カテゴリ:中高探究学習
地方創生イノベーションスクール2030地域スクールを実施しました
地方創生イノベーションスクールとは、2030年の課題を意識しながら「地方創生」をテーマに、国内の複数の地域でクラスターを組織し、海外と連携しながら、各々の地域課題を解決するプロジェクトを中高生が行うものです。
本校が参加している「東北クラスター」では、震災復興や環境問題、再生可能エネルギーなどの課題に取り組みます。
7月20日(水)本校で地域スクールを実施しました。講師として、元UNISEF職員で、現香港中文大学グローバルスタディ副プログラム長の水野谷優先生にお越しいただきました。
本日の地域スクールでは、問題分析と目的分析の段階で「原因-結果」および「手段-目的」といった因果関係にもとづいて現状分析を行いました。そして、プロジェクトによる目標達成のプロセスを論理積み上げという視点から整理しました。参加した生徒たちは、論理的思考の重要性を学ぶことができました。
地域スクールのはじめに、ユニセフで長く勤められたケニアの話をしていただき、選挙のために民族紛争が起こることや衛生状態の改善の取り組みなどの話をしていただきました。
次にプロジェクト実施行程のマネジメントのために、PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)手法を学習し、最後にグループワークの発表を行いました。
<PCM手法>
①問題分析
多く挙げられた原因を直接原因、間接原因、構造的原因に分類します。
②目的分析
問題が解決された将来の望ましい状態をまとめる。
③プロジェクトの選択
ブレイン・ストーミングで出たプロジェクトの中から最適な案を選択していきます。
今後のイノベーションスクールの活動や1年次生の産業社会と人間での演劇制作、2年次生の未来創造探究、さらに来年に国連で発表する際にも、今日の学びを活かすことができるようにしたいと思います。
地方創生イノベーションスクール2030地域スクールを実施しました
地方創生イノベーションスクールとは、2030年の課題を意識しながら「地方創生」をテーマに、国内の複数の地域でクラスターを組織し、海外と連携しながら、各々の地域課題を解決するプロジェクトを中高生が行うものです。
本校が参加している「東北クラスター」では、震災復興や環境問題、再生可能エネルギーなどの課題に取り組みます。
7月20日(水)本校で地域スクールを実施しました。講師として、元UNISEF職員で、現香港中文大学グローバルスタディ副プログラム長の水野谷優先生にお越しいただきました。
本日の地域スクールでは、問題分析と目的分析の段階で「原因-結果」および「手段-目的」といった因果関係にもとづいて現状分析を行いました。そして、プロジェクトによる目標達成のプロセスを論理積み上げという視点から整理しました。参加した生徒たちは、論理的思考の重要性を学ぶことができました。
地域スクールのはじめに、ユニセフで長く勤められたケニアの話をしていただき、選挙のために民族紛争が起こることや衛生状態の改善の取り組みなどの話をしていただきました。
次にプロジェクト実施行程のマネジメントのために、PCM(プロジェクト・サイクル・マネジメント)手法を学習し、最後にグループワークの発表を行いました。
<PCM手法>
①問題分析
多く挙げられた原因を直接原因、間接原因、構造的原因に分類します。
②目的分析
問題が解決された将来の望ましい状態をまとめる。
③プロジェクトの選択
ブレイン・ストーミングで出たプロジェクトの中から最適な案を選択していきます。
今後のイノベーションスクールの活動や1年次生の産業社会と人間での演劇制作、2年次生の未来創造探究、さらに来年に国連で発表する際にも、今日の学びを活かすことができるようにしたいと思います。
研究計画書を作成しました
「総合的な学習の時間」で、「再生可能エネルギー探究班」(2年生20名)は、福島県や双葉郡の現状を踏まえたエネルギーについて4つのグループに分かれて、議論しました。
・6号線の渋滞を利用した振動発電。
・広野町の長い日照時間を生かして、微細藻類から重油をつくる。
・海水から酸化還元反応で電気を作る。
・ドイツ研修で学習したパッシブハウスを作る。
など、今後の研究が楽しみな計画が発表されました。
また、一般社団法人福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会の体験リーダー大野祐子さんから発表に対する感想とアドバイスをいただきました。
<授業の様子>
<授業で使用したワークシート>
※ワークシートをクリックすると、PDF版のワークシートをダウンロードできます。
【探究】第1回 アクティブ・ラーニング実践シンポジウムに参加しました。
平成28年6月25日(土)福島市AOZ 多目的ホールで行われた「新しい教育で未来を拓くアクティブ・ラーニング実践シンポジウム」に参加しました。
実践報告として、地方創生イノベーションスクール2030に参加している福島市チーム(福島第二中学校、岳陽中学校)とふたば未来学園高校チームが発表しました。
「ふたば未来学園の取り組み」と題して、「演劇創作」や「課題探究」、ベラルーシ・タイ・ドイツの海外研修の報告を日本語と英語で行い、大きな反響を呼びました。
<シンポジウムの様子>
佐々木宏氏による授業が行われました
2年次「未来創造探究」のメディアコミュニケーション探究班の授業に、ふたばの教育復興応援団の佐々木宏氏が来校いたしました。
授業の前には、佐々木氏より全校生へのお話があり、その後の探究班の授業では、佐々木氏が手がけてきたCMの舞台裏や「原稿がある感じ、原稿がない感じ」、「前例がある、前例がない」の話、探究班で事前にまとめた質問事項へも答えていただきました。
さらに、放課後には探究班のメンバーとの座談会が行われました。
お忙しい中、ご来校し、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
授業や座談会でお聞きしたお話を、今後の探究活動に役立てて生きたいと思います。
<全校生の前でのお話の様子>
☆副校長先生より佐々木氏の紹介 ☆佐々木宏氏による講演
<探究班での授業の様子>
<座談会の様子>