たちでアイデアを練り、プレゼンテーションに臨んだ様子が放送されました。

 ☆放送された内容については、下記の外部リンクより閲覧できます。
  ●第1週「悠さんによる島の三段活用 過去・現在・未来」

2016年7月4日(月)放送分

  ●第2週「悠さんによる三次関数 自分×学校×地域=?」

2016年7月11日(月)放送分

  ●第3週「悠さんによる熱伝導則 若者の情熱は伝播する」

2016年7月18日(月)放送分

地方創生イノベーションスクール2030地域スクールを行いました

7月25日(月)講師に東京大学および慶応義塾大学教授、文部科学大臣補佐官の鈴木寛先生を迎え、「地方創生イノベーションスクール2030地域スクール」を行いました。
 2年生は、今年度の取り組んでいる各探究班(原子力防災探究、メディアコミュニケーション探究、再生可能エネルギー探究、スポーツと健康探究、健康と福祉探究)の活動報告と今後の展開を発表しました。

 1年生は、各探究班の海外での先進事例の紹介をしました。

 鈴木寛先生から一人ずつ会話しながらアドバイスをいただきました。

<当日のイノベーションスクールの様子>
   

いわき明星大学との連携プログラムが終了しました

 7月21日(木)、いわき明星大学との高大連携プログラムが実施されました。6月から3回にわたって実施された本プログラムも今回で完結しました。
 「遊びに来てもらえる浜通り」をテーマに、本校生と大学生が3つのチームを作り、それぞれ浜通りの特色をアピールする旅行プランを考えました。最終回となる今回はチームで練り上げた企画のポスタープレゼンテーションを行い、参加者投票の結果、夏休みに親子で川内村の自然を満喫する「飛び出せ!福島川内の森~記憶に残るこの自然~」が優勝しました。
 本校からの参加者14名は全員が浜通り出身でしたが、震災後ふるさとを離れた期間が長いこともあって、地元の観光地を意外と知らない生徒が多く悪戦苦闘が続いていましたが、どの班も自分たちが生まれ育った地域を調べていく中で、改めてふるさとの魅力に気づくことができ、当日は立派なプレゼンを行いました。
 今回のプログラムはふるさとについて自ら考え、ともに学びを深め合う有意義な機会となりました。いわき明星大学のみなさん、本当にありがとうございました。

1班のプラン「浜を縦断with福島の高校生」

   

2班のプラン「体験浜通り」

   

3班のプラン「飛び出せ!福島川内の森~記憶に残るこの自然~」

   

地方創生イノベーションスクール2030地域スクールを実施しました

 地方創生イノベーションスクールとは、2030年の課題を意識しながら「地方創生」をテーマに、国内の複数の地域でクラスターを組織し、海外と連携しながら、各々の地域課題を解決するプロジェクトを中高生が行うものです。
 本校が参加している「東北クラスター」では、震災復興や環境問題、再生可能エネルギーなどの課題に取り組みます。
 7月20日(水)本校で地域スクールを実施しました。講師として、元UNISEF職員で、現香港中文大学グローバルスタディ副プログラム長の水野谷優先生にお越しいただきました。
本日の地域スクールでは、問題分析と目的分析の段階で「原因-結果」および「手段-目的」といった因果関係にもとづいて現状分析を行いました。そして、プロジェクトによる目標達成のプロセスを論理積み上げという視点から整理しました。参加した生徒たちは、論理的思考の重要性を学ぶことができました。

 地域スクールのはじめに、ユニセフで長く勤められたケニアの話をしていただき、選挙のために民族紛争が起こることや衛生状態の改善の取り組みなどの話をしていただきました。
   

 次にプロジェクト実施行程のマネジメントのために、PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)手法を学習し、最後にグループワークの発表を行いました。
 <PCM手法>
  ①問題分析
   多く挙げられた原因を直接原因、間接原因、構造的原因に分類します。
  ②目的分析
   問題が解決された将来の望ましい状態をまとめる。
  ③プロジェクトの選択
   ブレイン・ストーミングで出たプロジェクトの中から最適な案を選択していきます。
       

 今後のイノベーションスクールの活動や1年次生の産業社会と人間での演劇制作、2年次生の未来創造探究、さらに来年に国連で発表する際にも、今日の学びを活かすことができるようにしたいと思います。

