ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

【中学校】今年度の哲学対話スタート!

 4月26日(火)に、今年度1回目となる道徳の授業が行われました。

これから哲学対話を実施していく上でのルールを確認し、それぞれの学級でコミュニティボールを作成しました。

中学校1年生は初めての哲学対話。みんなで円型に座り、お互いの話に耳を傾けました。

今回の問いは「死ぬまでに何をしたいか」でした。

「おいしいものをたくさん食べたい」「宇宙に行ってみたい」「今よりも幸せになっていたい」「死ぬまでに1度死んでみたい」等、それぞれが考えていることを思ったまま話している姿が印象的でした。

 

【中学・高校】ふたば未来学園の歌 手話バージョン【探究】

中学校1期生の中で、「手話を通してろうあ者理解への第一歩」をテーマに未来創造探究を行っている生徒がいます。

昨年度はその実践として本校校歌の手話バージョンを作成し、中学校生徒会総会や三島長陵校舎生徒・高校生との交流会で手話を通した発表を行いました。

 

多くの生徒からの要望もあり、この度、ふたば未来学園Youtubeチャンネルにて手話の動画を公開することとしました。以下、生徒からのメッセージになります。

 

 みなさん、こんにちは。ふたば未来学園高等学校1年の阿部一葉です 。

 私は幼い頃から、ろう者(耳の聞こえない方)と触れ合い、さまざまな場所でろう者や手話への偏見や差別を感じてきました。そんな自分の体験を生かし、中学生の時、校歌の手話に関する探究を行ってきました。校内の生徒に向けて、校歌の手話コーラスという形で手話を学び 、偏見を無くしていくという内容です。中学校の生徒会総会や三島長陵校舎との交流会を通じ、 全校生徒に体験してもらうことが出来ました。

 ですが私は、もっと沢山の人に、そして継続的に手話に触れて欲しいと思っています。また、生徒会総会の際に「いつでも見返せるようにしてほしい」 という声が多くありました。そこで今回、以前撮った校歌の手話の動画をYouTubeで公開することにしました。

 ふたば未来学園の現代的な校歌は、他の学校の校歌とは違い抽象的表現が多いです。手話に直す際はとても困りましたし、今でもこの解釈で良かったのか確信を持てません。ですが、様々な解釈を出来るところが、多様性を大切にするこの学校にふさわしい、素敵な校歌なのだと思います。

 高校生になりましたが、これからも手話に関する探究を続けて行きたいと考えています。校歌の手話に留まらず、新たな方法で手話を広げて行きたいです。

  

【中学校】オリエンテーション合宿

 4月19・20日に、中学校1学年はオリエンテーション合宿を実施しました。

コロナ禍により宿泊は叶いませんでしたが、1日目はいわき海浜自然の家、2日目は本校みらいシアターにて演劇ワークショップを行うことができました。

演劇ワークショップとはどのようなものか分からなかった生徒たちも、活動を行っていく中でその楽しさに触れ、自分を表現したり、周りの友達の良さを受け入れたりする姿が見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NPO法人PAVLIC様より講師の先生をお招きして実施しました。本当にありがとうございました。

中学校1年生の次回の演劇ワークショップは5月13日を予定しています。

【高2探究】 未来創造探究 問い作り・先輩の発表見学

4月19日の高2年次探究
6校時目は先週のおさらい…
未来創造探究で創造する未来とは?
社会の未来でもあるし、自分の未来でもあることを確認し、

前回作製したマンダラートを押し広げ
主体的に取り組める探究テーマをマイキーワードを選ぶ作業をしました。

7校時目はマイキーワードから「問い」作りをしました。
わからないことを増やす、という行為は通常の授業と逆のことです。

良質な「問い」は自分も先生も誰も答えを知りません。
それこそ、探究する価値のあるものだとお話のあと、
生徒たちは関心のある分野で当たり前に思っていたことを改めて考え直しているようでした。

(問い作りはGWの宿題にもなっております)

4月26日の探究は高3年次の中間発表を聞きました。

【図書】京都トヨペット様図書寄贈式

 4月20日(水)に、京都トヨペット株式会社様からの図書寄贈式を図書室で行いました。

7年目となった今年は、小説の名著から哲学書、環境問題に関する専門書まで幅広いテーマの書籍の他、カラーバールルーペやブックエンドなどの読書備品を御寄贈いただきました。また、大型液晶モニターやヘッドフォン、DVDプレーヤー、再生コンポなども御寄贈いただき、図書室内でDVDも視聴できるようになりました。

