ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

【図書】京都トヨペット様図書寄贈式

4月24日(水)、今年度で9回目となる京都トヨペット様の学校図書寄贈式を本校図書館にて行いました。

 

本校の開校以来、毎年たくさんの学校図書を寄贈してくださっている京都トヨペット株式会社の代表取締役会長 澤井孝之様、 秘書室 室長の前田のり様がはるばる京都よりおいでくださり、 校長をはじめ教員と生徒を代表して中高の図書委員会の役員5名がお迎えしました。

 

式では澤井会長様の図書寄贈や東北・福島、そしてふたば未来学園にかける思いなどをお話しいただきました。また、生徒と直接お話しする機会もあり、生徒が図書委員としてどのような取り組みをしているかということや、本や読書について生徒の考えを述べる場面もありました。

 

今年も中高図書委員が、お礼の言葉とともに図書委員会全員のメッセージを載せた感謝状をお渡しました。

 

今回寄贈いただいた図書の冊数は279冊。文学だけでなく、生徒の探究活動に役立ちそうな資料やデータが書かれた図書や、数学や歴史など生徒の学習意欲が高まるような図書などたくさんの本をご寄贈いただいております。図書館入口の新刊コーナーに並べられているので、ぜひ手に取って読んでみてください。

 

寄贈式後には早速生徒が手に取る姿も見られ、京都トヨペット様からの寄贈が生徒の成長に繋がっているのだと感じました。

 

記念写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

図書目録のご寄贈(京都トヨペット株式会社の代表取締役会長 澤井孝之様と郡司完校長)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感謝状贈呈 高校図書委員 金澤煌大さん(左)、木村彩乃さん(右)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学図書委員 馬目あす花さん(左) 渡邉栞名さん(右から2番目) 矢吹咲來さん(右)

【高校3年次】表現コミュニケーションの授業の様子

「表現コミュニケーション」とは、スペシャリスト系列、トップアスリート系列の生徒たちが選択できる授業です。


去年から開講し、今年度は2年目です。様々な「表現」を通してコミュニケーションについて考えたり、他者と協働する時の自分の1番良い在り方を考えていく授業です。演劇の手法を用いたコミュニケーション・ワークショップをメインにした授業ですが、時々外部講師をお迎えし、様々な表現を体験していきます。


今年度もトップアスリート(野球、サッカー、バドミントン)、JFAアカデミーの生徒たち、スペシャリスト(農・工・商・福)、留学生という多種多様な人たち35名で授業が始まりました。

最初の「表現」はダンスです。

いわきでブレイクダンスを教えている、大榊健太先生を講師にお迎えしています。
文化祭での発表を目指して、少しずつ振り付けを覚えていきます。

今日は2回目でしたが、ダンスによる「表現」を楽しむ人たちが出てきました。

講師の先生からのアドバイスの中に、トップアスリートの競技につながる話もあり、

生徒たちも本気で取り組んでいます。呼吸や筋肉の正しい使い方、指示を聞いて観察することの大切さなど

ただ振りを覚えるだけでなく、ダンスを通して「表現」と「運動」の違いを学んでいます。

ダンスもパフォーマンス、競技におけるプレーもパフォーマンス。

観客にどうみられたいか、何のために踊るのかなど、深くためになる話ばかりです。

それぞれ、自分の専門分野に持ち帰って、応用してほしいと思います。

 

 

 

 

【高校1年次】学習合宿・コミュニケーションワークショップ

高校1年生は今日からいわき海浜自然の家にて学習合宿です。

トップアスリート系列、スペシャリスト系列、アカデミック系列関係なく

全員で一緒に過ごす1泊2日の合宿です。

 

クラスや系列に関係なく、みんなで協力できる学年になってほしい

そして、お互いの存在を認め合い、応援し合うことで、刺激を与え合える集団になってほしいという願いを込めて

学習室の席順も、部屋割りも、ランダムに組んでいます。

同じふたば未来学園高校10期生として、既に新しい交流が始まったところです。

午前中は国語と数学の授業がありました。160名で机を並べて一緒に勉強をします。

 

そんな合宿1日目の午後は、コミュニケーション・ワークショップ(WS)をしました。

クラスごとに、演劇ワークショップやジェスチャーゲームを行い、大いに盛り上がりました。

それぞれのクラスから歓声が聞こえていました。

ワークショップ後は、切り替えて英語の勉強と、夜20時過ぎまで自習です。

 

【中学校2学年】4/18・19 リーダー学事前学習①

 中学校2学年では、総合的な学習の時間に「リーダー学」を実施しています。

 「リーダー学」の目的は、予測困難な社会において、前例に捉われず、自らのビジョンを掲げ、社会を牽引している変革者と出会い、変革者の価値観(考え方)、創造力(生み出す力)、組織行動力(仲間を引き付ける力)を学び、これまでの社会に求められる人材ではなく、これからの社会を創る人材「変革者型リーダー」とは何かを考えることです。

 4月18日(木)と19日(金)は、事前学習ということで、副校長の講義を聞き、その講義の内容から問いを見いだし、哲学対話を行いました。

 哲学対話では、「リーダーがいないとどうなるのか?」「リーダーが一番恐怖を味わっているのではないか?」の2つの問いで行いました。

 

<リーダー学事前学習①を終えて、考えていること>

・リーダーになるためには「人の痛みを分かろうとする」ことや「周りをしっかり見る」「まとめられる」などいろいろあるが、実際の所すべてを持っている人は少ないので、絶対に必要なものはまだ分からない。

・リーダーの気持ちが分かり、リーダーを支えられる「リーダーのリーダー」になりたい。

・リーダーはいなくても成り立つかもしれないけど、いい方向に進むにはリーダーがいる。

・真のリーダーは、一人で事を進めるのではなく、周りの人と一緒にできる人が真のリーダーではないのかと思う。

・リーダーは集団をまとめたりする人だと思っていたけれど、リーダーが全てやる、全て責任をもつのではなく、周りが支えていくことがとても大切だと思いました。一人でみんなを支えることよりも、みんなが一人を支えることを大事にしていきたいと思いました。

・リーダーには種類があって、リーダーがいないと、やはり団結する力などがなくなってしまうのかなと感じた。リーダーは、誰よりも勇気があって、メンバーの恐怖も打ち消してくれるような人なのかなと思った。

・リーダーってリーダーじゃなくてもリーダーだなと思った。一人一人がリーダーの素質をもっていて、リーダーがいなくても大丈夫だと思った。

・リーダーは誰でもなれるが、その担っている役割が異なると考えました。

 

 

【中学校2・3学年】4/23 哲学対話

 2・3年生も最初の哲学対話の授業でした。

 2年生のテーマは「公平」です。
 始めに授業者が、これまでの人生で感じてきた「これって、ほんとうに公平なの?」の場面について話をしました。その後、生徒たちが感じてきた「これって、ほんとうに公平なのか?」をグループで話し合い、「これって、公平?」カードを作りました。
 次回は、このカードを使って、あるゲームを行い、より「公平」について考えていきます。

 

 3年生のテーマは「夢」です。
 「そもそも夢って持つべきなのか?」「何のために夢を持つのか?」「夢ってどんな存在なのか?」など考えました。