地方創生イノベーションスクール2030地域スクールを実施しました

 地方創生イノベーションスクールとは、2030年の課題を意識しながら「地方創生」をテーマに、国内の複数の地域でクラスターを組織し、海外と連携しながら、各々の地域課題を解決するプロジェクトを中高生が行うものです。
 本校が参加している「東北クラスター」では、震災復興や環境問題、再生可能エネルギーなどの課題に取り組みます。
 7月20日(水)本校で地域スクールを実施しました。講師として、元UNISEF職員で、現香港中文大学グローバルスタディ副プログラム長の水野谷優先生にお越しいただきました。
本日の地域スクールでは、問題分析と目的分析の段階で「原因-結果」および「手段-目的」といった因果関係にもとづいて現状分析を行いました。そして、プロジェクトによる目標達成のプロセスを論理積み上げという視点から整理しました。参加した生徒たちは、論理的思考の重要性を学ぶことができました。

 地域スクールのはじめに、ユニセフで長く勤められたケニアの話をしていただき、選挙のために民族紛争が起こることや衛生状態の改善の取り組みなどの話をしていただきました。
   

 次にプロジェクト実施行程のマネジメントのために、PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)手法を学習し、最後にグループワークの発表を行いました。
 <PCM手法>
  ①問題分析
   多く挙げられた原因を直接原因、間接原因、構造的原因に分類します。
  ②目的分析
   問題が解決された将来の望ましい状態をまとめる。
  ③プロジェクトの選択
   ブレイン・ストーミングで出たプロジェクトの中から最適な案を選択していきます。
   
   

 今後のイノベーションスクールの活動や1年次生の産業社会と人間での演劇制作、2年次生の未来創造探究、さらに来年に国連で発表する際にも、今日の学びを活かすことができるようにしたいと思います。

研究計画書を作成しました

「総合的な学習の時間」で、「再生可能エネルギー探究班」(2年生20名)は、福島県や双葉郡の現状を踏まえたエネルギーについて4つのグループに分かれて、議論しました。
 ・6号線の渋滞を利用した振動発電。
 ・広野町の長い日照時間を生かして、微細藻類から重油をつくる。
 ・海水から酸化還元反応で電気を作る。
 ・ドイツ研修で学習したパッシブハウスを作る。
など、今後の研究が楽しみな計画が発表されました。
また、一般社団法人福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会の体験リーダー大野祐子さんから発表に対する感想とアドバイスをいただきました。

<授業の様子>
 

<授業で使用したワークシート>
 ※ワークシートをクリックすると、PDF版のワークシートをダウンロードできます。
   

【探究】第1回 アクティブ・ラーニング実践シンポジウムに参加しました。

 平成28年6月25日(土)福島市AOZ 多目的ホールで行われた「新しい教育で未来を拓くアクティブ・ラーニング実践シンポジウム」に参加しました。
 実践報告として、地方創生イノベーションスクール2030に参加している福島市チーム(福島第二中学校、岳陽中学校)とふたば未来学園高校チームが発表しました。
 「ふたば未来学園の取り組み」と題して、「演劇創作」や「課題探究」、ベラルーシ・タイ・ドイツの海外研修の報告を日本語と英語で行い、大きな反響を呼びました。

<シンポジウムの様子>
  

佐々木宏氏による授業が行われました

 2年次「未来創造探究」のメディアコミュニケーション探究班の授業に、ふたばの教育復興応援団の佐々木宏氏が来校いたしました。
 授業の前には、佐々木氏より全校生へのお話があり、その後の探究班の授業では、佐々木氏が手がけてきたCMの舞台裏や「原稿がある感じ、原稿がない感じ」、「前例がある、前例がない」の話、探究班で事前にまとめた質問事項へも答えていただきました。
 さらに、放課後には探究班のメンバーとの座談会が行われました。

 お忙しい中、ご来校し、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
 授業や座談会でお聞きしたお話を、今後の探究活動に役立てて生きたいと思います。

<全校生の前でのお話の様子>
 ☆副校長先生より佐々木氏の紹介    ☆佐々木宏氏による講演
     
     
<探究班での授業の様子>
     
     