 前年度はオンラインによる寄贈式を行いましたが、今年度は京都トヨペット株式会社代表取締役会長澤井孝之様がはるばる京都から来校され、図書寄贈の経緯や思いを生徒にお話いただきました。

 最後に図書委員長より、図書委員会全員のメッセージを載せた感謝状をお渡しました。

 

寄贈いただいた目録                   おしゃれなカラーバールルーペ

   

 

寄贈図書の一部と視聴覚機器

 

感謝状贈呈 高校図書委員長 小野寺 眞白 さん
      中学図書委員長  原 真彩 さん

 

 

図書委員会役員からの質問に答える澤井会長

 

記念撮影

【高校】3年生の決意 My resolutions

英語表現の授業では、トップアスリート系列の生徒たちが、三年生としての行動の目標や大会での目標、また、自分の進路に関する目標を英語で発表しました。

アスリートらしくハキハキとした発表で、三年生としての決意が感じられる発表会でした。今の決意を持って、部活と学習に頑張ってもらいたいと思います。

【高校】What is happening in Ukraine? ウクライナに関する発表会

高校3年次のコミュニケーション英語IIIの授業で、ウクライナ問題に関する発表会を行いました。各グループが自ら選択したテーマについて調べ、 プレゼンテーションを行い、 その後英語で活発な質疑と議論が行われました。

プレゼンテーションのテーマは、「ウクライナとロシアの歴史や文化の違い」「戦争が始まった原因」「生物兵器・化学兵器の概要とリスク」「 ロシア政府によるメディアコントロールの影響」「No Fly Zoneがなぜ設定されないか」「ブチャの市民殺害」「ロシア側とウクライナ側のものの見方の違い」「日本への影響」などが発表されました。

英語で質疑応答が交わされる中、メディアリテラシーに関する質問が出されました。ロシアはこれは戦争ではなくロシア系住民を保護するための特別軍事行動であると主張しておりロシア国内ではそうしたことを裏付ける報道が大々的になされています。それに対しウクライナ大部側ではロシアによる大義なき戦争であり市民に対する虐殺などが大きく報道されています。そんな中何度の情報が正しくて、どの情報が間違っているのかをどのようにして判断するのかという質問でした。それに対し複数の情報ソースを持つことやより多くの知識を持つ大切さがあげられました。

ウクライナ情勢が混迷を深める中、生徒たちの「 平和な世界の実現に向けて、思考し、考え続けようとする姿勢」 を感じ、今後の学習の方向性を考える意味でも大きな収穫のあった発表会でした。

【高校1年次】クラス開き!コミュニケーションWSを実施しました。4/12(火)

 

本校では、高校1年次「地域創造と人間生活」の授業で、生徒全員が演劇と出会います。

この日は、NPO法人PAVLICの講師に皆さんをお迎えして、クラス開きのためのコミュニケーションワークショップ(WS)を実施しました。

 

まだ授業も始まっておらず、入学してからクラスのみんなと顔を合わせるのがまだ3日目ということで、最初は緊張していたものの、WS講師の皆さんの雰囲気によって徐々に心も身体も解放されていきました。

生徒たちは言葉や身体を使って、楽しみながらコミュニケーションをとっていました。

放課後は、WSで初めて仲良くなった生徒同士、学校のあちこちで会話が弾んでいる様子が見られました。

生徒たちは、これから「演劇を通して地域の課題を知る」プログラムを通して、双葉郡バスツアーに参加し、地域の様々な大人と出会い、インタビューした内容を演劇にしていきます。

 

WS講師の皆さんには、これから演劇を通して半年近くお世話になります。

どうぞ、よろしくお願いします! 

【高2探究】未来創造探究スタート!

4月12日、高校2年次の未来創造探究がスタートしました。

6校時には1年次で行った「地域創造と人間生活」を振り返りながら、「未来創造探究」とは何をする学習なのか、という問いに取り組みます。

 

先生からは「課題解決よりも課題発見が大事」や
「未来創造探究の「未来」ってなんでしょう? 地域の未来?
 それはそうかも。でも自分の「未来」をも作れるかもしれません」
という言葉が投げかけられ、うなずく生徒もいました。

7校時には昨年学習したマインドマップを使って自分の興味関心の「マイ・キーワード」を出していき、それをマンダラートを使って探究テーマにまでおし広げる試みをしました。

