ふたば未来学園の日々

ふたば未来学園の日々

【中学校】今年度の哲学対話スタート!

 4月26日(火)に、今年度1回目となる道徳の授業が行われました。

これから哲学対話を実施していく上でのルールを確認し、それぞれの学級でコミュニティボールを作成しました。

中学校1年生は初めての哲学対話。みんなで円型に座り、お互いの話に耳を傾けました。

今回の問いは「死ぬまでに何をしたいか」でした。

「おいしいものをたくさん食べたい」「宇宙に行ってみたい」「今よりも幸せになっていたい」「死ぬまでに1度死んでみたい」等、それぞれが考えていることを思ったまま話している姿が印象的でした。

 

【中学・高校】ふたば未来学園の歌 手話バージョン【探究】

中学校1期生の中で、「手話を通してろうあ者理解への第一歩」をテーマに未来創造探究を行っている生徒がいます。

昨年度はその実践として本校校歌の手話バージョンを作成し、中学校生徒会総会や三島長陵校舎生徒・高校生との交流会で手話を通した発表を行いました。

 

多くの生徒からの要望もあり、この度、ふたば未来学園Youtubeチャンネルにて手話の動画を公開することとしました。以下、生徒からのメッセージになります。

 

 みなさん、こんにちは。ふたば未来学園高等学校1年の阿部一葉です 。

 私は幼い頃から、ろう者(耳の聞こえない方)と触れ合い、さまざまな場所でろう者や手話への偏見や差別を感じてきました。そんな自分の体験を生かし、中学生の時、校歌の手話に関する探究を行ってきました。校内の生徒に向けて、校歌の手話コーラスという形で手話を学び 、偏見を無くしていくという内容です。中学校の生徒会総会や三島長陵校舎との交流会を通じ、 全校生徒に体験してもらうことが出来ました。

 ですが私は、もっと沢山の人に、そして継続的に手話に触れて欲しいと思っています。また、生徒会総会の際に「いつでも見返せるようにしてほしい」 という声が多くありました。そこで今回、以前撮った校歌の手話の動画をYouTubeで公開することにしました。

 ふたば未来学園の現代的な校歌は、他の学校の校歌とは違い抽象的表現が多いです。手話に直す際はとても困りましたし、今でもこの解釈で良かったのか確信を持てません。ですが、様々な解釈を出来るところが、多様性を大切にするこの学校にふさわしい、素敵な校歌なのだと思います。

 高校生になりましたが、これからも手話に関する探究を続けて行きたいと考えています。校歌の手話に留まらず、新たな方法で手話を広げて行きたいです。

  

【中学校】オリエンテーション合宿

 4月19・20日に、中学校1学年はオリエンテーション合宿を実施しました。

コロナ禍により宿泊は叶いませんでしたが、1日目はいわき海浜自然の家、2日目は本校みらいシアターにて演劇ワークショップを行うことができました。

演劇ワークショップとはどのようなものか分からなかった生徒たちも、活動を行っていく中でその楽しさに触れ、自分を表現したり、周りの友達の良さを受け入れたりする姿が見られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NPO法人PAVLIC様より講師の先生をお招きして実施しました。本当にありがとうございました。

中学校1年生の次回の演劇ワークショップは5月13日を予定しています。

【高2探究】 未来創造探究 問い作り・先輩の発表見学

4月19日の高2年次探究
6校時目は先週のおさらい…
未来創造探究で創造する未来とは?
社会の未来でもあるし、自分の未来でもあることを確認し、

前回作製したマンダラートを押し広げ
主体的に取り組める探究テーマをマイキーワードを選ぶ作業をしました。

7校時目はマイキーワードから「問い」作りをしました。
わからないことを増やす、という行為は通常の授業と逆のことです。

良質な「問い」は自分も先生も誰も答えを知りません。
それこそ、探究する価値のあるものだとお話のあと、
生徒たちは関心のある分野で当たり前に思っていたことを改めて考え直しているようでした。

(問い作りはGWの宿題にもなっております)

4月26日の探究は高3年次の中間発表を聞きました。

【図書】京都トヨペット様図書寄贈式

 4月20日(水)に、京都トヨペット株式会社様からの図書寄贈式を図書室で行いました。

7年目となった今年は、小説の名著から哲学書、環境問題に関する専門書まで幅広いテーマの書籍の他、カラーバールルーペやブックエンドなどの読書備品を御寄贈いただきました。また、大型液晶モニターやヘッドフォン、DVDプレーヤー、再生コンポなども御寄贈いただき、図書室内でDVDも視聴できるようになりました。