<座談会の様子>
     

いわき明星大学との連携プログラムが始まりました

 6月23日(木)、今年度のいわき明星大学との高大連携プログラムの1回目が開催されました。いわき明星大学とは昨年度から連携を行っており、大学生とともに地域活性化を考える取り組みを続けています。
 今年のテーマは「遊びに来てもらえる浜通り」と題して、浜通り地域の観光ツアー企画を立ててプレゼンをするというものです。本校からは14名の生徒が参加し、大学生4人とともに和気藹々としたアイスブレイクを経てさっそく企画の立案に取り組みました。
 このプログラムは7月14日、7月21日の全3回実施されます。最終日にどんな独創的なツアー企画を立ててくるのか大変楽しみです。

<連携プログラムの様子>
       
 

「若者」DAYへ参加しました

 6月12日(日)、東京都千代田区の3331 Arts Chiyodaにて、復興庁主催の”交流ミーティングin東京~「新しい東北」を創る人々~「若者」DAY”というイベントに、本校生徒2名が参加し、震災後の避難生活の実体験やその時の気持ち、現在自分自身が復興のために取り組んでいることなどを、堂々と発表しました。今回のイベントでは、復興庁の高木宏壽政務官や、ふたばの教育復興応援団である宮田亮平文化庁長官、東進ハイスクールの林修先生がいらっしゃっており、本校生の発表についてあたたかなコメントをくださいました。
 今回のような、本校の活動を発信する機会をいただき、復興庁をはじめ関係者の皆様には厚く御礼申し上げます。

<本校生徒の発表の様子>
 
<林先生からのコメント>       <集合写真>
 

あすびと福島代表理事 半谷栄寿さんの講演

 先駆けの地における再生可能エネルギー教育推進事業とは、福島県が目指す循環型社会の形成に向けて、児童・生徒の発達段階に応じた再生可能エネルギーと資源の利用に関する意識の醸成を図り、先駆けの地の県民として主体的に行動する態度や資質、能力を育成することを目的とした事業です。
 本校では、「総合的な学習の時間」を利用して「未来創造探究」を実施しております。
 この探究班の1つの「再生可能エネルギー探究班」(2年生20名)が、あすびと福島代表理事半谷栄寿さんから授業を受けました。
 再生可能エネルギーは手段であり、どんなことを掛け算し、自分たちが実行すれば、新しい価値を生み出せることができるかを考え、発表しました。
 エコツーリズムや子どもたちの再エネ先生になるなど、さまざまな意見が出ました。

<授業の様子>
   
   

1年 スキル学習

1年の「産業社会と人間」の時間で、スキル学習が行われました。
 ↓ アイスブレイク 

 
 ↓ アクティブラーニングって?

 ↓ 君は、のび太君タイプ?

 ↓ 自他を尊重するコミュニケーションの仕方って?

 ↓ 実際にやってみよう!


 ↓ 他者紹介  あちこちで、出会いが生まれています。

 ↓ 何かが生まれるかな?

「未来創造探求」「産業社会と人間」のガイダンスを開催

 4月12日(火)2年生を対象に「未来創造学」のガイダンスが、13日(水)1年生を対象に「産業社会と人間」のガイダンスが行われました。
 2年生が今後2年間かけて取り組む「未来創造探究」とは、福島県及び企業・関係団体、大学・国際機関と連携し、グローバルな課題である「原子力災害からの復興」をテーマの中心に据え、その原因、背景、過程について同種事例なども参考にしつつ、研究・検証し、グローバルな視点から地域課題の解決及び地域再生を図っていこうとする学びです。
 その目的や探究領域の概要、年間計画の説明をうけ、今後の学習について把握しました。その後、各探究班に分かれて自己紹介を行いました。
 1年生が取り組む「産業社会と人間」では、小・中学校での「ふるさと創造学」の学習を継承し、双葉郡内の小中学生や地域住民など様々な立場の人たちとの交流をつうじて、ふるさとの歴史・文化や産業を学ぶとともに、進んで社会参加や地域貢献をするために必要な知識や課題に向けて主体的、協働的に取り組む力を養う科目です。ガイダンスでは、年間計画や活動の意義について説明があり、人材育成のアンケート調査をしました。

