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【中学校英語科】第2回相双地区中学校英語弁論大会
8月28日(水)に南相馬市小高区浮舟文化会館にて第2回相双地区中学校英語弁論大会に本校中学生3名が出場しました。5月の校内オーディションを経て、6月から練習を始め、夏休み中も熱心に練習に励みました。
ALTの先生からも太鼓判をいただいた素晴らしい発表を本番で披露することができ、以下のように3名とも入賞をすることができました。
【暗唱の部】
第1位 菊地結菜(3年) Changing the World(昨年度の第1回に引き続き2年連続の第1位受賞)
第5位 大内優空(2年) The Letter
【創作の部】
第4位 佐々木一慧(3年)To Try or To Regret
なお、1位を受賞した菊地さんは9月13日(金)に矢吹町文化センターで行われる県大会に出場します。
【海外研修】ニュージーランド研修(最終日)
今回は、3月に行く中学校の研修旅行の先遣チームとして、高校1年生のメンバー9名によるニュージーランド研修を実施しました。研修全体を通して、今後の学校生活で大切にしたいと感じたのは以下のような点です。(引率者目線の感想です。今後、参加者による事後研修の中でもっと深い内容が議論される予定です。)
まず、自分が分からない時は分からないということをごまかさずに相手に伝えることです。分かり合おうとしているよ、という姿勢を相手に知ってもらうこと。一緒に過ごせる大切な時間が無駄にならないよう、相手の文化などについてあらかじめ調べておくことは必須です。
次に、自分が話すだけではなく聴き手への配慮を欠かさないことです。本校のこれまでの海外研修でも苦労してきたことはListeningです。「英語を話せる」ことばかりに集中しすぎて、相手の話を聞いていないようでは、意思「疎通」にはなりません。普段の授業から積極的傾聴を心がけていきたいものです。
そして最後に、一歩踏み出して、非日常を楽しもうとすること。そして相手の立場になって考えることが必要です。今回のように相手校を訪問する場合は、受け入れる側の立場で考えてみるとよいと思います。相手の方は、どのような相手と仲良くなりたい・話しかけたいと思うでしょうか。
今回の研修で学んだことを振り返り、中学生が分かるように伝えていくことになりますが、伝えるが最終目的ではありません。どのような「未来」を「創造」しようと思うのか。普段の生活の中でも、学びの成果を発揮して、学校や地域、世界で輝いてほしいと思います。そして、中学生の渡航団には交流のさらなる深化を期待します。
最後に、帰りの飛行機が1時間遅れたにも関わらず、無事帰ってこられましたのは、関係各位のご尽力の賜物です。また、夜間の帰着にもかかわらず、駅まで迎えに来ていただいた保護者の皆様にも深く感謝申し上げます。ありがとうございました。(渡航団一同)
【海外研修】ニュージーランド研修(5日目)
本日は、いよいよ交流校であるBlockhouse Bay Intermediate校(以下BBI)との交流です。まず、到着するとBBIの生徒の皆さんが自分の教室に配属されることになっている本校生徒を迎えに来てくれました。
朝の登校時は、自分の当番(道路を渡る際の運転手への注意喚起など)をしたり、皆で身体を動かしたりして、その後授業に向かいます。
配属された教室では、まず自分たちの自己紹介などを行いました。その後、日本文化の紹介として、折り紙を用いたアイスブレイクなどを行いました。
次に、自分たちが用意してきたプレゼンテーションなどを行い、BBIの生徒の皆さんと議論をしました。BBIの皆さんは、興味を持って真剣に話を聞いてくれました。
休み時間になると、どの生徒も教室から出なければなりません。そのため、生徒は外で遊んだり、友人と話したりしながら過ごすことになります。本校生や引率も休み時間にバスケットボールを楽しみました。常設の部活動のようなものがないので、大変びっくりされたようです。
次に、どのクラスも外に出て、体育の授業になりました。体育の授業では、現地でよく行う鬼ごっこのようなゲームを行ったり、ドッジボールやクリケットのような競技を体験させてもらったりしました。どのクラスも大変盛り上がっていた様子でした。ルールがわからずにいると、優しく声をかけてくれる生徒が多く、「話す・聞く」以外にもコミュニケーションを始めるチャンスがあるのだと実感しました。
次に体育の授業が終わると、お昼休みの時間です。購買部のようなところで、軽い昼食を購入することができます。そこでお昼ご飯を購入し、自分のクラスの新しい友人と一緒に食べました。ちょうどお昼休みの時間は本校中学2年生のグローバルスタディの時間でした。Zoomで撮影している本校引率団の周りに人だかりができていきました。我先にと人だかりをかき分けて、一生懸命日本の学生とコミュニケーションをとろうとする姿勢には感銘を受けました。
午後の授業は、芸術(美術)に参加させていただきました。ニュージーランドの学校では、日本の小学校のように担任の先生がたいていの授業を行い、専科の先生が芸術を担当することが多いのだそうです。今回の芸術の授業は、先生が特別に我々のために開いてくださったものです。他の生徒たちは自分のクラスの授業に参加したため、本校生のみ美術棟に集まって授業を受けました。ニュージーランドの伝統的なアートが完成しました。
芸術の授業が終わると放課後です。最後に、校長先生にお会いし、2日分の感謝の言葉を述べて交流校を後にしました。
交流を行った後は、宿舎に戻り、翌日の班別自主研修の準備などをして過ごしました。
【海外研修】ニュージーランド研修(4日目)
本日はいよいよ交流校、Blockhouse Bay Intermediate校との交流です。
学校に到着して先生に挨拶をし、案内されたジムに向かうと、多くの学生が我々の来校を待っていてくれました。小さめの体育館に、本校のみらいシアターのようなロールバックチェアが備わったジムです。交流校の校長先生や教頭先生から英語とマオリ語で挨拶をいただいた後、生徒の皆さんが歓迎の歌と踊りを披露してくれました。
その後、学校を出発し、交流校の先生方の案内でオークランド市街地を散策しました。学校から、景色の美しい公園に行き、モーニングティーの時間です。(10時のおやつのようなものでしょうか。そして雨除けに学校のジャケットをお借りしました!)