 前年度はオンラインによる寄贈式を行いましたが、今年度は京都トヨペット株式会社代表取締役会長澤井孝之様がはるばる京都から来校され、図書寄贈の経緯や思いを生徒にお話いただきました。

 最後に図書委員長より、図書委員会全員のメッセージを載せた感謝状をお渡しました。

 

寄贈いただいた目録                   おしゃれなカラーバールルーペ

   

 

寄贈図書の一部と視聴覚機器

 

感謝状贈呈 高校図書委員長 小野寺 眞白 さん
      中学図書委員長  原 真彩 さん

 

 

図書委員会役員からの質問に答える澤井会長

 

記念撮影

【高校】3年生の決意 My resolutions

英語表現の授業では、トップアスリート系列の生徒たちが、三年生としての行動の目標や大会での目標、また、自分の進路に関する目標を英語で発表しました。

アスリートらしくハキハキとした発表で、三年生としての決意が感じられる発表会でした。今の決意を持って、部活と学習に頑張ってもらいたいと思います。

【高校】What is happening in Ukraine? ウクライナに関する発表会

高校3年次のコミュニケーション英語IIIの授業で、ウクライナ問題に関する発表会を行いました。各グループが自ら選択したテーマについて調べ、 プレゼンテーションを行い、 その後英語で活発な質疑と議論が行われました。

プレゼンテーションのテーマは、「ウクライナとロシアの歴史や文化の違い」「戦争が始まった原因」「生物兵器・化学兵器の概要とリスク」「 ロシア政府によるメディアコントロールの影響」「No Fly Zoneがなぜ設定されないか」「ブチャの市民殺害」「ロシア側とウクライナ側のものの見方の違い」「日本への影響」などが発表されました。

英語で質疑応答が交わされる中、メディアリテラシーに関する質問が出されました。ロシアはこれは戦争ではなくロシア系住民を保護するための特別軍事行動であると主張しておりロシア国内ではそうしたことを裏付ける報道が大々的になされています。それに対しウクライナ大部側ではロシアによる大義なき戦争であり市民に対する虐殺などが大きく報道されています。そんな中何度の情報が正しくて、どの情報が間違っているのかをどのようにして判断するのかという質問でした。それに対し複数の情報ソースを持つことやより多くの知識を持つ大切さがあげられました。

ウクライナ情勢が混迷を深める中、生徒たちの「 平和な世界の実現に向けて、思考し、考え続けようとする姿勢」 を感じ、今後の学習の方向性を考える意味でも大きな収穫のあった発表会でした。

【高校1年次】クラス開き!コミュニケーションWSを実施しました。4/12(火)

 

本校では、高校1年次「地域創造と人間生活」の授業で、生徒全員が演劇と出会います。

この日は、NPO法人PAVLICの講師に皆さんをお迎えして、クラス開きのためのコミュニケーションワークショップ(WS)を実施しました。

 

まだ授業も始まっておらず、入学してからクラスのみんなと顔を合わせるのがまだ3日目ということで、最初は緊張していたものの、WS講師の皆さんの雰囲気によって徐々に心も身体も解放されていきました。

生徒たちは言葉や身体を使って、楽しみながらコミュニケーションをとっていました。

放課後は、WSで初めて仲良くなった生徒同士、学校のあちこちで会話が弾んでいる様子が見られました。

生徒たちは、これから「演劇を通して地域の課題を知る」プログラムを通して、双葉郡バスツアーに参加し、地域の様々な大人と出会い、インタビューした内容を演劇にしていきます。

 

WS講師の皆さんには、これから演劇を通して半年近くお世話になります。

どうぞ、よろしくお願いします! 

【高2探究】未来創造探究スタート!

4月12日、高校2年次の未来創造探究がスタートしました。

6校時には1年次で行った「地域創造と人間生活」を振り返りながら、「未来創造探究」とは何をする学習なのか、という問いに取り組みます。

 

先生からは「課題解決よりも課題発見が大事」や
「未来創造探究の「未来」ってなんでしょう? 地域の未来?
 それはそうかも。でも自分の「未来」をも作れるかもしれません」
という言葉が投げかけられ、うなずく生徒もいました。

7校時には昨年学習したマインドマップを使って自分の興味関心の「マイ・キーワード」を出していき、それをマンダラートを使って探究テーマにまでおし広げる試みをしました。