<説明の様子>

☆各班ごとの自己紹介の様子

【探究】いわき明星大学とのワークセッション

いわき明星大学は、本校同様、アクティブラーニングによる授業展開を推進しています。12月18日(金) は大学生10名と本校生徒17名が、
参加しワーキングセッションを行いました。いわき銘菓『じゃんがら」の若者向けキャッチコピーを共同で考えるワークに取り組みました。まず、
各班でアイスブレークを兼ね、チーム名を決め,実際にじゃんがらを試食し、コピーを考えていきました。大学生の巧みなリードで、本校生も
生き生きと活動していました。
 この連携事業は浜通り地域の活性化を学生の視点から考える上でも意義深く、今後も定期的に交流が図れることを期待しています。

2015 ふるさと創造学サミット

12月12日(土)に郡山中央公民館で、第2回ふるさと創造学サミットが開かれました。原発事故で避難を余儀なくされた双葉郡8町村の小、中、高の子どもたちが一堂に会し、各校で取り組んでいる「ふるさと創造学」の学習発表を行いました。昨年と違い、双葉郡のサテライト高校、ふたば未来学園高校も参加して、各町村等のブースごとの発表形式となり、当日はにぎやかに、各町村、各学校ごとに特色ある発表が行われました。町、村ごとの歴史や伝統、文化のほか、直面する課題解決のための提言等、とてもすばらしい発表がいくつもあり、子どもたちの熱、エネルギーが会場に充満して爆発しそうでした。今後は、町や村を越えた、この地域の歴史、伝統、文化や、社会構想があってもよいのではないかと思いました。ふたば未来での学びで取り組んでいきましょう!
 ↓ 開会式。サテライト校とふたば未来の高校生たち。

 ↓ 双葉町の発表内容紹介

 ↓ 富岡町 




 ↓ 浪江町



 ↓ 葛尾村

 ↓ 広野町のひろぼー

 ↓ 川内村

 ↓ 楢葉町

  ↓ 大熊町


 ↓ ふたば未来




地方創生☆政策アイデアコンテスト 協賛企業賞受賞!

内閣官房主催の「地方創生☆政策アイデアコンテスト2015」で、900以上の応募の中から最終審査に進出した、本校の高橋涼花さんが、見事に協賛企業賞を受賞しました。テーマは「未来につなげる新商品プロジェクト!~高校生と商店街のコラボでみんなを元気に~」です。実現へ向けて、頑張ってください!

地方創生☆政策アイデアコンテスト 最終審査進出

本校の個人の取り組みとして、高橋涼花さんが、地方創生☆政策アイデアコンテスト2015の最終審査に進出しました!全国から寄せられた膨大な数の応募の中から最終審査に進出するわずか4団体・個人(高校生以下の部)の一つに選ばれたものです。12月13日に東京大学で行われる最終審査では、石破地方創生担当大臣も出席する中、プレゼンテーションを行います。頑張れ!
地方創生☆政策アイデアコンテスト 

産業社会と人間「祭りの力」班の活動

本日誕生!双葉郡8町村ふるさと名産品入りたこやき(仮称)
産業社会と人間「未来創造ゼミ」の「祭りの力」班では、双葉郡の8町村それぞれの名産品をミックスしたたこやき(すばらしい発想だ!)を、本日、生み出しました。校長室と職員室でさっきまでいただいていました。とにかく、うまい!

「未来創造ゼミ」スタート!(「産業社会と人間」後期)

前期で学習した地域の課題を考えながら、地元地域を活性化できるようなイベントを作る。「スポーツの力」(為末大さん、秋本真吾さん)では、新しいスポーツを作る。「祭りの力」(箭内道彦さん)では、新しい祭りを作る。「ドラマの力」(平田オリザさん)では、舞台を作る。「アートの力」(宮田学長)では、陶土を使って大型の作品を制作する。

創造は大変だが、楽しい!

↓スポーツの力

↓ドラマの力


↓アートの力

↓祭りの力

隠岐島前高校との交流

9月20日(日)からの連休に隠岐島前高校と交流しました。双葉郡と同じように過疎化に悩み生徒数が減少していた隠岐の島の海士(あま)町にある島前(どうぜん)高校の先生と生徒たちが来校し、交流しました。この町と高校は、島外から人を呼び込むような魅力あるプロジェクトを展開し、大成功を収め、全国にその名を知られるようになりました。本校と似たものどうし、よき兄弟、姉妹になれればと思います。
 ↓ 互いの学校・取り組み紹介

 ↓ 広野町で有機農法に取り組む農家を訪問。 

 ↓ 新妻さん、ありがとうございました!