その後、中心市街地へ移動し、スカイタワーの近くの建物に入りました。ニュージーランドといえば、オールブラックスのラグビーチーム。オールブラックスの活躍の歴史を称える展示を見せていただきました。中には、自分がチームの一員になって控室に入る体験をするコーナー、ゲームをするコーナー、相手チームとしてオールブラックスのハカパフォーマンスを見るコーナーなどがありました。
ラグビーの体験でお腹をすかせた後は、ビーチに移動して昼食をとりました。昼食の時間が日本時間で2校時目にあたるため、中学1年生のグローバルスタディの授業にZoom中継で参加しました。
中学生からの積極的な参加に、高校生も交流校の先生方も驚いている様子でした。その後学校に向かい、解散となりました。
交流初日が終わっただけでも、Blockhouse Bayの皆さんの温かいもてなしには、感謝してもしきれません。
生徒の皆さんの真剣なハカから感じる自分の故郷への誇りと情熱に感銘を受け、移動車の運転から、昼食・文化体験に至るすべてを綿密に計画してくださった先生方の温かさには、思い出すだけで涙が出そうです。
コロナ禍により、3年以上ぶりの対面国際交流であったとのことで、今回の訪問を大変喜んでくださいました。そしてこの絆をつないでいく気持ちがより固くなりました。近い未来、必ず日本のふたば未来を訪れてくれるとのこと。その時にふたば未来に在学している生徒や教職員、皆で最高のもてなしと交流をしたいと思います。皆さんならBlockhouse Bay Intermediateの皆さんをどちらに案内しますか?
明日は授業内交流の日です。日本文化や探究活動の話をしたり、一緒に通常授業に参加したりするそうです。
【海外研修】ニュージーランド研修(3日目)
ニュージーランドでの滞在も3日目になりました。
今朝はファームファミリーとお別れをし、交流校のあるAuckland(オークランド)に戻ります。バスでの移動が中心です。
道中、Waitomo Glowworm Cavesに立ち寄りました。現地の言葉でwaitomoは「水の流れ込む洞窟」という意味を持っているこの地の地名です。Glowは発光する、wormは虫の幼虫の姿を表す語です。ツチボタルという蛍は成虫の時期には餌を食べません(口がない)。餌を食べられる幼虫期にのみ、暗い鍾乳洞で餌をとります。幼虫は糸を垂らして発光し、釣りのように餌をとります。その発光の様子が大変美しく、鍾乳洞の散策と合わせて観光地になっています。
いよいよ明日は交流校のスタッフと対面です。夕食を済ませてホテルに到着し、今晩はプレゼンやデモンストレーションの準備をしています。
ファミリーとのお別れです。本当の家族のように接してくださいました。来春中学3年生が渡航するときにもお会いできるといいですね。
ワイトモ鍾乳洞です。一つの石灰石の層ができるのに何百年も何千年もかかります。
日本語のガイドさんもいらっしゃるようですが、自分たちから英語のガイドさんを指名。その鍾乳洞を発見した一族の子孫の方で、ユーモアがあり、大変わかりやすくていねいな説明でした。
鍾乳洞内は撮影を厳しく禁じられているので、wikipediaより。
ホテルに戻ってプレゼンの思案中です。
【海外研修】ニュージーランド研修(2日目)
2日目はそれぞれのファームステイ先で一日が始まりました。
どのチームもステイ先の動物と触れ合い、その後どのように1日を過ごすのかを決めたようです。
各チームとも日本からのお土産を持参し、その使い方などを英語で説明するなどして盛り上がったようです。
ニュージーランドのハミルトンというところには、Hamilton Gardensという有名な庭園があります。20世紀には廃棄物の処理や高速道路の開発に使われそうになった一帯に、ボランティアと地域住民が庭園を開設したのが始まりだと言われています。
そのHamilton Gardensで偶然、教員団と2チームが再開しました。Hamiltonエリアに近いところにファームステイをするなら、ここはおすすめのスポットのようです。
皆、積極的にコミュニケーションを図り、家族旅行のような雰囲気でファームステイを楽しんでいるようでした。今春渡航予定の中学生にも、いい助言ができることと思います。
飛行機で隣の席になった方と英語で話していた彼はファーム用の服(つなぎ)も持参したそうです。
広大なファームは東京ドームでどれくらいあったでしょうか。
みんな長靴で一緒にファームのお仕事です。
折り紙を一緒におりました。
マオリの踊りに使う「ポイ」のキーホルダーの作り方を教わったそうです。
Bridal Veil Fallsということは...
