ふたば未来学園の日々
【中学校】(3年)「東日本大震災・原子力災害伝承館」訪問(12/2)
12月2日(金)中学校3学年で、双葉町にある「東日本大震災・原子力災害伝承館」に訪問しました。
生徒たちは、展示を見たり係員の方の説明を聞いたりしながら、震災の恐ろしさ、原子力発電所の事故の原因やその後の対応など、当時の状況から現在に与える影響まで真剣に考えていました。
震災の被害にあった地域の方々の避難や現在の生活についても知ることができ、復興の道のりの険しさを考えていたようです。
施設訪問の後は学校に戻り、振り返りを行いました。
震災に備えて、自分たちに何ができるのか。震災が起きてしまったら何ができるのか。何ができなくなってしまうのか。どうしなければいけないのか。防災の視点だけでなく、震災のために生じてしまう、不正確な情報の拡散・情報格差の問題への理解、安定したエネルギー供給のためにできることなど、様々な視点で「震災と地域社会」について考えを深めていました。
【中学校】(2・3年スポーツ生)「スポーツ心理学」研修のようす(12/1)
会津大学准教授の沖和砂先生をお招きし、福島県スポーツ協会のスポーツ医事トレーニング事業「スポーツ心理学」について講義を受けました。
◎メンタルトレーニングとは?
◎難しく考えるのではなく、自分を知る、理解すること。そして他者を理解すること。
これがメンタルトレーニングにつながることを学び、新たな気づきを得た生徒が多かったようです。
◎講義が盛り上がったのは、「他者を理解しよう」のグループワークを行ったときです。
それぞれの競技の強みや課題を出し合っているときに、
「バドミントンの『ヘアピン』って何?」
「レスリングの『がぶり』ってどんなの?」
と、お互いの競技の技を身振り手振りで説明しながら、他競技・他者への理解を深めました。
【中学校】授業のようす(12/2)
本日、中学3年生は「東日本大震災・原子力災害伝承館(双葉郡双葉町)」で見学学習を行っています。
残された1・2年生も真剣に授業に取り組んでいます。
<1年1組>「理科」【マグマの性質と火山の形について】
<1年2組>「社会」【アメリカで農産物を大量に生産・輸出できるのはなぜか】
<2年>「体育」【バドミントン】
【中学校・高等学校】ジャズトランペッター・大野俊三さんが来校されました!(12/1)
過去に「グラミー賞」に2度輝き、世界を股にかけて活躍したトランペッター・大野俊三さんが本校を訪れました。大野さんは、東日本大震災直後から東北地方の被災地を訪問し、小・中・高等学校、避難所、仮設住宅等で交流コンサートを行っていらっしゃるそうです。
6・7校時の時間、中学生・高校生に向けてトランペットの素晴らしい音色を奏でてくださいました。
また、大野さん自身のこれまでの半生を振り返り、「希望は力なり」、「人生は最後に勝てば負けではない」といった力強いメッセージを伝えてくださいました。
高校生の髙橋衣織さんが御礼の言葉を述べ、中学生の伊藤素弓さんが花束を贈呈しました。
【高校:福祉】排泄介助の学習
介護職員初任者研修で排泄介助の実習を行いました。
以下は生徒の感想です。
オムツの実験では、思っていたよりも数倍多く尿を吸収することができると分かりました。夜間はより吸収力が必要なことに驚きました。オムツの中はゼリー状になっていて、吸収しても圧力が加わるとすぐ破れてしまうので紙おむつとの併用はコストがかかるけれど必要なことだと改めて感じました。
【中学校】中学生「税についての作文」で生徒3名が表彰されました!(12/1)
本日、福島県相双地方振興局長様と相馬税務署長様が来校され、中学生「税についての作文」で入賞した生徒3名に表彰状を授与しました。
・3年1組 山谷 剛瑠くん
【東北地区納税貯蓄組合連合会会長賞】
山谷くん:「税について深く考えることができました。」
・3年1組 中島 優空さん
【福島県相双地方振興局長賞】
中島さん:「今回の経験を通して、父の仕事のことについてよく知ることができました。」
・1年1組 庄谷 和晃くん
【相馬税務署長賞】
庄谷くん:「日本の現状や世界のことを知ることができました。」
作文への取組を通して、様々な視点を学ぶことができたようです。
【高校】教育相談だより
教育相談だよりを発行しました。
保護者の皆様にもご覧いただき、お子様との会話に役立てていただけましたら幸いです。
【中学校】授業のようす(11/30)
本日4校時、1年1組で七海先生が研修の一環として国語の授業を行いました。
竹取物語の「蓬莱の玉の枝」を題材に、物語の描写をもとにかぐや姫の心情を読み深める学習でした。
生徒たちは、真剣な表情で物語に向き合い、考えを深めていました。
【海外研修】ニュージーランド研修(最終日)
今回は、3月に行く中学校の研修旅行の先遣チームとして、高校1年生のメンバー9名によるニュージーランド研修を実施しました。研修全体を通して、今後の学校生活で大切にしたいと感じたのは以下のような点です。(引率者目線の感想です。今後、参加者による事後研修の中でもっと深い内容が議論される予定です。)
まず、自分が分からない時は分からないということをごまかさずに相手に伝えることです。分かり合おうとしているよ、という姿勢を相手に知ってもらうこと。一緒に過ごせる大切な時間が無駄にならないよう、相手の文化などについてあらかじめ調べておくことは必須です。
次に、自分が話すだけではなく聴き手への配慮を欠かさないことです。本校のこれまでの海外研修でも苦労してきたことはListeningです。「英語を話せる」ことばかりに集中しすぎて、相手の話を聞いていないようでは、意思「疎通」にはなりません。普段の授業から積極的傾聴を心がけていきたいものです。
そして最後に、一歩踏み出して、非日常を楽しもうとすること。そして相手の立場になって考えることが必要です。今回のように相手校を訪問する場合は、受け入れる側の立場で考えてみるとよいと思います。相手の方は、どのような相手と仲良くなりたい・話しかけたいと思うでしょうか。
今回の研修で学んだことを振り返り、中学生が分かるように伝えていくことになりますが、伝えるが最終目的ではありません。どのような「未来」を「創造」しようと思うのか。普段の生活の中でも、学びの成果を発揮して、学校や地域、世界で輝いてほしいと思います。そして、中学生の渡航団には交流のさらなる深化を期待します。
最後に、帰りの飛行機が1時間遅れたにも関わらず、無事帰ってこられましたのは、関係各位のご尽力の賜物です。また、夜間の帰着にもかかわらず、駅まで迎えに来ていただいた保護者の皆様にも深く感謝申し上げます。ありがとうございました。(渡航団一同)
【高校:福祉】入浴介助の学習
介護職員初任者研修で、入浴介助の実習を行いました。
以下は、生徒の感想です。
入浴介助では、授業で学習した移動の介助技術が生かされ、やりやすかったです。初めは不安定で滑ってしまったり、手順が分からなくなったりしていたけれど、回数を重ねるごとに安定していき自信が出てきました。実際の介助では浮力もあるのでよりやりやすいと聞き安心しました。