 ↓ 仮設住宅を訪問。島前の踊り。

 ↓ 住民の方々と楽しく懇談しました。笑顔でおいとまの挨拶

 ↓ 川内村でフィールドワーク。消防の皆さん、お世話になりました!

 ↓ 川内村村長のお話をいただきました。

宇宙飛行士 山崎直子さんの授業

宇宙飛行士 山崎直子さんによる特別授業が行われました。1コマ目は宇宙飛行士という仕事についての講義、
2コマ目はこれから来る宇宙の未来についての講義と、山崎さんに聞いてみたいことをグループで考えて、質問しました。
山崎さんは、「動くことで、やる気スイッチが入っていく」、「ものごとの本質や大切なことは、案外近くにある」、
「今の自分や目の前にあるものを俯瞰してみる」、「多様な人たちとどううまくやっていくか」といったお話を優しくしていただき、
生徒たちは、熱心に聞き入っていました。「あなたも宇宙人よ!」と言われた生徒もいましたね。山崎さん、ありがとうございました!

 

 

 

地方創生イノベーションスクール2030

地方創生イノベーションスクール2030
東北クラスターのようすです。猪苗代の磐梯青少年交流の家で、8月15日から19日まで、本校生24名、福島二中、岳陽中の中学生、和歌山の高校生らが参加して開催されました。OECD東北スクールの後継事業ということで、先輩の大学生らから、活動を通して学んだことなどを聞きました。また、2030年の自分たちを考えたり、地方創生プランを考え、発表するワークショップを行いました。












越後妻有大地の芸術祭

越後妻有大地の芸術祭に参加しています。

自然と人のいとなみの関係を考える新潟研修が始まりました。

地下2600メートル(東京スカイツリー5本分)もの地下深くのマグマだまり周辺から温水を取り出して発電している、奥会津の柳津地熱発電所を見学し、自然の力をいかした仕組みに感動しました。

その後、新潟の十日町へ。越後妻有(えちごつまり)大地の芸術祭研修です。

東京芸術大学と、パリのエコール•デ•ボザール(17世紀からある芸術学校)の学生さんによる「自然と私」をテーマにしたウェルカムパフォーマンスで迎えていただき、その迫力にみんな圧倒されました。みんな、まだこれが何なのか、消化できずにいます。

夜は芸術祭事務局長代理の原蜜さんから、芸術祭の背景を聞かせていただきました。消滅寸前の集落が、芸術家と関わることで元気になる様子をうかがいました。廃屋を芸術作品にしたてる「空家プロジェクト」の話を聞いたときには、本校の社会起業部メンバーも同名の取り組みを構想していることもあり、自分たちの地域と重ね合わせて質疑応答も活性化しました。50万人近い人がやってくるこんな芸術祭が地域でできたら?と夢も膨らみ、予定の時刻を大幅に回って、夜10時過ぎまで真剣に語らいました。 

対話劇作成(その2)

本日も、あの平田オリザさんに来校していただき、まる一日対話劇の指導をいただきました。生徒たちは、フィールドワークの結果をもとにつくった対話劇を一生懸命演じて、オリザさんからときにあたたかい、ときに厳しいアドバイスを受けていました。この1週間で驚くほどよくなりました。この中で、先生たちもびっくりするような「変化」のあった生徒が何人もいました。そして、壁にぶつかった生徒たちも。等しく、成長のチャンスです。みんな、がんばれ!

オリザ先生の指導による対話劇作成

先日のフィールドワークをもとに各班で作成した対話劇のプロットについて、平田オリザ先生から指導いただき、各班とも先生から宿題をもらいました。「対話」ってけっこう難しいですね。でも、ここからが本当の勉強です!みんな、がんばれ!

富岡土木事務所でフィールドワーク

1年次の「産業社会と人間」の、「ふるさとを知る~ふるさとを表現する」のフィールドワークの様子です。20班に分かれ、役場や商店街などに出向き、地域の課題を調査しました。この班は、富岡土木事務所(広野町)に行って、防潮堤などの工事現場を視察して、お話を伺いました。富岡土木事務所の皆様、お忙しいところ、丁寧にご説明いただき、ありがとうございました!