Bride(花嫁)さんのVeil(ベール)のようなきれいな滝!
Hamiltons Gardensは数えただけで18の庭園がありました。気づいたら3時間はたっていました。Picturesque Gardenという名の庭園もありましたが、どれもpicturesque(絵に描いたように美しい)でした。
【海外研修】ニュージーランド研修(1日目)
高校1年次生徒9名がニュージーランド研修に出発しました。
ふたば未来学園中学校の一般選抜生は、中学校3年生の修学旅行でニュージーランドを訪れることとなっています。また、今回渡航した生徒9名は、修学旅行の「先遣隊」として連携校との関係構築や訪問先検討等のミッションを果たすために、中学1年生の3月に訪問する予定で、事前研修を重ねていました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の蔓延によりすべての海外研修が実施できませんでした。
今年度は様々な学習活動が再開されつつあり、先遣隊として中学時代に選抜されたメンバーで3年越しの渡航を果たすこととなりました。学んだことや経験をこれからの学びにつなげていくことはもちろん、今年度に渡航を予定している中学3年生の交流が深まるよう、現地での活動を行ってきます。
※研修実施要項は末尾に記載しています
【一日目(11/1314)の報告】
いわき駅に集合しました。渡航メンバーのご家族の皆様や、先生方に見送られていわき駅を出発しました。中学時代の旧担任の先生にもビデオ通話で簡単に報告をしました。成田空港へ向かいます。
お見送りありがとうございました。
搭乗直前の集合写真
日本から10時間半程度かけてオークランド国際空港に到着しました。途中、気流の強いところがあり、機体が揺れる時間もありましたが、元気に到着しました。到着後、入国審査(AI)・検疫を通過し、現地ガイドの方と合流しました。
現地のスーパーで軽い昼食を購入し、サベージメモリアルパーク・オークランド博物館に向かいます。
オールブラックスが遠征に使ったバスに乗せていただきました!NZのバスは車内飲食禁止です。
ベーカリーでパンを購入。一つ5NZドル程度ですが、軽めの昼食と考えるとちょうどよい量でした。水は1本のペットボトルで買うと4ドルくらい、まとめ買いすると0.5~1ドル程度になるため、渡航チームでまとめ買いをしました。
福祉国家の礎を作ったニュージーランド元首相 Michael Joseph Savageの記念公園です。
博物館の近くで昼食をとりました。博物館の前の水の流れるモニュメントにはLest We Forgetとあったのが印象的です。
オークランド博物館。マオリの歴史が学べます。ニュージーランドでは先住民族への尊敬の気持ちが様々なところから感じられます。
博物館の見学後、ハミルトン方面に向かいました。
ファームステイのファミリーとの初対面です。各家庭が車で出迎えてくださり、3グループに分かれた渡航チームはファームステイに出発しました。
時差は日本プラス4時間です。健康に留意しながら、家族の一員としてファームステイを楽しんできてくれることと思います。
令和4年度グローカル人材育成事業「ニュージーランド研修」実施概要 1.趣旨 ふたば未来学園では、6年間の中高一貫教育として復興を担う人材育成はもとより、国際的に活躍できるグローバルリーダーの育成を目指し、総合的な学習の時間「未来創造学」、学校設定科目「グローバル・スタディ科」等で、地域課題解決のための探究活動を行い、福島の魅力を世界に発信することに取り組んでいる。同学習では、中学3年生で集大成として海外研修で福島を発信し、異文化の同世代に伝えていくための方法や内容を中学生自身が組み立てていく過程を通じて資質・能力を育成するとともに、海外の方との情報のギャップやグローバルコミュニケーション力等についての課題意識を、高校段階の学習に繋げていくことが想定されている。 2.派遣期間 令和4年11月13日(日)から11月20日(日) 8日間 3.訪問先 ニュージーランド・オークランド 4.参加人数 生徒 9名 5.研修内容 (1) 同世代の生徒との学校交流 (2)異文化生活体験ファームステイ・ホームステイ (3)異文化体験等学習プログラム
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