【中高探究活動】マイプロジェクトアワード2021全国Summit観覧会

3月27日(日)にふたば未来学園内にある双葉みらいラボで、マイプロジェクトアワード2021全国Summitの観覧会を実施しました。

コロナ前までは学校からバスを出して東京の会場まで全国Summitを観に行っていましたが、今年度は、「全国Summit観覧を通じて生徒や教職員、地域の方が対話をする場を創りたい」と考え、ふたば未来学園の中での観覧会を行いました。

本校の中学生や高校生、卒業生、地域の方、合計15名が参加しました。

今年度は全国29,504プロジェクトの中から48プロジェクトが全国Summitに参加しており、ふたば未来学園からは高校3年次生の和賀菜々香さんの「Cheer up!ふたば」が全国Summitにオンラインで参加しました。

校内の観覧会では代表発表6つのプロジェクトを視聴し、その発表を元にして「私らしい学び方とは?」をテーマに対話が行われました。

また、全国Summitの司会を努めたのは、昨年本校を卒業した金成美伶さん(4期生)ということもあり、観覧会は大いに盛り上がりました。

参加者の集合写真

 

 

 

【教員研修】教職員 双葉郡課題把握オリエンテーション

4月5日(火)に今年度新たに着任された教職員で「双葉郡課題把握オリエンテーション」として、双葉郡バスツアーを行いました。ふたば未来学園が開校してから、毎年行われる大切な教職員研修会です。

震災から11年が経過し、ふたば未来学園に入学してくる生徒たちは、震災発生当時の自分の記憶を語ることが年々難しくなってきています。

そのような生徒たちとともに探究学習を行っていく上で、教職員が双葉郡の11年を振り返り、この双葉郡にふたば未来学園がつくられた経緯などを確認しました。

出発前に、着任した先生方と富岡町出身の生徒との対話の時間を設け、その後、地域のことをよく知る藤田大さんに案内していただきながら双葉郡を巡りました。

(富岡小学校→富岡高校→夜の森公園→双葉高校→請戸小学校校舎【震災遺構】)

今回着任された先生方の中には当時富岡高校に高校生として在籍してサテライト校を経験した先生や、富岡高校をはじめとした休校となっている双葉郡の高校で勤務されていた先生もいらっしゃいます。また、県外の学校からご着任いただいた先生方もいらっしゃいます。それぞれの経験や思いを語らいながら歩きました。

本年1月に帰還困難区域のバリケードが外された夜の森の桜並木では、実に11年ぶりに「人々に愛でられる桜」が、もうすぐ開花の時を迎えようとしていました。

ふたば未来学園の先生方が双葉郡で教育に関わることの意味を一人ひとりが考え、心新たに一つのチームとなって頑張っていこうと誓いをたてる日となりました。

ふたば未来学園は今年度も、生徒も教職員も対話を大切に一日一日を重ねてまいります。

双葉高校は11年間の間、時が止まっていたような姿です。

津波に流されてしまった請戸の町にたたずむ請戸小学校の周りを歩きました。

【中学校・高校】令和4年度学校経営・運営ビジョンを掲載

 令和4年度の学校経営・運営ビジョンを掲載しました。本校教育の根幹となる柱はそのままに、令和4年度の重点目標を掲げながら教職員一体となり、皆様の期待に応える学校運営に努めてまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いします。

☆令和4年度学校経営・運営ビジョンはこちら ⇒ 令和4年度学校経営・運営ビジョン.pdf

【中学校】3年生を送る会

本来であれば3月17日(木)に行う予定でしたが、地震の影響で休校になってしまい、翌日18日(金)に「3年生を送る会」を実施しました。

 

在校生代表あいさつでは、生徒会長の木田剛生くんから

「今日まで、この学校を最前線で引っ張り続けてきた先輩方の姿は、常に私たちの目標であり、憧れでした。これからは、学校生活・委員会・部活動も、中学校を私たちが引っ張っていく番です。これまでの伝統を私たちが引き継ぎ、中学校をより良いものにしていきます。」

という話がありました。中高一貫一期生である卒業生に、今までお世話になったことの感謝とこれからの決意を堂々と述べていました。

 

卒業生代表あいさつは、中高連携幹事の小野雄太郎くんと、中央委員会の紺野一剣くんの2人が行いました。

「本当にあっという間に、中高6年間の半分である3年が過ぎてしまった。1年生の最初の頃は、勉強もあまりしなかったので、授業などでとても苦労した。目的意識をもって、何事にも全力で頑張ってほしい。」

