ふたば未来学園の日々

2016年9月の記事一覧

課題研究の授業で生徒が開発した商品の事業計画発表会をしました

 スペシャリスト系列の農業・商業を学ぶ2年次生は、4月から課題研究の授業で、生徒数名による「模擬会社」を作り、新商品の企画、事業計画、販売戦略の立案を学んできました。今回は、11月の仙台販売会に向けて、生徒自らが開発中の商品に関する事業計画のプレゼンテーションを行いました。当日は、企業やNPOの方々をゲストとしてお招きし、生徒たちの事業計画について、厳しいご指摘やアドバイスを頂戴する貴重な時間となりました。
 生徒たちは今後、この発表会で得られた意見を踏まえ、さらなる商品の開発を進め、11月の仙台の販売会、翌年2月の東京での販売会に臨む予定です。

<発表会の様子>
   
   
   

長野県上田高等学校生と交流しました

 スーパーグローバルハイスクールに指定されている長野県上田高等学校の2年生10名が来校しました。
 本校の南郷副校長から学校概要の説明後、丹野校長からSGH課題研究に取り組む高校生の共通点として、①自分たちの未来は自分で作っていること。②共通の価値(多様性、人権など)を見出し、協同しようとしていること。③世界とつながろうとしていること。を挙げていただきました。
 その後、本校生から授業で実施している探究活動の再生可能エネルギー探究班、スポーツと健康探究班、福祉と健康探究班の説明がありました。
 上田高校からは、学校概要の説明や台湾研修旅行、フィリピンスタディワーク、課題研究の『災害と地名の関連性』の発表があり、調査が細かいところまでされていることがわかり、今後の本校生の探究活動の参考となりました。
 交流会の最後には、自由にディスカッションする時間を設けられ、文化祭や修学旅行の話もありましたが、原発や原発の再稼動について意見を出し合う場面も見られ、有意義な時間となりました。

<活動の様子>

  
  

生活改善講話が行われました

 考査最終日の考査終了後、本校1・2年次生を対象に、相双教育事務所スクールソーシャルワーカーの井戸川あけみ先生を講師にお迎えし、「ひとつのいのち」という内容で、いのちや男女交際などについてお話していただきました。
 お忙しい中ご来校頂き、貴重なお話をしていただき、ありがとうございました。

<講話の様子>
   

World Electric Vehicle Challenge in SUGOに参加

 9月3日(土)~4日(日)、宮城県「スポーツランドSUGO」で行われた「World Electric Vehicle Challenge in SUGO」(電気自動車エコラン)に参加しました。
 この大会は、自作の電気自動車と支給されたバッテリーで、サーキットを何周できるかを競う競技です。
 本校スペシャリスト系列(工業)を選択している生徒が製作した車両でチャレンジしました。
 結果は、サーキットを4周走行し、41台中34位という結果でしたが、初参加としては健闘しました。
 来年度はさらに改良を重ねて、好成績を残したいと思います。

<練習の様子>
   
<大会の様子>
   
   

IEA-RETDワークショップに参加しました

 郡山市ホテルハマツでIEA-RETD(International Energy Agency-Renewable Energy Technology Deployment)ワークショップが開催されました。
 本校からは、再生可能エネルギー探究班で活動している生徒2名が参加して、フランス、ノルウェー、アイルランド、ドイツの再生可能エネルギー政策を聴きました。その後、「再生可能エネルギー活用による地域経済活性化の優良政策ケーススタディ」を聴き、今後の探究活動の大きなヒントにすることができました。
 再生可能エネルギー電力のガス化利用の成果が発表されました。ヨーロッパは、水素利用が進んでおり、計画も野心的でした。
 海外の研修者に遠藤健次くん(2年2組)が質問しました。
「原子力をなくして、電力は不足しないのか?」
「段階的に原子力発電を少なくしていくのと同時に、再生可能エネルギーの普及していくことにより、十分な電力を賄える試算がされています。」
との解答。変革者は自分たち、それをやるだけだという気持ちを強く持てた研修でした。