という話があり、先輩方の経験から語られるエピソードを、在校生は真剣に聞いていました。

2人の息の合った漫才トークに会場全体が笑いに包まれるシーンもあり、一期生の仲の良さや温かい雰囲気も後輩たちに伝わったようでした。

 

最後に記念撮影をして、退場まで行いました。

次に会うときは、中学生と高校生ですが、同じ校舎の仲間です。

これからもまたよろしくお願いします。

【海外研修】留学生向けツアーを主催(NY研修代替)

例年国連本部等を訪問し、福島の課題と持続可能な世界実現に向けた課題を重ね合わせて議論を重ねる高校2年次ニューヨーク研修は、今年度も新型コロナウイルス感染症の影響により渡航が出来ず、オンラインでの開催となります。

しかしながら、生徒たちから別の方法で福島を発信していきたいという強い要望があり、この度立命館アジア太平洋大学(APU)と連携し、各国から日本に留学してきている留学生12名を福島に招く生徒主催の3泊4日の「浜通りツアー」を実施しました。

参加した留学生はタイ、ベトナム、ウズベキスタン、パレスチナ、パキスタン、中国、バングラデシュ、ウガンダ、オーストラリアからの12名 で、本校のニューヨーク研修チーム12名の生徒たちが約2か月間プログラムの検討と準備を重ねて、ホストしました。

ツアーは、浪江町の請戸小学校や大熊町の帰還困難区域で11年前の出来事や今なお続く厳しい状況に触れたり、相馬での甲冑試着体験や川内村の天山文庫で浜通りの文化と自然に触れたりと、福島の光と課題とを体感できる充実したプログラムとなり、留学生の皆さんの強い共感を得ることが出来ました。留学生の皆さんは自分自身がその場に住んでいたらと想像しながら自分事として考え、4日間を通じてたくさんの質問を投げかけてくれました。

パレスチナ出身の留学生の方からは、自身が政治的な問題によるディアスポラ(民族の離散)にさいなまれているが、原子力災害によるディアスポラから復興させようとする福島の姿は光だ、というコメントもいただき、生徒たちは福島と世界の課題との重なり合いについて思考を深める機会ともなりました。

4日間を通じて留学生の方と本校生がペアを組んで対話を重ね、共に持続可能な世界を実現していく仲間としての絆も深めた素晴らしい機会となりました。

 

 

令和3年度 浜通りツアーについて
(福島県立ふたば未来学園高校2年次生徒作成)

1.趣旨
世界中で様々な社会問題が起こる中、2011年に発生した東日本大震災と原発事故は過去の出来事とも言われています。しかし、東日本大震災の残した問題は依然として山積しています。東日本大震災が抱える問題は、世界のどこかの数多くある問題と通じるような、普遍的な問題ではないでしょうか。
私たちの多くは、自分達が抱えている問題に対して、知ってほしい、自分事と捉えてほしいと願いますが、実際は身近ではない社会問題を知ることや自分事として捉えることは多くありません。今後も増え続けていくであろう社会問題を解決していくためにも、自分の身近でなくても、常に興味関心を持ち、課題と向き合い続けることが大切なのではないでしょうか。
「浜通りツアー」と題して、外国人留学生に浜通りを堪能し体験してもらい、東日本大震災前後とその復興真っ只中の今を学んで頂くとともに、社会問題について“他人事”から“自分事”として考える一歩とします

2.内容

(1)東日本大震災および津波、原発事故の概要と被害の状況
大きな津波の被害を受けて現在は遺構となっている施設や、当時の様子をそのまま残している場所、および大震災の様子の写真等を展示した資料館等を訪問します。また、屋外においては、ガイドによる話を聞きながら、当時の震災の被害が分かる場所や避難経路を歩く体験等を通じて、大震災の概要とその後の状況について理解を深めます。

(2)浜通り地域の歴史と伝統・文化
地元の文化財や工芸品、祭り等に触れながら、地元特有の伝統・歴史・文化にも触れます。

(3)浜通り地域の豊かな自然
太平洋に面した海岸地区の豊かな自然だけでなく、山間部の山や川などの雄大な自然も、体験等を通じて満喫します。

(4)浜通り地域の豊かな食の堪能
生産者の方々から震災当時や風評被害を乗り越えようとするこれまでの苦労についてお話を聞きながら、東北地方でも温暖な気候を生かした地域の特産物を堪能します。

3.期 間 2022年3月7日(月)~3月10日(木) 3泊4日

4.開催場所 福島県浜通り地域(双葉郡・南相馬市・相馬市)

5.募集人数 12名(本校生徒と同じ人数)

 ※ この事業は、国内外からお寄せいただいた寄付金をもとに設置された「福島県東日本大震災子ども支援基金」も活用して実施しています。

【中学・高校・三島】オンライン交流会を行いました!

 2月28日(月)に、三島長陵校舎の生徒たちともオンラインでつなぎ、中高全校生による交流会を行いました。

新型コロナウイルスの影響で、三島長陵校舎の生徒たちは入学初年度しか本校舎に来ることができませんでした。また、翌日に行われる卒業式もオンラインでの参加となり、今まで本校舎生徒との交流機会がほぼありませんでした。

 そこで、今年度大活躍した三島長陵校舎の生徒たちをお祝いし、全校生でオンラインでも交流できる企画を行おうということになりました。

 

 本校舎生徒からは、「女子 2021 プレナスなでしこリーグ 2 部優勝」「男子 プレミアリーグ昇格決定 」をお祝いするパネルを三島長陵校舎の生徒たちへ贈呈しました。(本校舎で掲示されています)

 

 中学3年生の阿部一葉さんから、「コロナ禍だからこそ、今できる校歌を」ということで、探究で実践した手話による校歌のレクチャーも行われました。コロナ禍で校歌斉唱もほぼできなかった生徒たちには、校歌は馴染みが薄いものになっていたかもしれません。手話を通して、校歌の歌詞の意味を改めて考える機会にすることができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に全校生による記念撮影も行いました。3月1日の卒業式に在校生は参加できませんが、三島長陵校舎の生徒たちや3年生と思い出をつくることができました。

 

【商業】ソーシャルプロダクツ賞を受賞しました

第9回ソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)2022で受賞しました!

①年度テーマ(SPA2022)
「東日本大震災からの復興」につながるソーシャルプロダクツ
 2011年3月の東日本大震災後に発売され、被災地(岩手・宮城・福島)の社会的課題の解決につながる商品・サービス

ソーシャルプロダクツ賞
応募商品・サービスの中で、優れた社会性と商品性を持つと認められるものに授与されます。

スペシャリスト系列【商業】3年次

Fのえんぴつ・ピンバッジ 休校の想いを未来へ

この取り組みは、本校のWEBよりご確認できます。

【商業】休校の学校を忘れない(Fのえんぴつ・ピンバッジ)

同様の取り組みとしてこちらもご覧ください。

【商業】おだがいさま工房と「Fのエコバック」

 

 

ソーシャルプロダクツとは
「エコ(環境配慮) 」や「オーガニック」、「フェアトレード」、「寄付つき」、「地域や伝統に根差したもの」など、人や地球にやさしい商品・サービスの総称で、購入者が持続可能な社会づくりに関する行動や団体とつながることができるものをいいます。

ソーシャルプロダクツ・アワード (SPA)とは
SPA は、ソーシャルプロダクツの普及・推進を通して、持続可能な社会を実現することを目的にした、日本で初めての、そして唯一の、ソーシャルプロダクツを表彰する制度です。
優れたソーシャルプロダクツの情報を生活者に広く提供するとともに、ソーシャルプロダクツを通して持続可能な社会づくりに取り組んでいる企業、団体を応援します。

◆展示販売会のご案内
場所:大丸東京店 9 階「イベントスペース」
〒100-6701 東京都千代田区丸の内 1-9-1
日時:2022 年 2 月 23 日(水)~2021 年 3 月 1 日(火)
10 時~20 時(営業時間は変更する場合があります。最新の情報は大丸東京店
ウェブサイトでご確認ください。)

 

ソーシャルプロダクツ・アワード について

背景
環境問題や貧困問題、食の安全・安心の問題など、さまざまな社会的課題を解決するには多くの生活者を巻き込むことが必要である。身近な商品やサービスに社会的価値や意味を組み込んだソーシャルプロダクツにはその可能性があるが、いかに普及していくかが課題となっている。
理念
「ソーシャルプロダクツを通して世界を変える」
目的
(1)優れたソーシャルプロダクツの情報を生活者に広く提供し、身も心も豊かなライフスタイルの実現を後押ししていくこと。
(2)ソーシャルプロダクツを通して持続可能な社会づくりに取り組んでいる企業、団体を応援すること。
(3)ソーシャルプロダクツの普及を通じて持続可能な社会を実現すること。

応募対象商品・サービス
以下の5点を全て満たすもの。
(1)何らかの社会的課題の解決に貢献する全ての商品・サービス
(食品、化粧品、アパレル、雑貨、住宅、家電、自動車、旅行、金融商品など、有形・無形を問わない)
(2)生活者が、商品・サービスの購入や利用を通して持続可能な社会づくりへの参加(人・環境・地域社会
への貢献)が可能であるもの。
(3)社会性と商品性(機能や品質、デザインなど)を兼ね備えたもの
(4)一般の生活者が購入および利用できるもの ※企業向け(B to B)のものは対象外
(5)2021年10月15日までに販売実績があり、2021年10月16日以降も継続して販売予定があるもの

審査のポイント
(1)社会性
生活者が商品・サービスを選択するにあたって、それらが持つ社会的課題の解決、持続可能な社会づくりへの貢献などは商品選択の重要な要素となるため、SPAでは、環境や人、地域社会に対する配慮である「社会性」を審査の対象とする。
①生活者が「持続可能な社会」づくりに関心をもつような啓発活動をしている。
②社会的課題の解決に向けた取り組みの実績がある。
③社会的課題の解決に対する取り組みが既存の枠にとらわれないユニークで先進的なものとなっている
(3)ストーリー
ソーシャルプロダクツは、何らかの形で社会的課題の解決に貢献するものである。それゆえ、商品やサービスの開発にあたっては、その商品ならではの開発背景や想いなどが産まれる。SPAでは、そうしたストーリーも審査の対象とする。

 

【福祉】令和3年度 生活援助従事者研修 閉講式

1/14(金)に、生活援助従事者研修の閉講式が行われ、スペシャリスト系列福祉2年次生14名が研修の全課程を修了いたしました。

今年度の研修では、広野町社会福祉協議会やいわき相双地区の介護職員の方々に講師を務めていただき、生活援助サービスに関する基本的な知識を学びました。また、広野町通所介護事業所「広桜荘」では、実習の機会を設けていただき、実際に高齢者の方と関わる中で、介護に関する技能や介護職員としての心構えについて学ぶことができました。

閉講式では、校長先生から一人ひとりに修了証明書が手渡され、長期間にわたる研修への労いの言葉をいただきました。また、受講生代表からは研修に関わっていただいた方々への感謝とこれからの学習に向けた意気込み等についてあいさつがありました。

 

【中学・高校】冬季休業明け集会(1/11)

 1月11日、冬季休業後集会が開かれ、ふたば未来学園中学校・高等学校の令和4年・2022年がスタートしました。

 校長先生からは、中高の各学年・年次ごとの目標が示され、また「桜が春に花を咲かせることができるのは、冬にしっかりと準備をして春に備えているから。来年度に向けて継続する努力は、いつか必ず花を咲かせることができる」という話をいただきました。

 その後、教務部長、生徒指導部長より、「卒業」「進級」「進路決定」をキーワードに、日々の生活を大事にしていくこと、新型コロナウイルスなど自分と家族、仲間の健康を大事にしていくこと等の講話がありました。

 今、何をすべきか、何ができるか、ふたば未来学園の新たな一年を生徒とともに歩んで参ります!

【中学校】中学1年藤東君が、環境大臣賞を受賞

 12月4日(土)、大熊町のlinkる大熊を会場に、環境省主催の、いっしょに考える「福島、その先の環境へ。」チャレンジアワード2021の授賞式が行われました。

 このアワードは、福島のこれからの環境で実現したいアイデアや思いについて、全国の中学生、高校生、大学生を対象に行われたものです。中学生、高校生、大学生それぞれの部門ごとに審査が実施された結果、本校から応募した中学1年の藤東佑和君が、見事最優秀賞(環境大臣賞)を受賞しました。おめでとうございます! なお、本校からの最優秀賞の受賞は2年連続となります。

 

 他にも本校からは、福島県知事賞に入賞した中学1年の早川征輝君、福島県教育委員会教育長賞に入賞した中学2年の鈴木里桜さんをはじめ7名の生徒が入賞しました。入賞者の三宅恵未さんは兵庫県から本校に入学し、バドミントン部に所属しています。式の後に参加した震災遺構のフィールドワークを通じて、双葉地域のためにも私はバドミントンの世界で頑張っていきたい!と力強く語ってくれました。

 なお、入賞者の作品は、環境省のHPからご覧頂けます(福島。この先の環境へ。で検索すると見つけやすいと思います)。ぜひご覧ください。

 最後に、当日の準備・運営などでお世話になった環境省と福島県の皆様、そしてすべての関係者の皆様、どうもありがとうございました。